
総合評価
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powered by ブクログ羊に食われる、という表現と、その描写に合致感が感じられず、じゃあどのようになって、そのようになったのか月イマイチわからなかった。
0投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんとなく途中から最後が予想できたが、最後の最後で座敷童子で済まされて少し残念だった ただ文章は読みやすくスイスイと読ませてもらった
0投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログ村の守り神であるおひつじ様について その謎のつくりと仕掛け 視覚的な驚異にこだわるあまり 人の内面が疎かになり じわじわと締めつけられるような 心理的な怖さがなかった。 過去の出来事と重ね合わせながら 物語がすすむため、どうしても 同じようなことの繰り返しになってしまい 核心に辿り着くまでに間延びして 不気味な世界を楽しむというより ただ文字を追うだけになってしまった…
2投稿日: 2025.10.29
powered by ブクログ呪われた村で起こるホラーミステリー 少女達は呪われた村で力を合わせて戦う 最後まで誰が味方なのか分からないまま、クライマックスまで突き進む 非常にストーリーが練られた作品で、単なるホラーに止まらない面白さが詰まっていた 衰退していく村で、大人達は神頼みしかせず、子供達を生贄にしていく 物語はリアルでは無いのだが、大人の醜さと子供の純粋さを巧みに描いていてスッキリする作品だった
0投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログAmazonの紹介より 『世界でいちばん透きとおった物語』著者による二度読み必至ホラーミステリ 「十二年後、次の祭りの日に、ここでまた集まろうよ。みんなで」 山に囲まれた早蕨部村で12歳を迎える6人の少女たちは、未年にのみ行われる祭りの巫女に任命される。それは繁栄と災厄をもたらす「おひつじ様」を迎えるため、村の有力者たちが代々守ってきた慣習だった。祭りの日、彼女たちは慣習に隠された本当の意味を知る――。そして12年後、24歳になった彼女たちは、村の習わしを壊すというかつての約束を果たすため、村に集う。脈々と受け継がれた村の恐るべき慣習と、少女たちの運命が交錯する中、山で異様な死体が発見される。 あなたは、真実に気づくことができるか。衝撃のホラーミステリが幕を開ける! 『世界でいちばん透きとおった物語』を書いた杉井さんが今度はホラー小説ということで、どんな作品かきになったので、読んでみました。 24歳になり、故郷に帰って騒動に巻き込まれる現在パートと12歳での祭りの模様が描かれている過去パートを行き来しながら、じわりじわりと迫ってくる恐怖は、不気味さも相まって楽しめました。 なぜ、未年に生まれた女子だけが祭りの儀式をするのか?男子が全然いないのか?村での習わしを読み解くにつれて、恐怖感が増していきました。12歳の少女にしてみれば、たまったもんじゃないと歴史を知るにつれて、戦いを挑もうとしていくのですが、まぁ得体のしれない存在の怖いこと、怖いこと。その描写は不気味で恐かったです。 その一方、現在パートでは、再び集まった瞬間、また新たな事件が発生します。身元不明の遺体、それが後になってとんでもない真相が隠れているのですが、それにしても長いなと思ってしまいました。 じっくりと過去と現在を行き来しているのですが、ページが多い分、メインイベントまでの道のりが丁寧に描かれているため、その分長く感じてしまいました。 過去では儀式の模様、現在では事の真相が最後に明らかになるのですが、なんとなく想像がついたかなと思いました。 綾辻さんの「Another」や小野不由美さんの「屍鬼」といったものが読んでいて、ちらついたのですが、その作品と比較すると、ホラーとしてはあっさり感があって、読みやすい一方で、長く感じてしまったが故の丁寧さが、なんとも恐怖感がそんなに感じなくなってしまった印象がありました。 最初は気付きませんでしたが、二度読みすると、色んな違和感があり楽しめました。 ホラー要素がありながらも、切ない友情物語としても読むことができ、複雑な気持ちになりました。
10投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログ初読みの作家さん。 SFホラー。ちょっと、この手のお話しは個人的に肌に合わない感じです。間延び感もあり、ラストもいまいちでした。
45投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと真っ暗な曇り空のような重苦しい雰囲気。明るいところがないのは、あまり気持ちが振り回されなくて良いかもしれない。最初本格推理小説と思って読み始めて、そうじゃなくてホラーで、でも犯人も確かにいて…これはすごくネタバレなのですが、 綾辻先生のAnotherってことですよね?うーん、怖いのは怖いんだけど、あともう一つ何か欲しかった。とっても雰囲気があった小説なので、閉じた世界観は嫌いではないのだけれど。多分Anotherを知らなければ、興奮するほど楽しめたと思う。
11投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おひつじ様の正体は結構序盤で(名前とか)察しがつくんだけど、察しがつく分、数の矛盾にはまったく気づかなくて、あとで言われて気づいた。そして過去編での語り手のモノローグが読み終わった後に見返すと、祥子ちゃんへの嫉妬が見えるのがいい。個人的に赤子を生け贄に差し出すこの村の風習が悪なのは当然として、よく分からないままある日いきなり村が不景気になって職を奪われた人はいるんだろうな……って思うと、なんか居たたまれなくなる。いや、無自覚でも血の上に恩恵を受けていたら報いを受けたんだけど。
