
ハルと思い出めぐりごはん マンガでわかる 記憶がよみがえる懐かしレシピ
佐倉イサミ、真田育子(グリーンフード株式会社)/メディカル・ケア・サービス
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総合評価
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powered by ブクログ認知症の高齢者が共同生活を送っている介護施設のグループホームひととせで、調理師として働く天野春輝が、高齢者の気持ちを考えながら成長していく物語。 ごはんで昔を思い出して会話が弾むようになるという思い出めぐり(回想法)が、心の落ち着きを取り戻し、コミュニケーションを深め、自信を取り戻すことにつながる。 1話〜佐々木さんのハヤシライス(はじめての味) 2話〜吉住さんの天ぷら(毎日の食卓) 3話〜宗田さんのアイスキャンディー(特別なおやつ) 4話〜滝岡さんの冷や汁といなり寿司(家族の思い出) 5話〜五木さんのオムレツとサンドイッチ(幼馴染との日常) 6話〜なんちゃってクジラの竜田揚げ(学校の給食) 7話〜椎名さんのコンビーフコロッケ(好きな食べ物) 8話〜辻谷さんのまかないロールキャベツ(人とのつながり) 施設の新米調理師が高齢者と作って食べる「誰もが一度は食べたことがある懐かしいごはん」を通して、相手の思い出をめぐり、人と人をつなぎ、成長していく8つのストーリー。 コミック漫画でとてもわかりやすく描かれている。 何気ない日常のなかで毎日繰り返される「食」は、生きる力である。 だからこそ食べる喜びや作る楽しみを感じていたい。
54投稿日: 2025.08.11
