Reader Store
毎日読みます
毎日読みます
ファン・ボルム、牧野美加/集英社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

91件)
4.3
36
33
8
3
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2026.6 毎日少しずつ読んだ。 面白いブックガイドだった。 毎日読書したい。 === P7 より勇気ある、より揺らがない人間 P17 相手がこれまでどういう本を読んできた人かわからないのに、その人にぴったりの良書を薦めるなんて、どんなに難しいか! P19 哲人 そして、刹那としての「いま、ここ」を真剣に踊り、真剣に生きましょう。過去も見ないし、未来も見ない。完結した刹那を、ダンスするように生きるのです。誰かと競争する必要もなく、目的地もいりません。踊っていれば、どこかにたどり着くでしょう。青年 誰も知らない「どこか」に!(嫌われる勇気) P57 小説を読む人は、誰よりも「自分の人生」に関心の高い人間なのだと。小説の愛好家は、架空の人物を通して自身の人生を読む人間だ。 P63 詩は生を慰めもしないし、癒やしもしない。本で引用されている詩人ファン・ドンギュの言葉のとおり、「詩は、幸せなしに生きる訓練」なので、毎日毎日が不幸でも詩を読むことで「不幸なまま幸せに生きられる」というだけだ。 P67 「一生懸命生きている人たちが自分の人生に誇りを持てないのなら、それは社会の責任だと考える」 P70 本はロマンチックだ。本を読む人もそうだ。本の中に深く潜り込んでいる人だけが放つ空気。その雰囲気。その視線。この世でもっともひそやかで静かな変化は本を読んでいる人の内面で起こっていて、その人の姿そのものが、わたしにとってはもっともロマンチックなイメージとなる。 P76 一番好きな作品は今でも『ブルックリン・フォリーズ』だ。〜「今は哀しい一人の人間として生きているけれど、偶然この手をつかんでくれたあなたのおかげで、わたしは再び希望を抱くことができるようになった」。〜もしも、期待していた未来がしがない現実となって目の前に現れたとしても、失望に打ちひしがれる必要はないのだと安心することができた。たとえ奈落の底にいても、冗談を言い合える友人がそばにいれば、また元気を出せるはずだから。「私は静かに死ねる場所を探していた」で始まるこの小説が一筋の希望を与えてくれた。 P118 歩かねばならない。一人で行かねばならない。〜 P193 「一日に三冊もの本を読む人間を、世間では読書家というらしいが、本当のところをいえは、三度、四度と読みかえすことができる本を、一冊でも多くもっているひとこそ、言葉の正しい意味での読書家である」(岡崎武志『蔵書の苦しみ』) P218 自分を守る、自分を保護する読書が必要な理由がここにある。商品を積み上げるのではなく、世の中を理解する知識を積み上げるために。メディアの提案してくる幸せではなく、自分の望む幸せを追求するために。孤独なとき、マートではなく友人の家へと向かうために。安定感に飢えているとき、豪華な家を夢見るのではなく、今ここでシンプルな生活を営むために。自分の不安の根源をみずからたどっていくために。自分の選択をする際に自分の気持ちを蔑ろにしないために。自分の中の欲望を理解し、それを解消する方法を自分で見つけるために。そのために、わたしたちは本を読まねばならないのだ。 P222 「この本を読んで、ちゃんと反省できる大人の苦言が身にしみました。この世界の物質万能主義を人のせいにする前に、自分の心を振り返ってみなければと思いました。人間が身につけるべき最低限の徳目が『恥』であることも、あらためて学びました」 P226 わたしの心の扉をあなたの前で開いてみたい。

    0
    投稿日: 2026.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本当に本が大好きな方なんだな、というのが伝わってくる本好きによる本についてのエッセイ。 韓国の作家さんだけでなく、様々な国の、様々なジャンルの本が登場する。(もちろん日本の本も!) 次に何の本も読もうか、という指針になるし、単純にエッセイとしても面白い。 一篇が割と短いので、寝る前や移動中など、気軽に読めると思います!

    0
    投稿日: 2026.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本を読むことについてひたすら書かれてて、本好きにはたまらない本だった。本読むのって本当に良いよね、と作者さんと話したい。 私は読書好き友達があまりいないので、作者さんの様な友達と同じ本を同時期に読んでそれについて話すってのがとっても羨ましかった。いつかやりたい〜〜!夢が出来ました。 作者さん小説以外の本も読んでて素晴らしい。いくつか気に入ったフレーズもあるからメモしちゃった。 色んな本を同時読みはよくやるので同じ読み方の人出会えて嬉しい。家でゴロゴロ読むの私も好き、途中でバーでお酒飲みながら本を読む描写があるけど憧れる。これもいつかやってみたい。 図書館で読んだ本なので、日本に帰国したら購入して手元に置いて定期的に読み返したい本。

    0
    投稿日: 2026.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本と親しくなるためのヒントを53篇のエッセイにまとめられています。 著者ファン・ボルムさんが書いた『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』の雰囲気が柔らかかったので、ふわっとしたエッセイかな、と軽い気持ちで読み始めたら、雰囲気はふわっとしつつも、がっつり本のことが書かれていて、ほぼ一気読みしました。 01 ベストセラーを読む 02 ベストセラーから離れる 19 図書館の本 21 読書会 30 映画と小説 39 広く読んだのちに深く読む などなど、目次を見るだけでワクワク。どんだけ付箋を貼るねんっていうぐらい付箋を付けながら読みました。 村上春樹、立花隆、安西水丸、内田樹…日本の作家や本もたくさん登場します。 著者の読書量や知識が凄いのに、押しつけがましくなく、自然と本が読みたくなるエッセイです。 17 読みたくなければ読むのをやめる の、『読書の楽しさまで失ってしまいそうなら、その本はいったん手放してもいい。状況が変化し考え方が変われば読みたいと思う本も変わってくるので、そのときまた手に取ればいいのだ。』 は去年、興味なしに字面だけを追っていた私に教えてあげたい。 この本を一年間の最初に読めてよかった。 今年は忙しくなりそうな1年なのですが、楽しく読書ができたらいいな、と思います。

    48
    投稿日: 2026.01.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    良い本を読むと、人生へのまなざしが広がる。そのことをあらためて感じさせてくれました。【2025年11月11日読了】

    1
    投稿日: 2026.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』は図書館の予約がとうぶん回って来ないので、先に評価の高いファン・ボルムさんの読書エッセイなるものを読んた。 本に求めるものは何か?という問いに、作者自身は本を読むもっとも強い原動力は自分の不十分さだと語っている。 単純に楽しむだけでなく、自分に足りない精神、知識、経験などを求めていることに共感した。 「広く読んだのちに深く読む」では、私は今なるべく偏らないように色んな本を読むようにしているけど、特定の分野を深く掘り下げていくためにはまず広さを確保する必要があると言われ、広く浅くになっている自覚があったので肯定された気分。 目次を読むだけでも読書への向き合い方についてのヒントが得られる。 正直そんな目新しい内容はなく、韓国の本の引用が多くてわかりにくく、読むのに時間がかかってしまった。 読書好きとして私も読書エッセイに癒されたかったけど合わなかったのか?残念。。

    28
    投稿日: 2025.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    同じく読書を愛する人間として、うんうんと思える部分がたくさん。本との親しみ方には、いろんな形がある。

    0
    投稿日: 2025.12.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んで読んで読みまくったら最強になれるわけじゃないけど、突風の中でもよろけないで立っていられるような強さをほんの少しもらえる、それが読書なのかもしれない。私は毎日迷ったり助けて欲しいと思うことが多いから、救いを求めて本を開いている。紹介されている本も世界中の作品があって、本当に積み重なって多読な人なんだなあ。家に置いておきたい一冊だった。

    16
    投稿日: 2025.12.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分にとって本とは何であろうか 本や読書や作家のあれこれについて書かれたこのエッセイには、その答えにたどり着くヒントがたくさん散りばめられていた

    0
    投稿日: 2025.12.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本読み仲間の友人から春樹の事も書いてあるよと紹介されて。いや本好きならたまらない内容よ。 好きで好きで本読み中毒から、書くこと、小説家と自分を昇華させていってるのが凄いな。 そして一点集中型からジャンル問わす読み、学んで行く感じで、これは彼女の本読みとしての自叙伝だ。古典から経済学者の本まで(意図的に色々読んだ時期があると告白されている)。   紹介されてる本は大衆小説的なのは少なくて、古典とかも多い。私なんかは生涯一度は読んでおきたいと思うものの、手をつけられていない本も沢山あって改めて少しづつ挑戦しようと思えた。 ファンさんは、本にアンダーラインを引いて書き込む派だ。確かにその方がより深く読める気はする。私なんかは読みたい本が消化しきれずでなかなかそのような読み方は出来てない。でもそんなファンさんでも読んだ本の内容が忘却の彼方へ行くこともあるらしい(良かった私だけじゃない)。 忘れても読んだことに意味がある。 いまの本離れ、ネット世の中に憂いつつもスマホを手放せてはいない現実と向き合いながら今日も私たちは本を読む。

    15
    投稿日: 2025.12.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「残業のあと帰宅して眠い目をこすりながらも、本を読んだ。地下鉄やエレベーターを待っているあいだも読み、病院や空港でも読んだ。振り返るとわたしはいつも忙しかったけれど、時間を見つけては本を読んでいた。わたしの読書の八割は「隙間時間の読書」だった。」

    2
    投稿日: 2025.12.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大切にしたい言葉がたくさんありすぎて、自分にとって生涯のブックガイドとなりそう 最近本が読めていなくて自己嫌悪に悩まされていたけれど、こちらの本は一編が読みやすい長さでタイトル通り毎日読んでいた。 この本のおかげで読書熱が再熱してうれしい。 普段本を読まない子にもおすすめしようと思う。

    0
    投稿日: 2025.12.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ○本のタイトル『毎日読みます』 ○著者名 ファン・ボルム ○訳 牧野 美加(まきの みか) ○出版社 集英社 ○ジャンル エッセイ ◯どんな本? 日々の忙しさの中で本をどう楽しみ、どう読んでいくかを具体的な方法と作品を通じて、優しく教えてくれるエッセイ。 読者に「本を読みたい」と心から思わせる魅力がある。 読書の楽しさや効用を再確認し、自分自身の読書スタイルを見直すことができる。 忙しい毎日の中で読書を続けたいと思っている方や、読書に対する情熱を再燃させたい方に特におすすめ!

