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青春テロリズム
青春テロリズム
朱宮あめ、京一/スターツ出版
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総合評価

6件)
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    ずっとずっと読みたかったこの作品! ついに読了!! ここにはリアルが書かれている。 (申し訳ないけど)どんな自己啓発本よりも、この作品を読破すべき! 最後にちょっとやっぱり小説だからフィクションに傾きかけるけど、昭和も平成も令和もきっと本質的には何も変わらない、「青春」のリアルがココにある!! ぜひぜひご一読を強くお勧めします!

    12
    投稿日: 2025.11.15
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    TikTokで本紹介されていたのを見て読むのを楽しみにしていた1冊。 学生生活って綺麗事だけじゃなかったよね。美化されているけど青春って黒い部分もあった。 黒い部分も全部曝け出して本気でぶつかり合ったからこそ生まれる絆って、友情って素敵だと思う。

    1
    投稿日: 2025.11.03
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    私ならどうするか? その問いが、最後まで喉に刺さり続ける物語でした。 痛くて、苦くて、でも目を離せない青春の臨界点。 読み始めた瞬間、もう戻れないなと、これは私の物語なんだと、確信しました。

    6
    投稿日: 2025.08.15
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    皆さんは青春とはなんだと思いますか?私は青春とはキラキラしたようなものだと思っていまんですけどこの本はそんなキラキラしたようなものじゃなくドロドロしたものできていました。 高二の亜子は昔のトラウマから人のステータスで友達を選んでいました。見た目が派手な子や一軍といることで自分を上に見せようとしていたのです。クラス替えで目をつけたのが朝野みやびです。これで亜子の1年間は保証されたようなもんだった。あの人が現れるまでは すごくこの本には共感できましたね。私も亜子の気持ちがよく分かります。私もインスタをやっている人やある程度垢抜けている子と友達になれるならなりたいです。亜子程じゃないけどなんとなく私も亜子の人のステータスが欲しいという気持ちもわかるけど友達はしっかり中身で選びたいです。

    65
    投稿日: 2025.07.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    [問題:青春とは、□□である。] 人によってこの答えは異なるだろう。 人間関係の悪い部分を煮詰めたような青春が描かれているが、読後は爽やかな青春の気配がする。 大賞を受賞されたのも納得…! 刊行されたアンチブルー文庫の中で、 個人的には1番だと思いました。

    3
    投稿日: 2025.06.02
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    ありがちなスクールカーストものかと思いきや、侮るなかれ! 深く読ませる内容だった。 スターツ出版文庫大賞の大賞受賞作って納得。 女の子たちが主人公で男子がほぼ出てこないのもいいし、出てきた3人の1人は1軍に取りつかれてる、1人は虐待児で他人を信用しない、もう1人は誰も自分を本音を言うことができないと悩む女子高生たち。 人間関係が思っているより複雑で主人公は1軍に取りつかれてる淡島亜子だと思われるが、他の二人の視点でも物語が進む。ついこないだまで日常的に繋がるということがリアルな人間関係だけだったこと、スマホやSNSが普通になった社会だと隠すことがなかなか大変だということ、繋がるのが正しいことみたいな世界ばかりで息をするのもしんどい時もあること。そんなことを考えてしまう読書でした。 スターツ出版文庫アンチブルーのレビュアープログラムに参加しています

    11
    投稿日: 2025.05.28