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トリニティ組織:人が幸せになり、生産性が上がる「三角形の法則」
トリニティ組織:人が幸せになり、生産性が上がる「三角形の法則」
矢野和男、平岡さつき/草思社
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総合評価

11件)
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    興味深い内容だった。自分が複数の誰かと繋がっていてもその知り合い同士も繋がっていなければ、それはV字の関係でありマイナスに作用してしまうが、その知り合い同士も繋がっている三角形の関係であれば、組織を強く居心地の良い場を作れるというのは新たな視点であり、共感もできる。ただし自分が介在しない知り合い同士のコミュニケーション強化は自分目線ではアンコントローラブルでもあり、日常の中でその具体的な手法を学ばないといけないとも感じている。

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    投稿日: 2025.10.23
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    従来の組織論とはちょっと違ったデータなど元にしたアプローチの仕方をしている本。特に従来の組織論ではあまり語られていないイメージのある「良い人間関係」に対して、コミュニケーションのネットワーク構造をV字ではなく三角形を意識することでより強い組織になる傾向が見られるのはとても興味深い。またチクセントミハイのフロー理論と関連した章もあり自身の中でフロー理論に対して認識が足りていなかったことを知る。組織という範疇を超えて社会的に実装してみる意義がありそうだと感じる一冊だった。

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    投稿日: 2025.09.30
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    なんとなく感覚的にそうであろうと考えていた概念を、言語化してくれた一冊。 人と人との結びつきはV字型の関係より、三角形の関係が個人も組織も幸せであり、生産性も上がることを20年間による定量調査によって明らかにしている。 自分の知り合い2人同士も知り合いなら関係は三角形となり、それが幸せにつながりやすいということ。 逆に常に双方向の関係性(V字)しかなければ、そのラインは薄くなりやすく、新たな学びも得にくい。V字の三者関係は、「用事」の関係性にすぎない。 ▼三角形の効果(トリニティ効果) ・三角形があれば、さらに大きなネットワークに増えやすい ・三角形があれば、異質なものを統合して捉えて、思想と行動に幅が出やすい ・三角形があれば、リーダーが直接介入しなくても、得意や長所に応じて解決策を見つけられる人に話を聞くことができる →それゆえに、組織に三角形が多いと問題解決能力・生産性が向上しやすい ▼組織の潤滑油となるのはトリニティを見出せる人 ・目立たなくても、その人のまわりに三角形が多いと、対話相手の幸福度は増す ・組織における幸せを増幅させる人材は、誰かのストーリーを語れて、トリニティを生みやすくしてくれる人 ▼三角形を増やすために必要なこと ・上役や先輩が交流する、雑談を生みやすい組織にして、繋がりをみんなが感じやすい組織にする ・仕事のプロセスのなかに、仲間を増やす意義や楽しさを語れるようにする。仲間同士が繋がり、意義や楽しさを語るスパイラルがどんどん発生する。 ・ソーシャルグラフをつくったときの三角形をどのように増やすか、増やせるのかを議論する。 ▼その他 ・V字の上司になるな。トリニティを生み出す上司になれ 逆に組織の潤滑油と慣れない人は、その人のまわりにはV字が多い。部下にも三角形を増やせしてあげられない。 部下からすると、自分の知り合い2人の間に交流がないと関係はV字になり、孤立を生み、生産性は低下していく。 ・効率重視でも、トリニティを生み出せ 効率重視の組織構造ほどV字が増え、社員は不幸になる。 効率を重視するほどに、上司からみるAやBの視野はどんどん狭くなっていく。 新しい知見も生まれにくいし、多様性も生まれない。 リモートワークもV字をどんどん増やすので注意が必要であり、グローバルリーダーや経営者は体感でそれに気づいているからこそリモートワークを排除しにかかっている。 ・目先の利益を度外視する人はトリニティで利益をあげられる 人に人を紹介したり、困っている人を助ける人は、トリニティがどんどん作られていく。 トリニティが豊かになると、知り合いのその先に知り合いがふえ、問題解決がしやすくなる。

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    投稿日: 2025.09.15
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    考えさせられる一冊。 ナラティブに惑わされず、アポフェニアであるものを見分ける自信がないと、このような話を読むのは危険だろう。

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    投稿日: 2025.09.10
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    人と人との結びつきは三角形の関係が、V字型の関係より、個人も組織も幸せであると。それを20年間、デバイスをつけることによって人間関係と組織、業績を可視化して研究した成果。その3角形の関係をトリニティと名づけ、個人が幸せになり、組織の業績が上がると。確かに、プロジェクトを進行する際に、それぞれの部署に割り振って、それぞれの担当者に話すことが多いが、それぞれの担当者と一緒に会議する方が新しいアイディアや観点が生まれやすいと思う。大きい会議より、小さい人数で、画面をオンにして表情も見せながら話し合った方がいいなどにも言及。

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    投稿日: 2025.08.30
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    ・ある人のまわりにV字が多いと、その人は孤立感を抱きやすい ・トリニティ・シンキング ・すべての人が目先の利益ではなく、仲間を増やしながら仕事のプロセスそのものを前向きに楽しむことができれば、世の中に幸せと生産性の総量が増えて好循環が起こるでしょう ・V字になっている3人に、互いに知恵を出して協力しないと答えが出ないような仕事を与える ・機会の不平等よりも結果での不平等の方が大きくなる ・スケールフリーネットワークとスモールワールドネットワーク ・ ・

