
総合評価
(12件)| 8 | ||
| 0 | ||
| 2 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログこの本から学べること、感じることは沢山ありますが、特に強く思ったことは「リーダーがいかに大事か」ということでした。
0投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログ半藤一利が、若者に実際に語って聞かせた昭和史の話を文字起こししたもの。よって厚い本ではあるけれど一回の2時間くらいの講義が章立てになっているので読みやすい。基本的に軍部と昭和天皇の話が中心(まあもちろんとは思うが)。 予想が外れたときのことを考えない、過去の成功体験にしがみつく、責任をとらない、云々は今までも色々なところで言われてきたけれど、日本って変わらないんだな。
0投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログ最初から最後まで、ひたすら戦争!戦争!戦争!という感じなので、ちゃんと知っておくべきとは思いつつも読むのがとてもつらく、読了までえらく時間がかかってしまった。そして、感想を書くのもめっちゃ遅い……。戦意を煽りまくったメディアは最悪。今の日本でジャーナリズムがほぼほぼ死に体なところを見るにつけ、先の敗戦からなにも学ばなかったんですかね? と思わざるをえない。 ところどころにさしはさまれる荷風日記が味わい深く、ちょっとだけ和んだ。渡辺一夫の『敗戦日記』も読まなきゃ。
0投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログ少し時間がかかったが読み切った。戦前の昭和史の分厚い大作である。ちなみに戦後編もある。 半藤氏の著作で以前「日本の一番長い日」を読んだ。重なる部分も多いが、15章に分けて段階を追って日本が敗戦へ向かった経緯が書かれている。第2次世界大戦の記録本はたくさん読んできたが、本書はとても分かりやすい。たまたま日清・日露戦争が上手くいったのでつい楽観的に考えて失敗した、という敗戦の原因が分析されている。 「日本の一番…」の書評でも書いたが、天皇陛下がどの程度節目で決断にかかわっていたのかが分かってとても興味深い。はっきり言って想像以上だ。彼は本当に国民を思い、平和を希求していたのだ。 リアルタイムに戦争を経験した人がどんどんいなくなっていく現在、極めて貴重な記録である。時々顧みるべきだろう。
0投稿日: 2025.10.20
powered by ブクログ戦後80年のタイミングで読んでおきたいと思って。 読んでよかった!語り口調が読みやすかった。 起きなくていい戦争だったんだなぁ 戦後版も楽しみ
0投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ新版が出たので、久しぶりに読み直し。ノモンハンのこぼればなしと年表が追加されたのは読みやすくなって良い感じ。 さらっとした記載に、当時の雰囲気や様子が伝わってきて内容に重みが増しています。 実際に体験した人が残した昭和史であるからこそ、合間に挟まる感想がすっと入ってきて読みやすい。
0投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ戦前、戦中の様子を知ることができました。 一部の無責任な軍人や政治家等により戦争となったことがわかりました。
0投稿日: 2025.06.27
powered by ブクログ◆昭和100年。昭和史をわかりやすく再認識できる、今こそ読みたい本。 自称「歴史探偵」、主に昭和史に関する著作を多数残し、 2021年に90歳で亡くなった半藤一利さん。 保阪正康さんとともに、編集者出身の在野の歴史家として、 昭和100年を迎えた今、その存在は、ますます大きくなっていると感じます。 資料を緻密に調べ上げ、多くの関係者に丹念に取材する姿勢も、2人に共通しています。 それだけに本書でも、当時の政治家や軍人たちの会話や性格も、生き生きと再現され、 500ページを越す厚さはありますが、飽きさせません。 そもそも、寺子屋として17回に渡って語られた音声をもとにしているため、 文章としても、楽しくわかりやすく、歴史がちょっと苦手な人にも、勧められます。 内容としては、軍部の暴走と国民のナショナリズムに加え、 さまざまな偶然や事件が積み重なり、 無謀な戦争に突入していった軌跡が丁寧にたどられています。 特筆すべきは、「むすびの章」として最後に、歴史にどう学べばいいのか、 昭和史の20年がどういう教訓を私たち示してくれたかを、 半藤さんなりに5つ提示していること。 国民的熱狂をつくってはいけない、日本型タコツボ社会における小集団主義の弊害、 対症療法的な、すぐに成果を求める短兵急な発想などなど。 世界的にも、むしろ戦争が拡大し、戦後80年の平和も持続可能ではなくなってきたからこそ、 その言葉をかみしめ、私たちのあり方を再考するきっかけとしたいものです。 ちなみに、続編として『昭和史 戦後編 1945→1989』も出ています。
1投稿日: 2025.06.10
powered by ブクログ2025/04/07「昭和史戦前篇」半藤一利 戦前をまとめるには最適の書だが、掘り下げは浅い。 1.日本国はガバナンス不在 天皇・元老体制が権限・責任を喪失 一番は昭和天皇の中途半端な政治姿勢 形式的には天皇が絶対的トップだが共和制運営へ逃げる 軍部の引き起こした数々の事件、特に重臣暗殺は大きな影 2.軍部の暴走 統帥権干犯といいつつ独走・暴走 軍人の視野は狭く、「己の業績と勲章狙い」がせいぜい 国家を論じられたのは、石原莞爾と永田鉄山 対中観は真逆 3.近衛文麿の施策は国家犯罪 問題の多い政策を立案しては、退任で敵前逃亡 己の栄達のみで国家を滅亡させた それも彼の確信 本書では彼の一貫した想いには触れられていない 彼の実績と、最後、昭和天皇の評価は整理してほしかった 4.マスコミの共犯 この間、マスコミは戦争を煽った 国民を煽り、陸海軍を煽った 教育界とマスコミは罪が重い 人間の思考を縛った 5.責任は問わず 結局、連合国による戦争犯罪裁判しか機能しなかった 日本人は自らを律することは難しい
