Reader Store
9人はなぜ殺される
9人はなぜ殺される
ピーター・スワンソン、務台夏子/東京創元社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

61件)
3.4
8
18
21
11
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』へのオマージュでありながら、 登場人物は集まらず、孤島にも行かず、クローズド・サークルにもならない── その構造自体がとても斬新でした。 一方で、犯行動機にはまったく共感できず、 自分の行いを完全に棚に上げているように感じられたのも正直な印象です。 物語は、1人ずつ人が減っていく過程が淡々としているようでありながら、 それぞれの人生が突然、他人の手によって断ち切られていく点では非常にドラマチックでもあり、 結末に至るまでの展開は大変読み応えがありました。 この緊張感の持続こそが、ピーター・スワンソン作品の魅力なのだと感じました。 ↓この下読むとネタバレ、多分犯人わかっちゃうので注意↓ 被害者たちは悪いことをしていないし、 (怪しいやつはいたけど) なんなら自分はまぁまぁ結構長生きして、 お金持ちにもなって、最後は若い子と過ごしたりも して、それで10才妹の事件について復讐と言われても、兄のくせに救えなかった自分だけで苦しんでいて欲しかったなぁ〜

    0
    投稿日: 2026.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    そして誰もいなくなったのオマージュ。 正直、つまらなかった… え!?ジェシカ死ぬん!?主人公っぽいのに!? え!?やっぱジェシカ生きてんの!?ちょっと無理あるくない!? みたいな感じでした。 犯人の動機もなんだかなぁ。自分の子を殺されたとかならわかるけど…(わかっちゃダメだけど)、

    0
    投稿日: 2026.01.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読了、35点。 このミス翻訳物2位ということで期待して読み始めたがなんでこの不出来でこの順位?というのが率直な感想。 本作はクリスティの『そして誰もいなくなった』のオマージュした作品と言える。 ということで私の前提として『そして誰もいなくなった』は読了済みかつなんとなくネタを知った状態でも楽しめた記憶はあります、が細部はもううろ覚え状態。 以下ネタバレを含む。 で改めて、本作の感想を述べると 良かった点 ・あらすじを読んだ時のワクワク感 悪かった点 ・リスト9名+周辺人物数名の視点から描いた群像劇 ・受動的にしか読み進められない読書体験 ・動機やラストの描写を含めたオチ リスト9名+周辺人物数名の視点から描いた群像劇  シンプルに人数が多すぎて各人の視点で語られる描写のボリュームが不足、かつその描写も殺害されて物語から退場する直前までほぼ日常の延長でしかなく事件について調査どころか思考も進展が特にありません。約400ページ超の小説で350ページ弱まで人数が減っていく描写ばかり。 受動的にしか読み進められない読書体験  そして誰も~は絶海の孤島というクローズドサークルのために誰がの部分に思いを馳せながら読み進めることができましたが、本作はクローズドでもないためリストの中にいようがいまいがそれ以上何も想像できず。また動機についても親世代で何かあったんだろうとしか考えられずひたすら読む進めるのみ。 動機やラストの描写を含めたオチ  タイトルやあらすじを見て手に取った場合のリターンとして見るとホワイダニットの部分は魅力が無い。もしこれが現実の事件であれば動機として驚愕に値するが小説である以上復讐あるいは逆恨みという大枠でくくられてしまう。同時にその動機を持つ人物に対して特に感情移入できずにいるのではぁとしか感想がでない。

    2
    投稿日: 2026.01.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『そして誰もいなくなった』をオマージュした作品、なのかな?? なんの関係か分からない9人がリストに載せられ、1人ずついなくなる。なぜ、彼らはリストにあげられたんだろうと思いながら読んでるときは楽しかったけども、最終的にはスッキリしなかったかな…

    8
    投稿日: 2026.01.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リストに載った人物の素性を頭に入れるまで時間がかかったけど面白かった。 殺人はあっさりなので謎解きを期待している読者には物足りないかな…リストに自分の名前があったら果たしてどうだろう、と想像しながら読むのがスリリングでした。

    0
    投稿日: 2026.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後までしっかり読ませる、よくできたミステリだとは思うのですが、読み終わったあと、いまいちすっきりしませんでした。【2025年10月5日読了】

    0
    投稿日: 2026.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    正直期待外れ、、 リストの人々が殺されていくときは「全く関係ない人たちがなぜ殺されるのか」という謎がどのように線になっていくのか期待していたが、 結果的には、本当に彼ら自身は関係なく、その親が関係があっただけだった。しかも、あえて子供を狙うのも、ほぼ「なんとなく」(一応カルマというのが理由にはあったが)だったところがガッカリ ついでに自分が気に入らなかった人も殺すなど、結局犯人がただのサイコパスだった、というふうに見えてしまった

    0
    投稿日: 2025.12.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    海外小説は人名・地名に親近感がわかないのもあり、頭のなかに絵が浮かんでこない。結果、日本の小説より感情移入しにくかった。 推理要素はほぼなかった。それぞれ9人の日常が語られるが犯人を特定できる伏線はなかったように思う。

    0
    投稿日: 2025.12.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    延々とリストに載った人たちの生活が語られ、ウンザリすることも。ミステリーとはいえないのでは? 謎解きもあっさりだし、犯人の捜査も皆無だし、主人公もいないし。

