
イヴの末裔たちの明日
松崎有理/東京創元社
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総合評価
(5件)3.8
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powered by ブクログSF世界ゆえの幸せと、SF世界ゆえのディストピア感が同居してる感じがとても好き。 SFといえば未来!と思って読むと、それを裏切るようなまるで過去のお話みたいな短編があるのもまた良い。 「それがしの任務は英雄をつくりだすことだ」 ↑これ、色んな意味で印象に残った台詞です
0投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログ刑務生活でタイムマシン作り。 過去と未来でトレジャーハント。 AIに仕事を奪われたヒトの暮らし。 江戸の頃を思わせる世界で妖怪退治。 囚われた宇宙ステーションからの脱出。 バリエーションあふれる5編の短編集。 常々松崎有理と柞刈湯葉は 相似形の思考回路を持ってるんじゃないかと思っているのだけれど、 ベーシックインカムが導入された世の中の姿とか、 宇宙ステーションに行けるのは金持ちの老人だけとか、 やっぱり同じような世界が描かれていてひとつ自分にQ.E.D
0投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログ短編集。表題作「イヴの末裔たちの明日」は、AI搭載ロボットに職を奪われた男性が、仕事を求めて治験アルバイト(正確には有償アルバイト)をする話。AIアシスタントとしてモラヴェックが登場するので、作者の他の作品ともつながっているようです。 最後の「方舟の座席」はちょっと胸糞ですが、どの話も面白く読者をひきつける仕掛けがたくさんあります。ほんの少しの希望を残して本書は終わりますが、この先の物語も読んでみたい気がします。
28投稿日: 2025.05.27
powered by ブクログ最初の未来への脱獄が1番好きかな。 3点目のイヴの末裔たちの明日も、よかった。 新しい概念を取り込んで、面白い話になっている
3投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログ2025-04-09 注目のリケジョ作家短編集。表題作はもちろんだが、やはり最も長い「ひとを惹きつけてやまないもの」が数学女子の面目躍如たる力作。「まごうことなき」ではこういうのも書けるんだ、という広がりを楽しめる。
0投稿日: 2025.04.09
