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アセクシュアル アロマンティック入門 性的惹かれや恋愛感情を持たない人たち
アセクシュアル アロマンティック入門 性的惹かれや恋愛感情を持たない人たち
松浦優/集英社
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総合評価

25件)
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    LGBTQ+の+に含まれる人たちの解説書。 マジョリティーの中にもマイノリティーの中にも濃淡があって、どっちに属するかなんてわからなくなる。 恋愛指向がないというと、運命の人と会ってないからと言われるのだと。運命の人ってそんなに沢山いるのか?会えてない時点で運命の人ではないのでは?うーん。。。

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    投稿日: 2025.12.11
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    タイトルからは分かりにくいけれど、この本はアセクシュアル、アロマンティックの観点から様々な論点を取り上げることで、セクシュアリティに関する認識や社会のあり方そのものに問いを投げかけることを目的にしている。例外的な少数者への配慮はもちろん大切だが、それを超えて社会の構造的な問題に目を向けなければならない、と著者は述べている。取り上げられている論点はひとつひとつ段階的に論じられているので、少し時間はかかったが、納得しながら読むことができた。 ただ、アロマンティック、アセクシュアル研究のこれまでの蓄積もやや細かめに示されているので、論文調で読みにくいと感じる人もいるだろう。著者が感情的な議論がしたいのではないことが明らかになるので、これはこれで良いと思うのだけれど。 (253ページ)ここまで議論してきたように、現状の社会は(異)性愛という特定のセクシュアリティを特別扱いする仕組みになっています。その仕組みを改めることなしに、ただ「同性愛者もいるよね」「アセクシュアルもいるよね」と言っているだけでは、構造的な問題は解消されないのです。 新たな視点を持って、当然とされている考え方や社会の仕組みを見直してみることができそうだ。フーコーの紹介も興味を引かれたし、今後の研究の進み具合も気になる。

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    投稿日: 2025.11.18
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    縁あってこの本を読もうという気持ちになったのだが、その巡り合わせにまずは心から感謝したい。自分の愚かさしかり、どうしようもなく差別的な思考枠組みに支配されていた(いる)と気づかされた。私はおそらくアローかつセ・リーグとパ・リーグの区分を実感しない女だけれど、それでも当たり前にこの世界の誰も傷つけたくないし、文字通り誰も傷ついてほしくない。ただそれだけのことなのに、どうしてこんなに難しいんだろうか。私たちは幸せになれるんだろうか。幸せってなんなんだ。とまれ、有意義な本だったのでとてもオススメです。

    0
    投稿日: 2025.11.16
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    強制的異性愛がいかに親密関係のあり方を規定しているか?という、タイトルから想像したことよりももっと大きな話だった 歴史的にセクシャリティが多数派ではないとそれは罪とされ⇨病理的なものとされるなど排除されてきた経緯がある ただもともと差別用語だったクィアや同性愛者を逆手にとって自分たちの反差別運動に流用してきた 分類としてはラベリングできるものだけでもこんなに細かいんだっていうのにまず驚いたのと、本書では繰り返し"ひと口に〇〇といっても、様々なケースがあるため個別具体的なものとして、ラベルだけで一方的に決めつけたり判断したりしてはならない"と説く 当事者たちが言われたりされたりして嫌だった経験は意外と身近で会話のノリでつい口走ってしまいそうなことも多かったので気をつけねばと思った

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    投稿日: 2025.11.01
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    かなり内容の詰まった本で読み応えがあった。強制的性愛というワードなど初めて触れる、考えるテーマも多く、普段の生活で所与のものとしている概念が突き崩されるような印象。非常に興味深い。 ガニングのアトラクションとしての映画という概念と泉信行の心の模倣論はなるほど!と思った。これらはこれらで読んでみたい。 ガニング アンチスペクタクル 東京大学出版会 2003年 泉信行 美術手帖第66巻(第1016号)2014年

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    投稿日: 2025.10.26
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    新書の中ではかなり満足度高め。アロマンテイックやアセクシャルについて基本的なところをおさえられるのは勿論だが、フーコーの基本的な解説などもあり、セクシュアリティ論入門としても◎。 マスタべーションが必ずしも性的な動機から行われなかったり、アセクシャルの人が性的なコンテンツを摂取する際、アトラクション映画的な楽しみ方をしていたり、自分にも部分的に当てはまるところがあり、クィアな欲望のあり方の普遍性を感じた。 また、アセクシャルやアロマンテイックの人が被る認識的不正義は他の問題にも敷衍されうるし、腐女子やSM愛好家のあり方も見直せそう。