    0
    投稿日: 2025.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった。ピーター•スワンソンは私には合う作家なので、読み始めから終わりまでずっと読んでて心地良い読み心地だった。 話も細部まで考えられていて良かった。単純な動機じゃ無いところがピーター•スワンソンらしい。 本当にミステリーが好きな作家さんだなあ、と思わせられるところが沢山あり、そこもやっぱり好き。本が好きで沢山読んできたんだなあ、と思わされる描写が随所にある。 何故か今までのピーター•スワンソン作品に比べて穏やかで、平和な終わり方に感じた。最終的な結果は全然穏やかじゃないし、むしろ酷いのに、穏やかな事件に感じる不思議。 次回作も楽しみ。

    0
    投稿日: 2025.11.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アメリカ各地の9人に自分の名を含む9つの名前だけが 記されたリストが郵送された。差出人も意図も不明。 だがその後、リストにあったホテル経営者の老人フランク・ホプキンズが溺死。 その翌日、ランニング中のマシュー・ボウモントが射殺される。 FBI捜査官のジェシカはリストの人々の特定を進めていた。 自分も死んだ二人と同じリストを受け取っていたのだ。次は誰が殺されるのか? といったあらすじ。 まさに『そして誰もいなくなった』の様な展開。 各章の最後で9人のうちの誰かが殺されるという展開で進んでいくので 毎章ごとに、あぁこの人が殺されてしまったのかという驚きがある。 そう、それなりにミステリーの楽しさはあったのだが、 いかんせん、犯人とその動機には納得しづらいものがあった。 ピーター・スワンソン作品と言ったらといった具合に 今回も仕掛けとしてはバッチリな叙述トリックがあったはあったのだが。 うーん、物語という意味では消化不良かもしれない。

    0
    投稿日: 2025.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    有名な『そして誰もいなくなった』を、オマージュというか意識した作品。 どうしてミステリ好きは『そして誰もいなくなった』につい心惹かれてしまうのか… ある日9人の元に送られてくる9人の名前のみが綴られたリスト。 そしてひとり、またひとりと殺害されるリストの人物。 孤島でもクローズドサークルでもないのに『そして誰もいなくなった』を感じられるストーリーはわくわくした。 『ABC殺人事件』にも触れていると注意書きがあったので、彼らの共通点は?犯人は?と作中のヒントを探したけど結論べつになかった笑 トリックとかも特段なにがあるわけでもなくて、別につまらなくはなかったんだけど、 ミステリー…なのか?という感じの… ちょっと期待外れな一作だった。

    5
    投稿日: 2025.11.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なぜ、このミス2位になったのか謎。 翻訳の問題なのか、日本の作品ばかり読んでいるせいなのか、、セリフが噛み合ってないように感じてしまい、全然心に入ってこず。勝手にストーリーだけ進んでいくように感じてしまい、感情移入も出来ず。 私には合わない作品だった。

    0
    投稿日: 2025.11.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ある日届いた9人の名前のリスト。その中には自分の名前もある。そしてその中の一人が殺され・・ そしてまた・・ ああ、筆運びも軽やかにずんずん物語にひきこまれます。 リスト、とくればクリスティの「そして誰もいなくなった」を思わすにはいられれません。途中「ABC殺人事件」とも似てるね、との会話もあり、すると方向が分かれるか?などと想像しますが、終盤ちかくになり、その昔のある「死」が提起されます。それは、なんとも言えない悲しみに満ちています。 基本的には「そして誰もいなくなった」を踏襲する物語ですが、こちらは誰も孤島に閉じ込められたりはしません。しかし標的は確実に執行される。そして原因の事件と、リストの意味が最後に明かされ、・・ なるほどとは思いますが、今回殺される人たちは、「そして誰もいなくなった」とは少しずれた位置づけなので、ちょっと理不尽に感じました。 邦題の「9人はなぜ殺される」は、まさしくリストの何故?を表して、さあミステリを読むぞという気にさせる。原題は「NINE LIVES」九つの人生、と訳してもいいのかな? 殺人の原因を考えると、邦題の「9人はなぜ殺される」のほうがしっくりくる感じ。 アマゾンの書籍ページに行くと、リストの9人の住む州が大きな地図でありました。う~ん、これを先に見るんだった。 今回も登場人物が好む作家やミュージシャンやTV番組がちりばめられています。 知っているのでは、 TV「NCISネイビー犯罪捜査班」、ジョニ・ミッチェル、ディラン、レナード・コーエン、警察官サムはクリスティの愛読者、「ラ・ラ・ランド」、「リオ・ブラボー」、落ちぶれた男の部屋にはニッケルバックのポスター、 知らないのでは、ミリュエル・スパーク「死を恐れるな」、ウェルドン・キース(作家)の「僕の娘のために」という詩、マクドナルド「琥珀色の死」・・これらはあとで読んでみたい。 また解説には、本書を書くにあたり、ローレンス・ブロックの「死者の長い列」に影響を受けたとありました。 2022発表 2025.6.27初版 図書館

    13
    投稿日: 2025.11.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルと評価に惹かれて読み始めたけど、スッキリも納得も出来なかった。 途中で飽きてきて、最後は流すように読んだけど、そういう事だったのね。 きっと翻訳本だから面白さが半減したのかなと。 意味のわからない訳や、独特の言い回し、突然変わる場面、何度も前に戻って読み返して… 映像にすると良い作品なのかも。

    0
    投稿日: 2025.10.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    https://paz-library.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=00060908

