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本と子どもが教えてくれたこと
本と子どもが教えてくれたこと
中川李枝子/平凡社
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総合評価

6件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    語りの自伝。 いい時代、と言ってはいけないのだろうけれども、上り調子のいい時代をたくましく生きてこられた方。 児童三憲章……  今の時代をどうご覧になるだろうか。

    4
    投稿日: 2025.10.25
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    こういう本を読むと、 今の時代にうまれたことがなぜか恥ずかしくなってくるのだけど、恥じるべきではないなとも思う そして本と子ども/本とわたしの付き合いかたを振り返る機会を与えてくれた

    0
    投稿日: 2025.08.13
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    ぐりとぐらの読み聞かせで、何度も聞いた作者「中川李枝子」さん。どんな方か、どうやってぐりとぐらができたのか、何も知らなかった! 子供が読む絵本、並大抵では作れないなとしみじみした。本が好きだから本を読む!

    0
    投稿日: 2025.06.26
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    本書に出てくるエピソードは、これまでにいろんなところで読んだことがあるものも多かったけれど、結婚のいきさつは初めて聞いたような。素敵な御家族に恵まれたからこそ生まれた作品の数々に感謝。薄い文庫本ながら、略歴もブックリストも読みやすく、なにより表紙の絵が嬉しいし、「児童憲章の三原則」が心に残る。

    4
    投稿日: 2025.05.17
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    著者が生きてきた戦前〜戦後、そして現代。 その体験から子どもたちを優しく守るような世界が絵本に詰まっていることがわかった。その想いが時代を超えて今もなお、子どもたちに愛される作品として位置付けられている。

    0
    投稿日: 2025.04.19
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    「のこす言葉 (KOKORO BOOKLET)」シリーズで刊行されて品切れになっていた本が平凡社ライブラリーに入る形で復刊したと知り、すぐに手配した。 平凡社ライブラリーとしてはめずらしいぐらいうすく、すぐ読める。夢眠ねむさんの解説がついた。 子ども時代からの人生を振り返りつつ、次の世代に残しておきたい言葉をつづるこの本を読むと、このひとは児童文学作家である以前に保母(いまなら保育士)として全力ですごした時間あっての人物なのだと改めて思う。 たくさんの本との出会い、子どもとの出会いから学び、自然とだれのことも尊重し、自然と自立して、自然と平和を求めて、いつも前を向いて歩いていたのだなと伝わってくる。

    2
    投稿日: 2025.04.18