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盗んで食べて吐いても
盗んで食べて吐いても
桜井美奈/小学館
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総合評価

26件)
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    2025.11.21 万引きを繰り返してしまう窃盗症と生きるのがつらくて過食嘔吐してしまう摂食障害の人はこういう気持ちなのか。 食べるということは生きることで、生きる行為が辛いものになっているってしんどい。 依存症の人は完治というものはなくて、毎日毎日今日はしなかった、という繰り返しなんだそう。

    1
    投稿日: 2025.11.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    過食嘔吐と窃盗症に悩まされる女性の話。 依存症の怖さと、ジリジリと家族や人生が壊れていく怖さをひしひしと書かれており、胸の苦しさを感じながら読み進めていった。 それでも世話をかける妹、離婚をするも気にかけてくれている元夫、絶縁同然の娘、大切な人が苦労をしている時に誰になり得るだろうか。 もっと依存症の怖さを重々しく描写したところも見たいと思った。 最後のエピローグ、娘と孫と一緒に誕生日ケーキと大好きなカップでパーティ、心がじーんとなったわ…

    1
    投稿日: 2025.11.09
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    なんで、この方はここまでリアルに心の葛藤が言語化できるんだろう… こういう、自分ではわかってるのに、どうしようもできない現実にぶつかったことがあるのだろうか。 真面目なのになぜ、、、ではなく、真面目だからこそ、こうなってしまうことがあるんだ 適度に人前でもだらしなくできなり、ダメな部分を見せられたり、そういうのができれば違ったのに みんなの前の自分と、1人きりの自分の、その差が大きすぎて,頭おかしくなるときがある こんな汚くて気持ち悪くて最低な人間なのに、よくみんなの前では普通のいい人間ぶれるなって、 でもそこも壊れてしまったらわたしは一体どこに明るい自分を置けばいいのか分からなくなるし 頭でわかってるのに、 自分のことを信じられないことを,自分が1番わかってる情けなさ 心と身体がバラバラで切り離されてる感じ すごくリアルだった でも、私は病院でどんな治療をしたのか、 「治そう」と踏み出してそこからどんな葛藤を繰り返したのか そこも知りたかった

    1
    投稿日: 2025.11.03
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    過食嘔吐に窃盗症を併発する女性の長い長い物語。 結論。意志では治らないから医者に行きましょう。 やりたいわけではないのにいつの間にか身体が動いてしまう。胃に物を詰め込み、吐く時だけは何も考えず、自由になれる気がする。幼い頃に植え付けられた歪んだ感情は、ずっと残って自分を蝕み続ける。 今の辛さから逃れる為の依存行為が、自分を死にたくさせるほどの後悔と苦しみを生む。恐ろしい悲しいスパイラル。 まあ物語ですから最後は美しいですが、本当にずるずると人は堕ちていく可能性があります。注意しましょう。

    0
    投稿日: 2025.11.03
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    おすすめポイント ・ない 残念ポイント ・摂食障害起因の依存症、とテーマはそれなりに重厚なのに、現象報告ばかりで温度がない筆致 ・もっと闇深く業が深い、抜け出せない精神疾患の蟻地獄を求めて手に取っただけに残念 ・あっさりしすぎだしほんと全部説明口調 ・著者略歴みたら電撃大賞出身の人か〜 さもありなん、って感じです

    3
    投稿日: 2025.11.02
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    自分も拒食からの過食、そして過食嘔吐を経験したからわかるなーって読んでた。幸い盗んだりとかはなく短期間で終わったけど、今でも太るのは怖いし、嘔吐もゼロではない。「治る」とかはなくて、うまく付き合って生きていかなきゃいけないもの。時々その事実に苦しくなるけど、しょうがないよね、それが自分だし。

    1
    投稿日: 2025.10.29
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    図書館本⑩ 過食嘔吐の話し。なんだけど、まずは表紙が綺麗❢ 過食嘔吐をしなければ生きるのが辛いのに、生きるためにしている行為によって、死にたくなるのだ。 この一文がすべてだと思った。 もっと早く家族に相談したり助けを求めることが出来たならたいぶ変わっていただろうと思う。

    82
    投稿日: 2025.10.27
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    https://paz-library.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=00060956

    0
    投稿日: 2025.10.20
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    読みながら息が詰まって息苦しく感じたし思わず呼吸を浅くしてしまうほど苦しかった 食べることは幸せなはずなのに彼女に取っては苦しいこととセットになってしまってる 彼女は周りに助けてもらい病気に向き合い母親とのことも内省を始める そんなことが彼女を助けまた他の人を助けるという良いループに入って私も息がしやすかった

