連作短編5編 どの話も子供の心に寄り添って,優しくて切なくて,抱きしめたくなる様なものばかり.お話の木のどんぐりの実,どんどん育つ事でしょう.
深い話や深くない話(いい意味で)。すごくリアリティがあるんだけど、そこにほんの少しの不思議があって、思春期の不安定さと一歩一歩前へ進んでいく爽快感が絶妙です。 挿絵も、雰囲気があって、話によくあってると思います。 ただ、学校図書館へ入れる前に先生方のご意見を伺いたいかなぁ…。