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暗殺依存症
暗殺依存症
ロブ・ハート、渡辺義久/早川書房
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総合評価

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    殺し屋のマークは、ある事件をきっかけに業界から足を洗い、暗殺依存症に苦しむ人々の集会に参加して「もう二度と殺人はしない」と誓うが、殺人をせず1年が経過するという記念日の直前に、殺し屋の襲撃を受けて腹をナイフで刺される…というアクション小説。 なんとか「不殺の誓い」を破らずに事態を収められるか? というのがストーリーの主眼で、襲撃してきた殺し屋の正体や依頼主を探りながら、子猫とモグリの闇医者とを連れて逃亡生活をする。 「かつての自分の組織に殴り込みに行く」とか「味方と思っていたら敵だった」とか「敵の黒幕は意外な人物だった」とか、よくあるパターンだと言えなくもないが、結末への話の流れがキレイで楽しめた。

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    投稿日: 2025.06.09
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    世界最高の暗殺者マークは、ターゲットも襲い来る敵も、完璧に殺すことを信条としていた。しかし、ある事件をきっかけに暗殺を辞めると決意し、“アサシンズ・アノニマス(AA)”に参加する。AAは「暗殺依存症」患者の団体であり、マークは敬愛する元ヤクザの殺し屋・ケンジとともに不殺の誓いを立てる。しかし、そんな彼を何者かが襲う。すんでのところで相手を殺さずに切り抜けたマークだったが、次々と敵が襲ってくる状況に、ついつい暗殺衝動が再燃してきてしまい…。マークは不殺の誓いを守れるのか!? 今年初のごきげんなアクション小説。

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    投稿日: 2025.05.19