    28
    投稿日: 2025.12.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で借りて返却期間の延長もしたけど、ゆっくり読みたいと思える本だったので途中まで読んで返却。 アンダーラインを引かずとも、読む前と読んだ後ではあなたは変化しているはず、という一言を胸に、毎日どしどし読みたい。 コンパクトな章立てなのに、本への愛がぎゅうぎゅうに詰まっていて大層よかった。絶対買うぞ。

    1
    投稿日: 2025.12.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本を読み終えても内容を忘れてしまう、途中で挫折してしまう本がある、読むのに時間がかかりもどかしい時がある等々。私の何百倍も冊数をこなしているであろう著者の様な読書家でも私と同じ様に感じることがあるという事実に安心した。更にはそれらを納得いく文章で肯定してもらった感じ。これからも忘れながら、自分でも知らないうちに変化して、堂々と読書を楽しんでいける。

    0
    投稿日: 2025.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    年末にかけ「毎日飲みます」状態に陥り、アルコールにより読書ができなくなる私には何かと辛い季節だ。断れば良いのだが、交友も大切かと思い、流される。昨年と変わらぬ景色。 酒のせいではなく、読書をしたものを読んだ端から忘れていく。「毎日読みます」しかし「すぐ忘れます」。この悩みは世界共通のようで本書でも吐露される。 ー 読書後の忘却。読書が虚しく感じられる理由だ。先週読んだばかりの本の内容も覚えているような、いないようなありさまだし、一年前に読んだ本は、タイトルも内容も霧に包まれたようにぼんやりしている。どうせこうなるのなら、いったいなぜ本を読まねばならないのか。時間ももったいないし、虚しさだけが胸に残る。 だが福音。こんな話がある。 ー 「君は君の人生を変化させなければならない」それが、パトリック・ジュースキントが結論づけた、わたしたちが本を読む理由だ。わたしはその文章を頭の中で何度もつぶやきながら、もし一冊の本を読む前の自分と読んだあとの自分が少しでも変化していたなら、たとえその本を読んだことすら覚えていなくても問題ないのだと自分を慰めた。 覚えるためではなく、変化するため。 本書は100冊以上の本に触れながら、読書と向き合う本。韓国人独特の視点や共通するものへの親しみを感じながら…日々の変化を求めて。

    99
    投稿日: 2025.11.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    少し飛ばしながら読んだけど、ファンドルムさんの文章はとても好き。 ・もし一冊の本を読む前の自分と読んだあとの自分が少しでも変化していたなら、たとえその本を読んだことすら覚えていなくても問題ないのだ ・誰も自分の金を分け与えようとはしないのに、 自分の人生はらいかに多くの人々に分け与えていることでしょう? 人は財産を守ることにかけてはケチくさいのに、時間を浪費することには鷹揚です。 こと時間にかけては貪欲であって然るべきなのに。(セネカの【人生の短さについて】より) ・わたしたちは他人の人生をよく知らないので、その人の人生で一番目立つ面だけに注目しがちだ。

    0
    投稿日: 2025.11.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    韓国の本をはじめ世界中の本が紹介されていて、本作の中の引用を読んで、興味が惹かれるものが多々ありました。 「本を読むのに良いタイミングは『いつでも』だ」 日本の読書指南書とはまた雰囲気の異なる奥深さがあって面白かったです。

    20
    投稿日: 2025.11.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    非常にためになる韓国人による読書指南書です。 時代を問わず国を問わず、53篇のエッセイのなかに響くものが多々あった。巻末の参考図書リストあるのもいい。

    0
    投稿日: 2025.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本を愛する著者の気持ちが伝わってきて、幸せな気持ちになれる本。 寝る前、その日摂取した色んな情報や他人の感情が頭の中でグルグルしているときに読んでみたところ、グルグルが止まりました。 とても穏やかになれる本です。 タイトルも好きだし、カバーの色や絵も可愛くて、良い本買ったなあと思える一冊です。

    9
    投稿日: 2025.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    毎日も読む時間はないし、そんなに沢山読んでるわけではないけど刺さりました。付箋だらけ。私にとっては、小さいけど何かのきっかけをくれるような本です。読んでて気持ちいい綺麗な文章…には不思議な魅力があります。 「最近気分が晴れないな....」「ちょっとした息抜きが欲しいな....」そんな時にまた再読したい… ✏︎✏︎✏︎ 退屈で、物語が恋しくて虚しくて友達に共感したくて、世の中に希望を持ちたくて、そして究極的にはただただ何かが読みたくて、私は毎日本を読んできた。これからも読み続けるだろう ✏︎✏︎✏︎ 本を読んで強くなりたい。より揺らがない、よりどっしりした人間になりたい。傲慢でもなく、無邪気でもない人間になりたい。自分の感情に率直でありながらも、感情に振り回されないようになりたい。大げさに言えば知恵を得たい、日常生活では賢明になりたい。世の中を理解し、人間のことがわかるようになりたい。 ✏︎✏︎✏︎ 「君は君の人生を変化させなければならない」それが、パトリック・ジュースキントが結論づけた、わたしたちが本を読む理由だ。わたしはその文章を頭の中で何度もつぶやきながら、もし一冊の本を読む前の自分と読んだあとの自分が少しでも変化していたなら、たとえその本を読んだことすら覚えていなくても問題ないのだと自分を慰めた。

    2
    投稿日: 2025.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    Voicyで真夜中の読書会のバタやんさんが紹介していたので読んでみた。なぜ本を読むのか、いろんな角度から書かれていて、どれも「そうそう」とうなずきながら読んだ。そして、ますますこれからもたくさん本を読みたい!という気持ちになった。たくさんの本からの引用された文章も載っていて、読みたい本が一気に増えた!

    1
    投稿日: 2025.10.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『ようこそ、ヒュナム堂書店へ』の著者、ファン・ボルムさんの読書エッセイの改訂版があると知って、早く読みたいと思ってました。 題名がいいですよね。 読書は自由だから、どんなふうに読んでも、その人となりが現れます。 なぜ、本を読むのか、読み終わって感じる満たされた気持ち、新しい本を手に取った時のワクワク感。なかなか読み進められない本へのもどかしさ。いい感じの本屋さんを見つけた時の高揚感。 本への愛情がたっぷり語られていると感じました。 各章に著者が愛する作品が紹介されていて、作品は読んだことのないものばかりだったけれど、引用された一節に心が動かされます。 紹介された作品は外国のものばかりで、難易度が高そうと思ってしまうものばかりだったけれど、何冊かは一度読んでみようかと思わせてくれます。

    6
    投稿日: 2025.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とてもよかった。 何々の本を読んだ、その感想、ではなくて読書にまつわる色んな体験談の本。 最近、同じファン・ホルムさんの「ヒュナム洞書店へようこそ」を読んだときに書いてあったり、またとある読書家さん(主に小説やエッセイを読まれている方)のVlogを延々と見て、気づかされたことがある。 私はずっとこの年まで読書を ・知識の吸収 ・現実逃避 ・娯楽、エンタメ と捉えて読んでいた。 だが自己啓発本でもない小説やエッセイや教養文庫を読み、 「そこに書いてあることを実践する」 という読み方をする人がいるんだ…!と言う事に目からウロコだった。 自己啓発本ならわかるんです。でも小説の登場人物や何気ないエッセイの著者のちょっとしたTipsや生き方で「いいな」と思ったことを実践するというようなことがあるんだ…!って。 そしてこの本にもとあるページに 「私たちは本を読み終えると、まるで読書感想文のようにあらすじや中心テーマを要約することに集中しがちだが、実は各ページに何気なく潜むちょっとしたアイデアや考えや意味を見出し、それを人生に取り込む作業も大事だ」 と直接書いてあり、やっぱりそうなんだなと。(ヒュナム洞にも同じようなことを主人公が言っている箇所がある) もちろん読書をエンタメとして面白く読んだり、リラックスのために読んだり、教養の摂取をしたりでも全然構わないと思うが、自分の内面に蓄積するものはあったけど、あまり自分の人生に影響がない気がしてたのは人生へのアウトプットが足りなかったんだなーと。 この本は読書にまつわる色んな体験が書かれているので、へえ〜著者はそういう事もする人なんだなーで終わらせず、これからの読書はこの本の中で真似できそうな事をやって、アウトプットして行きたい。 あとこの本でも出てくるが海外の作家さんたちは文章講座の開講、受講やグループワークをよくやっている印象。 この本にもあるような「個人的に書評を書くための文章講座」みたいなやつ。 ウェブライター講座とか作家になるためシナリオ書くための文章講座はあるっぽいが、そういうのでなく個人的な目的のためのそういうのを日本ってやってるのかなあ。

