
総合評価
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powered by ブクログ異世界から来た凛都が「なぜ凛都がこの世界に来たのか」これが明らかになった3巻です それはもうブチギレ案件でした 3章から始まる本編は半分ほどで、あとはサブキャラの皆さんの番外編が続きます 疲労困憊の宰相アルフレッドさん、クールな吸血鬼アインとアインが拾ったシリル、借金返済に励みながら成長中の翼人アーマド、1巻の最初からリンに優しかった下働きのクレン、そして凛都に懐いた可愛いベック 弱肉強食の鬼と獣人たちの世界で、親や群れからも切り捨てられて居場所が見つからない弱者の心許無さや諦めと、差し伸べられる手とその覚悟が「弱くても頑張れば居場所は作れる」という嬉しい雰囲気で気分良く読み終わりました そしてそんな男たちの中で、渡り人として一人逞しく食を追求する旅をしている女の子・茉莉花が良い味出してました 358ページ 3時間10分
1投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
凛都を巡って王宮との騒動が落ち着いてロイと穏やかに過ごしていたのにまたもや凛都がとんでもない事態に陥るのにはもう可哀想で。 ロイや周りの人達に大切にされているのにその隙を狙われてしまうとか。 凛都を間違った理由で召喚し利用しようとした元王の狂気じみた行動と発言には腹立たしくて仕方なかったらです。 もう駄目だと諦めかけ自らロイとの繋がりを絶とうとした凛都には切なくて涙が止まりませんでした。 ロイが現れて凛都を救いホッとしたのもつかの間、元王に殺されそうになったってハラハラでしたがまさかの実の息子に殺されるとは驚きでした。 これはロイが狂ってしまった父を殺した事と繋がりのようなものを感じて胸が痛かったです。 とにかく元から弱いのに毎回怪我をしてしまう凛都に元気になって欲しいとロイを始め皆があれこれと世話を焼くが微笑ましかったです。 凛都20歳の宴、楽しく幸せに涙する凛都に心から幸せを願いました。 ロイの凛都への愛の深さが凄くて最高でした。 番外編があり、それぞれのキャラの物語、凄く良かったです。 特典ペーパーではロイのヤキモチに翻弄される凛都、大変だけど幸せで(笑)
0投稿日: 2025.09.14