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    投稿日: 2025.10.22
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    人間は誰かを好きになるものというのはただの決めつけ、そして恋愛的に惹かれることと性的に惹かれることは必ずしも一致しない。意識してないだけで自分の中にも思い込みや偏見があって、無意識のうちに誰かを傷つけているのでは・・・とすごくドキリとした。Aro/Aceの人を尊重しましょうという単純な話ではなく、Aro/Aceの観点から性愛や恋愛に対するステレオタイプやバイアスを考えてみようという切り口が良いなと感じた。内容を完全に消化するには時間がかかりそう。これから何回も読み返していきたい。

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    投稿日: 2025.09.23
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    この本は「アセクシャル・アロマンティック」を主に扱うとしながらも、その他のセクシュアリティなどについても言及されており、かなり充実感があったように思う。 クィアスタディーズでの重要な視点や論点についてかなり幅広く、かつ簡潔にまとめられているため、これからクィアスタディーズの入門書としても機能するのではないかと感じさせられた。 私は本書で紹介されていた「強制的性愛」や「異性愛規範」のレンズを通すことによって、さまざまな性的な言説に対して感じる違和感や不快感の原因を可視化することができるようになったと感じた。そもそもなぜ性的な関係が特別視されているのか、「男女間の友情が成立しない」という言説はなぜ生まれるのか、など、性に関しての疑問や違和感を感じているならば、この本はかなり有意義な視点を提供してくれるだろう。

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    投稿日: 2025.08.25
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    女性に性的魅力を感じ、恋愛対象も女性という、いわゆる普通の私には体感としては 分からない世界。性的惹かれ、恋愛感情を持たない人たち。 でも、知っておかなければいけないと思う。 先日の参院選で躍進した政党は、男女しかありえん!と言い切る。 少数を切り捨てる。 そりゃ、そのほうが楽だ。いろんな人がいる、と思うと、複雑で、ややこしい。 でも、存在しているのだ。 流石に今は左利きの人を排除はしないだろう。1割存在する。 それと同じことなのだ。割合はもっと少ないかもしれないが、 性的に単純ではない人が相当数いるということは、知らなくてはいけない。 安易に、昔ながらの家族が一番、などといってはいけないのだ。 そんなものは実は存在しないのに。 選択的夫婦別姓を認めないのも根は同じ。 自分の古い、かつ、固定的な価値観を他人に押し付けるだけ。 何が、親の苗字が違うと子供がかわいそう、だ。 そういう形でよその子を気にするのであれば、学校給食がなくなると一日一食になる 家庭の子を心配しろ、ケアしろ、といいたい。 日本を愛する、などといって、実は自分の価値観しか認めていないのだ。 なので、難しい本だったが、私は学ぼうと思って、この新書を読んだ。 はじめに――「好きになる」とは 第1章 アセクシュアル/アロマンティックとは何か 第2章 Aro/Ace の歴史 第3章 Aro/Ace の実態調査 第4章 差別や悩み 第5章 強制的性愛とは何か 第6章 セクシュアリティの装置 第7章 結婚や親密性とセクシュアリティの結びつき 第8章 Aro/Ace の周縁化を捉えるために 第9章 Aro/Ace のレンズを通して見えてくるもの おわりに

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    投稿日: 2025.08.09
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    アセクシュアル(asexual)、アロマンティック(aromantic)という見かけることの少ない用語に興味を持って読んでみたが、学術論文の体裁を取りながら一般の人に理解できるように苦労した著者の力量に感謝です.他者に性的に惹かれないという意味のアセクシュアル、アロマンティックだが、様々な恋愛的指向があること自体ある程度知っているつもりだったが、それだけ人間の多様性が現れる分野なのだと感じた.p171で議論されていた経済システムのジェンダー構造と異性愛規範の関係を総括した「結婚制度を根拠として経済システムのジェンダー構造は構築されており、また経済システムのジェンダー構造によって結婚制度は形作られている」という文言は深い意味があると感じた.asexual spectrum=Ace, aromantic spectrum=Aroを組み合わせてAro/Aceという語句でこのような分野を表現するのが一般的である由.注意して見ようと思っている.p247に出てくるBDSMも面白い提起だと感じた.拘束と調教(Bondage, Discipline)、支配と服従(Dominance, Submission)、加虐と被虐(Sadism, Masochism)の頭文字からできた語句だが、このような分野の研究者が多いことも驚きだ.

