Reader Store
ダウナー系お姉さんに毎日カスの嘘を流し込まれる話 1
ダウナー系お姉さんに毎日カスの嘘を流し込まれる話 1
生倉のゑる、はるばーど屋/KADOKAWA
作品詳細ページへ戻る

総合評価

3件)
3.0
0
0
1
0
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    どういう見立てで読むかによって、ホラーにもコメディにもなりうる両義的な作品。ただ、一度ホラーだと感じてしまうと、もうそういうお話にしか読めなくなってしまう。私は面白く読んだけど、某サイトのカスタマーレビューを読んで、ホラーとしか読めなくなりました。

    0
    投稿日: 2025.10.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    原作はASMRだったのか。確かに本作の肝は『お姉さん』の「『何言ってんだこの人』感」(p173原作者あとがきより)が全てであり、わたしは原作を聴いたことがないですが、読みながらお姉さんの語り掛ける声が色々なヴァリエーションで脳内再生される楽しみがあり、それはそれで素敵な読書体験でした。なんと言うか、声が聞こえてくるような絵柄なんですよね。 しかもそれで喋っているのが、ほんと申し訳ないけどしょーもない適当な嘘ばっかりで、けどそれを静かに聴く少年の気持ちがわからなくもないというか、‘究極の虚無’みたいな時間って日々なかなか取れないじゃないですか。そんな贅沢なひと時を過ごせるマンガかなと。 お姉さんのバックボーンとか嘘の意図とかそういうのはこの際不要なので、是非お姉さんにはこのままずっと虚無の嘘を垂れ流し続けて欲しいですね。 私が一番好きな嘘は「収穫前のナスって静電気を帯びてて…うっかり素手で触るとバチって痛いんだ」(p144)というもの。 そしてお姉さん、毎話ひとつは本当のことを言っているのが良い。「また 明日…」(p20)というあいさつが嘘になることがなかったのが察せられる少年との空気感、素敵じゃない。 1刷 2025.3.7

    12
    投稿日: 2025.03.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    公園での読書が日課の内向的な少年が、 ただひたすら嘘をつきまくる謎のお姉さんと 出会ってしまっただけのお話。 基本的にお姉さんが嘘をつき続けるだけで、 物語としての抑揚はほとんどありません。 ただその嘘が「これはもしかしたら真実かも」と思わせるような、 絶妙なさじ加減なのが面白いです。 所々でいい感じの話になりそうな雰囲気はするけど、 今のところは雰囲気どまり。 「モナ・リザは・・・縦4mあるんだよ」

    0
    投稿日: 2025.03.04