似たようなタイトルの本知ってるなあと思ってたら続編でした。今のこの平和な時代がいかに幸せであるかを思い出させてくれる作品。

#本 #読書 #読了 #汐見夏衛 『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編 中学2年の夏休み前、転校先の学校で百合と出会い、「やっと見つけた」と自分でも意味不明な思いが込み上げてくる涼。 まっすぐで凛とした百合に涼はどんどん惹かれていく。

妻が最近はやりの小説を図書館でかりてきたので、ついでに読ませてもらった。 「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の続編。 前編の映画はかなりのヒット作の恋愛映画。 中学生の少女が第二次世界大戦にタイムスリップして、特攻隊の人と恋におちる。 戦争や特攻隊について興味をひかせるきっかけとしてとてもいいと思います。 本作は、現代に戻った少女のその後を描いていて、 同級生の「涼」と過去の傷をいやし、成長していく恋愛物語です。 感じたキーワード 　恩送り：受けた恩をその人に返すのではなく、他人に返すこと 　　　「涼」が恩を返せなくて苦しむ「百合」に対して、苦しみを解き放った言葉 　　　必要な時に必要な言葉を適切に伝えてくれた「百合」が心をうごかされる 40代のおっさんになってしまった私は、 他作品とかぶり、純真さがなくなったとショック。 　戦争ものは、「永遠のゼロ」に勝るものはない。 　「恩送り」は、アニメ「Re:ゼロ」神回 第1期第18話 レムとスバルの対話に勝るものなし。 他作と比較しないで純粋に本を読むのが良いです。

　「あの花の咲く丘でまた君と出会えたら」の続編。オーディブルで聴く。 　戦時中に出会ったあきらの生まれ変わりのりょうという青年と主人公の百合が、また恋に落ちるというお話し。 　生まれ変わりとは、実際にあるのだろうか？私はないと思う。人間は、似ている人はいても、絶対に同じ人はいないと思う。かなり、架空のお話しだが、聴き流すには面白かった。映画化されるそうなので、映画も観てみたい。

続編を姪っ子から借りました。 個人的には彰が生まれ変わって前世の記憶を持ったまま、現代に戻った百合と結ばれてほしかった。 百合が彰を好きなまま涼と結ばれること違和感も感じてしまい、もやもやが残りました。 ただあとがきにもあったように作者には作者の意図があったんだなと思いました。