Reader Store
モビルスーツ全集 21 ソレスタルビーイングのガンダムBOOK
モビルスーツ全集 21 ソレスタルビーイングのガンダムBOOK
双葉社、バンダイナムコフィルムワークス/双葉社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

1件)
3.0
0
0
1
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    グレートメカニックによるモビルスーツ全集。第21弾はソレスタルビーイングのガンダム。 「機動戦士ガンダム00」シリーズのガンダムたちですね。念の為言っておきますが、刹那やグラハムはいませんよ。 ガンダムだけではないですが、00のMSの特徴といえばやはり太陽炉とGN粒子。 半永久的なエネルギー供給だけでなく、攻防一体の能力を持ちツインドライブシステムでMSを粒子化させたり、となんでもありのエネルギー。 このGN粒子あってのCBというかイオリアの思想実現であって、この技術の発見・理論の確立?がなければ、00の物語は始まっていないのでしょうね。イオリアという一人の天才から始まった物語。ジオン・ダイクンの思想からはじまった1stの影響があるんだと思います。あちらは曲解されたまま時代が進んでいるけれど。十全な相互理解のためのニュータイプは宇宙世紀では成し得ないのだろうなぁ。00は1stへの一つの解答なんだと思います。物語的にはZからCCAにあたるような気がしますけどね。特に劇場版はCCAだと思います。 00のガンダムで好きなのは、やはりサバーニャ。GNホルスタービットの弾幕はたまりませんね。思えば、デュナメスの超長距離狙撃の時から、自分の琴線を震わされていたような気がする。ビーム兵器の魅力がね、いいんですよ。ダブルオーライザーも好きですよ。ライザーソードのロマン武器さはいい。00はリアタイじゃなかったので、ブレイクピラーから止まらなくて一気見しました。 全体的に華奢なんだけど、GN粒子があるから剛性も保てるという設定。なんちゅう万能物質。ミノフスキー粒子と並んで、歴代でも屈指のチート物理学です。 まあ、主人公サイドのMSは大概反則の物質使っているものですが。 それに対抗すべく、一時的な地球同盟軍で消耗線を強いてCBを追い詰めたのは単しかったですね。物量が全てを凌駕する。どれだけ高性能でも、いわゆる匹夫の勇では仕方がないという。翻って、物量と時代の最新鋭機を兼ね備えていた1stの連邦軍はやばかった、ということですな。 00の世界は、AEUと人革連とユニオンの三つの巨大国家連合が支配する地球が舞台。プーチンのせいで人革連が現実化しそうな気がするのは、本当に嫌。 こういうのは、フィクションだけにしておいて欲しいものです。

    0
    投稿日: 2025.10.29