
新・黄色い部屋 犯人当て小説傑作選
福井健太、高木彬光、坂口安吾、土屋隆夫、江戸川乱歩、飛鳥高、佐野洋、菊村到、山村正夫、陳舜臣、笹沢左保/東京創元社
作品詳細ページへ戻る
総合評価
(1件)4.0
| 0 | ||
| 1 | ||
| 0 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
推理小説のなかでも「読者への挑戦」に特化した犯人当てアンソロジー。今後シリーズ化されるようなので楽しみが増えた。 【◯看破 △引き分け ×お手上げ】 ×高木彬光「妖婦の宿」 名作とは聞いていたが自分にはピンとこなかった 気づかない伏線があったのかな 〇坂口安吾「投手(ピッチャー)殺人事件」 イージー △土屋隆夫「民主主義殺人事件」 冒頭の横読みは気づいたが犯人を間違えた ×江戸川乱歩「文学クイズ「探偵小説」」 穴埋め問題。昔に流行ったらしいが目新しさがあった 〇飛鳥高「車中の人」 イージー ×佐野洋「土曜日に死んだ女」 部屋に、足が引っかかるほどのガス管が? ×菊村到「追悼パーティー」 動機の弱さも仕込みもしっくりこなかった 思惑通りに行っていたら、すぐに犯人は特定されそうだけど ×山村正夫「高原荘事件」 脚本仕立てのミステリーは面白いが内容が頭に入ってこなかった 〇陳舜臣「新・黄色い部屋」 ベリーイージー ×笹沢左保「愚かなる殺人者」 まずまず 著者名を見ても分かる通り、全体的に時代を感じさせるものが多かったので内容的には星3つ。 令和時代に犯人当てアンソロジーという趣旨には星4つ。
0投稿日: 2025.09.13
