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・言葉には、心を育てる力がある。 ・「ほとんどのことは忘れて水温む」（夏井いつき） 良くも悪くも「いつき節」である。結構痛快で好きである。第二芸術と小ばかにしていた俳句だが、作って投句してみようかという気も沸いてくる圧である。 文中、俳句がはさまれているのだが、恥ずかしながら、漢字の読み方が難しくて読めない。ルビをふってほしい。

プレバトの夏井いつきさんの的確で説得力ある添削が好きです。週刊誌に連載されていたエッセイをまとめた2冊目の本。俳句を交えながらの日常の出来事を飄々と綴ったエッセイは、ところどころでふき出してしまうほど楽しませてもらいました。俳句の漢字が難しく、読めない字がたくさんありました。もっと勉強せよと宿題を出されたような気分です。