    6
    投稿日: 2025.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本を読んでから、読書のすばらしさを痛感しただけでなく いろんなジャンルの本を読んでみようかなという気持ちになった。 著者は非常に多くの種類の本を読んでいると感じた。 もちろん著者が、子供のころから本好きで読書の量が圧倒的に 多いので新しいジャンルの本でも読むのに苦労しないのかもと思ったが そんな著者にとっても読みづらい本や理解するのに時間のかかる本が 紹介されていたので、読書歴の短いわたしでも自分が読んだことのないジャンルの本でも 読もうと思えば読めるのでは?という気持ちにさせてくれた。 読書嫌いの私が25歳の時に読書を開始した時と同様に、 新しい世界にも足を踏み入れてみようかなという 後押しをしてくれた。

    1
    投稿日: 2025.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書好きならうんうん、と頷きながら読むだろうし、読書の習慣がなくても本作のどこか1つの章を読むだけで読書を始めてみようかなと思う1冊なのではないかと思った。 共感することもされることもどちらも大事なこと、という1文が印象的。そして自分は狭く浅くの読書になりがちなので、広く読んで深く読む読書を始めてみたいと思う。

    0
    投稿日: 2025.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書と人との関わりを作者の実体験と絡めて解説しているエッセイです。 自分としてはp208の『読書はわたしにとって余興であり、休息であり、癒やしであり、わたしのささやかな自殺なのです。世の中に耐えられないときは、本を手に取り、丸くなって横たわるのです。』(ジョナサン・コット)という引用文に深い感銘を受けました。辛い現実からの逃避。自分にもそういう目的で読書をすることが何度もあります。多くの人の中にもそういった人たちもいるんだろうなぁとボンヤリと思っていましたが、いざ言葉にされるとドキリとします。 とても面白く読み応えのあるエッセイでした。オススメです。

    0
    投稿日: 2025.09.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    著書の中に出てくる本を何冊か読みたいと思った。 自分の中の、人生の本を見つけて、生きていく力がつくことを願って。 それに伴って、集中力を養うことが出来たら最高だよね。

    2
    投稿日: 2025.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書の効能は色々あって、読む理由もたくさんたくさんあるんだけど、それでも読み続けているのはやっぱり、読まずにはいられないからじゃないかな、それは「楽しい」という言葉でも表せるし、「中毒」という言葉でも表せるし、「ルーティン」という言葉でも表せるかもしれない。 それでも読めなくなる時があったり、なんで読んでるのか分からなくなる時もあって、その時にまた改めて何故読むのかを考えたり、どう読むのか試行錯誤したりする。 それも含めて、読むために行動するのは、やっぱり読まずにはいられないからなんだろうなと私は思う。 なんでだろうね、生まれつきではないんだ。 どこかにきっかけがあるし、どこかにそれができなくなるきっかけもあるはずなんだけど。

    1
    投稿日: 2025.09.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書エッセイ。 読書のコツや、著者の読書生活が綴られていて、共感しながら読んだ。 印象的な引用がたくさんあったが、特に好きなのが、人生と物語を重ねた以下の引用。 人生は、私の成功や失敗には関心がない。その代わり、私がどれほどすごいことを望んだのか、それによってどれだけ自分の人生を鮮烈に感じ、また何を学んだのか、その結果、どんな物語が生まれたのかーそういう問いだけが重要なのだろう。

    0
    投稿日: 2025.09.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    気になった本があると並行して本を読み始めてしまうわたしの癖も、そんな読み方もアリだよねと肯定してくれた気がして、ますます読書が気軽なものになれたのかなと思う

    0
    投稿日: 2025.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    思わずわたしだ!とさけんだ。わたしがいる。 「心がざわつくときは本という部屋に入ってゴロゴロしていた」 という序章から始まるこの言葉でもう仲良くなりたい!と思ってしまった。 韓国人の方だけど日本の作家も読んでいるし、それだけでなく世界中の名著をあげるので、同志だ!と仲間を見つけたようで嬉しくなりつつも私の百倍くらい読んでる。 51.自分を守る読書 が特に感銘を受けた。 広告画像が、幸せになりたければ脱毛しダイエットして、美人になって、流行に乗り、金を稼げと脅してくる。私たちの思考を鈍らせる。 わたしの幸せはわたしのもので、その信念を読書を通して育てていくのだ。暴力性のある「提案された幸せ」から自分を守る方法を身につける。 「物語の自販機」を持とう、の提案がすごく素敵。 最近はまったく本を読めていなかったし、休日もほとんど寝て、スマホ見て、を繰り返していて、身体的にも精神的にも疲れているんだなと実感している。 本を読む余裕なんてないよ〜無理無理と思っていたけど、そんな時の読書エッセイは強い。読書をしたくて仕方なくなる。引用がとにかく多くて(参考文献は137冊!)、読みながらも次の読むべき本を探すのに必死になる。今は哲学の勉強がしたいよ。 また、著者であるファン・ボルム氏は、大学で学んだコンピュータ工学を活かして日本よりも厳しい競争社会である韓国で、大企業への就職を決めた"成功者"であるように思えたが、研究員として連日残業、休日返上で働き、職場で机に座ると次から次に入ってくる仕事を淡々とこなすだけの日々が続いた。仕事を辞め、本を読むことで「本来の自分」を取り戻したという彼女の経験があるからこそ、より"読書で得られる栄養"に説得力がある。 心に留めたい言葉がたくさんあって、ノートに書いて自分の心に染み込ませて、潤いを甦らせていきたい。何度も読み返し、帰ってきたい本。

    3
    投稿日: 2025.09.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」の著者さん。 読みながら「うわ〜」って何度も感嘆の声が出た。 あちらこちらに読み返したくなる文章が散りばめられていました。 わたし、好きな一文に出会うと、すぐにもう一度読んでじっくり味わわずにはいられないんです。 またしても、「本好きのための、本好きによる作品」といった印象。 先日読んだ、「夜更けより静かな場所」もいたく感動しましたが、こちらも共感と思考と思い出の海にただよっているような素敵な読書時間でした。 ファン・ボル厶さん、小説もエッセイもいいなぁ。 本を読む人なら共感も多いと思う。 著者の言葉に自分の思考や感情を重ね合わせてしまうし、耳を傾けずにはいられない。そんな気持ちになります。 そして、朧気だった本に対する気持ちを言語化してくれていました。 『小説を読む人は、誰よりも「自分の人生」に関心の高い人間なのだと。小説の愛好家は、架空の人物を通して自分の人生を読む人間だ。』 わたしも、これまで本というフィルターを通して自分と向き合ってきたことを改めて感じました。 小学生の頃、「楽しいから読む」から始まった読書が、いつの間にか知らず知らず自分を支え、救い、心を強くしてくれていたのだと最近になって実感しています。 著者の作品は、全部読んでみたい! 日頃から読書をしている人、これからもっと読書をしたいと思っている人、どうぞ手にとってみて下さい。 『わたしも本のない世界なんて想像できない。 わたしは死ぬまで読者として生きていたい』

    1
    投稿日: 2025.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    毎日が日曜日の私が贅沢にも本が手元にあっても読めない時が最近多くなってきました。 夫曰く、「読書中毒だったんだよ。少し本から離れてみれば?」 ありがたい忠告に手元に本のない生活を始めると、どこか自分を置き忘れてしまったような不思議な感覚がします。 そんな最近の日常の中で、この作品を読んだのは、私の心だけでなく身体も欲していたようです。 「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」ですっかりファンになった、著者初の作品がこの度翻訳、図書館にリクエストし、嬉々とし読み始めたこのエッセイは今の私に本当に寄り添ってくれているかのようで、著者の読書遍歴が優しい語り口に癒されながら読み進めました。 当初最初から最後まで並んでいる53章を素直に読んだのですが、エッセイの中にも書かれているように、2回目は気になった章をピックアップして読み直し、それもこの本を読む楽しみでした。 共感できる章も多々あって、エッセイに書かれているようなアンダーラインを引くことはできませんでしたが、それゆえにじっくり自分に染み込ませるように読むことができました。 作品の中で紹介されている本も興味が湧くものが多々あって、既読のものもありますが、翻訳者あとがきによれば、参考文献は137冊もあるようなので参考にして今後の読書を進めるのも良いかもしれません。 本作を読み終わって、再び韓国文学を読みたい熱が出てきて、早速夜中県立図書館を検索し(流石にいなか町の図書館に蔵書がないので)最近の作品を予約しました。

