
総合評価
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powered by ブクログまさしくタイトル通り追跡でした。 追跡の発端となる理由は、最後に分かるが、途中誰と誰が手を組んでいるのか?様々な思惑に混乱させられる。だからこそ先が気になって読み進められた。
0投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログまさに"追跡"だった! 最初は登場人物たちの関係や立ち位置みたいなのがわからなくて難しそうだなって感じたけど、追っていくうちにわかってきて、面白かった。
6投稿日: 2025.08.26
powered by ブクログ伊岡瞬さんの作品は好きで新作を購入 読み始めたところまでは良かったが、登場人物目線があちこち変わり、相関図が載っていたにも関わらずついていけず。 積読状態なので評価はつけず。 年齢と共に読みやすさと自分の好みが変わってきたからかもしれない
2投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログ讀賣新聞の書評で興味を持ち読了。三人の死者を出した火事現場から消えた(実は連れ去られた)少年。それをいくつかのチームが奪い合うゲーム。目まぐるしく視点と時系列が入れ替わり、どのチームが何者で、誰から使命を受けて動いているのかという興味で引っぱり、徐々に構図が見えてくる。その展開が面白い。しかし、真相=大本は誰が何の為に少年をれ出そうとしたのかがなかなか見えてこない。ようやくそれが分かったところで、「けっ! しょうもな~」となった。もちろん人間としてはしょうもないと言ってはいけないけれど、こういうのにジーンと来る人もいるのだろうけれど……。まあ結局僕の好みではなかったということか。
2投稿日: 2025.07.25
powered by ブクログ図書館の新刊コーナーにあった。初めて著者を知ったのだが、もう何十冊も書いている作家だった。 都内の住宅火災現場から老人男性と息子夫婦と思われる男女の焼死体が出た。孫とおぼしき10歳位の少年がいたというが行方不明。出だしでこれは何か裏にありそうだ、とページが進む。警視庁の捜査員たちの動き、裏集団の動き、分かってくる背後の政治家の重鎮の老男性。権力欲にまみれた老政治家の醜さ。追い詰める、肉体と肉体のぶつかりあい。でゃー、ドンっ、ずばーっ、という感じで終結。事件の原因と終結が強引な気もするが、一件はとりあえず落着ですかっとする。 別冊文藝春秋2023年9月号~2024年11月号に連載 2025.2.20第1刷 図書館
11投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログ軽いタッチな感じ。 一気読みしなかったからあれこれだっけと混乱した 関係図とかあると助かったかな ポンコツ風を装ったのか 最後までわからず でもハッピーエンドで救われる作品だった
0投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログあまり権力争いみたいな話を読まないからか、最後までこの物語を面白がっていいのか真面目に読むべきなのかがわからなかった。 面白がって読むほうが正解だったのかなと全部を読んでから思う。
0投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログ警察、闇の組織である「組合」と「I」が入り乱れ、 どの視点を頼れば、誰に共感すればいいのかわからない。 動機自体も、政治家二人(片方は、死にかけてるし)の 欲とか、意地とかがもとになって、なんか、 くだらないし。 それでも、事実が明らかになっていく後半でやっと、 まあ、アオイとリョウのコンビに感情移入めいた ものを持てるようになったが…。 住宅が焼け落ち、現場から三人の遺体が見つかる。 調べが進むうち、その三人の身元がわからない。 さらに、その家には、小学生の子どもがいたはずだと…。 一体、何が起きたのか、三人は何者なのか。 裏で暗躍するのは…。
0投稿日: 2025.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