    0
    投稿日: 2025.10.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    9人の名前が載ったリスト 一見関係のなさそうな9人が、なぜ突然リストに名を連ねたのか… 9人それぞれの視点から物語は進んでいきます。 物語ではアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」などの古典ミステリが出てきます。私はこれまで読んだことはありませんでしたが、この本をきっかけに読んでみたいです。 ただ9人の視点が頻繁に変わっていくので、登場人物を把握するのが大変でした。冒頭に登場人物の名前とその関係性が書かれていたので、それを見ながら読めばより分かりやすいと思います。 ぜひ読んでみてください

    12
    投稿日: 2025.10.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    毎回ドキドキさせられ、一気に読むことになるスワンソンの作品。今回も楽しませてもらいました。 今作は最後に救いがあることが良かった。ミステリーには恐怖や薄気味悪さを求めて読む面はあるのだが、”読後感の良いミステリー”が好きです。

    11
    投稿日: 2025.10.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アメリカ各地の男女9名に自分のも含め9名の氏名のリストが送られてきて、その中の1名が殺される。リストの中にFBI 捜査官がいたことから比較的早くリストの人物達に護衛がつくが殺人は止まらず…。 本編前に「そして誰もいなくなった」の真相に触れているという注意書きがあるとおりゴリゴリのミステリー。アガサクリスティは基礎教養なのね。イギリスでも日本でもなく現代のアメリカで、こういうクラシカルなミステリ作品が書かれて読まれているんだと嬉しくなっちゃう。 9人中3名が既婚者となんらかの不適切な関係にあって、何かの伏線では!?と真相にカスリもしない推理(とも言えない連想)をしてしまった…。だって多くないですか?

    8
    投稿日: 2025.10.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    9人の男女のもとに差出人の名がない手紙が届く 中身はリスト 9人の名前のリスト というお話で、この9人は何のつながりもなく当初はこの手紙が送られたことすらもわからないので、数人は事件が公になる前に亡くなってしまう。 「そして誰もいなくなった」のオマージュってやつでしょうか。 これは謎解きミステリではなく、殺人の足跡をたどる物語に近い。このリストによって運命が動く人たち。もちろんこのリストは死のリストだから、命を落とすことがひとつあるのはあるのだけれど、これを機に悲しみを忘れられる者や愛を得る者、かわりに命を救われる者もいて、 そちらの方がメインとして読むべきかと思います。 最後は犯人の手記によりすべてが明らかにされるのだけれど、理屈は通らないし「は?おまえは?」と自分勝手なこと甚だしく不愉快。 でも殺人者の論理などはこのようなものだろうから、呑み込んで読了しました。

    1
    投稿日: 2025.10.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リストにある9人が次々と殺される。 誰がなんで?というミステリー。 冒頭にあるように「そして誰もいなくなった」「ABC殺人事件」の内容やトリックが出てくる。 作品の骨組みはほぼアガサ・クリスティ。 読みやすく、分かりやすいところがいい。

    27
    投稿日: 2025.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルもそうですが、冒頭で「そして誰もいなくなった」「ABC殺人事件」のストーリーに触れることが注意書きで書かれているので、全員死ぬし、関係ない人も殺されるんだろうなということ自体は最初に分かります。 そしてタイトルの通り9人が対象なので、登場人物がめちゃくちゃ多い! そのせいか序盤は中弛み感があって、何度か読むのを中断してしまいました。 でも最後まで読んでみると、後半であれよあれよと伏線が回収されていくので、中断したことを後悔する羽目に(結局何度か序盤を読み直しました笑)。 そして登場人物の多さも相まって、私は本当に後半になるまで全然犯人が誰かは分からりませんでした。 結末は他の方も書いている通り、「そんな動機で...?」という感じはあります。 とは言え、世の中の実際に起きている殺人事件を考えると、大概が逆恨みとか通り魔的ものなので、逆に現実的なのかも?と個人的には妙に納得しました。 ただ、ここまで周到に準備して実行するところはサイコパス度120%、さすがピーター・スワンソン作品!

    16
    投稿日: 2025.09.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    始め人物がごちゃごちゃして読みにくかったし,途中で犯人も分かったけれど,まあ面白くは読めたが,最後までその理由に共感できなかった.

    0
    投稿日: 2025.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ・あらすじ ある日、9人の名前が含まれたリストが郵送された。 差出人や目的も不明、9人それぞれの関係性も不明。 しかしそのリストに書かれた人たちは次々に殺されていく。 ・感想 ピータースワンソンって感じの作品だった。 読みやすいし、続きも気になるのですぐ読み終わった。 「そして誰もいなくなった」は読んだけどABC殺人事件はまだ読んでないので今度読んでみたいな。 犯人は直感で目星つけてたんだけど、動機がいまいちどころか全く理解できなかった。 犯人の歪みには解説でも書かれていたけど、サイコパスとも違う不快感があったな。 屁理屈捏ねて殺人する犯人ってあんま好きな犯人像じゃない…。 まぁこんな身勝手に殺すんだからせめて痛みや苦しみがないように、というのは最低限?必要なことだよね。

    6
    投稿日: 2025.09.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    海外作家の作品は途中で挫折することもあるのですが、こちらは翻訳家の方と相性がよかったのか、読了できました。 リスト内の人物それぞれのストーリーがきちんと描かれていたのがとても楽しく読めた理由の一つです。 全員の共通点について推理するのは難しいけれど、読み進めるとある人物については「おや?」と思えることができたので、ミステリーって楽しいなと改めて思いました。