    0
    投稿日: 2025.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本のタイトルが強烈!と思って図書館で借り読んだ 太ったら食べさせてもらえない‥ 見た目の美しさを優先させていた母の教育方針 影で食べたら吐く、お金が無いから万引き 大人になって病院の診断は窃盗症、摂食障害 依存によるものなので辞める事は困難 主人公中心で母の気持ちが無かったので 小説と言うより参考書の様な本だった。

    4
    投稿日: 2025.09.30
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    主人公がずっと一人で抱え込んでいた苦しみ。真面目で優しいが故に誰かのせいにする訳でなく、自分を責める。物語の中で誰かに頼ってと何度も思いました。人はひとりでは生きていけないし、相手の本当の思いを知ることが大事だなと思いました。

    1
    投稿日: 2025.09.20
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    法に触れることではないけれど、衝動的に止まらない、きづいたらやってしまう。それがすごくわかって、苦しくなった。 読後感は不思議と悪くなく、良かったと思う。

    0
    投稿日: 2025.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    題材 ・摂食障害×窃盗症 テーマ ・人は表面だけでは判断できない 誰が何をする話なのか ・主人公が病気を抱えつつも再起する話 最も伝えたかったこと ・題材について 何が新しいのか =題材 キャッチコピーは何か 『わたしもあなたもこの物語と無縁ではいられない』 その他(心に残ったことなど) ・もう盗まないでくれと祈りながらページを捲り、また盗んで実刑判決、とても辛かった ・トイレで吐いて詰まらないのかが終始気になった、詰まりを直すような描写はなかったと思う ・ラストはやや尻すぼみに感じた、実のところ、佐藤正午の熟柿と重なる部分があり、比べてしまった

    0
    投稿日: 2025.09.13
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    ヒリヒリするような焦燥感で一気読み。摂食障害に窃盗症の早織は自らの衝動が抑えきれずに万引きと過食嘔吐を繰り返してしまい、家庭を壊してしまう。刑務所に入って出た後にもこれらの症状に苦しみ、読んでるこっちはヒリヒリ、ヒヤヒヤが止まらなかった。依存症ってこんなに苦しいんだ…ただ、早織が立ち直れたラストは本当に救いがあったなー。周りに寄り添ってくれる人がいるって素敵なことだなと強く思う。

    1
    投稿日: 2025.09.10
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    誰かの言葉とか、ちょっとした行動がきっかけで病気になったり今後の人生が変わったりしてしまう恐ろしさ。 自分自身を受け入れること、優しくすることは難しいけど向き合っていくしかないんだよね。

    1
    投稿日: 2025.09.09
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    窃盗症と摂食障害を繰り返していた主人公。 逮捕、離婚、子供から嫌われても、辞めることができなかった。病気と向き合う中、自分の過去を繰り返しているような高校生まりのに出会う。過去と向き合い、もがきながらも毎日盗らないと苦悩する主人公に、頑張れと願いたくなる。

    0
    投稿日: 2025.09.07
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    自分に窃盗や過食嘔吐の経験はないが、何かを辞めたいのに辞められないという気持ちはすごく身に覚えがある。主人公が万引きや過食嘔吐を繰り返す度に共感し、苦しくなりながら読んだ。(本書の場合は母に、父にも)自分を大事にしてもらったという実感がないから、自分を大事にする方法がわからないというのが理由の一つとしてあるのかな…。自分の立場と重ねてしまう場面が多くあった。ラストは救いがあって良かった。娘視点で考えると急に電話してくる母親に腹が立つだろうし、現実世界だったら絶縁して終わりが妥当だと思うが、小説の中くらい救いがあっていい。総じてとても良かった。

