
総合評価
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powered by ブクログ勝手に新作と間違えていましたが、文庫化して装丁が変わっていただけでした。 再読になったわけですが、面白いよねーw おじいちゃんおばあちゃんの野次馬バリケードで、またウケてしまいました。 ボクダンとエリザベスのダンナさんがチェスをするシーンも最高です!
29投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログストーリーが思いの外重かった。え?そんなことしなくても?っていうのもあえり、なんとなくモヤモヤっとする。そして思ってたより壮大(?)。訳のせいか元々の文章がそうなのか?本当ストーリーを追っていく感じ。ボリュームはあるけどさらっと読めます。
5投稿日: 2025.11.09
powered by ブクログいわゆる超高級老人ホーム住む好奇心旺盛な高齢者達が、身近で起きた殺人事件の推理を老後の趣味として楽しむ、というお話。舞台はイギリス。 おじいちゃん、おばあちゃんの行動力が半端ない。 社会を回す責任からリタイアした老人達には、怖いものが全然なく、知りたいことや興味を深掘りするために、平気で嘘もつくし法律も破る。 こんな人達が身近にいたら物凄く大変だろうけど、小説で読む分には大変楽しかった。 登場人物が多くて名前を照合するのは少し大変だった。
6投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログ#木曜殺人クラブ 表紙やタイトルの雰囲気から、もっと牧歌的な内容を予想していた。可愛らしいおばあちゃんたちが「あらあらあら」とか言いながら事件を解決するのかと思っていたら、意外にもかなり本格ミステリ。元労働運動家や元秘密工作員?の主人公たちが折り重なった複雑な事件を解決していくよ。 #読書好きな人と繋がりたい #ミステリの秋2025
6投稿日: 2025.11.06
powered by ブクログ設定はなかなかにいいのに、流れが駄目だったなぁ。 あっちこっちに飛んで、伏線が!!って感じじゃなく、とりあえず終わった、って感じ。 キャラは大好きだった。
0投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 映像化されていたので、期待して読んだけどそれを裏切らない面白さ。 たぶん、シーンを短く区切って進めるので冗長的にならないし、隙間は勝手に読者のほうで勝手に補完できるような構成になっていたからだと思う。 売れる小説スタイルとしてシーンを短く区切るというのが今の流行りのスタイルなんだろうか? 読者を飽きさせない工夫として使われている気がする。 あらすじでは死人の数は一人しかわからなかったが、本書では3つの死が絡み、それぞれ犯人がいる。 トニー・カランの死 犯人はボグダン。この謎を最後まで引っ張り、作中でも真相に辿り着きながらも指摘せずに終わるというなんとも引っ張られる筋立て。 動機は友人をトニーが殺したから。トニーが殺した男の死体の始末に運転手として友人が付き添ったら、口封じにまとめて殺されたので、その復讐にジムの経営者であるスティーヴとトニーの仲間のジャンニを殺して、トニーから金を奪って逃げるという。ちょっとややこしかった。 イアン・ヴェンサムの死 犯人はペニーの夫のジョン。動機はペニーが昔殺した男の遺体が墓地に埋まっているので、墓地を動かすわけにはいかなかったから。 フェンタニルの過剰摂取による死なので、あの場にいて、フェンタニルを用意できて、動機がある奴が犯人ということになるので、カレンや神父が容疑者から消えていき、最後に残ったのがジョンとなる。 消去法で犯人を絞り込むのはあまり好きじゃない。そこに辿り着くまで各キャラの事情を把握しなければいけないので、できればその前にヒントがあったらなあと思う。 墓地の男の死 犯人はペニー。これが冒頭、エリザベスがジョイスに尋ねた事件の話で、ここと繋がるのか!となって面白かった。 エリザベスがいつまで夫のスティーヴンといられるのかと怯えたり、自身の老いを自覚したりするので、全編その老いが辛かったけれど、人間ドラマに深みが出ていて良かった。 ジョイス自体は裕福では無いけれど娘のジョアンナが裕福でジョアンナの会社が施設を買い取るという流れが結構爽快感があって良かった。 ロンも息子がリッチだから施設に入れた組なんだろうな。 エリザベスは結局何者か?警察ではなく、MI6勤めだったんだろうなと思う。ペニーとはどこで知り合ったんだろう。 面白かったのでシリーズをこれからも追いたい。 アクションバトルモノではない作品でキャラが老いで死ぬかもとハラハラするスリルは結構面白いなと思う。
1投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログ現実の殺人事件を独自で捜査する高齢者4人組『木曜殺人クラブ』の活躍を描いたミステリーで、現代版ミス・マープル(達)とも言うべき彼らの個性や事件に対する積極性に目を見張るものがあり、一方で自身の人生が長くないことを悟った上での哀愁も描写されていて印象的だった。真犯人も予想だにしない人物で心底驚かされた。
