Reader Store
結論それなの、愛
結論それなの、愛
一木けい/新潮社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

23件)
3.6
4
8
8
1
1
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイ旅行に行ったから、知っている地名や料理名が出てきて親近感が湧いた。カオニャオマムアン(マンゴーと餅米のスイーツ)、私と母のお気に入り。 内容は、わりとシビア。娼婦になった女の子、逃亡劇、不倫の相手が自死する話……幸せとは何なんだろう。でも、この本を読んで、目の前の人と、通じ合うことをあきらめてはいけないと感じた。通じ合うために、お互いのことを知ったり、楽しませたいと思ったり、幸せを祈ったり…そういうことが必要なんだと感じた。

    9
    投稿日: 2026.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    相手に理解してもらいたい、相手のことを理解したい、そのために心を砕き言葉を尽くすことを語った連作短編だったと思います。バンコクで仕事を持ち生活する女性、駐在員の妻としてバンコクに暮らす女性、など、背景様々ながらバンコクに暮らす日本人女性たちを主人公に、濃密な男女関係が淡々と語られているように感じました。相手を理解したい気持ちを煮詰めたような作品と思いましたが、一方で、ヒトは飽きやすい動物であること。そうしてしばしば無いものねだりであることについて、シニカルに揶揄しているようにも思われ、好印象読了しました。星4つの評価といたしました。

    0
    投稿日: 2025.10.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイを舞台にした短編集。最初のお話、菜食週間を読んでいる今がちょうど菜食週間で自分がそこにいるかのような気分になった。 タイに駐在の同伴できた人が全てこの話のようだとは思わないけれどところどころに見える共通点が怖かった。 タイの空気、騒音、タイ料理の匂いなど五感を刺激された本だった。

    1
    投稿日: 2025.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    舞台はタイ。南国の果物の皮をむいた時の香りのような魅力的で色気のある文章の数々に魅了されました。「やりたいことは全部やれる」という素敵なメッセージが込められた作品でした。一木けいさんの作品を読むのは初めてでしたが、ハマりそうです。他の作品も読んでみたくなりました。

    29
    投稿日: 2025.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初読みの作家さん タイに駐在する女性たちが主人公たちの連作短編集 みんなどこかで人とのつながりに飢えていて、それをどうにかしようともがいてた どれも良かったけど、1作目の菜食週間が好きだった 心理描写が巧みでどんどん引き込まれてった 久々にもっとこの人の書いた文を読みた!ってなった。

    0
    投稿日: 2025.10.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    連作短篇3篇 タイを舞台に駐在員の妻たちのそれぞれの人生模様。それらがゆるく繋がり愛や理解し合うこと、コミュニケーションなどが響きあっている。

    0
    投稿日: 2025.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夕暮れ時に甘く漂う花の香り、大胆な気持ちになれる開放的な熱気、一度訪れたタイの雰囲気を思い出しました。 一木けいさんの小説で、恋愛で本能的に惹かれ合う描写が好きです。 駐妻の孤独や肩身の狭さを知りました。そんな世界があるのかぁ、という感じ。 言葉で気持ちを伝えるのも大切だけれど、キスの長さで思いを伝える、という描写がなんか好きでした。 それくらいの切実さを持って、大切な人と向き合いたいと思いました。

    2
    投稿日: 2025.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    論理感グチャグチャ、色に溢れたタイでの生活に最初はうわぁとなったけど、皮膚に纏わりつくような暑さと濃い花の香り、あの現地の男独特の欲しい言葉をくれる時間に包まれると、あぁ細かい事はもうどうでもよくなっていくんだなと妙に納得した。一人は逃避行し、また一人は罪を犯し、そしてまた一人現実の世界へ戻っていった。

    10
    投稿日: 2025.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 一木けい、いいね! 読めるわ。 内容は、不倫なのに、純愛だったりで、まあ、それも愛なのかもしれない。 チーマリが幸せそうでよかった、いい人に出会えたねぇ。

    0
    投稿日: 2025.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2025/06/09予約11 駐在妻もタイも出てくる固有名詞も、うまく飲み込めず残念。異国でコロナ禍になり実母の最期にも葬儀にも出られなかったのは気の毒に思うが、だからといって不倫していい理由にはならない気がした。狭い駐妻コミュニティはキツそうだけど…

    0
    投稿日: 2025.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイの駐妻達の虚無とそれを埋めようとする恋愛模様の話。 大事な人を失ってからその大切さに気づいたり、人と通じ合うことを諦めたら心から通じ合う人が現れたり。 人は誰しも心のどこかに虚無を抱えていて、それを埋めようともがくか、それを抱えたまま生きるかの選択をしているのかもしれない。 「伝えたい、伝わらない、伝わった、それっていったいなんなんだろう。これだけは伝わってほしいと祈った言葉も、相手が受け取れる状態になかったら?受け取る意思がなかったら?たとえ伝わったと思える一瞬があっても、相手がそれをすててしまったら?」