    3
    投稿日: 2025.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み応えのある1冊だった 本好きの人も あまり読まない人でも 楽しめるのではないかな 軽やかな文体は訳者の力もあるだろうけど 頭に入りやすく 心地よかった 本から得られる 様々なギフト これからも たくさん受けとるつもり

    2
    投稿日: 2025.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    全体を通して友だちを見つけた感じ。夜寝る前の読書の時間に、この時間も誰かと繋がってるんじゃないかと思っていた感覚を、この本を読んでいるときも同様に感じた。 「頭も心も重い日には、負担の少ない薄い本に手が伸びる。」私も本を読めない時があって、それで挫折しちゃうのは勿体無いなと思うし、やっぱこういう人もいるんだと思った。 「ほかの誰かを本が読みたいという気持ちにさせながらも、自身は本を読むことにしか関心がない」読んでいる人を外から見た表現。その点に魅力を感じていたが言語化したことがなかったことに気づいた。 「本を読んで強くなりたい。より揺らがない、よりどっしりした人間になりたい。」この本のコピーを書くとしたらここを使う。訳者後書きにも使われていた。なぜ彼女が本を読むのか、がこの一言に凝縮されているし、十分に共感できる。 「彼は絵を眺めていたけれど、実際には自分の中の「動揺」を見つめていたのだろう。」自分の中の変化を見つめていると似た考え方。そのもの自体が大切なのではなく、なぜか惹かれる自分を考察する楽しさ。 「天真爛漫でありながら洗練されていて、言葉や行動に過不足がなく、どんな場所でも自然に振る舞える人物。」 こうなりたいと言える。いい言葉。 「優れた本は、わたしたちの共感能力を増幅させ、すべての人間をつなぐ。」私が受け入れる力を身に付けたのは本のおかげかもしれない。 「本を読む人がとても非現実的に見えることがある。」私の非現実性も物語のおかげ。現実だけが世界だけではないと知っている喜び。希望。 「私たちが目にするものはすべて星の一部ってこと。素敵じゃない?」本読んでキラキラした人も好き。

    1
    投稿日: 2025.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読書に関するエッセイ。語り口が優しく(ようこそ、ヒュナム洞書店へと一緒!)、読書に対する愛が深くて面白かった。 読書をするときの不安?悩み?戸惑い?に対して私はこうしているという事が書かれていたり、たくさんの本から引用がされていたり、でも押し付けとか上から目線という感じがせず好感を持てた。 後半は若干流し読みになってしまったけれど、前半はメモをしながら読むほど良い言葉がたくさんあった。 ◯読書後の忘却 読書が虚しく感じられる理由 「文学的健忘症」 パトリックジュースキント 読書においては「記憶」ではなく「変化」がもっとも重要だ ◯読んだり書いたりするときに感じる快楽は、時とともに大きくなっていく。夕立のように一気に降り注ぐのではなく、霧雨に服が濡れていくようにじわじわと染みていく。 ◯今読めなくてもいつかは読める。 今は自分の関心や好奇心がその本を受け入れようとしないだけなので、今読んでいるその本は一旦手放してもいい。状況が変化し考え方が変われば読みたいと思う本も変わってくるので、その時また手に取ればいいのだ。 ◯その程度の縁 人と人の間にあるように、本と人の間にもあって良いはずだ ◯古代哲学者セネカ「人生の短さについて」 誰も自分の金を分け与えようとはしないのに、自分の人生はいかに多くの人々に分け与えていることでしょう。人は財産を守ることにかけてはケチくさいのに、時間を浪費することには鷹揚です。こと時間にかけては貪欲であって然るべきなのに。 ◯ゲーテ「ファウスト」 歳ともに安定するどころか、ますますさまようばかりの人生に 人間は努力する限り迷うものなのだから ◯一日一日が集まって人生を成すという事実にあらためて気がつくと、再び、一日単位の目標に熱中することができる。 一日をどう過ごすかという問題は、私たちの人生をどう過ごすかという問題を意味する。 ◯孔子「論語」 もし富が、求めて得られるものならば、行列の露払いという卑しい仕事でもやろう。だが、求めて得られるものでないなら、自分の好きなことをしよう。 ◯文章の収集 一冊の本にできないことを一つの文章がやってのけることもある。 何だか集めたのは自分への言い訳ばかりのような気もするけれど、こういう文章に出会えて幸せだ。

    0
    投稿日: 2025.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ファン・ボルムさんと同じく、とにかくとにかく読む…。読むことが大好きだ。それでいいんだ。 書評を書くために読むの、これかれやっていきたいと思った。 読むために読んでいた読書だったが、書くために読む、と少し楽しみが増えた。 本好きさんを増やしたい。ならば読んだ本を薦めてみたり、本をプレゼントしてみたりしてみなきゃね。

    13
    投稿日: 2025.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「本を読もう!」という啓発本ではないし、「本はこう読むものだ」という読書論を語る本でもなく。【なんで私は本を読むのか?】と,筆者自身が本と読書との間で体験したことについて語る「本」に向けたラブレターのような本。「あなたは私か?」(三宅香帆さんの推薦文より引用)と言いたくなる、共感する言葉がたくさんあった。

    3
    投稿日: 2025.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書に対する焦燥感と罪悪感、まさに私が本を読むときにじわじわと感じているもの。そのせいで最近は本を読むことが好きなのかどうなのか、良いのか悪いのか、わからなくなっていた。そんなモヤモヤした何かをわかりやすく言語化してくれて、自分だけじゃないことを教えてくれて、本当に優しく、背中を押してくれる本だと思う。 なぜ色々な本を読みたくなるのか?本を読むことで他の人の人生を覗き見することができて、共感したり、ものすごくイライラしたりもする。そんな色々を味わうために本を読んでいるんだと、今まで分かっていたようで、きちんと纏まらなかった考えを、改めて教えてもらったと思う。 私の場合は、図書館でついついたくさん本を借りてしまうが、返却日までに読み切れないことがほとんど。いつも読まなくちゃ、と焦り、読みきれなくてごめんなさい、と思っていた。こんなに読みきれないのは、本を読むのが好きではないのかと思っていたけれど、自分の読書ペースさえ分かれば、それに合わせた冊数を借りてくれば良いだけだった。読みたい本がたくさんあるなら、きちんとリストにして順番に借りて読んでいけば良いだけ。 今さらながら頭の中が整理されて、本を読むことにすごく前向きになれた。 たくさん本を紹介してくれているので、ブックリストとして手元に置きたいと思えた。とても良い本です。

    0
    投稿日: 2025.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本から得た最も大切なメッセージは、 本を読もう! 本好きの本エッセイほど、 楽しい本はないと思った。

    0
    投稿日: 2025.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    218:自分を守る、自分を保護する読書が必要な理輔がここにある。商品を積み上げるのではなく、世の中を理解する知識を積み上げるために。メディアの提案してくる幸せではなく、自分の望む幸せを追求するために。孤独なとき、マートではなく友人の家へと向かうために。(中略)自分の中の欲望を理解し、それを解消する方法を自分で見つけるために。そのために、わたしたちは本を読まねばならないのだ。 私は本好きの自認はないが、毎日本を読んでいる。本好きの著者の文章を読んで、やっぱり本好きではないけれど、上記に引用した本を読む重要さは共有していると思った。

    0
    投稿日: 2025.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ラジオか何かで紹介されていたので、なんとなく読んでみました。 そしたら思いのほか、面白い。 読書哲学とも言える一冊です。 読書家である著者が、選書の仕方から本の読み進め方、感想の書き方や共有の仕方まで、本にまつわるエトセトラを語っています。 この本を読んでいるとき、「あ、自分の読み方や感じ方と似てる」と思うことが多々ありました。 無意識にやっていることが文章になっていることで、自分の読書スタイルを再確認できた気がします。 もしかすると、本の読み方のパターンって、突き詰めるとそんなに多くないのかもしれません。 いくつか心に残ったフレーズがあったのですが、特に印象的だったのがこの二つ。 “文章を書くというのは、自分の考えや感情に肉付けをしていく過程だ。わたしはその過程を経ることで自分の考えや感情をより理解できるようになった” ブクログで感想を書くようになって2年くらい経ちますが、本を通して自分の感情を深掘りすることができるようになってきました。 一冊の本を通して、新しい世界を垣間見たり、過去の自分と照らし合わせて慰められたり。 そんなことを繰り返すうちに、少しずつ自分を受け入れられるようになってきた気がします。 (ここまで来るの、けっこう時間かかったなぁ…) 本って、自分探しにぴったりのツールでもあるんだと思います。 この4〜5年は、暇さえあれば本を読む生活。 もはや「読まずにはいられない体質」になってしまいましたが、それだけ本に救われてきた証なのかもしれません。 “わたしは、読書とは自分を守るために物語を集める行為だと思う” うん、素直に認めよう。 わたしは物語が好きだ。 小説に限らず、マンガ、映画、ドラマ……「物語」と呼ばれるものなら何でも好き。 中でも、やっぱり小説は特に好き。 話は変わるが、わたしは読書ノートをつけています。 気になるフレーズを抜き出して、手書きで書き写す。今で6冊目に突入しました。 ノートに書くようになってから、本の内容を忘れにくくなったし、たまにパラパラめくっては「あのとき、こんな本を読んでたな」と振り返ることもできます。 そのときの自分の感情も一緒に思い出すんです。 読んでいる本って、そのときの自分を映す鏡みたいな存在なんですよね。 たとえば、 会社の人間関係で悩んでいたときは心理学やコミュニケーションの本。 子どもの教育で悩んでいたときは育児本。 家計の見直しをしたいときは家計管理の本。 その時々の悩みに合わせて、自然と選ぶ本も変わってきました。 悩みが一段落したとき、いつのまにか違うジャンルに移っているのを見ると、ちゃんと前に進めているんだなって思います。 わたしは、問題解決系の本と並行して、小説も読みます。 まったく別ジャンルなのに、ふとした瞬間にテーマがつながることがあって。 「これぞセレンディピティ!」なんて、ひとりで盛り上がってたりします(笑)。 すると不思議と、悩みのヒントが頭の中に浮かんできたりして。 少なくとも、ただ悩んでいるだけのフェーズからは抜け出せる。 たぶん、わたしはそうやって読書を通して、自分を守ってきたんだと思います。 この本を読んで、気づいたことがもうひとつ。 最近、社会学や哲学、古典のようなジャンルから遠ざかっていたなぁと。 著者が熱く推していた『デーミアン』、読んでみたいと思います。

