
総合評価
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powered by ブクログこんなサービスが本当にあったらいいなと思うサービス!他の生物に変わって現れることで、逆に嫌なものを見たり感じたりする人もいるかなと思ったが、それぞれ最後に心残りなく人生の終止符を打つ人が多く良かった。ベテラン係員は意外な人だった。色んな人が少しずつ関わっていたが、訳わからなくなったので、前のページに戻りながら関係図を作ってみてやっと関わりがわかった。
7投稿日: 2025.11.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった!葬式やふと外を見たら鳥や蝶々が意味ありげにそこに居て、「あれは亡くなった〇〇さんじゃない?」があった!冥土レンタルサービス。生前の得をどれだけ積んだかでポイントの大小があって、それによって借りられる生き物のグレードが変わる。めっちゃあって欲しいシステム!自分だったら何に姿変えるかなぁと思ってしまった。短編連作だが繋がりも楽しく、読んで良かった。
6投稿日: 2025.11.15
powered by ブクログ藤崎翔さんのお梅が面白く、こちらも面白そうだったので読みました。色んな人の人生があって、それが何気に繋がっていて、楽しく読めました。
0投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本を読んでから、誰かが亡くなった四十九日以内でもないし、お盆以外でも害虫でも殺せなくなりましたw(極力追い払うように…) 最初は各々独立した話かと思ったら、亡くなった魂がバーコードだったりQRコードだったり、時代を前後しながら実は微妙に繋がっていて、特に受付の女の子のような男の子だと思われた意味、お父さんを待っていたというのは…涙 死ぬことが少し怖くなくなったのと、少しでも良い動物(昆虫よりは良いかな!?)で帰ってこれるよう徳を積んでおこうと日々あれこれやっていますw
0投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログお梅ちゃん同様、面白く最後まで楽しく読めた。 わたしも色んな種類を選べてレンタル出来るように 今から徳を積んどこうっと!!
0投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ面白い!買ってその日に読んでしまった。独立した話だと思ってたら、全部繋がってたんだなぁ。 うちの猫もよぼよぼになってきたので、このサービスが本当にあって、いつか来るそのときには会いに来て欲しいな。でも夫は虫が嫌いだから殺虫剤ふりまくなw あと自分のときのために徳を積んでポイント溜めとかないと…!!
0投稿日: 2025.10.22
powered by ブクログ死後に好きな生物の体を借りて49日までの期間現世に戻れるサービスがある。魂となった者達が、生前心残りな事を虫や猫などになり見に行く… 真相を知らなくて幸せだった魂、知りたくなかった事実を見てしまった魂。色々な事例がありましたが、どこかでそれが繋がって、ラスト全てまとまった読了感は爽快でした。
6投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログ確かに、鳥、カエル、トンボ、蝶々などが、「もしかしたら〇〇の生まれ変わりかも?」と感じる体験をすることがあります。そっと見守ってくれているような気配というか不思議な感覚。 冥土レンタルサービスは、亡くなった人が四十九日までの間に希望する生き物の体を借りて、会いたい人の近くや行きたい場所に行けるというシステムになっています。 魂がQRコードになっていて、スタッフのタブレット操作で虫や鳥に変身し希望の場所に移動できるのが現代風で面白いです。 生前の行いに応じてポイントが与えられ、ポイントに応じて選べる生き物もランク付けされています。自分は何ポイントもらえるかなあ・・・と考えてしまいました。 藤崎翔さんのお話は、面白いだけでなく最後にウルウルする場面がありますね(「こんにちは刑事ちゃん」や「お梅は呪いたい」など)。今回も笑いと涙で満足の読了でした。
24投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログ「なんだか笑えて非現実的なものが読みたいな」と思い、本屋さんで探していたところ、ふと視界に入ってきた一冊。「あのチョウチョ、あの人の生まれ変わりかな?」とか、一度は話したことあるけど、本当にこんな風に生まれ変わって会いにきてくれていたらいいな。生きていた頃に徳を積んでポイントを稼ぎ、そのポイントでいろんな生物をレンタルできるシステムもまた面白い!登場人物が繋がっていて、最後「そういうことだったのね」とスッキリ。クスッと笑える部分もありつつ、ほっこり温かいお話。
8投稿日: 2025.09.30
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お梅ちゃんの方が面白かったな〜と感じるのは、あちらは主人公に思い入れができるからなんだろうなと思う。冥土レンタルサービスは、フォーカスする人が何人もいるので、感情移入とはいかない感じで。 しかし、なんでバーコードの人とQRコードの人がいるのかな?と疑問に思ってからは時系列に何かあるな?!と疑い始めるのだけれども、登場人物が思いの外多くて誰とだれがつながってたのか頭の整理が追いつかず…再読してみるかな?
