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総合評価

22件)
2.9
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4
8
5
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    すばる文学賞、21世紀生まれ、初受賞 という帯の文字につられて。 著者は受賞当時、高校生だったらしい。 文章力は素晴らしいと感じた。 語彙の豊富さ、描写の細やかさや美しさ。 詩的要素を所々に感じた。 ただ、強引で人工的に感じる語尾が、それに合っていない感じもした。 内容は行き場所のない十代の、たどり着いた場所、トー横の終わりの始まりから。 ドラック&セックスを中心に、どこか既視感も。 過去のトー横の印象も覚え、主人公自身もその場所の普遍性と、終わりを感じているところが良かった。 この書きっぷりは女性なら凄いな、と思ったが、著者は男性だったと知り、己の無知を恥じるばかり。 しかし特に性的描写は、なるほどと得心した部分も。 次作はどんな物語を書くのか、楽しみな作家です。

    165
    投稿日: 2025.12.28
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    20251104読了。 ええ?読み終わった??なんだこれは??? はー何も考えたくない。そんなふうに思った作品。 話はひとつづきに読めるのに、作者は断片を繋ぎ合わせて書いたのだという。 OD、家出した行き場のない子たち、凌辱、薬物、ぐちゃぐちゃに生きてる。親友が孕んでも胎児は死ぬ。親友も死ぬ。美しくない私、ヒヒルは生きている。 作品には、面白いくらい「悲しみ」の感情描写がない。読んでいて思ったのは、戦争の只中で迫害に苦しみながら逃げ惑う子の姿が浮かぶということ。 伝わるのは、巧みさ。真実への探究心。練り上げられた思慮の根源は怒りだろうか。 あーつらい。つらいなあ。またすぐ読み返したくなる自分を突き放して、最後のページを閉じた。

    4
    投稿日: 2025.11.13
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    いわゆるトー横界隈の女子が過去や酒、オーバードーズの向こうに見えているものとは。 死にたいわけではないが生きたいわけでもない、無秩序で退廃的な一端を垣間見た気がします。 常に夢うつつで、時折り現実と夢と空想の隙間から世界を見ているような、捉えどころのない物語でした。

    1
    投稿日: 2025.08.25
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    トー横キッズやオーバードーズの世界が、美しく残酷でグロテスクな言葉で語られる。文学的でした。 読み終わったその日は気分が重くなります。

    1
    投稿日: 2025.06.25
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    歌舞伎町トー横でたむろする10代の少女の声が、そのまま槍のように心を突き刺してくる。 生きづらいことをどう言ったらいいのか、わからなくて思いのままを吐き出しているようだ。 苦しいのか辛いのか限界なのか助けたいのか助けてほしいのか何処かへ逃げたいのかそのままトー横にいたいのか… それが泡のように沸いてきた。

    55
    投稿日: 2025.06.15
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    2007年生まれ、すばる文学賞受賞時高校生の若い作者。行き場のない若い子のたむろするトー横を舞台とした小説。次の作品も読んでみたいと思う。

    1
    投稿日: 2025.04.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    齢を、経験を重ねた作家ではなく、10代の方が書いていることに驚きを隠せません。 読んでいて作品のあまりの生々しさに、気持ちが沈み込んでいきました。 恐ろしく、怖いけれど美しい。そんな物語。 "ふつう"に生きている人々からすると、ありえないくらいに終わっている世界。 でもそんな中でも生きている少女たちの、 強さ、儚さ、脆さ、全てが詰め込まれている気がしました。

    0
    投稿日: 2025.04.24
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    作者は2007年生まれというからまだ10代ということか。同年代が描くトー横に彷徨う少女…なんだか内容よりこの様な作品を書ける作者が気になってしょうがない。

    1
    投稿日: 2025.04.20
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    通称トー横と呼ばれる一角に集まって来た若者たちの、刹那的でただ死に向かって漂っている様な日々。息が詰まりそうだった。

    1
    投稿日: 2025.04.17
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    https://www.nikkei.com/article/DGKKZO87937040Q5A410C2BE0P00/

    0
    投稿日: 2025.04.12
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    "終わって"いるとしか思えない、もはやディストピアのようなトー横。現実味が全然ない世界なのに、現実の現代なんだとしか思えなくてグロテスクだった。酒飲んで酔ってODして援交もしてその日暮らしで生きているのか死んでいるのかすらもあやふや。同い年の女の子と一緒にODして自分だけが生き残るのってつらいな。サバイバーズギルト的な。それでも死なない限り生きていく。 文章は読みやすかったです。

    0
    投稿日: 2025.03.25
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    読んでいてドキュメンタリーの様な感じが、 した ニュースで見る世界があってそこにもう少し丁寧に文書で書かれている様な気がした 自分自身もう10年近くここにでてくる場所に 行ってないのでそれでイメージしにくいのかと思った

    27
    投稿日: 2025.03.15
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    17歳ですばる文学文学賞をとった作品と聞いて読んでみたけど、自分が年をとりすぎたのか、感覚の違いからなのか、全く良さを見出せなかった。 トー横、オーバードーズ、パパ活と攻めた内容だけど、とっちらかっていて全然頭に文章が入ってこなかった…

    8
    投稿日: 2025.03.03
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    トー横に生きるヒヒルはODをして援交もするが本番はしない。そんな彼女が七瀬と出逢い別れる物語りだったと思います。私個人としては感じるところがあまりなく読了、ある人々の心情をリアルに語ったものなのかなと感じました。 星3つです。

