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丁寧すぎるさんのための仕事・人間関係力の抜きかた
丁寧すぎるさんのための仕事・人間関係力の抜きかた
みさきじゅり、esk/三笠書房
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    「HSP」ではなく、「丁寧すぎるさん・がんばり屋さん」という愛おしくなるネーミング。 頑張りすぎる理由は、「完璧主義」と「役に立ちたい」から。 そしてそれが正義、プライドになっている。 よく気がつく→心がざわつく→平穏を求める→頑張る このループになっているのでは? それはあなたがするべきこと? 自分のキャパ決めれるのは自分だけ。 そしてこの頑張りが周りの人の役に立ってないかもしれない…? 「どうして私は頑張りすぎてしまうんだろう。」と、自分の"頑張り"が苦しいと感じる人に読んでほしい。

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    投稿日: 2025.10.07
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    ◆第1章:「いつの間にか、『がんばり屋さん』を通り越している?」 主題: 自覚なき“がんばりすぎ”の実態とその背景にある心理をあぶり出す。 「ちゃんとしなきゃ」が口癖。 期待に応えようと、どんどん無理を引き受けてしまう。 完璧主義・他人基準の自己評価・自己否定感が根底にある。 まずは「がんばっている自分」に気づくことが第一歩。 ◆第2章:「なんでいつも、こんなに気を張っているの?」 主題: がんばりすぎてしまう“心の構造”とそのメカニズム。 「がんばらないと不安」という心理。 無理することで“安心”しようとする逆説的なパターン。 「ラクしてはいけない」「ズルしたら終わり」という強迫観念。 気を張りすぎるのは、自己防衛のクセであり、責めるものではない。 ◆第3章:「無理したらできること」は「無理なこと」 主題: 自分の限界・キャパを理解し、適切にマネジメントする方法。 「がんばればできる」は危険な思い込み。 感情ではなく、数字や記録で“自分の容量”を把握する。 無理を前提とせず、「何割出せるか」を調整する。 “成果”より“持続可能性”を重視した働き方・生き方へシフト。 ◆第4章:「でも、手を抜きたくない!」「嫌われたくない」 主題: 手を抜くことに対する罪悪感・恐れと、安心して力を抜くコツ。 「嫌われたくない」気持ちが“がんばり”を生む。 手を抜くことはズルではなく、自分を守る選択。 安心して抜くために必要な3ステップ: 「No」と言えるスキル 自分の電池残量を可視化 自分の「取扱説明書」を相手に伝える 無理に頑張るより、“正直に言える”方が信頼される。 ◆第5章:「丁寧すぎるさんは『遅咲き』でいい」 主題: 他人と比べず、自分のペースで生きることの大切さ。 焦りは「他人基準」の副作用。 丁寧すぎるさんは“積み上げ型”のため、成果が見えるのが遅い。 けれども、そのぶん深くて強い力を持つ。 “スピードより継続”“派手さより誠実さ”が長い目で見て強みになる。

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    投稿日: 2025.04.05