0投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ本屋に目立つ場所に置いてあり、ミステリーが読みたい気分だったので購入。読み始めてすぐ面白いと感じて、何回かに分けてほぼ一気読みした。 最後の最後までどんな結末になるか想像がつかないのも良かったし、中盤はそれぞれの容疑者に焦点が当てられ、読みながら推理していくのが面白かった。 自分の推理は当たらなかったけど、犯人や容疑者たちの動機がはっきり明かされているのが個人的に良かった。また木曜殺人クラブの4人のメンバーそれぞれに個性があって、それぞれ微妙に異なる関係性が描かれているのも良かった。後書きにも書かれていたけど、生き生きとした生活の描写の中に迫り来る「老い」やその先の「死」を感じずにいられない場面があるのが秀逸だった。やっぱり、年を重ねても毎日を生き生きと過ごしている人は素敵だなぁと感じた。
1投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログ高齢者施設で未解決事件を推理する「木曜殺人クラブ」 メンバーは、元精神科医のイブラヒム、元労働運動家のロン、元看護師ジョイス、そしてエリザベス。 ある日、本当の殺人事件が起きてしまう… 設定が面白そう!と手にとったら、最初は登場人物の多さと場面の切り替わりの早さに、ついてくのがやっと。 でも中盤から、「木曜殺人クラブ」の面々がもってくる情報に、犯人だれなの?と気持ちがのってきた。 老人達がなんともパワフル! そしてこんな風に終わっていくのかー、と最後まで目が離せなかった。 エリザベスのかっこよさよ。一体何者?
7投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ★3にするか★4にするか、とても困ったんだけど、とりあえず続刊もあるというから、これからの期待を込めて★4とさせていただきました。 導入から面白く、タイトルの面白さミス・マープルシリーズの『火曜クラブ』を知っているならば、興味津々になってしまうし、期待もしてしまう。 結果的には、思っていた感じとは違っていたが、物語としては面白かった。ふたつの殺人事件が、同一犯だと思わせておいて、実は別で、あやしい人物たちはことごとく外れとか、ちょっとばかり散乱している印象があるけれども、老人たちの元気具合と、身体的にはしんどいところとか、かなり丁寧に書かれていて面白いと思った。 続刊もあるので、彼らにまた再会したいなどと考えている。
10投稿日: 2025.10.06
powered by ブクログ本の厚さに若干身構えてしまったけど、実際読み進めていくと、テンポ良く進んでいくストーリや展開に、登場人物同士の軽快な掛け合いなど、全体的にコメディなつくりなので全くダレることなくスルスルと読み進められてしまいました。 特に登場人物達の台詞がいちいち面白く洒落てて、海外の刑事ドラマを思わせるような言葉選びや会話がすごく良かったです。 また登場人物達のキャラクターとしての魅力も良くて、読み終えた後はそれぞれの人物に思いを馳せてしまうほど好きになってました(イアン・ヴェンサムとトニー・カラン除く) 後期高齢者の方達が主要になるため、死がかなり身近な存在としてあるのだけど、決して悲壮的なだけではない描き方をしているのがとても印象的でした。事件解決後の展開のひとつひとつが本当に良かった。 ミステリーとして謎解き部分の面白さは勿論、登場人物が皆ほんとに魅力的。誰かの深掘りパートが入る度に、その人の事を好きになってしまいます。
8投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログ木曜殺人クラブの個性豊かな面々によって事件が解明されていく様子はどこかゆったりとしつつもわくわくを感じさせるようなそんな作品だった。同一犯なのか複数犯なのかもなかなか注目のポイントである。老人たちが主役のミステリーというのもしっかりとした読み応えがあった。
1投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログずっと気になっていた作品でしたが、Netflixで映画化されることを知り、文庫化されたこともあり手に取りました。 舞台は高級老人施設で、未解決事件を追う〈木曜殺人クラブ〉が、施設関係者が殺害されたことで事件の真相を追っていくというお話しです。 〈木曜殺人クラブ〉の面々が、それぞれの経験や人脈を活かし真相を追っていく過程がとても面白かったです。ただ、登場人物が多く、現在の事件と過去の事件が関係してくることもあり、ややわかりにくさもありました。個人的には翻訳がとても読みやすい!今後、エリザベスが何者なのか期待して読み進めたいです。
18投稿日: 2025.08.23
