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満足できない脳―私たちが「もっと」を求める本当の理由
満足できない脳―私たちが「もっと」を求める本当の理由
マイケル・イースター、森内薫/東洋経済新報社
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総合評価

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    面白かったが冗長というか、本題からして脳科学を元にした科学的根拠を基に一般向けに書いた本なはずだが、そういう意図の本なのだが脱線し続けてまるで紀行文メインのようになってしまっていてテーマからも逸脱するまでいってる。まるで作家志望がそれが叶えられず、この場を利用してエッセイを発表している感すらある。欧米のこの手の本には物語や著者の体験から始まる傾向はあるのだが、しかしここまで逸脱感があるのは初めてw。 その話自体は自分に合っていて面白いのだが、本のテーマを期待して読んだということでは肩透かしの部分があり、おまけに長い。 それと本人の主張とは別に科学的根拠がどれだけあるのかについても一抹の不安がある。根拠を基にした解説というより本人の哲学開陳になってはいまいか。ということで「満足できない脳」という現代人に緊急性のあるテーマに対して消化不良で構成に問題、ただし主張に納得することも多かった。 .

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    投稿日: 2025.11.07
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    10.04.2025 読了 仕組みの理解はできた。冗長な表現が多く苦戦。 もっと端的にまとめてくれたら読みやすくなるのに

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    投稿日: 2025.10.04
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    人は報酬が得られるかどうかわからない状態で報酬を得られることに強く興奮するし、もっと多くを求める。モノだけどなく影響力も然り。 というところを軸に人が何かを求めるのはなんでなのかを色々と書いている本。 後半はそういうテーマじゃなくて幸福とは何かみたいな話になっていたがそれはそれで興味深いのでよしとする。 無駄に物欲出てくるなーとか、見栄をはるために買おうとしてるなーとか、そういう時にこの本の内容を思い出すと冷静になれる気がする。自分のくだらない感情に説明がつくのが良いところ。

    4
    投稿日: 2025.09.21
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    文章が面白いタイプの本。骨太なサイエンス本を読みたいなら不向きかも。ほぼエッセイと言っても良いまであるけれど、面白いので良かったです。

    2
    投稿日: 2025.09.19
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    タイトルを見て面白いかなと思って読んでみたが科学的視点はぼんやりしていて根拠が乏しく、それでいてネタに尽きたのか自身の旅の思い出なども盛り込まれており、参考になる点はなかった。

    5
    投稿日: 2025.08.27
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    欠乏を埋めるために行動している 欠乏ループの段階:機会⇒予測不可能な報酬⇒迅速な再現性 なにかの報酬が明確な報酬または損失に繋がる可能性が高いほど、その結果を待つ間 人は一種のトランス状態に入り動けなくなる 脳は、他の情報を取り込むシステムを抑制し、予測不可能なものに集中する 予測不可能な結果を待つ瞬間自体が報酬になる 物事を考える方法として「引き算」を見落とさないように 脳は足すことを好む(クロッツ) 退屈すると刺激を求める。(自然のハトとケージのハトの予測不能ゲーム参加傾向の差) → タンパク質を満たすまで食欲がおさまらないのと同様のドーパミン絶対値があるのかも。(my予測) 欠乏脳は、影響力を求めるように進化したことがわかっている チマネ族の知恵 8章212〜

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    投稿日: 2025.08.16