    1
    投稿日: 2025.09.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読むのが止まらない。すごいペースで読んだ。サクッと死んでいくし、内面描写も堀下がってなくて深みはないかなあ。妹を殺された恨みかと思いきや、お前も加担しとったんかいっ!ってツッコんだ。だからリストに載ったんだけど。

    0
    投稿日: 2025.09.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。瑕疵が無いわけじゃないけど、エンタメとして十分楽しんだ。 最初はキャラクターの多さに把握するのが大変だったが、死者が増えるにつれ、視点人物が減っていくので1/3くらいからどんどん面白くなって、半分のところでは夢中になって最後まで一気に読めた。 ミステリーとしては推理できないけれど、まあワケありなのはわかるし。アガサ・クリスティを下敷きにしているので、展開にはついていけた。 気になったのはジェシカがどうして助かったのか。その示唆が全然わからなかった。元軍人に依頼したのに失敗するなんて。失敗する要素はあったのか? 全体を通して見ると、死者の数を揃えるため?エリックが死んだ分、ジェシカが助かったとか? あと肌の色の描写されるまでわからないので、サムやジェシカのシーンは興味深かった。ジェシカは黒人の血とベトナム人の血が入ってて、スペイン語が話せそうな見た目?有色人種ではあるんだろうな。 リストの人物の中に犯人がいるお約束が守られてて面白かったし、最後まで読んでから最初を読むと、もろ犯人の名前が最初に来てて面白かった。 ちゃんと仕掛けられている。 教授とシンガソングライターのやりとりはどうなんだろうな。詩を通じて仲良くなれた感じ。でも親同士が知り合いだったとしたら、親の好みが受け継がれていたとかそういうこと? なんかみんなリストを見て、見たことある聞いたことある、みたいな引っ掛かりを感じていたのも面白かった。 そして親たちは一切子供達に喋らなくて、悪夢としてだったり過去の友人としてだったりでほのめかすばかりで、どの子供達も親の罪を知らずに死ぬのが面白い。 3児の父親のマシューやゲイのアーサーの死後、周りの人はどう受け止めたのかという描写が無かったのが少し気になった。 必要な描写じゃないけど、人はいつか自分が死ぬことを忘れ、誰かが死ぬことも忘れる、ということかな。アーサーは夫のリチャードのことを忘れるのを恐れているし、ジェエシカも記憶を失う。 逆に犯人は忘れられなかったから犯行に及んだということか。

    3
    投稿日: 2025.09.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    犯人がわかるまではめちゃくちゃ面白かった。 犯行動機や殺害方法は正直無理があるし、最後のジェシカの章も不要だったのでは? 物語全体を見ると、そして誰もいなくなったの下位互換感が否めない。

    0
    投稿日: 2025.08.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ピーター・スワンソン最新作。 前作「8つの完璧な殺人」とはまた違った切れ味がある作品。しかし登場人物の多さが頭を狂わせてしまいちょっと今誰の話だとなってしまったのも否めない。 けど序盤、中盤の面白さはエグい 特にある人物の視点からの話からは固唾を飲みました。 しかしラストは賛否分かれるかも あの作品のオマージュなのはわかるけども‥って感じです。

    3
    投稿日: 2025.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    このミス第2位! 驚嘆必至のサスペンス! とか、帯に煽られて購入。 しかし… スワンソンらしいなあ、と思った仕掛けはあるも、んんん?え、これで終わり?と思ってしまった。 スワンソンじゃなかったら★3.5にはしてたかも、だけど決して4以上とは思えなかったなあ。 殺されるリストに載ったそれぞれの受け止め方、終わり方、それまでの色々が良かったという感想の人はいたし私も嫌いではないんだけど…… でも、それだけ?って思えてしまったんだなあ。 殺し屋が妻子を大切にしてそうな描写だとか、散りばめられたクリスティの作品とか、なんかもう、もう少し掘り下げられるのかな?なんて構えすぎて首痛くなっちゃったよ。ってな感じだ。 少し違った意味でページを捲る手が止まらなかったんだけど、なんかそれはその、面白すぎて食いついたというよりは満腹になる前に自分を騙して早食いしちゃって完食できた!的なそれ。達成したのに満足度が低い、と申しましょうか。 うーん。

    1
    投稿日: 2025.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ある日9名の名前だけが書かれた紙が9人それぞれに送られて来る。ある者は気にすることなく、ある者はそこに何があるのかと考え。。 そして、ひとり、またひとりとリストに上がった人物が死んでいき…。 ピーター・スワンソン。 前回読んだ「8つの完璧な殺人」同様、 物語の組み立てやスタイルに工夫があって良い。 今回はリストの数字が一つずつ減っていく様がカウントダウンのようでゾクゾクした。 プラス、その犯行がチャプターの最後のページ一枚くらいでサラッと行われるという、、そこもスタイリッシュな感じで好きだ。 犯人に関しては その動機や理由がかなり独りよがりであり、 あんまり共感できず。 もうちょっとそこ説明欲しかったな、なところもあり。 まあ文句を言いながらもおもしろくて、 先に読んでた別の本を追い抜かしての読了でした。

    26
    投稿日: 2025.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ちょいむずかしかった。 いつも名前を雰囲気で呼んでいる私にとっては誰がどれかわからないところが何箇所かあった。 またオチがよくわからなかった。 何回か読めばわかるかも?? 超スパンで読みすぎたのかもしれない 外国人作家は難しいね、、、 謎解きっぽいところは面白かった アガサクリスティのそして誰もいなくなったの話が出てきすぎているので、作者が好きだったんかな〜と思っていたら、後書きで似たような感想が書かれてた。