    33
    投稿日: 2025.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スマホばっかりの生活で、読書なんて全くしなくなった私に改めて本ていいなーと思わせてくれて本です。そもそもなんで本なんて読むのか、自分の読書方法はあってるのかとか、読書するとふと思うことについて書いてあって、読んでいて共感、安心できることが多くあった。また、筆者のおすすめの本も多く紹介されているので、もっともっと本が読みたくなった。

    0
    投稿日: 2025.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    韓国の長編小説「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」を読んで感激し、その著者であるファン・ボルムさんのエッセイということで、こんな小説を書いた彼女(筆者)のことをもっと知りたい、読書家とされている彼女は普段どんなことを考えているのだろうか、そんなことを思いながら、読書好きを自認する私としても強い興味を持って読みました。 「訳者あとがき」には、 『本を読みたいけれど時間がなくて読めない、読まなければとは思うがなかなか手が伸びない、という人におすすめの一冊』とありましたが、それだけにとどまらず、さすが読書好きな彼女らしく、その経験と実践に基づく参考になる多くのことが、これまでに彼女が読んだ数多くの本の紹介とともに書かれていました。本を読むことについて今までの私が思っていたことを、さらにレベルアップしてくれるような、とても参考になる内容でした。例えば、 ①そもそも本を読むのは、情報や知識、知恵、感動を得るためと私は考えていましたが、それだけにとどまらず、本を読むことは人生に影響を与える力を持っているということ、このことを彼女は次のように分かりやすく表現しています。 『地下鉄に乗っている私たちの前には、大きく二つの選択肢が用意されている。本を読むか、読まないか。地下鉄の中で本を取り出して開くという簡単な行動、たったそれだけのことで、今日からわたしたちの人生は「歩む必要のない道」からほんの少しずつ遠ざかっていくのだ。』 (地下鉄とは、暗闇の中を走る地下鉄ということで、「先の見えない人生」のことだと思います。) 確かにいろいろな小説に登場する人物の生き方や言葉が、読書後はしばらく忘れていても、ふとしたときに蘇り、自分の人生の岐路で参考になっているということは否定できません。自分の生き方に小説の中の人物の生き方や発した言葉を思い出して、重ねていることがあるような気がします。 ②愛読書とは、「これは最高に面白い本だ」と思って好んで何度も繰り返して読んできた本だと思っていますが、その時の生活や心の状況に応じて、自分にとっての愛読書は時とともに更新されるということです。 例えばこのエッセイの中で紹介しているある本に書かれた次の言葉、 『読書は私にとって余興であり、休息であり、癒しであり、わたしのささやかな自殺なのです。世の中に耐えられないときは、本を手に取り、丸くなって横たわるのです』(ジョナサン・コッド/作家・詩人)。 この言葉は私の経験からも胸に突き刺さりました。 以前、仕事でストレスが溜まり、心身が疲労していた私は、現実逃避でとにかく楽しくて幸福感や充実感を感じる小説ばかり読み、それが愛読書となって、それらの本が当時の疲弊した私の心を救ってくれました。 しかしその暗いトンネルを抜けた今では、心理描写や風景描写・文章表現の素晴らしさをじっくり味わう純文学や、人生をどう生きるかについて考える評論あるいは哲学書の類が愛読書になりつつあります(もちろん以前から変わらず、そばに置いている本もありますが)。当時に比べて少し心に余裕ができたからだと思います。 それだけ本は心を救ってくれたり、人生や生き方に影響を与える力を持っていると教えてくれました。だからこそ持続的に本を読むことは必要であり、それによって愛読書は人生の変化とともに更新されていく、ということなのだろうと思います。 ③読書好きの人の多くは、読んだ本の感想をアウトプットし文字にして記録に残しますが、その読書感想文について、読書評論家イ・グォヌ氏のライティング講座を彼女が受講したときに、次のように説明されたことを紹介しています。 『読書感想文というのは本来、読んだあとに抱いた感情や感想、感動なんかを記録するものですよね。本の内容や要約を中心に書いていくのではなく、読んだ者として、本を読むことで変化した感情や自身の内面について書けばいいのです。本が主人公ではなく、本を読んだ者が主人公になるように書くということです。』 これまで私は読んだ本の感想をいくつも書かせていただきましたが、「本が主人公ではなく、本を読んだ者が主人公になるように書く」という視点で書いていただろうかと、今猛省しているところです。 最後に、 『必要なときに心のスイッチを押して、自分を力づけてくれる物語がどっさり出てくる「物語の自販機」をみんなが自分の中にひとつ持つといいと思う』 という彼女の考えには、心から共感しました。 このエッセイを書いたファン・ボルムさんに心から感謝です。また、彼女の書いた小説を読んでみたいと思います。

    4
    投稿日: 2025.07.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    気になっていた作家さんだったこともあり、毎日少しずつでも読書の習慣をつけたくて手に取りました。 ファンさんの本への深い愛が詰まったエッセイで、圧倒的な読書量に感化されながら読み進めるうちに、読みたい本リストがどんどん膨らんでいきました。

    0
    投稿日: 2025.07.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【目次】 序文 ベストセラーを読む ベストセラーから離れる 地下鉄で読む 薄い本を読む 厚い本を読む アンダーラインを引きながら読む かばんに本を入れて持ち歩く インターネットではなく本でなければならない理由 タイマーアプリ使用記 古典を読む 小説を読む 詩を読む オンライン書店、フェイスブック、インスタグラム ベッドと夜、そして照明 好きな作家がいるというだけで 本とお酒 読みたくなければ読むのをやめる 本の効用 図書館の本 文章収集の喜び 読書会 答えを探すために本を読む 電子書籍を読む 隙間時間に読む ゆっくり読む あなたの人生の本は? 町の本屋さんで 次に読む本は 喜びと不安のはざまで本を読む 映画と小説 本について友人とおしゃべり 複数の本を並行して読む 黙読と音読 「共感」の読書 成功か失敗かの二分法から抜け出す読書 休暇中に読む 文章の味 親が本を読めば 広く読んだのちに深く読む 読書目録を作成する 自分の望む人生を生きるための読書 書評を読む 書評を書く 登場人物にどっぷりハマる 書斎を整理する 斧のような本を読む 関心の向かう本を読む 関心を超える本を読む 絶望を克服する読書 難しい本を読む 自分を守るための読書 最近、どんな本を読んでいますか? この世から本がなくなったら

    1
    投稿日: 2025.07.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書の楽しみ方を綴ったエッセイ。 本を読むにはどう工夫したらいいか?から、本を読む理由まで、読書にまつわる著者の行動や考え方が書かれている。 作中には、韓国、日本、海外と137作品が引用されていて、本の美味しいとこ取りをした気になれる一冊。 あまり古典は読んでいなかったが、この本を読んで興味をそそられた。 いくつか気になる本があったので、そちらも読んでみたい。

    1
    投稿日: 2025.07.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今すぐ読書をしたくなる本。もともと本好きだったけど、とても刺激を受けた。 とても読みやすくて、通勤時間と休日の時間に少しずつ、一気に読めてしまった。 いろんな「読書」を肯定してくれて、また本を読むことの可能性や希望を広げてくれたように感じた。 例えば、最初は薄い本はすぐよめるし何冊も冊数を稼げるからそこに達成感を感じたり、厚い本を読んで知識人になったような気持ちになることを否定せず、そのうきうきした気持ちを大切にしてくれるので、そういういろんな読書を受け入れてくれるのが、自分も本好きを思っていいんだという気持ちにさせてくれる、。本を読んで人生を豊かにするとはどういうことか。読んだ内容を忘れてしまうことはイコール時間やを無駄にしたり無駄な読書をしたということではないということ、小説を読んで自分にどのような蓄積がされていくか。価値観や文化、生きる正解や考えが違う人の何かを除くことで自分にはないもの、ない世界経験していないことや違う立場を想像させてくれること、それが読解力、ひいては人の気持ちをわかったり、何かを言語化したり自分を慰めることにもなっていく。またそういった行為がすごく人間的だなと読んでいて感じた。自分が振り返ったとき心に残っている「人生の本」という表現。私はそういう意識をしたことなかったけど、思い出したのが、ディズニーのイラストの心の処方箋的な本を立ち読みした。会話が途切れるようになってしまった友人に悩んでいたとき、そういうひとと無理に会話する必要はない。これから世界一おしゃべりが楽しい人をさがそう!言葉を読んでこころが救われたことを思いだした。今も時々思い出す。

