
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ウィザーズブレイン」の著者・三枝氏の2作目の、2巻です。 魔剣の達人である3人の少女を取り巻く、ほんわかとしたお話・・・ ・・・と思いきや、大分スケールアップしてきました。 3人それぞれの、世界とのつながりが意識されてきました。 簡単なあらすじ。 結社が召喚した巨人を倒した3人は一躍、有名になる。 リットとソフィアは龍日祭の催しである水路を動くゴンドラ上での戦いに、それぞれ参加することになる。一方クララは、謎の女性と結社が街に持ち込もうとしている謎の荷物を追うことになる。 魔剣の在りかと所有者が記された魔剣名鑑を巡って、結社の構成員が暗躍する。 その中で、かつて多くの人命を奪った恐ろしい魔剣の真実が明らかになり、大賢人と呼ばれる少女エカテリーナが抱えてしまったトラウマが再現されることになる。そのとき、ソフィアはエカテリーナに協力し、事態の収拾にあたるのだった。 ・・・みたいなお話でした。 相変わらず、剣戟シーンの描写は楽しく、読んでいてどんどん進んでいってしまいます。前作と違って、剣ばかりなのが、ちょっと物足りないところかもしれません。 ゲストキャラクター(?)の大賢人エカテリーナが使うパンを生み出す魔術による解決法は、なんだかほんわかしていてギャップで笑えました。 1巻の主役であるリットの活躍は少なめでしたが、クララとリットは、さらに強くなるきっかけを得る・・・みたいな感じでした。クララと十三位階のメンバーとの戦いは手に汗握りました。今回はラストバトルよりもそっちのほうが熱い展開だったように思います。全体としては、構成も安定していて、読みやすいですし、魅力的な新キャラクターがどんどん登場してきて、面白かったです。 勝手な考察ですが、前作の1巻の舞台装置が巨人、2巻が黒い水の暴走でした。 ということは、次は・・・と思ったら、3巻は研究所とか、世界システムそのものが敵になったりとか・・・するのかも? とにかく、続きが読みたいところです。
0投稿日: 2025.08.19
powered by ブクログ今回はあまりにも「具体的にココスキ!」なポイントが多かったのでそれらをひたすら列挙していくスタイルで参ります。 ・序盤のいつものトリオのお金の使い方に個性出てて好き。キャラ紹介しつつもクスリと笑えて来る(尚状況)。 ・この世界の魔法技術って高くね? ・常識の違いにアワアワなソフィアちゃん不憫(かわいい) ・ゴンドラに乗ってロワイヤルの設定がおしゃれすぎる。画的にも設定としても ・サブタイにもあった魔剣名鑑の何もかもがロマンの固まりすぎる。え、ちょっと読んでみたい。 ・ちょい待ち最後の is 何ですか⁈
1投稿日: 2025.06.18