1投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログユーモアと突飛な発想力に感服しちゃう!現世に戻ってやり残したことができる? #冥土レンタルサービス ■あらすじ 亡くなった後、好きな生物の体を借りて少しだけ現世に戻れるという「冥土レンタルサービス」 最後にやり残したことができるというサービスなのだが、生前の徳によるポイント制であり、犬や猫など人気の生物は高いポイントが必要なのだ。しかもレンタル中に事故にあうとポイントが下がってしまうという… あなたならどんな生物になって、何をやりたいですか? ■きっと読みたくなるレビュー どんな設定やねん! 藤崎先生の相変わらずの発想力に感服ですね~、今回も爆笑させていただきました。 お葬式でチョウチョが飛んでたりすると、亡くなった人が戻ってきたんじゃない? と思ったりしますよね。実はそれは本当にあり、生物の体をレンタルして生前に戻れるというファンタジック? な物語です。 様々な人たちが亡くなって冥土の世界にやってくる。もし生前に戻れるなら、家族の顔を見ておきたいというのが普通と思いきや、みんなそれぞれ希望が違うってのが興味深い。 それぞれ人間性やら行動がバラエティに富んでておもろいんすよ。イチ推しなのはヤモリの身体をレンタルした富岡慧介ですね、ちょっと気持ちわかるなー。生前の人生の一編と同じく、思い通りいったり行かなかったりして、ウィットに富んでて大好きです。 ストーリーとして推したいのは、最後の古畑明の物語。これそのまま「世にも奇妙な物語」のネタになりそうですね。冥土レンタルサービスという設定ならではのプロットだし、友情もの、家族ドラマとしてほっこりさせられる素敵なお話でした。 今回も楽しませていただきましたね~。藤崎先生の小説でありがちなんですが、昭和や平成初期ネタがちりばめられてるです。テレ東のテレビチャンピオンだったり、Windows95、工藤静香の踊りだったり、ずっとニヤニヤが止まらりませんでした。 ユーモアに溢れ、突飛な発想がずば抜けてる一冊ですね、面白かったですっ ■ぜっさん推しポイント 本作のメインの読みどころは人間模様。人それぞれ色々な価値観があって、不思議でもあり、興味深かったなー。 もちろん実際にはこんなサービスはありませんが、ただ人生は一度きりであるのは現実です。思い残すことなく、悔いなく生きるってのは大事なことですよね。
111投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ20250831 読了 お梅ちゃん1作目に続き読んでみた。 初めのうちは、何度もレンタル時の説明が出て来るので斜め読みし、物語に入り込めなかったけど、最後まで読んでみて、やっぱり良い話だったなぁーと、評価は☆5に変わった。 まず、色々な登場人物の繋がりや伏線回収が気持ちよくてラストのハッピーエンドな展開も好みだった。 お梅ちゃん2作目も読みたい。
1投稿日: 2025.09.07
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藤崎翔氏の本は何冊か読んだけれど、彼の文章は読みやすく 彼らしさがあっていい。 お梅シリーズと、同じニュアンスのこちらのストーリー。それぞれのストーリーが大きな流れで繋がっていて 楽しめた。 古畑先生を嫌な人だなと思い読んでいたけれど最後にはキチンと回収されていて、とてもスッキリした。 時代によって、バーコードからQRコードに変わってる所も細かくていい。 もし私にポイントがあるなら、何になるだろう。 どこに行くのだろうと思ってみたけど、その時にならないとわからないな。 ブラッシュアップライフみたいに人生は徳を積む事が大事だなと思った。
0投稿日: 2025.09.07
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まず、こんな設定があるのか!と第一章で思いました。その後の章もレンタルサービスの説明がくどいところはあったのですが、一人称で書かれている以上仕方のないことなのかと妙に納得しました。 話は順序不同に掲載されていて、話がつながっていく様子も面白かったです。話の中に出てくる小道具?(QRとバーコードとか)に時代を表すものが入っているのもヒントになります。また私自身作者と同年代のため、時代あるあるが良くわかり、クスッときました。最後もハッピーに終わって良かった!!