    0
    投稿日: 2025.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2025.08.23 いつもうならされる著者の作品。今回も期待を裏切らない。ミステリの定義は人によるだろうが、「なんか面白いミステリない?」と聞かれてオススメできる一冊。

    4
    投稿日: 2025.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    クリスティの『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品。 どっちも面白いけど、個人的に本作の騙し方の方が好き。 単純に上手いなあと思うし納得感がある。 正直、動機よりも犯人がどうやって計画を完遂させるのかだけが気になって仕方なかった。 とは言いつつも、隠された共通点を探るシーンはやっぱり楽しい。

    4
    投稿日: 2025.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分自身も含む9人の名が記されたリストを受け取った9人の人物。彼らには何ら共通点が見当たらなかったが、一人、また一人と何者かに殺されていく。「そして誰もいなくなった」を彷彿させるサスペンスです。 いわゆるミッシングリンクものミステリです。9人の人物には善良な者もそうでない者も混在しますが、犯人にとってはそんなことは一切関係なく。しかしなるべく苦痛を与えないよう殺そうとしていることから、恨みがあるわけでもないらしく。不可解な犯人の行動、そして次は誰が殺され、誰が生き残るのかというサスペンスでぐいぐいと読み進みました。 さて、ラストで明かされるほぼ狂気と思えるかもしれない犯人の心理は印象的です。たしかに「そして誰もいなくなった」にかなり通ずるものがありますが。あれよりは数段理不尽でした。

    1
    投稿日: 2025.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    あまりにも理不尽。オマージュに重きを置く余りに無理くり仕立て上げた感が否めない。犯人が分かるまでは楽しめたので読後感が尚更残念。

    2
    投稿日: 2025.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    犯人とトリックはたしかに衝撃があった! ただ、なんとなく不完全燃焼感が残った。これもまた人の死に大きな意味と影響を求めてしまう人間のサガなのでしょうか。

    5
    投稿日: 2025.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私の記憶力の問題ですが、この人誰だっけ?と何度も冒頭の登場人物確認が必要で、冗長に感じる箇所も多々。タイトルと設定にわくわくしただけに若干の期待外れ感は否めず。でも、ラストはよかった。丸善日本橋にて購入。

    0
    投稿日: 2025.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ひまわりめろんさんが読まれているのを拝見して、私も積んでいたので早く読まなくちゃと思いました。 ひまわりめろんさん、ありがとうございます。積読本消化できました。 アメリカ各地の9人に、自分の名を含む9つの名前だけが記されたリストが郵送された。差出人も意図も不明。 だがその後、リストにあったホテル経営者の老人が溺死。 翌日、ランニング中の男性が射殺された。FBI捜査官のジェシカはリストの人々の特定を進めていた。自分も、死んだふたりと同じリストを受け取っていたのだ。次は誰が殺されるのか? ー以上文庫うらすじより スワンソンの作品は『そしてミランダを殺す』『ケイトが恐れるすべて』『8つの完璧な殺人』を読んでいましたが先出の二作品はすごく心理的に怖かった覚えがありますが、この作品はクリスティの『そして誰もいなくなった』だと最初に書いてあるので、どこまで似ているのかが気になりましたがあまり怖いとは思いませんでした。 『そして誰もいなくなった』は確か何か昔、悪いこと(恨みを買う)ことをした人が殺されていく話だったという記憶がありました。 この作品の犯人は、ある意味非常に倫理的に殺人を行っているので、スワンソンの前作のような怖さはなかったです。

    137
    投稿日: 2025.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    住んでいる地域も年齢も違う、全く接点のない9人に名前だけのリストが届く。そして、リストの中から、1人また1人と殺されていく。 9人のプロフィールがとても丁寧に描かれていて、その中にはクリスティーを始め名だたるミステリー作家やTV、映画などの名作があり、題名を見ただけでもミステリー好きには堪らない仕掛けになっている。登場人物がたくさん出てくるので始めは戸惑うが、すぐにそれ以上の面白さに引き込まれて行くと思う。終わり方もよかった。

    16
    投稿日: 2025.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    autumn522akiさんの本棚から ピーター・スワンソンである 実はピーター・スワンソン2冊ほど読んで、うーん面白くなくはない、なくなくなーい でもなんか自分には合ってないかもと思い、読んでいなかったし、読むつもりもなかったのです だがしかし 風雲急を告げるとはこのことです なんとピーター・スワンソンの新作が秋さんの鬼★5とのこと なぬー! ほんとかいな! ほんとにそんな面白いんかいな! いや、言うてもあれよ? わいとスワンソンあんま相性良くないのよ 大丈夫? 秋さん大丈夫?(いやお前の事情踏まえて★打ってないわ!) 結果、面白かったー! やられたー鬼秋5違う鬼★5にやられたー(やられたのはあくまでスワンソンにな) いやまずね わいアガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』が大好きなのよ 当然大好きなのね その大好きを乗せての面白かったーです たぶん、「いや認めませんよ!」って人もけっこうおるんちゃうかな?と思う でも、わいは認める 認めちゃう これは『そして誰もいなくなった』です またひとつ『そして誰もいなくなった』の傑作オマージュ作品が誕生したってことでいいでしょう!

