
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
また一つ、面白い食系漫画に出逢えて嬉しい。 料理が上手い人間が、異世界に行って、現地民の胃袋をグルメでガッツリと掴むタイプのファンタジー路線も好きだが、異世界人が人間界にやってきて、様々な地元グルメに舌鼓を討つタイプも嫌いじゃない私。 なので、人から雑食系と呼ばれるんだろうなぁ、と思いつつ、この『魔王様、世界が美味しすぎて滅ぼすのをやめる』の紹介を進めよう。 どんな内容なのか、これに関しては、一言で済む、そう、タイトル通り、としか言えない。 戦闘力が頭抜けているだけじゃなく、どちゃくそ可愛らしい魔王様が、人間界のグルメが、あまりにも美味しいものだから、人間界を滅ぼすのを先延ばしにしていく、そんな感じの内容だ。 ぶっちゃけ言ってしまうと、まぁ、有り触れたストーリーではあるにしろ、さいたまグルメで、魔王様をがっつりおもてなすってのが、攻めの姿勢を感じて良しなのだ。 地味さが際立っている、そんなイメージを持たれがちな埼玉だけど、魔王様の胃袋を鷲掴みに出来るだけの美味しい、地元民イチオシのグルメが多いようである。利権関係が難しいのか、ちょっと店名を変えてはいるようだが、しっかりと解るってのが良い。 美味しいモノで掌返しする魔王様のチョロインっぷりだけでなく、そこはかとなく、ポンコツ感を漂わせるメゾネットさんや、いきなり、勇者に選ばれてしまう不遇さに加え、地味に胆力があるな、と思わせる野花ちゃんなど、可愛いどころを揃えているのも強みだろう。 しかし、この作品で最も存在感を発しているのは誰でもない、どこにでもいそうなサラリーマンである二瓶さんだ、と私は声を大にして言いたい。酸いも甘いも嚙み分け、艱難辛苦に耐える人生の中で培ってきた「経験」と言うカードを駆使して、魔王様や政府との交渉を円滑に進めて、良好な関係を築くのに骨を折り、最良の結果を出して見せる彼は英雄の器、と言える。 次巻への引っ張り方も見事なので、(2)で、どんなさいたまグルメに、魔王様が良いリアクションをしてくれるか、楽しみだ。 この台詞を引用に選んだのは、美味しい、がしっかりと伝わってくる表現だなぁ、と感じたので。 実際、あると思う、こんな感想が出てしまうほどの美味しさは。 これほどまでに美味しいモノを食べてしまったら、今後、似たようなモノを食べた時、これを上回る感動や歓喜を味わえないだろう、と確信したら、自然に出てしまうんじゃないだろうか、この言葉が。 「出会わなければよかっ・・・た!!」(by魔王様) これらの台詞を引用に選んだのは、二瓶さんの言う通りだな、と感じたので。 競い争う、それ自体は、人の歴史を形作るモノの一つだから、一概に、悪い、と言えない。 だからこそ、お互いに引き時を誤らないのが大事なんだろう。 何より、争ってばかりじゃ食う飯は美味くない。 戦争をするくらいなら、一緒に飯を食って仲良くする、そういう道を選んでこそ、国のトップに立つべき者だろうに・・・ どうしても、優劣を付けたいってんなら、国のトップ同士がタイマンで殴り合うか、それこそ、それぞれの国の名産を使った料理勝負でもすりゃいいのに。 そんで、作った大量の料理を国民に振る舞って笑顔にすれば、好感度もバクアガリするだろうよ。 「先ほども話した通り、我々は先方と戦う必要はありません。人と人、国と国、社会において勝者となるのは、対立関係を維持する者よりも、協力関係に持ち込める者です!!」 「先方は、お2人より、遥かにグルメじゃありません。そして、美味しいものは、価値観を超えて、ただ美味しいんです!!」(by二瓶さん)
0投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログすぐ打ち切られるけど、 すぐ次の連載が始まる河田・行徒コンビの新作。 内容はほぼタイトルそのまんまで、 世界を滅ぼそうとする魔王様に美味しいものを食べさせて、 懐柔しようというお話。 おそらく許可を取るのが面倒だったのか、 有名なお店っぼいけど 名前が少し違う飲食店がたくさん出てきます。 この作品に出てくる魔人リンガーバッドみたいな、 尊大で頭が悪くて相手してるとイラッとするキャラの存在は、 河田・行徒コンビの真骨頂ですね。 魔王様側の人材が大体みんなひどい。(褒めてます)
1投稿日: 2025.04.09
