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ベージュ(新潮文庫)
ベージュ(新潮文庫)
谷川俊太郎/新潮社
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総合評価

18件)
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    詩は哲学だし物語だなあと思った。長い文量ではないのにぶわっと想像が膨らみ自由に解釈できることのすごさを実感。「にわに木が」が好き。斉藤壮馬の解説にとても共感。詩をいい感じに味わえる自分になりたかった。

    0
    投稿日: 2025.12.25
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    繰り返し読めば、きっと良さが染みてくる 詩ってサラッとら読めるようで、結構集中しないといけないんだなとも、思った。

    0
    投稿日: 2025.11.25
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    俵万智『生きる言葉』を読んで、手にとりたくなった詩集。 俵万智が「言葉と世界とは一対一で対応しているのではなくて、ざっくりとした目印」と言っていたのが、いろんな詩の形をして並んでいる気がした笑 『にわに木が』が、優しくて好き。 時々間に入る、「うん」とか「そう」のリズムが好き。 全体的に、「米寿」という年齢からの視点だなぁという、なんか生とか死とかに達観したものを感じる詩集だった。

    0
    投稿日: 2025.10.28
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    言葉の持つ自由さと、無力感をひしひしと感じました。もう谷川俊太郎さんの新しい著作に出会えないと思うと、頁を捲る手がゆっくりになってしまいました。

    0
    投稿日: 2025.09.04
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    詩集というものはふだん手にとらないのだけど、子どもが学校の国語の授業で詩を書いているというので親しみたくて購入。 短い言葉にぎゅっと意味が詰まってる感じのする独特の世界。 その分余白が大きいから、意味をとろうとすると、そこには面白さも難しさもある。 「黒はこの世からの出口」とか、死者に対して「もう傷つけることができない」と表現したりとか、、、 自分が生きてても辿りつかない感性を分けてもらっている感覚。

    0
    投稿日: 2025.07.16
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    米寿のころに出したからベージュ、なるほど。 パソコン用語など最先端の言葉も詩に入っていて、すごいなと思った。

    0
    投稿日: 2025.05.26
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    ベージュという色が好きだったし、何か面白そうだったので、手に取った。 谷川俊太郎さんが米寿の時に刊行された詩だそうだ。 あふれる感性と研ぎ澄まされた言葉を選ぶセンスがちりばめられていて、想像力がはばたく感じ。「あさ」「イル」「にわに木が」どれも胸にじんときた。 谷川俊太郎さんの詩っていいなといつもうっとりする。

    9
    投稿日: 2025.04.18
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    もちろん個人的な見解ですが、 老いは受け入れがたく、 死はむしろ救いのように思えてなりません。 詩人は自らの老いを、 素直に表現されています。 老いることを死と同じように、 客観的に見据えることができれば良いのですが・・・。 べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え” http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

    1
    投稿日: 2025.04.03
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    生み出された時期の違う詩を1冊で味わえる贅沢。晩年の作品の方が好き。ただシンプルに身の回りを見つめる穏やかさの中にもテンポを感じられる詩。「あさ」が特に好き。

    1
    投稿日: 2025.02.27
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    はじめて谷川さんの詩に触れた。 ひらがなの使い方、行を変えるタイミング わたしにはこういうのがどういうことかを考えるのはむずかしいけど、 素敵な言葉に巡り会えた!

    1
    投稿日: 2025.01.23
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    谷川俊太郎さんの詩を、じっくり読むのは学生のとき以来でした。これまで短歌や俳句の本と違い、詩の味わい方が分からないというか、とっつきにくい感じで。 でも、今回は詩世界に浸っている自分がいました。特に「川の音楽」が好きです。

    6
    投稿日: 2025.01.15
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    2025-6冊目 『#ベージュ 』 (2020年単行本・2024年12月文庫本発行) /#谷川俊太郎 /#新潮文庫 /読了日 20250108 ★★★★★ 【ベージュ】 安らかに…