    70
    投稿日: 2025.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    動機は納得できるけど、犯人も悪いのに…?と少しもやもや 他責思考が強く見えてしまって… 親に同じ苦しみをと言っていたけれど、その描写が無いので本当に彼のやりたいことは達成したのかどうか分からず… 犯人に気付いた瞬間のスッキリ感はある作品でした

    0
    投稿日: 2025.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    話はとても最後まで面白くわくわくしながら完読したが、あの動機はあんまりでないか? 犯人がもし自分の娘を自分の手で殺めたのなら 百歩譲ってまだ許せるが なにもかも自分勝手すぎてあんまりだ。 納得できん! 自分は70代まで生きといてまだ若い人たちをそんな理由で殺してしまうなんて許せん! それとやはり外人の名前は全く覚えられない。 それが男か女かよくわからん。 最初の方の登場人物表を100回は見たわ。 彼の夫という表記が理解できず そこのページを3回は読み返したけど 自分の中で本の間違いやなと思ってたけどゲイやった。 ああ! 面白かったけどな〜 でもな〜 っ感じ。

    2
    投稿日: 2025.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2025年の27冊目は、外さない作家の1人、ピーター・スワンソンの「9人はなぜ殺される」です。 スワンソン版の「そして誰もいなくなった」と言えます。ページターナーである事は、認めざる得ませんし、一気に読ませる力量は、流石だと思います。 なぜこの9人なのか、誰が犯人なのかという謎は、小出しに仄めかされて行きますので、推察は可能だと思います。探偵役だと思っていた9人の中の1人、FBI捜査官のジェシカが、早々に退場してしまった時には驚きました。余りにもあっさりし過ぎなので、裏が有るように思ってしまいました。同性同名の全くの別人を登場させる小技も嫌いでは有りません。 登場人物が多い状況の中でもスムーズに読み進めて行けるのもスワンソンの力量だと思いますが、スワンソンならば、もう少し期待したかった所です。 ☆4.5

    2
    投稿日: 2025.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ネタバレあり 9人はなぜ殺される ピータースワンソンの長編ミステリー。9人の名前が書かれた謎のリストが当人達に送られ、それぞれが殺されていく。9人に少なからず面識は無く、なぜ彼らが狙われるのか、ミッシングリンクを探すストーリー。主人公と呼べる人物は無く、様々な登場人物の視点からストーリーは進行する。 クリスティに言及しており、おそらく「そして誰もいなくなった」をリスペクトし、ミステリの女王に挑んだ意欲作。しかし、「そして誰もいなくなった」の犯人と真相、全てのトリック、叙述トリック、更にはクローズドサークル、見立て殺人とあらゆる要素を一切の破綻なく描き切ったミステリ史上の傑作には残念ながらも届かなかった。 サスペンス的に進行していく恐怖感も小さい。「そして誰もいなくなった」では密室のなか、お互いに疑心暗鬼になっていくヒリヒリとした恐怖感があったが、今作の登場人物達は何処か他人事、恐怖感のかけらも感じられない。また、性的な描写を普段事として書いているが、ノワールの様な暴力的な描写もない中で、書かなくても良い事を描く事は何の魅力もない。(いちいち歯を磨く、朝食は何を食べる等、ミステリーに必要ない部分だと思う) 今作は、事件の発端が過去の事件に起因しているが、当時の該当者達は歳を取っているが、殺人が起きたホテルと当時のホテルが結びついた人はいないのが疑問。当然、FBIから詳細は知らされていないとしても、一部関係者には思い起こす要因があるのではと思う。 今作の最後、重要なトリックは日本史上最も有名な作品の一つが既に活用している有名なものだ。従って、成る程!と感心したが衝撃を味わう事が出来なかった。(ページをめくって一行で騙されたあの有名な作品だ)また、犯人が普通すぎてしまった。 唯一、殺し屋が登場したジェシカが実は犯人で、最後、自分の手記で事件を暴露する。となっていたら傑作だったと思う。しかし、犯人の驚くは薄く、あまつさえ。彼女が生きていたというのはこの作品を貶めており、 一気に価値を無くしてしまった様に見えた。 前作でもクリスティのオマージュをしているが、もっと自由にミステリを描いても良いのではと思う。作風はとても好きだし、タイトルから興味を惹きつけられる事には変わりがないので、いずれ爆発する事を期待しつつ。出版されれば読んでいきたい作者だ。

    3
    投稿日: 2025.07.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    購入済み 2025.09.10.読了 んんんん。ピータースワンソン史上、1番おもしろくなかったかも。 結末に至るまでのストーリーはよく出来ていたし、ドキドキもしたけど、最後でがっかり。 この結末なら、なんでもありになっちゃうし、殺される意味や動機や理由が弱すぎる。 そもそも、自分も罪を背負ってるんだから、こんなやり方は卑怯だし、自分勝手だわ。と。 ミステリーとしてはまったく納得のいかないつまらない内容

    1
    投稿日: 2025.07.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    解説を読んだ感じからも、そもそもそれを目指してる作品ではないのかなとは思うけど、個人的には盛り上がりに欠けるというか淡々と進みあっさり終わった感があった。 リストの人たちの共通点(≒動機)がずっと引っ張られてきた割にいざ明かされたらあまり納得感がないというか、子供を失う苦しみを与えるという目的なのに子供が殺された後の親たちの描写があまりなくて苦しんでる様子がないというか。 復讐が動機だけど、そもそも犯人自身が一番責任が重そう(兄なので)なのにとか、神経膠芽腫の話が出てるから結局なにか脳がおかしくなっての行動ということなんだろうか…とか色々とモヤモヤが残った。 最後にジェシカだけ生きてました〜というのも蛇足に感じた。 設定や雰囲気は好みだった。