は~、読むのに時間がかかったわあ。結局放火殺人事件はどうでもよくって、政界の大物たちのいざこざだったってことですね。それもリアルさがないし、もう漫画です。 構成にも納得いかない。一体読者は誰に共感すればいいのよ。始めから樋口を主人公にすればよかったんじゃないの? 「水脈」のときも思ったけど、途中でなんかへんな方向にいっちゃうのよね。とっかかりは面白そうなんだけど。 ラストのアオイに至っては、もうやけくそで読者サービスしたつもりなんかいな。濡れ場が書けないなら、政界がどうのこうのは扱わないほうがいいんじゃないでしょうか。 というわけで、お別れですね。
0投稿日: 2025.06.02
powered by ブクログ中盤まではイイ感じのスリルと謎解き感だったが、タイトルにもある追跡が始まった辺りから勢力図が複雑化しすぎて、ネタバレ覚悟で冒頭の人物相関図を見てしまった。負けた気分。
5投稿日: 2025.05.20
powered by ブクログ今作は、 私が好む伊岡瞬作品に漂う、何とも重苦しく、ちょっと気分が悪くなるようなムードが無く、 軽いタッチでスピード感あふれるテレビドラマのようにわかりやすい作品でした。 個人的には、期待と少し差がありました・・・
28投稿日: 2025.05.13
powered by ブクログ火災のあった住宅地から見つかったのは3人の遺体。もう1人いたとされる子供は行方不明に、しかも親子と思われた3人に血縁を示すものはなかった。警察、政治家、闇組織が其々の思惑で行方不明の少年を追う、アメリカ映画の様な展開。裏切りや寝返りなども含めて楽しめた。
13投稿日: 2025.05.08
powered by ブクログ住宅火災が発生し住人とその夫婦と思われる3人の遺体が発見される しかし、子供の遺体が見つからない・・・ 死因の原因は焼死ではなく刺殺だった・・・ 内容が複雑で理解するのには苦戦しました。 しかし、物語のスピード感がよくテンポ良く読めたのがよかったです。 タイトル通りに「追跡」に恥じぬ物語だと思います。 追いかける側、逃げる側の追跡が癖になりそうです。
44投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ伊岡さんの物語は、テンポよくサクサク読める。誰が敵で味方か、最後まで、こんがらがったが楽しく読み終えたから、マッいいか。予想外の結末も、すんなり受け入れられる。
0投稿日: 2025.04.24
powered by ブクログ誰が味方で誰が敵なのか、テンポよく繰り広げられるストーリー展開に一気に読んでしまいました 面白かったです
0投稿日: 2025.04.21
powered by ブクログ人間の醜さと怒りを力強く描いたサスペンスミステリー、疾走感と緊張感でドキドキが止まらない! #追跡 ■あらすじ 東京の住宅街で火災が発生、その家に住む老人と息子夫婦の遺体が発見される。通常の火災事故と思われたが、発見された遺体は刺されていることが判明、さらに現場から少年が失踪していたのだ。警察は捜査を開始するのだが、この事件の背後には隠された秘密があるようで… ■きっと読みたくなるレビュー スピーディーでドキドキが止まらないドエンタメ小説、もうこの本そのまま脚本で映画にできちゃいそうですね。 伊岡瞬先生は粘り気のある警察小説のイメージが強かったのですが、本作はノンストップサスペンス。まず構成力が素晴らしいんですよ、たぶんプロットの段階で既に優勝レベルの出来と見た。読者を惹きつける力はさすがですよね。 さて物語の内容はタイトルの通り「追跡」していくストーリー、何よりテンポがイイ。さくさくと読み進められ、ハリウッド映画を観てるみたいに次々お話が進んでいく。 追跡というくらいなので、逃げる人と追いかける人がいるのですが、これがハラハラして手に汗を握る。そもそも、なぜ逃げているのか、なぜ追いかけているかが良く分からんというところが惹きつけるんすよね。 そしていつものとおり人間性を切り取るのがお上手、醜さや怒りをふつふつと伝わってくる。悪人だけじゃなくて、やっぱり警察も人間なんだよなーと思わせてくれるんです。そりゃ警察官だって人の子ですよ、正義感が強い人もいれば、出世したい人もいれば、他人を信じない人もいますよね。 登場人物のイチ推しキャラは、やっぱりアオイですね。本作のキャラはみんな謎めいている人たちばっかりなんですが、最たる人がアオイ。強く優しく頭が良い、そして美人(たぶん)。もし映像化される際は、誰が演じるか注目するに違いない。 全編にわたって切った張った大立ち回り、駆け引き裏切り騙し合いばかりなんですが、物語のコアとなる動機の部分には温かみを感じることができます。ちょっとホッとしますね。ぜひ続編で主要キャラたちを再演させて欲しい!面白かった~ ■ぜっさん推しポイント あらためて世の中には悪党やクズが存在することを認識させられますね。陰謀論、闇組織、裏社会、上級国民… 本作みたいに派手じゃないにしろ、現実にありそうでマジで怖い。政治家のお偉いさん、自分や友達の利益ばっかりじゃなく、未来ある子どもたちのために住みやすい日本にしてあげてください。
