Reader Store
機動戦士ガンダム 異世界宇宙世紀 二十四歳職業OL、転生先でキシリアやってます 下
機動戦士ガンダム 異世界宇宙世紀 二十四歳職業OL、転生先でキシリアやってます 下
築地俊彦、NOCO、矢立肇・富野由悠季/KADOKAWA
作品詳細ページへ戻る

総合評価

3件)
3.7
0
2
1
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    好き放題やり始めた。 ジークアスクがやらかしてくれたからね。 公式2次創作というかぶっちゃけ公式同人だったしな。 そしてオタクにラブコメは似合わないので爆発しろ。

    0
    投稿日: 2025.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    下巻はパワーダウンというか、上巻で衝撃を受けたのは緩和されちゃったから、新キャラでてこ入れしても、ちょっと惰性って感じがあったなあ。 まあ、エンディングはこれまでのキャラの言動からして妥当なので好みですが。 もしかして、これは作家の先生が言うところの 「キャラが勝手に動き出しちゃって、予定していたストーリーと変わっちゃいました」 の脳内シミュレーションだったのだろうか?とは思いましたw

    0
    投稿日: 2025.10.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    築地俊彦著『二十四歳職業OL、転生先でキシリアやってます 下』は、異世界転生という軽妙な設定の奥に、原典たる宇宙世紀の重層的な歴史観を巧みに織り込み、独自の緊張感を醸し出した意欲作である。平凡なOLがジオン公国の冷徹な女傑キシリアへと転生する物語は、一見するとパロディやコメディに寄った娯楽に見えるが、その実、運命を知る者だけが背負う孤独と選択の重みを鮮烈に描き出している。下巻では、上巻で撒かれた歴史改変の種が一気に芽吹き、主人公が自らの知識と信念を武器に、宇宙世紀という巨大な因果へ挑む姿が印象的だ。ガンダムという壮大な物語に対する深い愛情と、歴史を動かす意思を持つ者の覚悟が随所に滲み、笑いの裏に確かな苦味と気高さを感じさせる。原作ファンはもちろん、転生ものの枠を超えた人間ドラマとしても心に響く、豊饒かつ重厚な読後感を残す一冊である。

    0
    投稿日: 2025.09.14