4投稿日: 2025.04.07
powered by ブクログ1926年から満州・上海での一連の事件・戦争は前線陸軍の単独行動と暴走(天皇・元帥の命令なしで行動「統師権干犯」)軍の陰謀から満州事変へと発展、更に分派(統制派と皇道派)との争いから、皇道派による2.26事件(政治腐敗や農村貧困を訴えた)により国政は軍事一色へと大きく傾いた。結局、現在でも置かれた環境の機運で事が悪くても進めざるを得なくなる政治体質は変わっていないと感じた。史実で昭和天皇への報告は偽りが多く、当初内閣、軍隊官僚が事件発端の軍人行動を軍律で押さえ付けられなかった怠慢責任は重大で且つ致命傷で、その後の第2次世界大戦への火蓋は、近衛文麿首相など強力なリーダーシップのない人物が祭り上げられ米国の戦争への引き金(日米の最終交渉に望みを捨てた行動)を許したことは決して許されるものでは無い。歴史から学べることは多く、戦前の二の舞を踏まないように近隣諸国との交渉を持ち、米国頼りからの脱皮が必須とされる時期が来たと感じる。 本書の歴史から学べる事柄: 1、時の勢いに駆り立てられてはいけない(周りから判断し慎重に行動するべし、選択・判断力) 2、過剰な自信とエゴは方向を見誤る(思い上がり、うのぼれなどエゴと自信過剰に注意) 3、課題・問題対処を先送りせず、責任の所在等を明確に、対処する(問題処理と説明責任) 4、最新・近代化へ目配りから先を読む努力と時の政策を打ち出す(最新情報の収集と予測・展開)
7投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログ最近、政治に興味をもち、日本がどんどん腐っていっていることに気づきました。そして、これではいけない、何かできないかと考えました。まずは自分が知らないことには何もできない為、まず今の日本がどのような歩みでここまできたかを知ろうかと...。これを読むと、色々なものが見えてきます。 日本人は、必ず知っておかねばならないことだと思います。多くの方に読んでほしいです。
1投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ『歴史探偵』の異名を持つ作家・半藤一利氏による「昭和史」シリーズ戦前・戦中編です。授業形式の語り下ろしというスタイルで、分厚い内容ながら非常に分かりやすく、最初から最後まで一気に読むことができました。 半藤氏と同じく昭和史を研究している作家の保坂正康氏に曰く、 「昭和というのは、日本の歴史のなかで稀有な時代といえます。貧困と贅沢、テロやクーデター、敗戦と平和など、人類史のなかで人間が体験したあらゆることがこの時代に含まれている。」 (『講師に聞く 「新視点・昭和史」 保阪正康氏』http://www.asahiculture.com/shinjuku/topics/post_47.html) という言葉をかつて聞いた事がありまして、そうした上で本書を読んでいくと、まさしくその通りだな、という思いを新たにしました。 本書は『歴史探偵』の異名を持つ作家。半藤一利氏が授業形式の語り下ろしで綴った『昭和史』二部作の戦前・戦中編です。実のところを申しますと、ぼくは本書の存在を前々から知ってはいたのですが、その量のお陰で今の今まで敬遠していたわけですが、そうそうそんな姿勢がいつまでもそれが通じるわけではない、と決意して読んでみる事に致しました。 結果としては大正解で、「語り下ろし」という形式であるということと、これがある程度サクサク読むことが出来たということは自分の近現代史に関する知識がまださび付いていないな、ということが再確認できて、そこは大きな収穫でございました。 ここでは戦前、戦中の昭和史が描かれ、『昭和』という時代が始まり、大日本帝国が大東亜戦争(太平洋戦争)に敗れ去っていく1945年までの出来事が綴られております。国民的熱狂が国家および国民をいかに危険な方向へと持っていくのか。抽象的観念論への傾倒によって日本全体の世論がマイナスの意味で一つにまとまり、戦争へと突き進んでいく…。 肝心の戦争も、緒戦こそ勢いがあったものの、やがて徐々に劣勢に経たされ、敗北への道へと進んでいく…。ここには日本人の「欠点」というものが浮き彫りにされ、この時代の『教訓』は時を経ても少しも色あせないものなのだ、ということを認識するに至りました。 なお、「こぼればなし」として毎日出版文化賞特別賞受賞の講演録である「ノモンハン事件から学ぶもの」が増補されており、作家の司馬遷太郎が執筆を挫折したといわれる『ノモンハン事件』のあらましと、それがどのような影響を日本に与えたのか、ということが語られており、とても面白かったです。 昭和史は現在に至るまで『謎』の多い部分や、未だに明らかになっていない部分が多いわけですが、それを踏まえたうえでも日本人の一人ひとりが向き合わなければ、と思っているのです。 ※追記 本書は2025年1月8日、平凡社より『新版 昭和史 戦前篇 1926-1945 (979) (平凡社ライブラリー 979)』として再販されました。半藤一利氏は2021年1月12日、老衰のため東京都世田谷区の自宅で死去しました。90歳でした。この場をお借りしてご冥福を申し上げます。
2投稿日: 2025.01.19