    0
    投稿日: 2025.09.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「太ったら食べちゃダメなの」と小学6年のときに細くて憧れだった母に言われた早織は、自分の体重を気にして極力食事制限をするようになる。 30㎏台をキープしていたが、中学生の頃、妹の誕生日ケーキを食べてしまった(いつもは母親がそういうとき様にゼリーを買っていた)。そしたらとまらなくなって爆食いしてしまい、罪悪感にさいなまれてしまった。 元の体重にもどさねば。もう40㎏台後半になってしまう。そこで、ダイエットを調べて知った「吐けばいいんだ」 大人になって結婚をして娘ができた。その子も中学生。だんだん親のいう事をきかなくなってくる。仕事と家庭と子育て。ストレスはたまる。お腹にぽっかり穴が開いてる。その穴を埋めたい「お腹すいた」が頭をめぐる。 仕事の帰りにスーパーに寄って、籠にお菓子とパンを沢山いれる。でも、レジにとおるときは少しのおかずだけ。 家にかえってカバンに入れ込んだパンとお菓子をどかどか食べる。お腹のからっぽの部分を埋めていく。そして、吐く。すると一時的にすっきりする。 だがやはり罪悪感にさいなまれる「もうやめよう」と思う。でもやめられない。 すぐに吐く食べ物にお金を出すのはもったいないから万引きする。 盗る時は「自分はこんなに頑張ってるからこれぐらいのことは許される」と思ってしまう。 しかし、彼女は万引きでつかまってしまい、夫の大樹にばれてしまった。 どうして・・と責められても、言えない。分からない。どうして盗るんだろう? 盗らなきゃいいのか。買ったものなら食べて吐いてもいい? だけど、1回2000円位かかるので、お金はつきてしまう。やっぱり盗んでしまった。 とうとう、裁判にかけられることとなる。執行猶予がついた。 1回目につかまったとき、娘の友達に見られていたらしく、娘にも万引きしていることがバレてしまい、関係はよくなかった。それがよけいに彼女のストレスになっていた。 もうやめよう。盗らない、吐かない・・・ そう思うけど、やっぱまたやってしまっい、つかまった。 執行猶予中なので次は実刑となり、1年半刑務所に入った。その間、離婚した。 刑期を終え待っていてくれたのは妹の瞳だった。母が亡くなって処分しようとしていた家を早織の為に遺しておいてくれた。が、母との思い出のこの家に住むのは辛かったので、アパートを借りて、ドラッグストアーでパートとして勤めることになった。 そこでは頑張って資格をとれば正社員になれることがあるらしく、正社員を目指して頑張った。 食料品のあるスーパーをさけて見つけた職だが、ドラッグストアーにも食料品コーナーがあってなかなか辛い。なるべく品出しなどそこを避けていた。が、あるときお菓子を一つ盗んでしまった。 それを翌日、正直に店長に言って返した。自分が刑務所にいた事、何をしたかも正直に話してクビになるならそれでいいと思ったが、店長は真面目でシフトの融通もしてくれる彼女をクビにはしなかった。 だが、その日からやはり警戒するようになる。 その職場にいたシングルマザーの同僚が彼女をかばってくれて、仲良くなっていく。 あるとき、お店にきた女子高生をみて「この子は盗る」と確信してみていた。やはり万引きをした。が、どうもほかの万引きをする子供とは違う気がする。 捕まえて「親か学校に連絡」というとごねてごねて「学校」といった。 学校に言っても、どうせ親に伝わるよといっても彼女は「学校」を選んだ。 担任教師が飛んできて平謝りしてくれたが、どうしても親には言わないでくれという。 そこで先生と話し合って、しばらく様子をみようということになった。 このことで彼女と交流をもつようになる。 彼女も、過食嘔吐を繰り返す子どもだった。 早苗はそのころ資格をとって正社員になっており、病院にもちゃんと通って(1回目バレた時も行ったけどぴんと来なくて1回でやめてしまった)、過食嘔吐にともない窃盗症という病気であることが分かっていた。先生は、治るとは言ってくれなかった。でも、気持ちに折り合いがついた。 この子も同じではないか・・・? 刑務所にまで行った自分とおなじにならないように、彼女と個人的に連絡をとりあって・・ って話。 何度も「もうやめよう」って思っているのに、どうしてもどうしても同じ罪を繰り返していくのが辛かった。 早く彼女を誰か止めて~~~って思いながら読んだ。 最初の病院がもうちょっと彼女に寄り添ってあげていたら・・・彼女ももうちょっと病院で治す!という強い心があれば・・とも思った。

    0
    投稿日: 2025.09.07
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    続きが気になってあっという間に読んでしまった。 過去の自分を自分で救うという擬似体験をすることで、今の自分が救われるんだよなぁと思った。

