
総合評価
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powered by ブクログ久しぶりの善人長屋シリーズの新刊。ザ・善人の加助が困っている人に手を差し伸べ、長屋の面々が裏稼業スキルを駆使して人助けをする羽目になるという基本は変わらず、今回も安定の読みやすさと面白さだった。 また続編が出て欲しいな。19歳になったお縫ちゃんが、お嫁にいくのか千鳥屋を継ぐのかも気になる。
8投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ久しぶりに善人長屋の新シリーズを手に取りました。30ページずつくらいの六つの短編で楽しく読めました。 やはり加助は厄介の種を持ち込むけれども、正直ものであるからこそ、悪人の心を解きほぐし良い方向へと導く案内人にもなっています。ああ、加助健在!そして、お縫や文吉ら長屋の住人も加助の扱い方に慣れてきているとはいえ、やっぱり振り回されてしまうのも納得の展開です。 それにしても、この長屋の住人たちは皆、どうしてこうもお互いに絶妙な距離感を保ちながら、仲良く暮らしているのだろうと思ってしまいます。本作の読み心地がいい理由は、善人長屋の人々の独特なキャラクターが一人一人粒立っていながらも、お互いを思いやる「善人」の心が宿っているからなのでしょう。たとえ、裏稼業持ち揃いだったとしても…。 本作を読み終わって、そうか、そんな展開になるカギを握っているのは、誰あらぬ加助なのだと改めて気が付くのでした。錠前職人であるだけに…。
4投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログこのシリーズ、大好きです。 善人長屋の設定は面白いけどときどきある設定と言えばそう。だけど、そこに加助という薬味が入ることで、かなり面白く、暖かくなる。どんどん続編を出して欲しいなぁ。
1投稿日: 2025.03.29
powered by ブクログ一話目を読んで アレ?わりとアッサリしてるのね と思いつつ後半に成程そういうことかと納得した。 人には言えない裏稼業をもつ例の長屋の面々が根っからの善人の加助に振り回される様がいつもながら面白い。そしてその仕事ぶりは相変わらず小気味良い。 白狐の話も良かっが他の話もとても良かった。
2投稿日: 2025.03.20
powered by ブクログ「善人長屋」シリーズの四作目。 脛に瑕持つ、というか、騙りや盗人、掏摸といった 小悪党ばかりが住んでいる長屋。 その中で、掛け値なし、本物の善人、加助が 持ってくる厄介ごとに巻き込まれたり、首を 突っ込んだりと、長屋の店子たちが、 大騒動する、そんな物語。 善人の加助を、みんなが鬱陶しがらず、 相手し、結局助けていくのだから、 結局は、「お人よし」という名の善人なんだろう。 人の中には、善と悪の両方が棲む。 そうなら、加助の中にだって、きっと、 わずかかもしれないが、悪が棲んでいる、 そんな話は、この先、みられるのか。
1投稿日: 2025.03.18
powered by ブクログ相変わらずの加助さん、相変わらずの善人長屋 最早小悪党の集まりではなく、正真正銘の人助け集団になりつつある お縫ちゃんの縁談も良いところに納まると良いね 4作目ともなると長屋の一員になったようなそんな気持ちで読んでしまった 加助さんの持ち込む厄介事オムニバスにしてしまうと長屋外の登場人物も増えてちょっと話がバタバタし過ぎる気もするので、次はまた長屋のメンバー中心のお話に戻してほしいな〜なんて思ったり 何にせよ続きがまた楽しみです
1投稿日: 2025.02.24
powered by ブクログ善人長屋シリーズ初めて読みましたが、ほのぼのとしておもしろかったです。 「白狐」の題名の方がしっくりくるかもでした。
1投稿日: 2025.02.20