    2
    投稿日: 2025.07.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2025/7/18読了 感想をひと言でまとめれば、「理不尽」。 期待値が高かった分、物足りなさというか、肩透かし感というか、救いの無い結末に対して抱くような虚しさやるせなさとはまた異なるモヤモヤ感が残った……。 挟んであった〈創元推理文庫〉の新刊情報に、ホロヴィッツの《カササギ》シリーズ最新作が載っていたので、それで良しとしよう。

    38
    投稿日: 2025.07.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こいつか〜!という驚きがありました リストに載った人が一人ずつ消されていく、という設定はミステリ好きはみんな好きなのではないでしょうか(偏見)

    0
    投稿日: 2025.07.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    何の繋がりもない9人に名前だけのリストが送られてきて、そのリストに載った人たちが次々と殺されていく。彼らの共通点は一体なんなのか。 展開が早く、さくさく読めたものの、犯人の動機が今ひとつ…。 自分自身も海賊結社に入ってたなら妹の儀式を止めれば良かったのに。他の仲間に妹の居場所を口止めしておいて、しかも誰も妹にこれは遊びだよと言わなかったって見事な逆恨み…。 なら兄であるお前は何をしてたんだと。あんたがさっさと親に居場所教えてたら妹助かったんじゃないの?と思ってしまった。 しかも60年後に復讐って…被害者たちは完全にとばっちり。 FBI捜査官が意外と早く退場したり、動機以外は楽しんで読めました。

    0
    投稿日: 2025.07.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すこしばかり翻訳ミステリーから離れるだけで、これほど読みにくくなるとは。進んでは戻ってを繰り返してなんとか読み切った。もう一度読んだらきっと、、、

    0
    投稿日: 2025.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    休日まで待ち一気読み、のめり込めました。これまでとは違う作風で、チャレンジング。状況が転換する場面は大げさですが息を呑むほど。動機が弱いのでは、とは思いましたが、このように考える理由は理解できるかも。早くも次作が待ち望まれます。

    4
    投稿日: 2025.07.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    犯人はいったい誰で、なぜ9人は命を狙われるのか。そして、果たして9人全員が殺されてしまうのか。タイトルそのものが最大の謎として常に提示されているので、最後まで失速することなくページを捲ることになる。 ある日突然人生が断ち切られる。それは無慈悲でありながら、殺人者なりの美学のようなものもある。 ひとつところに集められているわけではないものの、リストの人物が一人ずつ確実に殺されていくさまはまさに『そして誰もいなくなった』

    0
    投稿日: 2025.07.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ピーター・スワンソン『9人はなぜ殺される』創元推理文庫。 初読み作家。ブクログでの評判が良いようなので、読んでみることにした。 似たようなタイトルの小説で、周浩暉の『7人殺される』がある。『7人殺される』の方は非常に面白かったのだが、本作はどうだろうか。 ストーリーはリストに記された全くつながりの無い9人が様々な方法で何者かに次々と殺害されるという至って単純であるのだが、終盤までそれが何故かという理由が謎のままになっているのだ。その謎こそが最後まで読者の興味を惹く原動力になっているのだろう。 しかし、全体を通じたストーリーも、最終盤に殺害犯による独白による真相にしても、評判ほどの面白さは感じられなかった。 アメリカ各地に住む全くつながりの無い9人の元に差出人不明で、自身の名を含む9つの名前だけが記されたリストが郵送されて来る。 その後、リストに名前が記されていたホテル経営者の老人が溺死する。そして、翌日にはやはりリストに名前が記されていた男性がランニング中に何者かに射殺される。 殺害された2人と同様、自身の名前が記されたリストを受け取ったFBI捜査官のジェシカ・ウィンズロウはリストに名前が記された人びとの特定を進めていた。 だが、殺害犯の魔の手は着実にリストに名前が記された人びとの背後に忍び寄り、様々な方法で殺害されていく。 果たして、9人はなぜ殺害されたのか。殺害犯の正体は…… 本体価格1,200円 ★★★★

    75
    投稿日: 2025.07.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    アメリカの作家、ピーター・スワンソンの邦訳七作目。東京創元社からはスワンソンとホロヴィッツが毎年出版されて嬉しい限り。 9人の名前が書かれたリストが送られてくる。受け取った方は名前に覚えもなく、ただのいたずらとして受け止めるが、リストの人物が一人また一人と命を落としていることがわかり。。。 相変わらず何も紹介できない困った作品笑。 冒頭にもあるが、今作は孤島にいかない「そして誰もいなくなった」で、リストが示されつつ「ABC殺人事件」が起きる感じ。 これまでの作品と比べても圧倒的に人物描写が良く、そこそこの厚さなのにサクッと読める。個人的には、ミランダの次に好きかも。 正直ミステリではないと思っているが、もちろんスワンソンなので仕掛けもありつつ、極上のサスペンスに仕上がっている。かなりおすすめの作品。

    16
    投稿日: 2025.07.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    つまるところは、、、 お兄ちゃんも共犯者だ。みんなに知られないようにでもいいから気にかけてほしかった。 普段推理小説をあまり読まないのだが、話題だったので、手にした。 読み進めると、突然終わる人生に思わず声が出るほど急に訪れる。共通するのはなんなのか。。。最後に判明するが読み終えた後も、スッキリすることはなく、でも、もやもやでもなく、この感じはなんだろう。