    1
    投稿日: 2025.08.24
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    Amazonの紹介より どうかあなたに、希望の光がさしますように 「太ったら、食べちゃダメなの」。幼いころに聞いた母の言葉をずっと忘れられないでいる早織。 早織は小学校6年生ごろから体重が増えはじめ、体型を何よりも重視する母は彼女の食事量を厳しく制限した。お菓子はダメ、お代わりはダメ。でも、もっと食べたい、もっと痩せたい。 早織は食べて吐くを繰り返すようになり、吐くための食料を手に入れるため、食べ物を万引きするようになってしまう。結婚をして夫と娘と仲良く暮らしながらも、彼女は万引きをやめられないでいた。 そんなある日、早織は妹からの電話を受ける。それはずっと避けていた母の命が、もう長くないと告げるものだった――。 母の呪縛。痩せたいという願い。間違いだとは分かっているのに、今日も彼女は正解を選べない。 桜井さんの作品というと、ドロドロした人間関係やサスペンスの要素が強い作品を想像していたので、今回はその類かなと思っていたら、全然違く、摂食障害に悩む女性の苦悩が描かれていて、病気の恐ろしさを感じました。 母親の言葉の呪縛に苛まれがらも、家族を持ち、円満な生活を送っていたのに、何かのトリガーが外れたのを機に、崩壊していきます。 摂食障害と窃盗症に悩む女性の波瀾万丈な人生に、個人的になかなか理解するのに時間がかかりそうですが、心の葛藤を読む限りでは、胸が痛かったです。 どっちかというと、夫側の主張に理解がある方なので、主人公の心理描写に、勝手すぎると思ってしまいます。 なので、ただ単に相手を異常や自分勝手と決めつけるのではなく、相手を理解し、きちんと向き合うことが大切であると感じました。 病気に悩むだけでなく、母親の命が長くないと宣告されたり、パート先で色んな騒動に巻き込まれたりと様々な困難に出くわします。 時間の流れとしては、意外と早く流れます。万引きをして捕まり、出所といった流れが、数行で終わるのも意外でしたが、その後の暮らしをじっくりと描くことで、罪との向き合い方、家族との接し方など、犯罪を犯した前と後の温度の激しい差が印象的でした。 出所しても、なかなか理想的な人生を歩むことができず、色々な苦難を乗り越えていくのですが、最終的に家族の有難み、仲間の有難み、気持ちを共有することの大切さがあって、ジーンとくるものがありました。 もしも近くの人が同じような症状を持っていたら? きちんと向き合い、病気を理解しなければいけないなと改めて感慨深く感じました。

    8
    投稿日: 2025.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    摂食障害と窃盗症。平穏な共働きの夫娘との生活の陰にあった女性の症状、やがて明るみに出て二度目の裁判で実刑判決に至りその生活も大きく変容して…出所して病院に繋がり、一筋中では行かない中でも懸命に一歩一歩を歩んでいく。かつての自分によく似た女子高生との出会いと、彼女との関わりによる自らの修復。通底する自分の母への複雑な心情とその修復。そして最後は、一度離婚と受刑で断絶した娘との関係性を修復していく。これらを克明に描いている。大変読み応えがあって、読後感はあたたかくて、とてもよかった。

    0
    投稿日: 2025.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2025/07/04予約1 拒食から過食、嘔吐までは想像できたが万引き、窃盗症まで。心の緩みが万引きに繋がる、など聞くが窃盗症という病気がある事を知らなかった。自分でコントロールできず、買い物に一人で行かないが解決法だなんて。どうせ吐くものを買うのはもったいない、という歪んだ認知に至る人生、辛かっただろうな。表紙の素敵なお皿はそんな意味があったのか。 ラストは救いが見えた。彼女にしかできない支援の仕方、辛い過去も内包して同じ人々を助ける、なかなかできることではない。 読んでよかった。

    0
    投稿日: 2025.07.28
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    桜井美奈さんは、これで2冊目の読了。 非常に考えさせられる内容でした。 摂食障害の話ですが、これ非常に重いテーマですね。読んでいて、気持ちが沈んでいく感じになりました。しかし、ラストは非常に良かったと思います。

    39
    投稿日: 2025.07.27
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    好き。私の好きな本。本の装丁からすき、水色と白と青に綺麗な食器にケーキの食べカス。全て好き。しかも題材が過食嘔吐。もうこれだけで刺さる。早織にとって母は母ではなくて尊敬とか畏怖とか憧れの対象でしかなかったんだなって思った台詞が何個かあった(付箋貼ろうと思ったけど今度でいいやと思って貼らなかった^^;)極度の救われなさがあると逆にそれに憧れてしまうという謎。過食嘔吐で苦しんでる人沢山いるんだろうね、少しだね当事者になりたいと思う(ガチ当事者に殴られそうだけど)。この本の作者の桜井美奈さんが''殺した夫が帰ってきました''の作者だと知って横転。私漫画読んだけどつまんなくて途中でやめたんだよね、、、小説なら面白いのかな?とにかくこの本は苦しい時にまたよみたい。お気に入りの1冊に追加!

    0
    投稿日: 2025.07.19
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    摂食障害や母娘の関係がテーマの作品。主人公の幼少期と現在の話が行ったり来たりするので、どんどん読み進められました。

    39
    投稿日: 2025.07.15
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    読んだあとは すぐ忘れちゃいそうだなー って思ってたけど 感想書いてなかったわと書き出したら 案外覚えてて 印象深い話だったんだなーと気づく おお、思い出そうとしたら やっぱりちゃんと覚えてるな 来年覚えてるかは謎だけども そんなわけだけど 人にオススメするとき どう言っていいのかわからん こういう障害になったことないし そういう人にあったこともないし 全く未知の世界だし そのどこにグッときたか 自分でわからん 失敗しながら再生しようとする話 三歩進んで二歩下がる 遅々たる前進 そのへんかなぁ… 星は3つ

    2
    投稿日: 2025.07.14