    5
    投稿日: 2025.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    タイに駐妻の不倫に関するお話。1冊に3つのエピソードの話が入っているが、1話完結かなと思いきや3つ全て繋がりがある。 私、今度駐妻になる予定なんだけど・・・東南アジアってどこもこんな男女のドロドロが入り乱れる環境なのかしら。(ヤダヤダ・・・) 何だろう、サクサク読み進められたんだけど、何となく文章が素晴らしい!と思うような展開・表現はなかったかな。 現地の若い男の子と恋に落ちるなんて、想像もできないし、現地の日本人と絡み合って、最後男性が自死する展開も、よ〜くわからない。何で?という疑問が湧きすぎた。 性欲って私あんま好きじゃないな・・・

    0
    投稿日: 2025.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    登場人物たちの喪失感、焦燥感の凄まじさに圧倒された。特に紗也子さんの話は身につまされてしまった。夫婦関係に悩んでいた時期に紗也子さんと同じ状況だったら、間違いなく同じような行動をとっていただろうと思う。機会が無くて良かった。平凡で平穏な日々に感謝したくなる読後感を持たせる作品だった。

    0
    投稿日: 2025.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    できてしまった隙間を、違う刺激、肉体,肉欲で埋める。 男側からよく描かれた世界を女側から描いているようにも見える。 タイを舞台にするというスパイスを添えて。

    0
    投稿日: 2025.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    バンコクの高級アパートで暮らす駐在妻のマリは、コロナ禍の国境封鎖で出張先から帰ってこられなくなった夫と別居生活を送っていた。 日本にいた母の葬儀にも参加できず、孤独なマリに声を掛けたのは、テオというタイ人の青年だった。 寄り添い、理解しようと向き合ってくれるテオに、やがてマリは心惹かれるようになり――。 (アマゾンより引用)

    0
    投稿日: 2025.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主に駐妻やそれ以外の女性が、主にタイ人やそうでない男性と不倫するはなし。セで始まり、クスで終わるシーンが多め

    0
    投稿日: 2025.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    彼女たちの求めていることは、私の求めている事だった。 テオに、祐介に、ヴィンセントに感じられた安寧がどうしたって正規の夫には感じることができなかったのが虚しかった。求めるものはいつだって正しい形で素直に手に入ることはなくって、傷つくないと、捨てる覚悟がないとだめなんだろうか。そうなんだろうな、多分。 『なーなーの国』での晶の終わりの独白を最初はどういう感情由来のものか分からなかったけど、次の『パ!』で彼女視点の話が続いた時、ああ孤独で虚無を抱えて、何もかもが通り過ぎてどうだってよくなってるんだって気づいたりしてた。 基本的に不倫や浮気をしている登場人物を好感持って読めないんだけど、彼女たちに関しては憎みきれない人となりでよかった。ゴムをしない浅はかな紗也子は「着いてきて欲しいところがある」の言葉に一も二もなくうなづいて近づく疑心から守って引っ張ってくれた。駆け落ちしたマリは哀しいくらいにいつでも冷静で、いつでも夫への誠意を保ち続けていた。晶は伝えようと言葉を絞り出して、伝わらなくて、立ち尽くして絶望するその姿が今のわたしに重なっちゃった。 "最高純度の恋愛小説"なんて嘘ばっかり、こんな不倫ばかりの人達の話って思いながら読んでたけど、でも、読んでよかったな。偏見と不快感で読むのやめなくてよかった、それくらい彼女たちの思考は言語化を求めていた言葉そのものもだった

    2
    投稿日: 2025.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイの空気や湿度だけじゃなくて、登場人物たあちの情愛が、読みながらねっとり肌にまとわりつく感じだった。

    0
    投稿日: 2025.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終えた後、ネットで「駐妻」の意味を調べると、著者インタビューの記事が載っていた。記事(↓)を読む前に感想。 晶と裕介との恋愛は本物だったと思う。 最後、テオとマリが穏やかに暮らしていて良かった。 タイの雰囲気を感じられる小説です。 https://news.yahoo.co.jp/articles/374643a7bebaef5d3fc569b23f93034b3895a0e7

    0
    投稿日: 2025.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    駐在妻とそれに類する女たちの物語。駐在してる友達はいても駐妻してる友達はいないのに、リアルを感じる。現地で生まれた愛の方が本当の愛だって思っちゃうもんなのかなあ。一木けい、こういうのも書くんだね。

    0
    投稿日: 2025.04.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日本を離れて生活する女性達の苦労が生々しくてリアルだった。恋愛においてずっと幸せが続く訳ではない、当たり前だけど忘れてしまいがちな事実に気付かされる。テオとマリの話を読んでて、自分の気持ちに正直に向き合ってリスクのある行動ができるマリは強いし美しいと思った。

    0
    投稿日: 2025.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2025年4月12日、グラビティの読書の星で紹介してる女性がいた。「読了」 普段、小説は見ても登録しない事が多いのだが、表紙にザクロが沢山あったので、ピンと来た。

    0
    投稿日: 2025.04.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    びっくりするくらい好きな作品だった。3つの連作短編だけど、ひとつひとつが本当に好き。分かりたくないのにわかるやつ、全然ハッピーな作風じゃないけど、タイに二度だけ行ったことある私でも読んでる時タイの香りを感じた。あの国にまた行きたいな

    3
    投稿日: 2025.03.22