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powered by ブクログ象徴という得体の知れない地位となった以上、ある程度本書の言うところの、消費される事が避けられず、現代においては、SNS等を活用する英国式の対応を迫られるのではないだろうか。
0投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログ『#皇室とメディア』 ほぼ日書評 Day878 副題に "「権威」と「消費」をめぐる百五十年史" とある通り、近現代、特に戦後の皇室のあり方を、一般人の目から遠ざけ特別なものに祀り立てようとする立場ワイドショーよろしく時には極めてプライベートなところまで暴き立てて情報を垂れ流さんとする立場、その狭間で(おそらくは)苦悩されている皇室の方々の思いに迫ろうとする内容。 評者自身の記憶にもある、2代にわたる「皇太子妃」へのバッシングや、ご懐妊絡みの報道については、評者自身大きな違和感を覚えていたが、あらためてそれらを含むメディア報道を歴史的に整理して見せられ、さらに誤報や明らかに先走ったスクープについて、"当時はそうすることが正しいと判断した" 式の大手オールドメディアによる振り返りコメントには、違和感を超えて憤りを感ずるものがある。 一方で、昭和天皇ご自身からすでに『皇室アルバム』を録画してまで視聴されていたとか、新聞のみならず雑誌の類まで手にとって、内容によっては苦々しい思いを示されていたということは、改めて知ることができた。 また特に "消費" の側では、相当前(評者も生まれていない頃)から、かなりアコギなことが行われていたようだ。 たとえば、「皇太子ブーム」に沸いた1952年の立太子からエリザベス女王戴冠式への(天皇代理としての)出席等、一連の出来事。 渡英にあたっては午後4時の横浜出航から原稿を書いたのでは夕刊に間に合わぬから、前日に予め原稿を作っておく…ことで、メディアと宮内庁・政府が一丸となって親しみやすい皇太子像を作り上げる等は、"消費" の側面も持ちつつ、好ましいイメージの押し付け以外の何者でもなかろう。 また、1973年、皇太子が40代に入り、「やがて、彼を〝象徴〟と呼ぶ日の憂鬱」であるとか、「中年皇太子の魅力のなさ」あるいは「〝妻の持参金〟で食べている。だが、その〝貯金〟はもうなくなりかけていることに、周辺は気づいていない」といった記事については、"消費" を超え、悪意を持ったバッシングに他ならない。 さらに、これは評者の記憶にもある、1985年の皇太子訪韓「拒否」事件。日韓関係改善を目指す中曽根内閣による "政治利用" を避けたかった皇太子が、美智子妃の手術を理由に無期延期に持ち込んだというものだが、"タカ派" と目されていた同内閣がそうした動きを取ったということに隔世の感を覚えるが、"権威付け" と "政治利用" が紙一重というか、そのために"権威" 側を指向するということも改めて認識させられた。 その後は、対象が美智子妃から雅子妃に移るも同様のバッシング構図が繰り返されたり、現天皇陛下に対する)男の子が産まれないなら皇太子を降りろといった暴論が吐かれたり等、あらためて見返すと(非俗な表現で恐縮だが)「お気の毒)としか言いようのない扱われ方に、なんともやるせない思いを感じつつ読了した。 https://amzn.to/3Ruw0fX
0投稿日: 2025.04.22
powered by ブクログ皇室についての記事は難しい。 発言が制限されている皇室の、あるいは天皇の心中を好き放題慮って、我の考えを投影するような論がかなり多い。 歴史学者というから期待していたが、皇室皇統の研究はほぼされていない感じか。近代史か、メディア論程度に見える。 「権威」「人間」「消費」というキーワードを軸にしているのだが、そもそも権威とは何か、何に基づくものでどんな意味があるのかを全く検証せず、「権威」は旧態で悪の側に近い論調か。崇敬とか歴史とかいう観点が決定的に欠けた論になっている。 タイや、英国に追いつけるかっていう言葉とか、平坦な歴史観は目を疑う。 宮内庁の対応がいいとも思わないが、マスコミが信用されるに足るレベルでないことの自覚がないのではないか。 なんでも見せろ、見せないのは悪だ、見せないならどんな手を使ってでも覗いてやる。権威を剥ぎ取れば、みんな同じだ、堕としてやる、泥に塗れさせて笑ってやる。 大体、皇室と一般家庭を同列に扱ってるのがどうかと思うわ。 今の世の中、皇室というものの重さと難しさは、皇室の方々が一番痛切に感じられれているとは思う。外からごちゃごちゃ言い過ぎやっちゅうねん。 天皇制という言葉を使う方とは仲良くなれそうにないが、保守の側も、きちんと、議論すべき話だと思う。 仮に、仮に、仮に、天皇が、天皇家を廃したい、と本気でお考えになったら、その時我々はどうすればいいのか。 とか。
0投稿日: 2025.04.04