1投稿日: 2025.09.02
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比較的限られた範囲の舞台のなか、作り込まれた設定で筆者お得意の伏線が散りばめられた連作短編集。魂がQRコードだったり三段バーコードだったりするところから時間軸がバラバラなことがみて取れて、それぞれの登場人物がどのように関わっていくのかが段々と明らかになっていく楽しみがあります。バーコードより前はどうやってたんだろうとか、自分が死んだら何ポイントくらいになるのかなと思わずにはいられない、楽しく気軽に読める小説です
0投稿日: 2025.08.31
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人は死ぬとバーコードだけの「お魂様」になって冥土に向かい、生きている間に積んだ徳のポイントに応じてさまざまな生物に形を変えて現世に戻れる、という話 確かにお葬式とか法事とかお盆のときに、蝶々が飛んできたりして「もしかしたらあの人の生まれ変わりかも」なんていう話は聞いたことがある。 96歳で大往生した人、16歳であっけなく死んだ人、産まれたばかりの我が子の前でうっかりミスで死んだ人… さまざまな「お魂様」が自分のポイントに一喜一憂しながら現世に戻る短編集。最後の話が良くてホロっと泣いた。私なら何になるかな やっぱり鳥とか蝶々とか飛べるのがいいな。 登山家がヤモリになって東京タワーを登ったり降りたりする話は、最後に自宅で奥さんに会わなかったわけにじーんときた。 人生いろいろだなあと思う。
4投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ生きていた時の行いがポイントになり、亡くなった後、そのポイントで生物の体を借りて、現世に少しだけ戻れるという発想が素敵だと思いませんか? 連作になっているので、あの人とこの人がこんな風に繋がっていたのかとか、その後、こうなったのかとか、楽しくて感動的で読後感が良かったです。
18投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログ死んでも見たい会いたいその願い、死んでも叶えます!!の帯で勝手に感動小説と思って読み始めたが、あれ?笑っちゃう…なんか違う…これギャグ?… だが、最後の章で伏線回収、涙が止まらなくなるほど感動してしまった。冥土レンタルサービス…信じちゃいそうな自分がいる。
0投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ文句なしの面白さでした。冥土の係員さん方も人間味があって、どこか和みました。私は死後、どんな生物になれるでしょうか。本作は、笑えたり涙腺が緩んだりと、感情が本当に忙しかったです。流石、藤崎先生。次作も期待しています。
2投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ死後に生物の体を借りて少しだけ現世に戻れる「冥土レンタルサービス」 あなたならどの生物をレンタルしますか? 藤崎作品の中で1番好きかも 主に家事の合間や仕事の休憩時間に読んでたんだけどめっちゃ息抜きになったし、ユーモアあり、感動ありで楽しめた! 私だったらどんな生き物になろうかな?と想像してみたり、虫を見たら「もしかして…?」と思ったりなど想像が膨らむのもまた楽しい!
9投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ藤崎さんの小説は安定して面白い。 死後に現世に戻る、前世での徳によってポイントが決まる…とこの辺りまでは世にも奇妙な物語とかであるようなシステム。 そこにさらに動物ごとのポイントややり直し、事故によるマイナスポイントなどの基本システムが重なることで独自性が生まれる。 係員のバックグラウンドや登場人物たちの関係性が徐々に明らかになっていったりするのも面白かった。
3投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ藤崎さんにまたやられた!不意打ちは泣けるんよ。 システムもそのシステムを使った時代の違いの表現も空気感も全てが上手くてやっぱり天才じゃないかと思う。ちょっと戻って確認して、別の角度からまた戻って確認して。あの伏線がこれであれがそれで。 連鎖短編であり長編みたいな…先祖があり自分がある。人がいて隣人がいて世界がある。縦横繋がりが見えるとするならきっとこんな感じに見えるんだろう。 ひとりの人生が短編ならば全ては繋がった長編だなんて、藤崎先生カッコよすぎやしませんか?
3投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ近づいてきた虫や動物をみて「あの虫、母かもしれない」とか「〇〇の生まれ変わり」かもしれないと思う、あの現象。 その舞台裏は実はこんな感じかもしれない。 亡くなった49日間の間なら虫や動物の体を借りて会いたい人に会いに行ったり、行きたいところに行ったりできる(ただしルールあり)冥土レンタルサービス。 今日も1つのQRコード…じゃなかった、魂がやってくる。 というお話。 作者らしいコミカルな内容でどこか残酷な事実もあり、どこか優しさも感じる内容。 死んだ人も苦労してるなぁという感じで、死んだ人の冒険物語でもあるという不思議な内容。 自分の大切な人が亡くなったからこそわかる、ふと寄ってきた虫に母親かもしれないと思うと潰せなくなったり、いや、でもゴキブリや蚊は潰すなという共感がある上で面白いくらいわかるわぁという感じになれる作品です。 各章、時系列がバラバラなのですが、確実に死者同士や登場人物間に繋がりがあったりするのですが、この辺りも最後に回収されるし、最後の1行を読んでホッとしました。 私の母も亡くなったあとは鳥になって自由に空を飛んでくれていたらいいなと思いました。
3投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全部丸っと繋がる。 あ、あの人またいる! あれ?この人?あれじゃん! みたいな、面白さ。 面白あり。 感動あり。 とにかく読みやすい。 分かりやすくて。 学術新書とかの次に読んだらピッタリ☆ 因みに。。。 最後、私は何になるかな。 ヤモリ悪くないな…って思った。 できれば、100ポイントくらいは摘んでおきたい。
0投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ上手くいったり、いかなかったり、勘違いだったり?笑。お魂様の奮闘に手に汗握る展開!?笑 四角だったり三本だったり、あの人が!あの時の!?と点と点が線になり、最後は私の頬を伝ったよ(泣) 現世は徳を積んでポイントたくさん積み上げよーっと笑笑笑
2投稿日: 2025.08.15
