
侍たちの沃野 大久保利通最後の夢
植松三十里/集英社
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総合評価
(3件)4.3
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powered by ブクログ大久保利通が士族授産の方策の一つとして描いた安積疎水事業。しかし事業が本格化する前に大久保は暗殺されてしまう。その遺志を受け継いだ南一郎平は、国や県の役人、地元の有力者ら、他の土地から移住した旧士族の働き手などと調整を行い、日本初の土木事業、安積疎水を完成させる。大きな事を成し遂げるには、多くの人の協力が必要。そして協力を得るためには、人々のエネルギーを1つにする中間管理職の役割が大きいという事を実感させられる感動の一冊。
0投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ大久保利通が描いた夢と、彼亡き後、その思いを引き継ぎ、日本初の土木事業「安積疎水」に挑んだ人々の物語。 時に対立し、また協力しながら挑む姿に心が揺さぶられる。 歴史を知る人がいれば、想いは未来まで語り継がれるだろう。
0投稿日: 2025.04.01
powered by ブクログ安積開拓の歴史を疏水の父南一郎平の視点で書いた歴史小説。旧幕府軍側の地で、士族授産の夢を抱いた大久保利通、郡山の発展を願った中條政恒、阿部茂兵衛、私財をなげうち故郷の利水を願った小林久敬、会津市民の説得にあたったファンドールン、天才土木工学技士の山田寅吉、数々の利権や個性的人物たちの調整に尽力した南一郎平。日本の国家予算の1/3という明治維新後の大規模公共事業。3年と言う月日で猪苗代から郡山まで水路を作り、4千人から33万人都市への成長の礎となった安積疏水事業。人々の夢が結実した結果、今の暮らしがあることを再認識し、ありがたいことだと思う。面白かった。
0投稿日: 2025.03.26