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    投稿日: 2025.08.04
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    Aro/Aceについての説明だけでなく、Aro/Aceの視点から(異)性愛世界において当たり前とされている恋愛・性愛がらみの諸々に突っ込んでいく内容で、Aro/Aceというトピックに縁のなさそうな人ほど読んでほしい本。 自分自身恋愛的/性的関係性の実践に関心がないことで何か不快なことを言ってくる人々が周りに特にいなかったのであまり困ってないと思っていたが、実は今の社会構造の中で生きているだけで不利益を被ることがあるのだとわかった。 差別は排除(「恋愛感情が無いなんて普通じゃない」という非難)されたり存在を抹消(「まだいい人に出会ってないだけ」と言われカミングアウトを否定される)されたりというコミュニケーション上で起こる差別の他にストレートに金銭や生活が絡んでくるような法や社会経済の構造による差別もあるので、個々人が"寛容な"マインドを持ってそれで解決というわけではない。 同性婚に関しても単に可能にするだけでなく結婚に付いてくる様々な権利義務を外し、結婚を最小化する必要がある。そもそも婚姻関係単位の福祉システムそのものが(この国においては異性愛の)恋愛的指向や性的指向を持っていてそのような関係に至りやすい人々を特別扱いする不公平なもので、自立した大人二人の関係に特に保護は要らないのだから完全個人単位やケアする人―される人(親子など)単位にすべきだが、日本という極めて保守的な国でこんなコストのかかる大工事ができるのは何十年後になるのやら……と仄暗い気持ちになった。

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    投稿日: 2025.07.29
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    性的指向ほど共感しづらいことはないのではないだろうか。共感はできなくても理解に努めるべきだ。いや、その考え方すら、これまで‘普通’とみなされていた異性愛側の驕りなのだろう。想像するということを忘れてはいけない。それだけは肝に銘じておこう。

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    投稿日: 2025.07.09
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    わかりやすい。自分は孤独になりやすい種類の人間っぽいなということをわかりやすく実感した。フーコー入門になっているところがいい

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    投稿日: 2025.06.27
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    静岡市女性会館図書コーナーの書誌詳細はこちら↓ https://lib-finder.net/aicel21/book_detail_auth?authcode=8YhBIQo%2F35CHbyEZMpN3cg%3D%3D

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    投稿日: 2025.06.21
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    帯に惹かれて購入。好きと一言に言っても、意味することは人によって違うし、どういう志向が普通なのか、定義すること自体、できないと感じました。 年齢や経験によって、感じ方も変わるので、この種の議論や研究が進むことを応援します。

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    投稿日: 2025.06.21
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    オタクはもしかして自分も…‥と思ったことある人もいるのでは? その辺の話もあったりしたし、Ace/Aroに限らず周辺的な話も多くて面白かった。発想がない人が減ると良いよね。一時期より世間の恋愛至上主義の空気は薄くなった気はするけれど。

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    投稿日: 2025.05.30
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    性的マイノリティの地位がいくらか確保されつつある風潮のなかでも、結局アセクシャル・アロマンティックの実在性という意味では、筆者が研究題材として取り上げているという二次元オタクのような存在ですら肯定できる理念なのかは、LGBT等でもそうであったろうが弱者側が自己承認するにはある程度振り切ったくらいに世間の目が変わらないと弱者ゆえの葛藤があるように思う。(ポリティカル・コレクトネスの行き過ぎのような問題もあろうが) ひとまずはアセクシャル・アロマンティックの定義から、性欲はあるもののといったようなある種都合の良いように見える存在の包摂まで、なおのこと不可視化されやすいAro/Aceというものを見つめる概念道具は攫うことができた。

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    投稿日: 2025.04.26
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    アセクシャルやアロマンティックについて学べる入門書的な新書があればいいのに、と思っていたところ、こちらの本が刊行された。やったー。 自分なりにアセクシャルやアロマンティック、Aスペクトラムなどについて学んできたつもりだったが、読んでみると、すでにわかっている部分もあれば、初めて知る内容もあり、非常に興味深かった。 特に第3章「Aro/Aceの実態調査」にある “『性的』なるものを捉え直す” という節で、マスターベーションや性的空想について、一般的に想定されている内容を再考しようとする試みがあり、おもしろかった。自分自身でも腑に落ちる点が多くあった。 『アセクシャル/アロマンティックとは何か』、『Aro/Aceの歴史』、『Aro/Aceの実態調査』、『Aro/Aceの差別や悩み』、『強制的性愛について』、『セクシュアリティの装置』、『結婚や親密性とセクシュアリティがいかに結びつけられているか』、『Aro/Aceの周縁化を捉えるには』、『Aro/Aceを通してこそ見えてくるもの』といった章立てで構成されており、フーコーなどの引用もあるが、やさしく再構築して解説されているため、十分に読み取ることができた。 こうした本が存在すること自体が、Aro/AceやAスペクトラムの人たちにとって支えとなり得るし、これを読むことで、少なくとも現時点で定義されているAro/Aceについて知ることができる。 刊行された意義の大きい一冊だと思う。