    2
    投稿日: 2025.07.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いやー、面白かったんだけど、途中で真相に気づいてしまった(予想ができてしまった)という点で、☆4としました。 とはいえこの理由は個人的なもので、作品としての完成度や読み応えは今回も抜群だった。 クリスティの『そして誰もいなくなった』からいろいろと要素を抽出して、再構築した作品(解説より)。 この作品の肝はタイトルも示すとおり「なぜ」=ホワイダニット。リストに挙げられた9人のつながりを探すミッシング・リンクの部分。 ミステリはどうしてもフーダニットを好んで読みがちなのだけれど、久々にホワイダニットを読んでとても楽しかった。 同時に、クリスティの『そして誰もいなくなった』を猛烈に再読したくなりました。やはり偉大な作品(と作家)なのだなぁ。

    10
    投稿日: 2025.07.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    以前読んだ「そしてミランダを殺す」が面白かったので手に取った。「そして誰もいなくなった」をモチーフにしているが、クローズド・サークルではないという一作は、タイトルそのままのホワイダニットが軸。場面と視点が次々切り替わり、翻訳も自然なので、とにかく読み易い。冒頭からグイグイ引き込まれるサスペンスフルな展開で、終わり方も悪くない。現時点で今年一番のミステリ。

    12
    投稿日: 2025.07.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作品中クリスティの 『そして誰もいなくなった』 『ABC殺人事件』に触れています。 ターゲットにされた人達の日常が、次々とあっけなく奪われていく。 犯人は誰?その動機は? 気になりすぎて、一気読みです。 楽しい読書でした。 ただ、そんな動機で彼らを殺せるか?とは思うけど…

    0
    投稿日: 2025.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    鬼★5 完成度MAXのサスペンス! 人名リストにあげられた9人がひとりずつ… #9人はなぜ殺される ■あらすじ 9人の男女に対し、自分の名を含む人名リストが書かれた手紙が郵送された。リストにあがってたホテルオーナーのホプキンスは、朝ビーチを散歩しているところを襲われてしまう。 翌日さらなる事件が発生、FBI捜査官のジェシカはリストの人々の特定を進めていく。ジェシカは彼女は自分自身もリストにあがっており、危機が迫っているかもしれないのだ。何故この9人なのか、何故殺されるのか… ■きっと読みたくなるレビュー 鬼★5 おもろい! 完成度高すぎですね、 サスペンス風味なのはいつものとおりなんですが、今回は「更に倍」って感じ! 着実に事件が起こっていくプロットがエグイよ、作中の登場人物よりも読んでるこっちがビクビクしちゃうというほど。 襲われる際の表現もめっちゃ上手なんですよ、日常と死がすぐ隣り合わせにあってマジ恐ろしいっ 「メメント・モリ」ってのがテーマのひとつになってるんだけど、この描写は大成功ですね。 さて本作は人名リストにあげられた9人が、ひとりずつ襲われてくというお話。しかし何故この9人なのか、何故殺されなきゃならないのか、さっぱりわからないという。ストーリーもミステリーも非常にシンプルなのに、まぁーおもろいす。 そしてこの物語構成で思い出すのは、クリスティの『そして誰もいなくなった』ですね。しっかりとオマージュされているのですが、全然違うところもあるんよ。楽しみを奪っちゃうので詳しくは言いないのですが、ぜひ読んでみて下さい。凝った作りにびっくりしますよ。 物語の中盤にはいると、これまでとはちょっと違った角度のアプローチのプロットになってくる。さすがはスワンソン先生で、飽きさせない仕掛けが施されてますよ。読ませる読ませる、全く読む手が止まらない。 さらに後半にはいるとサスペンス度は最高潮、ついに驚きの真相、そして犯人… これ以上は言えない。はー、もうこんなミステリーを読めて幸せですね、大満足お腹いっぱいです。 さてここまでは、いつものスワンソンの魅力。しかし本作はそこだけではないのです! 本作は9人ひとりひとりを群像劇のように描いているんですが、実はここが本書の一番の読みどころなんです。日常生活や人生の価値観を上手描けているし、手紙をもらってからの行動が興味深くっておもろいんですよ。人生のひとコマを垣間見たような感じで、顔や性格がリアルに伝わってきたなー。人間像がめっちゃよかった。 特にFBIのジェシカ、大学准教授のキャロライン&シンガーソングライターのイーサンは鬼アツ!読み応えったわ~ あとスワンソン作品の装画はいつもセンスいいなーと思ってたんですが、本作も素晴らしいですね。読み終わってからじっくりと眺めてみましょう、胸に来るものがあります。 2025年翻訳ミステリーのトップレベルですね、読み逃さないように。 ■ぜっさん推しポイント 何が一番好きって、終章ですよ。終章。 スワンソンが導いた『そして誰もいなくなった』に対する、ひとつの回答ですね。いろんな感情が渦巻いちゃって、涙が止まりませんでした。

    135
    投稿日: 2025.06.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    9人の名前が書かれたリストが送られてくるところから始まるお話。クリスティの『そして誰もいなくなった』を想起する展開ながら、スワンソン独特の巧みなストーリーにすっかり翻弄されたのでした。ゲラ読みキャンペーンでとてもワクワク読ませて頂きました。 おすすめです。 追記 読み応えがあり面白かったけれど、冷静に考えると敵討ちにしては酷すぎる大量殺人なので、 評価5にしてましたが4に修正します。

    8
    投稿日: 2025.06.03