
次の整理(1)
光用千春/小学館
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総合評価
(2件)4.5
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powered by ブクログ光用千春が顔を描いている。もちろん過去作でも顔は描かれているけれど、『コスモス』や『たまご』の顔がシンプルな作りで豊かな感情を伝えるものだとしたら、『次の整理』の顔は豊かな表情で感情をシンプルに伝えようとしているよう。光用千春は確実に私たちを仕留めにかかっている。宇宙のように描かれる狭い空間を見ると、光用千春印だな、と思う。
0投稿日: 2025.05.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
作家を目指す黒川と作家の天野のお話。 2人は同級生。天野にはいじめの過去があった。 作家って改めて凄まじいものを持っていると思う。自分を削りながら、過去の自分と向き合いながら、嫌いな人を思い出しながら。でもだからこそたくさんの素晴らしい作品がこの世にあるんだろうな。 平和であって欲しいけど、きっと平和だったら出会えなかったものがたくさんあった気がする。 そんなことに気づかせてくれた作品。
0投稿日: 2025.04.24