    0
    投稿日: 2025.01.12
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    詩をどう楽しむか?は近年の課題だった。 この詩集を読んで、その悩みを突き抜けたように感じる。 言葉で読むのだけど、そこにあるのは言葉ではない。言葉にできない、言葉にならない、何か。例えば空気、感情、見えるもの聴こえるもの。 “詩”という存在を捉えようとするけれど、言葉にしようとすると指の間からこぼれ落ちてしまうような、そんな様子も感じられる。 言葉でどれだけ伝えられるか、を考えることが多いけど、言葉で伝えられないものがあることを伝える、とか、言葉で捉えられないものの存在を認識する、ための言葉たち、という感じがして、その感覚がとても新鮮で、でもずっと探していたという気もして、 とにかく谷川俊太郎はすごいのだ。

    8
    投稿日: 2025.01.11
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    詩は分からないものの方が多かったが、孤独な感じに没入したものもあった。 言葉にするとこぼれ落ちるものがあると、詩人でも思うんだなと興味深かった。

    4
    投稿日: 2024.12.26
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    先ごろ亡くなられた谷川俊太郎さんの、おそらく最新、最後の文庫本。19歳から88歳までの詩を収録。老年期の詩はなんとなくわかります。穏やかで柔らかで、少し寂しげで。時に、ひらがなで詩を書きたくなるという谷川さん。冒頭と最後に印象深い詩が収められています。詩は静けさや自然の中にあって、存在していて、詩人が言葉でそれを掬い取ろうとするが、すぐに消えてしまう。そんな詩が印象に残りました。

    4
    投稿日: 2024.12.21
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    幼い頃から触れてきた谷川俊太郎さんが亡くなって寂しい気持ちはあるのだが、不思議と悲しくはないのは、氏の詩では死ぬことを自然の摂理として受け入れ、死をそれ以上でも以下でもなく捉えているからだろうか。たくさんの著書を残されているからいつでも言葉に触れられるというのも勿論あると思うけれど。この本はタイトルの付け方が好きだ、ベージュ、米寿。全体を通して年齢を重ねたからこそ生まれた詩が多い印象を受ける一冊。 詩人の死 あなたはもういない 立ち去ったのではない 連れ去られたのでもない 人間をやめただけ 八月のあの炎天下 プラカードを掲げながら 国民でも人民でも市民でもなかった詩人 ただの自分でしかなかったあなた あなたを読むことができる 否定することもできる でももう傷つけることができない 思い出へと追いやらずに私は生き続ける ただひとりのあなたとともに 大勢の呟きと合唱と怒声に逆らって

    8
    投稿日: 2024.12.12
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    88歳、米寿(=ベージュ)の年(2020年夏)に出した詩集の文庫化、まさか訃報の直後の刊行になるとは予想もしていなかったのだろう。袖の著者紹介文に逝去の情報はない。 表紙のかわいらしいうさぎは「生前の谷川さんが「アバターとかそういう感じ」だと傍に置いていたぬいぐるみをモデルに、吉實恵さんに描いていただきました」と新潮文庫公式がツイートしていた。

    2
    投稿日: 2024.12.06
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    谷川さんの詩集を文庫の新刊で見つけて、買ってきました。『ベージュ』というタイトルは、あとがきを読むと、谷川さんのお茶目な面が伺えました。 書き手の想いがダイレクトに読み手の心に響くのが、詩だと思っています。谷川さんのこの詩集の言葉たちは、長年書いてこられてきたから、ここまでのものになったように思いました。 最初の「あさ」というひらがなだけで書かれた詩は、余白も多い分、余計にその気持ちがページの中に満たされているような感じを受けました。そして、ひらがなが多いと、なぜだかじっくり読みたくなりました。 谷川さんが、そのときに置かれた環境や年齢や感情などによって思うことが、言葉となって溢れているような感じの詩集でした。素敵な詩を遺してくださってありがとうございました。

    38
    投稿日: 2024.11.29