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夏の終わりに君が死ねば完璧だったから(1)
夏の終わりに君が死ねば完璧だったから(1)
斜線堂有紀、佐久間葉/KADOKAWA
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    「自分は同じ重さの金塊より価値のある人間だと思うか?」 この言葉にはハッとさせられた。気持ちよくコミュニケーションがとれているのは自分と相手とが等価であると思い込んでいるからであり、逆に相手に対して嫉妬や羨望の感情を向けている様な関係は相手が自分よりも高い価値を有していると思っているからなのだ。自分が無意識のうちに他者を値踏みして生きていることに改めて気付かされた。そんなことを気にせずに接することができるような人と出会いたいと切に願う。

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    投稿日: 2025.07.31