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    投稿日: 2025.08.29
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    V字型と三角形。なんとなく感覚的に理解してたコミュニティの型をキレイに言い当ててくれた感じ。 ただ、三角形のコミュニティの作り方が課題。本書でも触れられているものの、自組織での応用にはまだまだ悩みが尽きない。 上手く組織内での理解が深まるように、本書の内容を参考にしよう。

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    投稿日: 2025.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コンフォートゾーンから緊張ゾーン、そしてフローゾーンへ、右回りのスパイラル状に右上に移動してくのが仕事や人生を楽しんでいるという状態。 この右回りのスパイラルを増やしてくれるのが、三角形の繋がりをいかに持てるか。 →挑戦を前向きに捉えていて安心感ももてている関わり合いが挑戦には非常に大事であるということに気がついた。サポーティブで励ますような関わり合い、後押しができるといいかな。そしてコーチングのような認知からの関わりもできるといいよね。 →個人でやる仕事においても、この V 字が非常に大事である、幸せと生産性に繋がるというのは大きな気づき。意図的な雑談時間大事だよね。リモートワークって本当に幸せなのだろうか?家庭が幸せな人は幸せなのかもしれないが、家庭が幸せでない人は辛いのかな? 三角形と V 字の大きな違いは前者が仲間としての連帯や信頼のある関係であるのに対し、後者は用事だけ取引だけの関係。 仕事に充実感を抱いてる人、創造的な仕事をしてる人は報酬を意識していない。仕事の結果として得られること。よりも仕事そのもの報酬と感じ、仕事をころから楽しんでいた。この時、右回りのスパイラと回し、新たなトリニティを形成している。 →この感覚はわかる。これが個人と組織のwinwinか。 トリニティの作り方は2つある。 現在ある身近な V 字に気づいて三角形にする 新しい相手と人間関係を構築する時に V字を経由せずにすぐに三角形にする 組織に加わったらなるべく早い段階で時間も労力も投入して複数の人と繋がりを形成することが、自分の幸福と上昇のために重要 →オンボーディング大事だね。人事がいかに意図的に作ってあげられるかだね 現代の私たちに求められるのは、個人の自由や自立を大切にする。一方で集団としてのつながりすなわち三角形の豊かなトリニティ社会をいかに作るか 幸せな状態とはお互いに応援し合って挑戦すること。国単位では国全体で多くの人が挑戦しており、これを皆が応援してる状態。その時には人々は自分の力を発揮して背伸びした。難題に取り組み、挑戦を楽しむことができる。 幸せ→挑戦→GDPという流れが大切。

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    投稿日: 2025.08.16
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    スゴイ本だった。 この本が提唱する「トリニティ(三位一体化)」とは、人と人、組織と組織、経済合理性と人間の幸せなど、異質なものを統合して捉える思想と行動を意味し、「トリニティ」を取り入れることで、仕事や家族、コミュニティの景色が大きく変わることを定量的に(!)実証している。 一番の感動は、「緊張(不安)」→「フロー(夢中)」→「余裕(退屈)」→「充電(休息)」の2次元体験空間を右回りスパイラルさせることが「幸せで生産的な仕事や人生の決め手」だという点(p144) この点、矢野さんは「Happying」の言葉を作っていたが、ひぐ的には「Playful」。これまでの経験知がバッチリはまった! 「すべての人が目先の利益ではなく、仲間を増やしながら仕事のプロセスそのものを前向きに楽しむことができれば、世の中に幸せと生産性の総量が増えて好循環が起こる(p155)」 これまでの生き方を追認し、勇気を与えてくれた本に感謝。

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    投稿日: 2025.08.14
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    山口周さんの推薦文を見て購入。「三角形」という考え方は面白かったが、学者らしく色々とディスクレ文言があったり調査方法の説明などがくどかったり、あまり文体は馴染めなかった。センサー調査の熱量は素晴らしいが、そこまで「幸せ」を考えたいのなら、センサーのデータだけではなく、哲学や生物学など学際的視点でも幸せを追求・提案してほしかった。また、細かい点だけど「強い三角形と弱いV字」という提案があったが、V字ではなくI字では?(そこはこだわらないんだ・・)と、色々気になる点があり、一言で言うとハマらない本であった。

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    投稿日: 2025.07.26
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    人間関係のあり方を大きく「三角形」と「V字」の関係とふたつに定義して、三角形関係=トリニティの有用性について色々なシチュエーションで語っている。 プロジェクトマネジメントをしているとストレスを感じることが多く、本を読んでから振り返るとまさにV字の関係になっていた。 効率を重視した結果、私から見たA,Bの視野がどんどん狭くなっていった事も体験と重なった。 一方でトリニティ組織でほどよい挑戦を続けることの大切さ、僕のお気に入りの本でも語られている、コンフォートゾーンからの脱出についても触れられており、内容の理解もスムーズに入った。 組織組成の観点、自分の今後の仕事の考え方、両面で参考になった素敵な本の一冊

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    投稿日: 2025.07.20