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powered by ブクログ異国趣味がテーマ。館ミステリは日本だけ。虚実の境界線に西洋館がある。㈠近代建築からミステリ:現存希少 ドルマバフチェ宮殿・野口梅吉商店 ㈡名作ミステリから建築:黒死館殺人事件/虚無への供物 氷沼邸
11投稿日: 2025.01.16
powered by ブクログ建築に対する知識が足りないためなのか、想像力が乏しいからなのか、事前知識がないと文字だけでは理解できない部分がありました。 逆を言えば、事前知識が少しでもあれば理解が深まるのではないでしょうか。
0投稿日: 2024.11.10
powered by ブクログ現実にあった建物の謎や不思議なところを解き明かす第一部と、ミステリ小説に登場する建物を解き明かす第ニ部から構成された本。 ミステリ好きとしては楽しく読めた。 第ニ部に登場する小説のなかに未読のものもあるので、それらを読んでからもう一度この本を読んでみたいと思えた。
1投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログ「館もの」って括りがあるくらい ミステリと建築って相性いいですよね。 小説に登場する建築物の謎と 現実の建物のミステリアスな部分と 両方からせまってみた1冊。 現実編ではロンドンの水晶宮 ミステリ編では 『悪魔が来たりて笛を吹く』の項が おもしろかった。 そういえば篠田さんの「建築探偵」シリーズ 途中まで読んでいたなぁ。 また通しで読み直してみようかしら。
3投稿日: 2024.09.24
powered by ブクログ建築探偵シリーズにハマったのは 正に建物好きだったので、ハマった と言っても良いくらい、建築物見るのが 好きです。好きな建築家はコンドルとロイドです。 こうして本の感想書こうとしてるのに 何故か建物思い浮かべてあ〜見に行きたいと 思ってしまいます。 現存するものから作中に記載されている 僅かなヒントを頼りにイラストに起こした 想像上の建物。建物好きさんにとっては イラスト眺めてるだけでも楽しいのでは ないでしょうか。私はそうです。
0投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログ築地ホテル館/鹿鳴館/龍翔小学校/旧済生館本館(山形)/水晶館/ドルマバフチェ宮殿/旧野口梅吉商店/中銀カプセルタワービル 山田風太郎“明治断頭台” 横溝正史〈悪魔が来りて笛を吹く〉 ヴァンダイン『グリーン家殺人事件』 エラリークイーン『Yの悲劇』 アガサクリスティ『ねじれた家』 小栗虫太郎『黒死館殺人事件』 中井英夫『虚無への供物』
0投稿日: 2024.08.11
powered by ブクログ建築に関するエッセイ、というのが一番正しいのだけれど。その建築がミステリにかかわるものとあっては素通りできません。実在の建物と、ミステリに登場する架空の建物との二段仕立て。建築に詳しくなくとも、しっかり楽しめます。洋館好きな人にもお勧め。 とりあえず「明治断頭台」を読みたくなりました。とっても面白そう。あとのミステリはだいたい読んでいますが、建築を主にして読むようなことはしていなかったので新鮮でした。
2投稿日: 2024.06.30
powered by ブクログミステリー小説の「館」に出てくる西洋建築。 読みながら、頭の中で色々想像しながら読む。 実際にある建築の見取り図が興味深かった。 建築を視点にしてミステリーを読み解く試みは面白い。 「Yの悲劇」など、はるか昔に読んで、忘れてしまった。 他にも未読の本をたくさん紹介していたので、著者の本も合わせて読んでみたい。
21投稿日: 2024.06.29
powered by ブクログ読み始めには少し時間がかかって、これは読了出来ないかもなあと思っていたが、1/3くらい読み進めたところでブーストがかかった感じでした。 二部構成で、一部はタイトルにあるとおり『ミステリな建築』鹿鳴館などの有名な建築に関してのあれやこれやが紹介されていて、二部もまたタイトルにあるように『建築なミステリ』建築という視点でミステリーを紹介するという趣向でした。 一部に関しては私があまりにも建築に関して浅学なため、読み進めること自体がかなり大変でしたが、とても参考になるところも多く、勉強を重ねたいものだとつくづく思いました。 二部に関しては、既読のミステリ『Yの悲劇』なども上げられていたので、さくさくと読めたし、紹介されている未読の作品に関して強く惹かれたので参考にしたいと思った。 この本一冊で、勉強不足を痛感したので、ちょっとがんばりたい。
1投稿日: 2024.06.27
powered by ブクログ前半、特異な建築物の解説。 後半、建築を絡めたミステリーの話。 前半は建築に興味がある読者には有用。 読了45分
1投稿日: 2024.05.17
powered by ブクログ【目次】第一部 建築のミステリを読む Case.01 築地ホテル館/Case.02 鹿鳴館/Case.03 龍翔小学校・旧済生館本館/Case.04 水晶宮(クリスタル・パレス)/Case.05 折衷建築(ドルマバフチェ宮殿・函館の和洋折衷民家・旧亀岡家住宅)/Case.06 中銀カプセルタワービル//第二部 ミステリを建築で読む Case.01 山田風太郎『明治断頭台』より「怪談築地ホテル館」/Case.02 横溝正史『悪魔が来りて笛を吹く』より「椿元子爵邸」/Case.03 篠田真由美『翡翠の城』より「碧水閣」/Case.04 ディクスン・カー『髑髏城』より「髑髏城」/Case.05 ヴァン・ダイン『グリーン家殺人事件』より「グリーン屋敷」/Case.06 エラリー・クイーン『Yの悲劇』より「ハッター邸」/Case.07 アガサ・クリスティ『ねじれた家』より「レオニデス邸」/Case.08 小栗虫太郎『黒死館殺人事件』より「黒死館」/Case.09 中井英夫『虚無への供物』より「永沼邸」 実際の建築物とミステリの中の建築物についての話。 知っているミステリが取り上げられているので読んでみたが、興味のない分野なので、やっぱりよくわからなかった。価値がわかる方に読んでいただきたい。
17投稿日: 2024.05.07
powered by ブクログ労作じゃ〜 フィクションの方は読み直したい気が湧いて来て、取り寄せ中。 建築探偵シリーズを読んでいる時はなんとなく分かった気になって読んでいたが、立体として文章から読み取るということはなんと困難な事かとつくづく感じた。
2投稿日: 2024.04.08
powered by ブクログミステリ作家の篠田真由美が雑誌「建築知識」に連載していた建築とミステリに関するエッセイをまとめて増補改訂したもの。 前半は実在の建築にまつわる謎をミステリ作家的な視点で読み解いていく感じ、後半はミステリ小説に登場する架空の建築を考証するという感じの二部構成。最初に取り上げられている建築が日本初の西洋風ホテル「築地ホテル」についてで開業して4年で焼失、図面なども残されていないためのその姿は残された写真や浮世絵などから推測するしかなく詳細については今なお不明な点が多い建物。先日、読んだ種村季弘の「江戸東京〈奇想〉徘徊記」でもその謎について触れている箇所があるちょうど気になっていたところで、渡りに船的な小さなシンクロニシティにちょっと感動。 あと、画家のM.C.エッシャーの父親が明治時代、政府のお雇い外国人土木技師として来日していたということを知り吃驚。
3投稿日: 2024.04.08