    1
    投稿日: 2025.07.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とても面白い読書エッセイでした。 本との付き合い方を、改めて考えさせられました。 早速、タイマー機能のアプリをダウンロードしたし、本スタグラムもチェックしました。 たくさんの本が紹介されていて良かったです。おかげで、新たに気になる作品が4つ見つかりました。 この本を読んで一番思ったのは、出版関係の仕事をしているわけではないのだから、速く読むより、深く多く感じるのを優先しようということ。 あと、批評家ではないのだから、感想はもっと自由に書こうということです。 それぞれの人に、本を楽しむ方法があっていいと思います。 とても素晴らしい作品でした。

    18
    投稿日: 2025.07.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書に関する著者の熱量がメチャクチャ詰まったエッセイ。韓国版三宅夏帆といった感じでさらに読書が楽しくなること請け合い。

    1
    投稿日: 2025.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本著は忙しなく生きる私たちに寄り添った優しい本である。 読書体験は私たちに多くの恩恵と知識と知恵を与えてくれる。現代では世界中の本がネットで購入でき、紙でもデジタルでも音声でも手に入ることができる。読み方も多様化し、本との向き合い方も同時に多様化している最中なのだろう。 さて、本著は「読書はあなたのペースで読めればいいんです」と説く内容である。毎日読むこともいいが、時間をおいて読むのも良いと私は思う。読書は速読に向いていているものと、時間をおいて読むこと、何回も読み直す本と大きくわけて3種類あると私は思う。読書体験は素晴らしいものだ。古今東西の古典(数千年前)を書いた著者の声を聴き対話することができ、小説では、その時代に活躍した作家と対話することができる。 読む時間がない。多くの人が悩みの種であり、読書しない層にも一つの壁であろう。だが、どのジャンルでもいいから、自分が気になった本に手をかけ「1分の隙間時間から読み始める」ことをおすすめする。 その数行が私やあなたの人生を変えるかもしれない。 「読者」へ優しく寄り添う素敵な本である。

    0
    投稿日: 2025.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私も毎日読んでいるので、共感するところばかりだった。韓国でも日本の本がたくさん読まれていることが嬉しい。読みたくなった本や、気になった所に付箋を貼りながら読んでいたら、付箋だらけになった。そう言えば、「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」でも沢山の本が紹介されていたな〜。作者の本への愛が溢れていた。 ジョージ・オーウェル「1984」や、アニメ「チ。」でも文字や出版を含んだ本の重要性が描かれていたけど、本が私たちの経験や知性を繋いでるんだなぁ

    0
    投稿日: 2025.06.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ◯ 夕立のように一気に降り注ぐのではなく、霧雨に服が濡れていくようにじわじわと染みていく。(42p) ◯この世でもっともひそやかで静かな変化は本を読んでいる人の内面で起こっていて(70p) ◯ わたしは、一時間の読書でも和らぐことのない悲しみを知らない(シャルル・ド・モンテスキュー)(176p) ★読書に関するエッセイ。紹介されている本や作家さんを調べながら読むので、読むのに時間がかかる。

    2
    投稿日: 2025.06.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2ヶ月くらいかけて少しずつ読んだ。 読書エッセイなので、ボルムさんのおすすめの本が出てくるのだけど、その数が韓国内外問わずあまりにもたくさん(137冊だそう!)で、読書家と言われる人がどれほどの時間を読書にかけているのかを知り、圧倒された。 ましてや、競争の激しい韓国で、大手LG電子に勤めたほどのエリートならば、他にもたくさんのやることがあったろうに。いや、だからむしろ逃げ場のように本を読んだのかな。 わたしはこの数年で本を読み始めたにわか読書家だから、「28 次に読む本は」に出てくる「本を読む方法」に線を引いた:「本同士のつながりを意識すれば、より深みのある読書ができる」 よく言われるように本を書きたいのなら、本をたくさん読まないといけない。つまり、作家はたくさんの読んだ本から自分の作品を生み出す。 わたしはまだまだ手当たり次第に気になった本を読んでいるだけだけれど、きっとそれぞれの繋がりに気がつく時が来るのだろうととても楽しみになった。

    13
    投稿日: 2025.06.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ▼配架・貸出状況 https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00558992

    0
    投稿日: 2025.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    終始心を動かしながら読んだ。 そうそう!とか、これは試してみようとか、 読んでみたいな〜だとか、相槌を打つように読み進めた。 本が大好きな人の、本に対する本。 なんと贅沢なことか…。 「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」の世界観が好きでそこから手に取った一冊。 きっとわたしが読書から完全に離れる日は来ないんだろうなと再確認しました

    5
    投稿日: 2025.06.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本を読みがら思う言葉にならないとりとめのない思いを、しっかりと文字に置き換えてくださった!という感じ。 作者さんは、読書をしながらただ感じるだけではなく、常に物事を考え言葉にしながら、読書をしてるんだなぁと。 言葉が的確。 〈11:小説を読む〉などは、まさにでした。 思いにピッタリの引用が持ち出せる時点で、すごい人生のストックがあることがわかる。 そして、それを的確な言葉で紡ぎ出せる…これは才能ですよね。 作家が天職だったのではないでしょうか。 時間をおいてまた読みたい。

    39
    投稿日: 2025.06.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本に関する本を読むのは、本を読むことの楽しさ、豊かさみたいなものを再確認したいからで、だからついつい本に関する本を手に取ってしまう。たいていは、穏やかに、そうだよね、そうそうそう思ってた、文章にしてくれてありがとう!と思いながら読む。この本は、そんな思いを最高潮まで引き上げてくれた。訳もとっても良いからなんだろうな、著者の本や書く人・読む人に対する愛情がひしひしと伝わってきた。紹介している本も、ものすごく興味深いものばかり。知らなかったことを知る。光と闇、輝きと絶望が入り混じる誰かの人生は自分の人生でもあることを知る。そんな本をこれからも毎日読もう。

    3
    投稿日: 2025.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いいなぁと思う文章が多く、学びになった。 そうかそれで本を読んでるんだなと自分の気持ちを代弁して言語化してくれてる箇所もあり、頭の整理にもなった。 47 関心の向かう本を読む がとくに好きです。

    4
    投稿日: 2025.06.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本好きな著者が、自身の読書経験や他書の引用を用いた、いわゆる“読書のすすめ”みたいな書籍。本が好きということはよく伝わってきた。著者の気持ちが前面に出ている感はあるが、楽しく読めた。

    0
    投稿日: 2025.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私自身ブクログのアプリをはじめると同時に読書を始めました。子の絵本に付き合うスキマ時間で始めたつもりが、こちらのアプリのおかげもあり2年目突入です(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠) (きっとブクログなかったらどんな本から読めばいいかわからず未だに本を手に取ってなかった気しかしない。。) 読書を始めてからの心持ちの変化があったり、あーわかるわかる!!!と共感できた内容があったり、自分の本の読み方とか楽しみ方と重なった部分があったエッセイ集です。 色んな参考文献もあって、読んでみたいなと思える書籍も見つかりました♡

    25
    投稿日: 2025.06.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書がどれだけ楽しくてどれだけ人生の役に立つかわかる本ですね。読書が更に好きになりました。読書家になる方は必見ですね。本をあまり読んでない方に是非読んでもらいたいですね。 一つ一つが短くまとめられており隙間時間にも読めますね。 私は図書館で借り・司書さんのお勧め等含めて。紙の本が大好きですね。

    20
    投稿日: 2025.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『ああ、わたしも本のない世界なんて想像できない。わたしは死ぬまで読者として生きていたい。』 ブクログの皆さんなら同じ気持ちではないだろうか。 韓国と日本、生まれは違えども、何度も「うんうん、わかるわー」と共感の嵐だった。 以前に読書をするなら(初心者向け)に書籍を紹介するブックリストを登録したが、今であればこの本を1冊に加えたい。 紹介されている本もたくさんあり、読んでみたい本をメモしながら読んだ。韓国語の本で日本語訳していないもの、売られていない物があったので、今後増えてくれると嬉しい。

    14
    投稿日: 2025.05.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    そう、 すでにたくさんの積読があるのに、 また一気に増やしてしまった!!! 読書行為について、 共感できることが多々あり、まさにこの本を読みながらそれをしていたりして、ほんとに笑えて楽しめました。

    3
    投稿日: 2025.05.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    漠然とある読書への不安というか悩み(このままの読書生活でいいのかな?みたいな)気持ちを後押しも、違う視点からも回答してもらえた気がする。読書にもっと前向きになれた! また迷った時に読み返すと思う

    1
    投稿日: 2025.05.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書に関するエッセイ。一つ一つが比較的短いので読みやすい。 本が好きならば、「あるある!」と頷くこと必死のエッセイ集。 引用をたくさん書き写した。 アンダーラインを引く、という章に、なぜ読んだことすら忘れてしまうこともあるのに、本を読むのか、という内容があった。その処方箋よりも、エピソードが本読みあるあるで楽しい。 〈メモ〉 古典を読む。今のものも読むべき。

    0
    投稿日: 2025.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほんとに好き!「読書は人生という旅路を導いてくれる道しるべのようなもの」という言葉が刺さった。本をなぜ愛してやまないのかという自分の心の内を上手く言語化してくれる本でもあり、自分に今までなかった本との向き合い方についても提示してくれる本でもある。

    1
    投稿日: 2025.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書好きのための本! タイトルだけでも、すでに共感できる。 もちろん本文にも、共感の嵐。 『読むべき本はすでに山積みなのに、一日に何度も「ほかに読むべき本はないかな」とキョロキョロするのがクセになってしまった人。』 これ、私じゃん!って思わず笑ってしまった。 一方で、読書の楽しみ方や、本を読む意味など、新しい発見もあった。 今まで本を読む生活が当たり前だった自分が、本を読むことで何を得て、何から自分を守ってきたかを考えるきっかけをもらえた。 とりあえず本を読むのが日課になっている人全員におすすめしたい。 本を読むのがますます好きになるエッセイです!

