
総合評価
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powered by ブクログ財務省による日本経済への過剰な警告、増税を繰り返してきたこともあり、30年経済成長なしの異常な状態が続いた。後半は個人的な本の紹介。
0投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログ読み応えのある1冊だった。 ここ数年で日本が貧しい国になったと感じる国民は大勢いると思う。 なぜそうなってしまったのか?いつから? その原因や発端に目を向けている本。 もう、日本は後戻りは出来ない段階まで迫ってきている。 1人1人が政治に関心を向けなければ、確実に日本は終わる。 そう思うほどに酷い国になった。 直近に書かれた本なので、今とリンクしてるところがあって想像しやすかった。
0投稿日: 2025.09.14
powered by ブクログ惜しい人を日本は亡くしたと思う。 一度、講演会に行ったけど本当にわかりやすく話される方でした。 私が感じている日本をちゃんと説明してくれる内容。ダイジェスト版みたいな感じだけど、興味がある内容は他の本で深く理解するのが良いと思う。
0投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ最近大ラッシュで刊行されている森永卓郎氏の本を一冊でも読んでたら読む必要は無いです でも週刊誌連載のコラムだけあってその時その時の事象にリアルタイムで触れていてそこは興味深いかな 日産とホンダの合併で社名を本日にすれば良いとか ほんとオヤジギャグ過ぎて好きだなぁ こういうところが森永卓郎氏の本領発揮だと思う 万民に好かれる人柄が伺える
9投稿日: 2025.07.06
powered by ブクログこれも「言ってはいけない」などなど三五館シンシャが出した内容に酷似している。 特にメディアが持ち上げた小泉政権の政策がいかにアホか論述している。当時は素直に良いことしているんだと思い込んでいたて、いかにメディアを信じていたか振り返れる。 後半の推薦図書の紹介が絶妙で図書館で借りる事にしよう。
0投稿日: 2025.06.06
powered by ブクログ少し早読みしまったと後悔。本書は3つの章から成り立っている。特に第3章は25冊の著書についての書評的なもので小生どれも未読のものばかりそして内容も解らず本書を読むのと知ってから本書を読むのとでは大きく違ってくる。確かにこれは読んではいけない著書だったな!
0投稿日: 2025.06.02
powered by ブクログ自民党と財務省、官僚組織に金融村。巨大利権の触れられない暗部。生きているうちに書き残す。バブル崩壊を予言して逝った著者。5月も半ばを過ぎ、日経平均はまだ高い。一時落ち込みはあったものの、3,000円は見えてこない。果たして本書の信憑性は?…身になるように解釈できなければ、どんな金言も役に立たない。読んではいけないのは、自分に落とせない人。一度の人生。言いたいことは言い、食べたいものは食べる。ラーメンにケーキに煙草。84歳の平均寿命で、67歳は若かった。…自分はもっと長く生きたい。でも、やりたいことはやる。
1投稿日: 2025.05.20
powered by ブクログ今年(2025)4月末に出版された本ですが、森永氏は1月末にお亡くなりになっているので、間際に書かれた本だと推察します。ここには他の方には本にできない内容が多く書かれています、もうこのような情報を本(たった1700円)で得られることは難しいと思いますが、ここに書かれている日本の現状を理解した上で生きていけなければならないと覚悟を新たにしました。森永さん、長い間お疲れ様でした。 第3章には「真実を見抜く目を養う名著25選」として、25冊の本が紹介されています。 以下は気になったポイントです。 ・米国が利下げに踏み切ったように、世界のマクロ経済政策は金融緩和・財政緩和に大転換した、その中で日本だけが逆噴射の政策に邁進している(=増税による財政引き締め)能登半島の豪雨被害対策への補正予算の編成について「補正予算だと時間がかかり予備費で対応する」とした、しかし実際は真逆で、予備費だと予算執行に手間と時間がかか流(p13) ・トランプ氏はアメリカ製造業復活のためのドル安志向を標榜しているので、これから大幅なドル安誘導政策を行うはず、当然その一方で円高が劇的に進む、IMFによると米ドル・円購買力平価は1ドル=90円なので、短期的には70円台まで円高が進む可能性がある(p24)そのため日経平均は1万円を割り、最終的には3000円まで下がる可能性もある、中国への関税引き上げは中国経済をさらに痛手を与える(p25)自国の繁栄だけを目指してわがまま放題する大国が現れた時、最終的に世界戦争に結びつくというのが歴史の教訓である(p26) ・在職老齢年金制度とは、厚生年金の受給者が65歳以降働き続けた場合、年金金額と月給の合計が50