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    投稿日: 2025.04.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「アセクシュアル」「アロマンティック」についての歴史、概念、状況、などの本。 論文っぽいので、軽く読むにはちょっと労力が必要。 結局、何でもありうるんだな、という感想。 人それぞれセクシュアリティはあって、現状、異性愛が優遇されている社会なので、どのセクシュアリティでも生きやすい社会になるように議論していく必要があるなーって。 他者に「性的に惹かれる」とはどういうことか? はなんとなく分るんだけど、 じゃあ「恋愛的に惹かれる」てどういうことなの?どういう定義なの? って疑問があって、、、要するに友情と恋愛との違いが「性的な惹かれ」があるかどうか?なのかなと感じていたので、その辺のことを知りたかったのだけど、、、 そういう単純なものでもない位、人それぞれで、定義づけできないんだな、ということだけはわかった。 もう少し、簡単に説明してあるものを読んだ方が良いのかもしれん。

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    投稿日: 2025.04.09
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    LGBTや性的マイノリティの存在が知られるようになって(2015年に渋谷区と世田谷区にできたパートナーシップ制度で公的な書類にその存在がはじめて記載されたという意味)そろそろ10年になるが、セクシュアリティや恋愛について自分が常識だと思っていたことをぶん殴られたような本だった。 自分がどれほど自由にものごとを考えているつもりでも、自分が経験してきたこと以上の考えを何の刺激もない状態で自由に考えることは難しい。 読んで、自分が自由になれた気がしたし、恋愛や性愛の解像度が上がったように思う。 企業や自治体開催のLGBT研修を受けると全てわかったような気になってしまいがちだけど、これはその先を行くので、本当に多くの人に読んでほしい。 文体がとても読みやすいので、流れに乗るとするする読めるのもおススメ。

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    投稿日: 2025.04.06
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    図書館本 数字的なものはなんとなくしっくりこなかった。 細かすぎて、どこまで数字が確実に実態を捉えているのか納得できなかったというか。 人は十人十色で同じ性格の人なんていないんだから、性の多様性を枠で仕切ることってできるのかな。

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    投稿日: 2025.03.31
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    引用>しばしば「LGBT問題」という言い回しが使われることがありますが、この表現はまるでLGBTが存在することが問題であるかのような印象を与えてしまいます。LGBTに関する論点は、「LGBT問題」ではなく「異性愛規範の問題」「シスジェンダー中心主義の問題」と呼ぶべきです。それと同じように、本書で考えてきたことは「Aro/Ace 問題」ではなく「強制的性愛の問題」なのです。 上記の文章に集約されている。これからの社会の変化に期待したい

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    投稿日: 2025.03.09
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    新書はたまに読むことがあるが、かなり論文に近い形式を取っていると書かれていた。それが個人的にはすごく勉強になりよかった。 著者がシンプルにかしこいと感じながら読んだ。かなり良著というか、情報量がミチミチに詰まっている。 自分はAro/Aceではないが、LGBTQコミュニティでAro/Aceの人や、自認はないがそうだと思われる友人もいた。 恋愛や性愛について考えることが好きなので、この本はかなり良い本だと感じた。 また、著者の専門領域であるフィクトセクシャルについても、きちんと知ることが初めてで新しい発見が多く、よい読書体験となった。 本文中に出てくる多重見当識については、こちらのブログ記事も参考になった。 http://kagurakanon.net/article/190996942.html また、こちらで知ったが、松浦優さんは「アセクシュアル/アロマンティックな多重見当識=複数的指向--仲谷鳰『やがて君になる』における「する」と「見る」の破れ目から(『現代思想』2021年9月号「〈恋愛〉の現在」所収)」も書いており、こちらも作品を読んでいたため気になった。

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    投稿日: 2025.03.04
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    自分は絶対にアセクシャル/アロマンティックではないと思う人にこそ本書を読んでほしい。特に第5〜7章。 性に対してどのような考え方が社会で主流、そして規範とされているのかを知ると、社会の歪みが見えてくる。説明のための言葉を本書からいただきました。

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    投稿日: 2025.02.22
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    勉強になった。表向きはアセクシュアルとかの存在宣言と社会運動みたいなかんじだけど、セクシュアリティ/ジェンダーをめぐる社会学の入門書にもなっていて優秀だと思う。ジェンダー社会学まわりの面倒な概念を確認したい人にもよいと思う。

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    投稿日: 2025.02.20