    12
    投稿日: 2025.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    普通なのがいい。なぜか、ほっとする。 インスタについて書いているページがあった。 なるほど「#本スタグラム」「#ブックスタグラム」をインスタで検索すると、みんな何を読んでいるか?分かるという。 やってみよう♪

    8
    投稿日: 2025.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『ようこそ、ヒュナム堂書店へ』の著者、ファン・ボルムさんの読書エッセイです。作家として初めて出された本で、改訂版が翻訳されて日本でも読めるようになりました。訳者の牧野美加さんに感謝です。 この本には、読書への思いが溢れていました。どうやったら本が読めるようになるのか?何を読めばいいのか?何のために本を読むのか?などについての彼女の考えが書かれていました。日本でも読める多くの本も紹介されていました。 そして、毎日本を読み、そして書くことが何よりも楽しいという思いが伝わってきました。自分が経験できないことや様々な人の考え方に想いを馳せて想像することは、読書ならではの醍醐味です。この本を読んでますます読書を楽しんでいきたいなと思いました。本を読むことは、楽しいことだということを、しっかりと伝えてくれるいい本でした。彼女の本をこれからも読んでいきたいと思いました。

    49
    投稿日: 2025.05.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書は個人的な体験でありながら、いつどこで誰と何をなぜ、どうやって、いくらでと5W2Hで語ることも出来る。広くて深い読書体験には、時間確保以前に、運動に似てこの習慣を身体に馴染ませることが重要に思えました。

    0
    投稿日: 2025.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2024年本屋大賞翻訳小説部門第一位の『ようこそ、ヒュナム洞書店』を書かれた韓国のファン・ボルムの読書エッセイ。 私は最近エンタメ小説ばかり読んでいるので、この本に紹介されているような世界の名著のような文学作品はあまり興味がもてなくなってしまっていました。 エンタメ系は読み易いけれど世界の名著はなかなか退屈な場面も多くて。 ブクログではエンタメ小説をばりばり凄いスピードで読まれつつ、光文社古典新訳文庫なども読まれていらっしゃる某読書家の方もいらっしゃるので見習わなければと思いました。 この本に載っていた本は、韓国の作品以外は、ほとんどタイトルは知っている本ばかりで目新しさはなかったです。 この本に載っていた本でブクログを始めてから私が読了していたのは『アンナ・カレーニナ』。 ブクログ始める前に『利己的な遺伝子』は読了済み。 『デーミアン』は高校の時。他にも何作か既読作品あったかな。 私も『ウォールデン 森の生活』は読みたいと思って、いつも最初の20ページ程で挫折していました。 この本の著者のファン・ボルムは姉から「最初の100ページを我慢して読みなさい」と言われて読んだら面白くて『森の生活』は愛読書になったそうです。 20ページじゃなくて100ページ読まないとダメなんだ。 あと『月と六ペンス』は読んでみたいと昔から思っていたのですがなかなかです。 『薔薇の名前』も積んでいるけどあれは多分、一生読めないんじゃないかなあ。

    136
    投稿日: 2025.05.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近読書を心がけている。 本屋でタイトルが目に止まり手に取った。 忙しい毎日の中で著者がどのように毎日読書するか試行錯誤した手法や著者にとって本はどういう存在かなどが描かれている。 外国の本はあまり読んだことがなかったので韓国の国柄や文化に少し触れられた気がするのもラッキーだった。 (韓国の学生が韓国に将来が見出せないから外国に永住することを考えてる…など)

    0
    投稿日: 2025.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    翻訳が素晴らしい。 わかりやすい文章でスラスラ読めました。 序文を読んで鷲掴みされて本屋さんで買おうと思いましたが読書初心者さんは【訳者あとがき】から読んでみるのもありかなと。 確かに本のガイドブックです。

    37
    投稿日: 2025.04.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」を読んで、他の読書家達の状態を知りたいと思いこちらを手に取った。 日本だけでなく、仕事をすると本が読めなくなりがちであること。それに抗うために努力していることは誰でも共通であるようだ。 スマホのせいで読書に集中出来なかったり、タイマーアプリを使ってなんとか読書しようとする様等はまるで私の事のよう。 読書初心者から玄人までにおすすめできる1冊だと感じた。

    0
    投稿日: 2025.04.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ふらっと暇つぶしに寄った本屋さんで見つけ、装画に惹かれて手に取り、パラリと目次を見てビビっときて、すぐにレジへ。 あっという間に読み終え、付箋だらけに。 とっても大切な一冊になった。 本の楽しみ方や向き合い方、自分と本の距離感、本の存在‥そんなことを改めて考え、また、自分にとっての読書のあり方を答え合わせしていくような、そんな一冊だった。 決して堅苦しい読書指南書的な書き方ではなくて、読書の魅力や価値を優しく伝えてくれ、良く本を読む人にとっては共感したりさらなる読書ステップの参考になるだろうし、読書が苦手な人にとっては、だから本って大事なんだな!って気付かされるのではないかと思う。 著者のファン・ボルムさんが影響を受けた書籍がたっっっくさん出てくるので、読みたいリストもずいぶん増えた。 (巻末には参考文献として137冊の書籍が紹介されてるのでいつでも見返せて便利) 色んな考え方や感性の深みを味わうためにも古典作品を読みたいと思った。これはこの本から得たことの一つで、今年の読書目標に追加した。 こうして本が新しい本を呼び寄せることも多く、 読書って広がっていくなぁと楽しくなる。 作中に、『この世から本がなくなったら』という章がある。 もしこの世に本が無く、人が読書をしなくなったら、新たな発見や知恵を得る機会を失い、“個人の経験の中だけ”で生活するが故に自分の経験以上のことを想像しづらくなる。 個々の経験を人と共有することはできても、“解釈の枠組み”や“洞察”が不十分なために断片的な感想しかやり取りできない。 というようなことが書かれていてとても納得し、 私が考える読書の価値と必要性はここにあるなぁと再認識できた。 物語に登場するあらゆるタイプの人物や、様々な状況、心情、環境、国、文化を読み、自分がどう捉えるか、あるいは何と重ねたり比べてみるか。読書を通してそうした思考の機会が増え、感性が磨かれるのだと感じる。だから、自信を持つことや諦めない心など、人間力みたいなものも得ることができるのかなって。 (あの本のあの人物がこうだったから、私もがんばる。私もやってみよう。私なんてまだまだ幸せだな…とか、良く思う) “解釈の枠組み”や“洞察”を豊かにしてくれるとすると、読書は対人並みに重要なものだと思う。 読書の可能性を広げてくれたこの本に出会えてよかった! ただただ読む!のもアリだけれど、これからはもっと、読み方や楽しみ方にもこだわっていきたいと思う。 こうして感想を残し、自分なりに言語化することもその一歩かと思うのでマイペースで続けていく。

    13
    投稿日: 2025.04.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    じぶんが本に目覚めたのは大学生の頃。それまでは読書は身近なものではなかった。 今たくさんの本に出会えていることに感謝する一方で、もう少し早く出会えていたらと思うものもたくさんある。 だけどそんな否定的な自分の気持ちさえ、やさしく肯定してくれるようなそんな優しい文章だった。 とても読みやすく、気になる本もたくさん出てきた。忙しくても読む。読んで書く。伝える。そんな読書生活を続けていきたい。

    9
    投稿日: 2025.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    “「なぜ本を読むのかと誰かに聞かれたら、こう答えるだろう。『つらいからです。本を読むと、つらいのがマシになるんです』」 チョン・ヒジン『정희진처럼 읽기 : 내 몸이 한 권의 책을 통과할 때』” (p.216)

    0
    投稿日: 2025.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本好きにはたまらない1冊でした! 目次からもうワクワクが止まらず、本文もそうそう!わかる〜!と共感の嵐。自分自身がどんな本が好きなのか、本にも縁があるということ、速く読まなくてもいいということなど、改めて読書について考えることができました。

    28
    投稿日: 2025.04.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ファンボルムさんのようこそヒュナム洞書店へが好きで購入。 もともと読書論の本が好きなので楽しく読んだが、後半に行くにつれ内容が難しくなったり、引用が難しかったりするが、先が気になって早めに読み終える事ができた。 本好きにおすすめ。