89投稿日: 2025.04.19
powered by ブクログまさに追跡する者と追跡される者の緊張感が溢れる疾走感ある小説だった。 冒頭に小説の人物相関図が記されていたので面倒な物かと危惧したが、たしかにこの相関図と共に読み進めると、放火殺人小児誘拐という複雑な事件の物語に没入できた。 信頼と裏切りの繰り返しにより、読者も誰が正しいのか探っていく。 コミカルな要素も含みながら、スピード感溢れる追跡の小説だった。
7投稿日: 2025.04.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
発端はまるで宮部みゆきの「理由」を思わせるような疑似家族の殺人事件として社会問題の掘り下げや警察内部の人間関係や組織の歪みが描かれるサスペンスフルでダークな展開かと思った。が、冒頭に表示される『人物相関図』の通りに伊坂幸太郎の殺し屋シリーズに登場するような「I」「組合」「ドロップ」など入り乱れて、事件現場から消えた「雛」を追跡するロバート・デニーロの映画「ミッドナイト・ラン」や「レインマン」を彷彿させられるようなアクションドラマとなっている。政界のフィクサー達のいざこざや事件揉み消し、「日本版フーバー長官」の件などはありきたりだが、「レオン」を思い起こさせるアオイとリョウの関係や樋口のキャラクターに最後まで飽きずに楽しめた。
30投稿日: 2025.04.18
powered by ブクログ住宅で火災が発生、焼け跡から遺体が発見された。その遺体には他殺の痕跡があることに加え、身元が不明。さらに一緒にいたと思われる小学生の行方が知れなくなっていた。警察、大物政治家、闇のフィクサー、そして謎の組織。数々の人間がその子供を巡って繰り広げる謀略を描いたサスペンスです。 大筋はシンプルなのだけれど、絡み合う人間関係が複雑です。利害関係、対立関係が交錯し、誰が誰の味方なのか敵なのかが全く不明。少年を巡る攻防も目的が不明なだけに、いったい誰に肩入れすればいいんだか。渦中の少年もなかなかに只者じゃないんですよねこれが……! 終盤になってようやく明かされた真相には少しほっとさせられました。もうね、登場人物がどいつもこいつもろくなやつじゃないのでは、という感じがしてうんざりする気分だったし(笑)。ラストで決着がつくあの対決も、なんだか痛快でした。
3投稿日: 2025.04.16
powered by ブクログ読みやすいのに、読み応えもあった。 複雑に絡み合った人間関係で、それぞれ、誰と誰が仲間なのか敵なのか、目的は何なのか先が気になった。 最初から気持ちを入れて集中して読まないと、人物像を見誤ってしまいそうでした。 『冷たい檻』の樋口さんが再登場した。
19投稿日: 2025.04.12
powered by ブクログ東京都武蔵野市で住宅火災が発生。焼け跡から男女三人の遺体が見つかる…。警察小説かと思いきや裏組織や政界フィクサー、与党幹事長も登場して息詰まる展開に。「冷たい檻」の樋口も登場。この作者さん、こんな小説も書くのかとビックリするやら感心するやら、傑作。
1投稿日: 2025.04.10
powered by ブクログ放火殺人事件発生の翌日には無事解決という、敏速な仕事ぶり。無駄がない。警察上層部と政治家の腐った繋がりを、樋口やアオイらが暴露、一掃。仕掛けられた罠や謀叛も難無く回収。暗躍する『組織』にまた会いたい。
5投稿日: 2025.04.05
powered by ブクログ政治家同士の争いに子供がまきこまれる 組合だのIだの 分断する警察上層部 あまり良くわからない内容だった
1投稿日: 2025.03.31
powered by ブクログ住宅火災で三人の焼死体が発見される。家族と思われた三人は実は他人で小学生の男の子が行方不明となっていた。最初は宗教絡みなのかと思ったら政治の裏の世界を描いたハードボイルド的なサスペンス作品。誰が味方で誰が敵なのか裏切り者は誰なのか。面白くサクサク読んだけど、少し軽い感じが否めないかな。
1投稿日: 2025.03.25
powered by ブクログ火災発生から問題解決迄の日数はほんの二三日の短時間の話しだが、それだけにとどまらずに話しが行ったり来たり実に面白い裏話が続き読者を楽しませてくれる。著者独自の世界だ。