万円を超えると、超過分の半分が年金から減額される、65歳以上の就労を抑制する要因になっている(p32)年金受給を繰下げて70歳から受給を選ぶと給付は月額で42%増えるが、在職老齢年金制度で減額になった部分は考慮されない(p33) ・75歳以上の後期高齢者の医療負担は、当初は無償だったが2001年に1割負担、2006年には現役並み所得者は3割負担、2022年からは住民税課税所得が年間28万円以上など一定所得の人は2割負担となっている、さらに2024/9に閣議決定したのは、3割負担となる人の対象範囲拡大について検討を始めた(p38) ・マルクス論を前提に考えると、なぜ少子化がする無のかがわかる、すなわち結婚適齢期の人々の「貧困」である)p44)官僚達の作った異次元の少子化対策は、格差縮小ではなく「子育て支援=すでに生まれた子供、あるいはこれから生まれる子供に対するケア」である、これでは少子化の根本要因となる「未婚」の問題は解決しない、官僚が子育て支援にこだわる理由は、自分たちが美味しから、子育て関連サービスの拡充や育休関連給付の創設により新たな天下り先や運営予算が発生する、貧困層ではなく官僚に恩恵がある(p46) ・問題なのは政府と日銀が過去の教訓から学ぼうとしない、実は100年前に浜口政権が同じ失敗を犯していた、財政と金融の同時引き締めを行った結果、1930年から昭和恐慌に突入し国民生活は悲惨を極めた、このままでは令和恐慌であろう。日本経済を立て直すには、財政と金融の同時緩和政策に抜本転換する必要がある、2025年夏の参議院選挙が最大のチャンス(p50) ・日産凋落の原因がEVへの集中投資にあることは自明である、トヨタのハイブリットに関する精緻な技術に他のメーカがとても追随できないという事情もあった(p52) ・ベーシックインカムへの反対論が多いのは事実、勤労意欲が失われ誰も働かなくなる、と主張する。しかしその懸念は各国の実験で否定されている、福沢諭吉も「世の中で一番寂しいことは、仕事のないことである」と述べている(p58)ベーシックインカムの導入財源としては、通貨発行益を活用すれば良い、安倍政権は特別定額給付金など57兆円のコロナ対策予算を講じたが、その財源は国債で事実上全て日本銀行が買い取った(p59) ・日銀が金融引き締めの姿勢に転じたことは、理論的には中長期的な株価の下落と円高をもたらす、ところが投資依存症になった人達は変化を意に介さない、そうした人達の買いで株価はさらに上がり、為替相場も円安に向かった。相場が値下がりトレンドに転じた時、冷静に判断できる人は値切りして手仕舞いするが、投資依存症の人は損失を取り返すべくさらに大きな資金を注ぎ込み、破滅の道へと歩んでしまう(p65) ・60歳からの繰上げ受給を選択すれば年金額は少なくなるが、健康寿命の72歳まで12年間も体も動いて好きなことができる、一方70歳までやりたくもない仕事を我慢して年金をもらい始めれば確かに年金額は42%増えるが、健康寿命から言えば、悠々自適の期間はわずか2年である、老後の幸せはこの選択にかかってくる(p73) ・95歳まで暮らすには2000万円の貯蓄が必要(2019/6)の試算は「65歳無職の夫婦二人の高齢者世帯は、収入21万円・支出26.5万円と毎月5.5万円の赤字」この赤字を95歳まで30年間積み上げると約2000万円になるというもの(p75)現在の寿命(例:2000年生まれの女性が100歳まで生き残る可能性は20%あり、40年間貯めるべき)さらに、年金給付額が削減されるの、現在の65歳支給開始を守る限り公的年金の水準は「4割カット」になる、21→13万円となる(p76) ・住民税は給与所得の場合、所得水準に関わらず課税所得の10%、金融所得は5%、社会保険料は厚生年金と健康保険に負担上限があり、高額所得者に有利な制度になっている、月給65万円までは保険料が上がるが、それを超えても増えない。健康保険は月給139万円までは保険料は上がるがそれを超えても保険料は変わらない、金融所得には社会保険料が一切かからない(p80) ・財政均衡主義は真っ赤な嘘だったことが安倍政権末期に明らかになった、政府は2020年度に新型コロナ対策で約108兆円の国債発行をし、基礎的財政収支は80兆円の赤字だったが、ハイパーインフレは起きなかった、実は、反財務省だった安倍政権はコロナ前から大量に発行した国債を金融機関に買わせてそれをさらに日銀に買い取らせることをやっていた、ある程度財政赤字を拡大させ続けても大丈夫、増税の必要はないことが実証されたわけだが、財務省はそれをひた隠しにし、大手メディアも一切報じなかった(p86) ・ある医師が言うには、免疫量は健康状態に比例するが、免疫の3割はどれだけ前向きに生きるかという精神論の要因に左右される、このために必要不可欠なのは、自分がやりたいことをやって、辛く苦しい治療や生活スタイルを避けることではないか(p102) 2025年5月7日読破 2025年5月8日作成
1投稿日: 2025.05.08