    8
    投稿日: 2025.04.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』の作者による本への愛がたくさん詰まったエッセイ。私は読む本の9割以上が小説だけど、作者は哲学書など小説以外の本も幅広く読んでいる。本を読むことで自分の幸せや価値観が周りに左右されず芯がしっかりするというのはなるほどと思った。今はただ楽しくて本を読んでいるけど、自分にとっての読書の意味を考えてみるのもいいかもしれない。

    5
    投稿日: 2025.04.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』の著者、ファン・ボルムさんのエッセイ。 彼女は国内(韓国)だけではなく、世界幅広い小説やエッセイを読む。 そういった『引き出し』が彼女のエッセイにたくさん散りばめられているので、自分もまだまだだなって思ってしまう(笑) すべてが共感でしかなく首を縦に振りながら読んでました。 特にこのエッセイに書かれてる言葉に共感した言葉 『小説の登場人物たちが繰り広げるさまざまな人生に触れることで、「こういう生き方しかしてはならない」ではなく「ああいう生き方をしてもいいのだ」』 自分自身に縛り付けてた価値観を、別の視点に切り替える力を見いだせるのではないかとと思えた。すでに何冊か自分の価値観がまったく違うと気付きを得て、眼の前の世界が変わっていたのがよく分かる。 現代社会、本を読む機会がスマートフォンやSNSなどの、デジタルデバイスによって読む機会が減ってる。 そんな今だからこそ、ちょっとしたスキマ時間でもいいから本を手にして読んでもらいたい。 本を読むことによって得られる「新しい世界への体験」をしてほしい。そう願っている気持ちが伝わりました。

    18
    投稿日: 2025.04.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日々忙しいわたしたちは、どうすればもっと本を読めるだろうか? または、どんな本を読めばいいだろうか? 悩めるあなたの背中をそっとやさしく押してくれる「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」の著者がおくる読書エッセイ。 ヒュナム洞書店が大好きなので、読んでみました。先にそちらを読んでいると、「ああ、この考えがヒュナム洞書店に繋がっているんだな」と分かっておもしろかったです。 読書エッセイとして読んでもそれなりにおもしろいですが、やはり紹介されている本が韓国で出版されたものが多く、日本語訳されて出ていないのがちょっと残念だったかなぁと。 最後にお母さんが紹介してくれた「わたしたちが目にするすべてのものは星の一部」のことが載っている本が素敵だなぁと思ったのでちょっと読みたかったのです。 やはり「毎日読みます」というタイトル通り、1冊1冊を深く読んでいる人の思考はおもしろいなと思いました。

    0
    投稿日: 2025.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』の著者ファン・ボルムさんによる読書エッセイ。 本と共に人生を歩んできた著者はとにかく本が大好きというのがビシビシ伝わってくる。 いろんな読み方があっていいと思わせてくれて文章も非常に読み心地が良かった。 読みたい本が多すぎてここにある本全部読めるのか?と心配になるが目の前にある本を全部読む方法は一つしかなく、今読んでる本をひたすら読み進めること と書かれていた部分に激しく頷いた。時々、また読み返そうと思う。

    0
    投稿日: 2025.04.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本についての様々な話や韓国の書店事情などが垣間見えて面白かった。読書愛の重さを感じつつも、自分とは違う読み方やメモをとる理由など本読みならではのエピソードがいっぱいで本が好きな友達が話してくれているようだった。国が違うと読書や本についての考え方や見方も違うよねーとか。翻訳されている作品じゃないと読めないむず痒さなど新しい知を得られた。

    2
    投稿日: 2025.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2024年のノーベル文学賞を韓国のハン・ガン氏が受賞したのがきっかけなのか、最近韓国文学が注目され翻訳本も増えてきた。 そんな中、本書は「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」の著者 ファン・ボルム氏が書いた読書エッセイ。 当然ながら紹介されている本は韓国人作家の作品が多く、どんな小説なのか、どんな作家なのか等の予備知識が無いためニュアンスが伝わりにくい部分もあるが、面白そうな本が多く紹介されている。 本の世界にも韓流ブームが来るのだろうか。 ともかく著者の「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」は未読なので是非読んでみたい。

    11
    投稿日: 2025.03.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』で2024年本屋大賞翻訳小説部門第1位を受賞したファン・ボルムさんのデビュー作。小説ではなく、本にまつわるエッセイ集だ。2017年に刊行された後、2021年に改訂版が出版され、本書はその全訳だ。 内容はとにかくひたすら本、読書だ。本の選び方から読み方、シチュエーションまで、読書人間にはたまらない内容だった。ブックガイドとしても役立つ。紹介されている本は137冊で、あまり馴染みのない作家や本が多かった。

    7
    投稿日: 2025.03.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本の紹介というより、読書との付き合い方がメインのエッセイ。共感できるところもあれば、ええ?それはちょっと…な点もあり、楽しく読了。 著者は同時に数冊の本を読むが、そのことを「自由恋愛」と名付けていて面白い。逆に1冊の本を読み終えるまで他の本を読まないことを「一途な恋愛」と言っている。私は後者であるが、別にどちらの読み方が良いと言っている訳ではなく、本との付き合い方も人それぞれのやり方があるんだなとしみじみ思う。 黙読と音読も異なる本へのアプローチの仕方だが、音読の方が内容が頭に入ってくるとか、いやいや黙読の方が集中力が増す…とかの不毛な争いはするべきではないのだな。電子書籍と紙書籍の争いも然り。 「華氏451度」の世界のように本がなくなったらやっていけないと著者は言うが、全く同じ気持ちである。どんな本にも存在価値はあると思うし、何より一番の娯楽である読書という楽しみがなくなった世界なんて想像もつかない。まだまだ、本の文化は続いていってほしいと切に願う。

    8
    投稿日: 2025.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    留学中にヨーロッパで販売されていた彼女の『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』を読み、彼女が織りなす世界観が好きでこの作品を買ってみました。 文章中に引用がたくさんあるので、彼女のエッセイを読む中で哲学や歴史の知識がつき、読みたい本のジャンルを広げるのにも良かったです。 特に印象深かったのが、ネット記事に関するパート。私自身もnoteなどで大学生が発信されている記事をよく読むのですが、文字の読み方が本とネット記事で異なるという有名な実験があるということを知らなかった。なのでとても有効な知識をエッセイから身につけられた気がして、とてもお得な気分です。笑 また、本を好きな理由や書斎に置く本の基準、人生の本のカテゴリー化の方法など、参考にしたい有益な情報が盛りだくさんで楽しく読了しました!!

    1
    投稿日: 2025.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今週は、くどうれいんさんの『湯気を食べる』に食べることを大いに肯定され、この『毎日読みます』に読むことを大いに肯定されてとても気分がよくなった。本を選ぶ時に目次と序文をチェックするなどある種の読書テクニックから、読書中に感じること・読後のぼんやりとした時間に対する考え方などの読書哲学まで幅広く書かれていて、『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』の時と同様にとても強い読書愛を感じる。手元に置いてパラパラと何度も見返したくなる類の本だった。 ・読書においては、「記憶」ではなく「変化」がもっとも重要」 ・たった一つの文章があなたの人生に語りかけてくるかもしれない ・読書中に自分の中で起こることを受け止めるための時間が必要。 ・本を一冊読み終えて、次は何を読めばいいかわからないときは、「なぜこの本を良いと思ったんだろう?」と一度考えてみるのだ。そして、その「なぜ」をたどっていき、目には見えない本のつながりを頭の中に描いてみる。 ・休暇のときくらいは、つまり、ゆっくり本を読んでいるときくらいは、心配するのをやめることにした。「していたことを中断し、しばし休む」という、休息の本来の意味を尊重し、心も身体も精神も休ませた。 「なぜこの本を良いと思ったんだろう?」という問いへの答えは、やはり常に欲している読書愛と読書への肯定感が1冊の中に満たされていたからな気がしている。 他にもドラッカーが「時にはAという問題から離れてこそAを解決することができる」と、自分と距離を置いて、何も関係ないことに関心を持つ重要性について語っていることを初めて知ったり、著者の「幸福とはこうである」と軸(夕方の薄闇の中の散歩、いい人たちとの関係、穏やかで意味のある対話…など)を持っている点に惹かれたりと、読むたびに気づきが得られそうだなと思えてくる。 自分の選択をする際に、自分の気持ちを蔑ろにしないために本を読まねばならないとの表現が胸に刺さる。 ======== 自分を守る、自分を保護する読書が必要な理由がここにある。商品を積み上げるのではなく、世の中を理解する知識を積み上げるために。メディアの提案してくる幸せではなく、自分の望お幸せを追求するために。孤独なとき、マートではなく友人の家へと向かうために。安定感に飢えているとき、豪華な家を夢見るのではなく、今ここでシンプルな生活を営むために。自分の不安の根源をみずからたどっていくために。自分の選択をする際に自分の気持ちを蔑ろにしないために。自分の中の欲望を理解し、それを解消する方法を自分で見つけるために。そのために、わたしたちは本を読まねばならないのだ。(p.218)

    3
    投稿日: 2025.03.12