1投稿日: 2025.03.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2025/02/18リクエスト 2 伊岡瞬作品らしくない感じ。 動機も、iにも組合にも両方に属しているアオイも、なんだか納得できない感じで欲求不満のまま終了。
0投稿日: 2025.03.20
powered by ブクログなんてややこしい… 序盤はなんのこっちゃで、人物相関図を見て首をかしげながら読んだ感じ。 でも終盤どんどんと自分の中の疑問が解決して一気におもしろくなった。
8投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ住宅火災から一家3人の遺体が発見されるが、いるはずの子どもが行方不明…。 調べるうちに彼らは本当の家族ではなかった。 子どもの行方を追ううちに見えてきたものは…。 5年前の政治家の息子の犯罪の揉み消しが発端となった事件であり、政界と警察内での癒着でもある。 『I』の樋口とアオイの動きに見どころはあったが、スピード勝負で決着は着くので、読み応えはそれほど感じず、もっと長編を読みたいと思った。
56投稿日: 2025.03.08
powered by ブクログAmazonの紹介より 東京都武蔵野市で住宅一棟が焼ける火災が発生。焼け跡からは、その家に住む志村潔(69)とその息子夫婦と見られる男女三人の遺体が見つかる。単なる住宅火災に見えたが、夫婦と見られる遺体の死因は焼死ではなく、刺されたことによる失血死であった。 しかも現場からは、この夫婦の子供と見られる小学生が消えていた。さらには、志村の経歴をたどると、〝息子〟がいた形跡がない。一体この火事で死んでいたのは何者だったのか?警察が捜査をに乗り出すのと軌を一にして、地下組織『I』の作業員の樋口にもある指令が下される。 不可解な火災、血の繋がりのない〝家族〟、消えた子供の行方……エンタテインメントを追求した、究極のノンストップサスペンス。 何か悍ましい事件の幕開け!?と思うような不可解な事件が発生します。一家と思しき遺体。しかし、捜査すると、家族ではないらしく、おまけに子供は行方不明という展開にミステリーとしてはどう展開していくのか、楽しみでした。 警察や謎の集団、子供など様々な登場人物での視点で展開していくので、物語に奥行き感が出て、それぞれのキャラも引きたっているので楽しめました。 伊岡さんならではのゲスな男達も登場して、嫌な気持ちにさせられるのも魅力的でした。 ただ、今回の作品は、ちょっとコミカル要素も含まれている印象で、どこか伊坂幸太郎さんの作品を読んでいるようにも感じました。これが、もっとコミカル要素を強くすると、伊坂さんならではの多視点での誘拐事件かなとも思いました。伊岡さんの特徴としては、ゲスな性格の描写が丁寧であり、読者側として、ムカつく存在にさせてくれるので、その辺りが今回もあって楽しめました。 一番読みごたえがあったのは、子供を救出しようとカーチェイスを行う場面です。真剣なシーンなんだけれども、ちょっとコミカル要素もありつつ、スリルある展開が面白かったです。一日の出来事なのですが、濃密でした。 警察側、謎の組織側、その黒幕にいる重要人物、そして子供、色んな視点で一つの出来事を語っていて、どんどん場面がかわるたびに視点も変わっていくので、その世界観に惹きこまれました。 敵か味方か?途中では、裏切り者も登場し、「この人は実は・・」といった意外な人物が多くいて面白かったです。 その背景にある警察や政治など色んな「闇」を垣間見ましたが、まぁイラっとさせてくれました。 もみ消すなら、あらゆる手段も厭わない方法に、ムカつくばかりでしたが、騙し騙される展開は、第三者からみると面白かったです。 今迄の伊坂作品の流れから見ると、今回は心のどす黒い部分といった人間の全てを吐き出しているのは控えめな印象でした。むしろエンタメ性のある事件で、スピードある展開になっていて、イヤミスはそれほどないように感じました。 それぞれの頭脳戦でおくる展開は、色んな「闇」が渦巻いていて、次がどうなっていくのか、裏切り者は誰なのか?といった面白さもあって、良かったです。
8投稿日: 2025.02.26
powered by ブクログ【謎が謎を呼ぶノンストップサスペンス】住宅火災の焼け跡から見つかった男女三人の遺体。現場からはなぜか子供が消え去っていた……謎が謎を呼ぶノンストップサスペンス。
2投稿日: 2025.01.09
