
総合評価
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創作活動を続けていくために、作者が徹底して実行している行動力が素晴らしい。 わたしも含め、最終学歴と現職に関連性がない人は多いと思うが、高校くらいから進路を見据えて、絵の練習をするだけでなく、社会の仕組みを知って独立した時にやっていけるように、筆者はあえて美大に進学し、自分の意志で就職している。学んだ内容が収入に直結している。 元々、絵の才能はきっとあって、それをご自身で磨き続ける事を怠らず、進路に反対してくるような親族もいなかったのだと思う。絵を学ぶために生きて、実際にそうしている。 この本は何も、芸術家として専業で生きていく人のみならず、一般の社会人にも大変参考になる教科書のような本だ。 嫌われる事を恐れずに自分を曝け出し共感を得る事、心を壊さないように自分を管理する事、最低限生活していくためには、何がどのくらい必要かを知る事、お金がなくても美を感じるために心が豊かになる発想、行動を取る事、などなど。 ネカフェでまったりしながら飛行機のファーストクラスにいると空想するなどのユーモアもある。 少し人とぶつかっても、自分を出して、されたら嫌な事、嬉しい事などを周りに伝える努力をすると、共感して味方になってくれる人は必ず現れる。仕事がやりやすくなったりする。 個展で嫌な客に会った時にちぐはぐな返をして会話を終わらせる方法や、ストーカー的な行動をしてくるお客をブロックする方法など、アーティストやフリーランスを目指す方以外にも勉強になる事が盛り沢山なので、読んだ方はきっと納得して共感してしまうだろう。
0投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ最後の自分の美を求めるイメージがとても良かった。 人生も同じかなと感じた。 嫌な人への対応も参考になった
0投稿日: 2024.12.01
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1回目:2024/10/8〜10/25 自分が絵画ではないけれどもアート活動をしているので、参考にしたいと思って読みました。分野が違うので具体的な手法は応用できなそうでしたが、それでも基本的な考え方や姿勢からは刺激をもらいました。 著者さんは現時点では世間一般からすれば「無名」かもしれませんが、地に足を着け、それと同時にとても大きなビジョンと視野を持ってご自身のアートに向かっていっているのだと伝わってきました。 余談ですが、ギャラリーストーカーなどの「イヤなお客さん」の対応の部分は、どの分野でもこういう人たちはいるんだなぁと苦笑してしまいました。それと同時に、こういう人たちに出会うということは特別なことではなく、人前に出ていく以上、付きものなのだなとわかりました。エネルギーを守るの、大事ですね。 本を読み進めた最後の方で著者さんの作品を見ると、作品への自分の興味も強くなっているし、作品自体もとてもよく見えてきて、「なるほど、これが著者さんの言っている共感か〜」と思いました。
0投稿日: 2024.10.25
powered by ブクログ「共感してもらうために自分を発信しよう」というコアメッセージを掲げつつ、職業画家として活動するにあたり有用そうな事柄がとても網羅的に書かれている本。割とパラパラ読める。 駆け出し作家のような人に一番刺さるのかなと思った。 「いかに作品のクオリティを上げるか?表現の幅を広げるか?」等の技法の部分は皆興味を持ったり学校で教わったりするのではないかと思うが、本書ではそういった技法の話はほぼ無い。 その代わり、「お客さんとどう対話し、ファンになってもらうか?」や「お金やメンタルの問題とどう向き合うべきか?」など、作家活動においての制作工程以外の課題についてとても網羅的に触れられている。 そういった課題は画家だと苦手意識を持つ人がきっと多いと思うし、人に聞く機会も少なそうなので、1つの事例として文書化して提示してくれている本書は作家からすると有り難いだろうな〜と思った。 最終章では「何歳くらいの頃にどう考えて活動していたか」といった著者の作家としての歩みがまとめられており、画家ってスゲーーってなった。(自分はこんな色々考えて人生歩めてない…ヤダーー) 自分は画家ではなくて本書のメインターゲットじゃなさそうだけど、画家活動というものに対する解像度が上がり、多少親近感を持てるようになった気がする。(のでよかった)
0投稿日: 2024.10.07