powered by ブクログ「誰の身の内にも、善と悪の両方があってあたりまえでしょ?なのに間違いを犯せばひたすら責められて、善をなせば神仏のように褒めちぎられる。それって、気味が悪いと思いませんか?」 お縫ちゃん、それはむしろ善悪両面があるからこそなんじゃないかな。間違いを責めたててりゃ、己にはそんな悪心なんざありませんと世間に喧伝できる。自分自身にもそう思い込ませてるのかもしれない。善を褒めちぎるのも、私は善行の素晴らしさが分かる人間ですよって寸法だ。あるいは、善を持ち上げて、己の中の悪心を戒めてるのかもしれないね。 加助さんは、剣呑なセリフを聴いてもその通りには受け取らなかったじゃないか。本心を隠すための強がりだって本気で思ったからこそ、事が丸く収まっちまったんだろ。あの人には悪心なんてないからね。 だから間違いをひたすら責める奴は、自分の後ろ暗さを隠してるのかもな。善行を褒めるのは、世の中そうあって欲しいっていう祈りみてえな気持ちが込められてることもあるから、ありがたく受け取っとけばいい。間違いも正さなきゃ、世の中曲がっちまう。ただ、善人って決めつけられるのは重てえし、悪人って枷もやっぱり重たい。行い一つでお人柄全部をきめつけるのは、気味が悪いと思うよ。
2投稿日: 2025.02.18
powered by ブクログ善人長屋シリーズの10年ぶりの新作。 加助の紹介で,いつの間にか盗まれたという白狐の値付けを探しに来た女から始まる話。 一応連作短編の体で,それぞれ別の事件が描かれているが,結局すべて白狐の値付けの話に繋がってくる。 ・白狐 ・三枚の絵文 ・籠飼の長男 ・庚申待 ・白狐,再び ・牧谿の猿
1投稿日: 2025.02.17
powered by ブクログー表向きは善人ばかり、実は悪党揃いの善人長屋ー シリーズの最新刊。 今回もお節介が過ぎる加助が大活躍。 P131 〈日の当たる反対側には必ず影ができる。 なのに人の一面だけを捉えて騒ぎ立てるのは、 それが善であれ悪であれ、あまりに浅はかだ〉 善もあれば悪もある。 バランスよく成り立っているのが 善人長屋の住人たち。 それぞれが働く悪事もなぜだか憎めない。 加助には厄介な善しかないが、それも愛嬌。
1投稿日: 2025.02.11
powered by ブクログ西條奈加氏は色々読んだがやっぱりこの善人長屋シリーズが一番面白い いやいやそれは都合良すぎるだろう って感じの他愛もない話ばかりなんだがそれがとても心地良い 今回は盗っ人白狐の話と絵解き顛末 トラブルメーカーの加助のキャラがとても良い 好きだなぁ
9投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【収録作品】白狐/三枚の絵文/籠飼の長男/庚申待/白狐、ふたたび/牧谿の猿 善人長屋シリーズ第4作。第3作が2015年だから、9年ぶりの新作。前より読みやすい気がする。 1人の善人・加助の存在が、裏稼業のある脛に傷持つ面々の善性を引き出すという仕組みが心憎い。
4投稿日: 2025.01.30
powered by ブクログ善人長屋シリーズ。裏家業持ちの店子が集まる千七長屋、人呼んで善人長屋の物語。裏の事情を知らない根っからの善人の加助が招き入れる人助けという厄介事に長屋の面々は今日も今日とて振り回されるのである。今回のキーワードは白虎。根付探しから巡りめぐって仇討まで、なんとも騒々しい善人長屋なのである。
1投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログ加助の人助けから縁が繋がっていく お縫もお年頃。次あたりは加助がキューピットとなるのもアリかな 善人長屋というタイトルではあるが、スピンオフでもいいから、長屋の面々の裏稼業をじっくり読んでみたい
2投稿日: 2025.01.24
powered by ブクログお節介・縁結びの神様“加助の巻”?善人長屋シリーズ、ホンワカしていいが、そろそろマンネリ感も。「善人ばかりの人なんているはずがないもの。誰の身の内にも、善と悪の両方があって当たり前でしょ?なのに間違いを犯せばひたすら責められて、善をなせば神仏のように褒めちぎられる。それって気味が悪いと思いませんか?」「人間は本来、多面的であるはずだ。木と同じように、日の当たる反対側には必ず影ができる。なのに人の一面だけを捉えて騒ぎ立てるのは、それが善であれ悪であれ、あまりに浅はかだ」おっしゃる通りですが…
1投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ掏摸、盗人、美人局…。そんな裏稼業持ち揃いの 長屋に、日夜、人助けの種を運ぶ善人・加助。 今日も商家のお内儀が、大事な値付けを探してほしいと 訪ねてきたが…。大江戸人情ピカレスク時代小説。
2投稿日: 2024.12.16
