
スパイ教室4部 燎火 01
せうかなめ、竹町、トマリ/KADOKAWA
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総合評価
(1件)2.0
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powered by ブクログ原作4巻を異なる視点で描くというだけあって原作やアニメでは見られなかったシーンがそこかしこに。特に冒頭に「短編集 『焔』より愛をこめて」のワンシーンが挿入されているのは特別感が有るね けれど、本題はミータリオでの《紫蟻》退治であるならば、主役となるのはティアであって そう捉えると、この巻ではほぼ見せ場を作れなかった彼女はミータリオで暗躍する他の少女達より一歩もニ歩も遅れているという話になるかな。特に《屍》を前にして過剰な程に怯えてしまうティアの様子はもはや心配なレベル そうしてティアの力不足が強調されればされる程にリリィ達の活躍が際立って見えてくる ただし、本作ならではの見方をするならば、陰ながらの活躍であっても他のスパイを蹂躙する活躍を見せるクラウスへの注目が高まって感じられるけど。特にリリィに忍び寄る凶刃を横から白刃取りするシーンとか凄い事してるな… また、原作との違いを上げるなら、時間軸の扱いか 原作では《紫蟻》と会話している人物を誤認させる為に《紫蟻》の登場が繰り上げられていたけど、本作ではそうしたトリックが遣われていない為に彼の登場は後ろ倒しに それにより、少しずつモニカ達に忍び寄る恐ろしい『働き蟻』の背後に居る者の正体不明感は増幅され、満を持して登場した《紫蟻》の大物感が強調される作りとなっているね ただし、本作の結果は原作を知る者には知れ渡っているわけで このコミカライズにて、裏で行われたクラウスの活躍を増やし描く事で物語にどのような味付けが為されるのだろうね?
0投稿日: 2025.01.26