0投稿日: 2025.10.02
powered by ブクログ綾辻行人の「Another」を思い起こさせる青春ホラーミステリー。装画も遠田志帆さんと、似た雰囲気を持っている。12年を隔てた2つの時代が同時進行し、クライマックスで交錯する構成が面白く「世界でいちばん透きとおった物語」とはまた違った作風を楽しめた。硬派なラノベといった感じの文章も読み易く、これからも注目していきたい作家さん。
10投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログうーん…★2.5くらいかな… あらすじや雰囲気は好みなんだけど正直あんまりだったかな。 過去と現在を行き来する形で事の真相に近づいていく。 謎が深まる前はわからないことの方が多いのはどの作品でも当たり前ではあるんだけど、それを踏まえても尚、友達といるのに自分だけ知らない話をされてるかのような置いてけぼり感が強かったように感じた… そしてホラーミステリとのことらしいが個人的にホラー感はほぼゼロ。確かに閉鎖的で前時代的な村で不気味で怪しすぎる祭りをするという状況設定はホラーだけど、ではホラー小説かと言われるとかなり微妙……少女達の儚くも切ない友情物語という方がしっくりくるかな。 少し期待していただけに肩透かしを食らったような気持ちだけど、つまらなかったわけではないし叙述トリックは面白かった。 もう一度読めばきっとまた違った面白さを発見できそう。 再読するかどうかはさておき^^;
0投稿日: 2025.09.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1991年と2003年の未年。どこからどう見ても怪しい羊を信仰する祭を行う村を舞台に物語は進む。 羊を殺すという約束を果たしに12年ぶりに故郷の村へ帰ってきた5人の少女と残って待っていた少女。彼女達が村で繰り広げる羊、そして村自体との戦いは、スリリングであり、夢中で先の展開を追っていた。 別作品で申し訳ないが、少し似た要素があったので、中学生の頃に読んだAnotherを思い出した。いずれにせよ、非常に面白かった。
0投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ最近は読書をサボっていたので久しぶりに何か読もうかと本屋を物色。 装丁に惹かれて衝動買い。 いや〜良かった! 作品の雰囲気が自分好みだったのもあり満足いく内容でした! また良い出会いを求めて本屋を覗きます。
1投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ過去作で大きなインパクトを杉井さんの作品ということで注目されていたため、本作を手に取りました。物語の雰囲気はとても好みだっただけに、お話のオチが途中で読めてしまったため少し評価は落ちたかなと思います。 本作の「神様に供物を捧げる風習を持つ村」、「6人の同窓生が集まる」という2つの設定は個人的にはとても好みだったと思います。デスゲーム的な展開を期待することもできれば、6人が協力して戦う的な展開も想像できたため読んでる途中はすごく想像力が掻き立てられて楽しかったかなと思います。ただ、オチが少し弱いというか、「そこが伏線?」というような感想を抱いたので、評価が少し落ちる結果となりました。
52投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ12年毎に山から降りて災禍と祝福をもたらすお羊様。残忍な描写と因習村あるあるの胸糞村人達 そんな中でも輝きを放つ未年生まれの少女達を見ていると眩しすぎるぅぅぅー⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝ 過去と現在を行き来するように物語が進み。徐々に明かされていく、村に伝わる儀式とお羊様の正体 結末はそこまで驚きは無いにしても、読み終えた後に、もう一度、冒頭を読み返すとなんとも言えない気持ちになってくる。
11投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
現在と過去とで物語が進んでいく。12年前の祭事で何が起こったのかの村ホラー的なお話でした。おひつじさまってなんなの。何が起こったのと気になって読む手が止まりませんでした。所々に違和感を感じてラストにそうかと。少女たちの覚悟に脱帽。ラストは物悲し着持ちでいっぱいでした。
3投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログある田舎に纏わる因習ホラー。 長編で読み応えも充実。 12歳と24歳での視点でそれぞれ話が進んでいき、徐々に村の祭事が明らかになっていくストーリーで続きが気になり一気読みであった。
1投稿日: 2025.09.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すきとおった物語で読者の度肝を抜いた杉井光が、まさかのホラーミステリを! しかも小野不由美みがあふれているという! いやぁ、面白くて一気読み。でも一気読みすると気付けないで歯噛みしちゃうねきっと。 1991年と2003年の神事が交互に描かれる。12年ごとの未の年に未年の12歳の少女たちが行うおひつじ様の祭り。その異様さと不気味さと美しさ。 12年前に何があったのか。そして12年後、何が起ころうとしているのか。 ネタバレ厳禁なので書かないけど、自分の中の「違和感への感性」を信じて正解。
5投稿日: 2025.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホラーとしては2点 ミステリとしては1点 帯から察せられる通り叙述物なんだけど 伏線が作者の匙加減次第だし、気付いてもだから何って思う 上手いこと真相と絡み合っていない 自分の思いついたアイデア一点勝負してる作品と感じました
1投稿日: 2025.08.31