    2
    投稿日: 2025.02.27
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    これがすばる文学賞受賞作なのか~、という感じ。 純文学っぽい描写や”わけわからなさ”もあったけど、いかんせんテーマが暗すぎてイマひとつで、斜め読みになってしまいました。

    2
    投稿日: 2025.02.23
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    2008年生まれ、17歳ですばる文学賞受賞! ドキュメンタリーのようなリアル感があった。 「蛇にピアス」を読んだ時の、衝撃がよみがえった。 家庭に恵まれず、環境に恵まれず、 どこにも居場所のない少年少女たち、 読んでいて、辛かった。 かといって、何もできない自分にも腹が立った。 少子化問題を解決するなら、 今生きている子たちを、もっともっとサポートしてほしい。 将来に希望が持てるように、自分を大切にできるように、寄り添ってほしい。 そして、弱みに付け込む汚い大人たちを近づけないでほしい。

    33
    投稿日: 2025.02.18
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    すばる文学賞受賞作ということで読んでみたけど難しくて脱落。昨年受賞の『みどりいせき』もそうだったので私にはあまり向いていないのかな…

    6
    投稿日: 2025.02.17
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    第48回すばる文学賞受賞作であるが、むしろ「21世紀生まれ初受賞」の文言に惹かれた。作者は2007年生まれ、なんと17歳での受賞ということになる。 内容なんてろくに確認もせず図書館で借りたので、読み始めてまたぶっ飛んだ。歌舞伎町トー横にたむろする少女を主人公にした、セックスと暴力に満ちた刹那的な話だった。 文章力は相当高い。もちろん、若い著者だからという先入観もある。 冒頭、未成年淫行容疑で逮捕された“王”の逸話は、まんま同じことが数日前に報道されていてびっくり! 

    6
    投稿日: 2025.02.16
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    ちょっと期待しすぎたのかもしれません。 今時のトー横キッズの話を描いた作品ですが、話が色々飛んでいくので私には時系列が分かりにくかったです。ラストも少し分かりにくかったかな?読解力がなかっただけもしれませんが…

    2
    投稿日: 2025.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

           『泡の子』 第48回 すばる文学賞 受賞作 『21世紀生まれ初受賞』    樋口六華 さん    2007年生まれ    茨城県出身        うぅ… 攻めてるなぁ… 新宿区歌舞伎町 トー横で 薬やアルコール… パパ活して、その稼ぎで生きる。 どうして、自分がトー横で生きることになったかとかは、書かれてはいないの。 そういうことは重要ではないみたい。 17歳で妊娠してしまった 七瀬 トー横で一緒に暮らす トシ この二人との 描写もいいの。 なんか…すごい小説 もちろん共感はできないんだけど… 切なくなる 自分を大事にしてって… なんか辛いなぁ すごく 心に刺さったのは… 「ねえ、ヒヒル。 魂ってどこにあると思う?私はねやっぱり ここら辺にあると思うんだ」 心臓をトントンと指で差しながら言って、 彼女は私の胸にも指を当てた。 「おっきな肺に挟まれながら、働き者の心臓の中で、窮屈そうにうずくまっているの。」 って描写があるの。 その前後含めて… なんか、切なくなっちゃった。 文章の流れが過去に行ったり、今に戻ったり、 薬での幻覚だったり… 「んっ?」って思うこともあるんだけど… ひとつひとつの描写が好きです 今後が楽しみな作家さんです 『泡(あぶく)の子』は、攻めすぎだから  もうちょい普通のを読んでみたい o(^-^)o でも、不思議な読後感。 じっくり時間をかけて再読したいです✨

    37
    投稿日: 2025.02.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何もかもが間違っている。どこをどう切り取っても正しさのカケラもない。けれど、そこでしか生きられない人がたくさんいる。なぜこうなった。誰がこうした。 歌舞伎町新宿東宝ビル横に若者が屯するようになったのはいつからだろう。10代の子どもたちが地面に座り込んだり寝ころんだり、薬やアルコールで酩酊したり。 そして、そのお金を稼ぐために身体を売ったり。ここは地獄なのか、と思うが、そこにいる子どもたちにとってはここ以外が地獄なのだろう。 彼らを正しくあるべき姿に導くために力を尽くす大人がいる。けれど「正しいあるべき姿」とは。 そもそも需要があるから供給があるのであって、彼らを消費するオトナたちがいなければ早々に破綻するはずの彼らの暮らし。正しくないあるべきではない姿なのは、彼らではない。 最初から最後まで息苦しくて眉間のしわを伸ばす間もなく読み切る。最低最悪の毎日のなかで終わりのない物語が、今日も続く。

    7
    投稿日: 2025.02.10
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    こういう世界に踏みいったことがないので とても恐ろしい話だと思った なんでこんなに淡々と怒ってられるのか 末恐ろしい作者だと思う ただ これは今のこの人だから書けたんだろうな おっさんおばさんになったら きっと書けない そしてわかってたことが わからなくなって わからなかったことがわかるようになって そんな大人になった時のこの人の本を また読んでみたいなと思わせる そんな本だった めちゃくちゃスゲェと思うけど 好みではないので 星は3つ

    5
    投稿日: 2025.02.06