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白夜に惑う夏
白夜に惑う夏
アン・クリーヴス、玉木亨/東京創元社
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総合評価

29件)
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    若干の長さは感じてしまいましたが、とにかく登場人物の心理を描きながら事件が起こり濃密な人間関係の中から、何が起きたか、そしておきていたかを割り出して行くミステリです。 表層の物語と実際の過去の乖離から事件につながっていくなど物語の中にうまく溶け込む様はいい。 2782冊 今年10冊目

    0
    投稿日: 2025.01.10
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    シェトランド四重奏の二作目。絵画展の後で不審人物が殺される。思慮深いペレス警部と、本土から応援に来た合理的なテイラー警部が、事件に挑む。終盤、呆気なく解決に向かうが、イギリス最北の島、シェトランド島の静かで濃密な時間が堪能できる。

    1
    投稿日: 2024.01.03
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    シェトランド四重奏、2作目。 今回も前回同様に、物語の半分くらいまでエンジンがかからず。 なんだか自分の中にシェトランド時間が流れるかのごとく、まったりとしてしまう。 ミステリーなんだけど、所々でその地方特有のアクティビティが描写され、空気感を感じられるのが良い。 (今回は羊の毛刈り) 登場人物の心の声やその恋の行方など、サイドストーリーもその人物を知る助けとなり、気になるところ。 中盤に来てようやく被害者が誰だか明らかになり、 数多くの怪しげな人々のつながりが見えて来始めると あとは怒涛の一気読み。 あれこれ推理するものの、犯人はまたまた意外な人物だった。 前回の展開と類似する部分もあり、学習したはずなのに…。 4作読み終えるまでに的中できるだろうか⁈

    25
    投稿日: 2023.11.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    安定のアン・クリーヴス。 やっぱり好きだわぁ。 と言ってもまだ3作品目だけど。 本書はシェトランド四重奏(カルテット)の2作品目。 すごく昔にたまたま読んだ3作品目が面白かった印象が強く、およそ1年半前に思いついたように1作品目を読み、暫くご無沙汰してしまったが、この度『哀惜』が発刊されたのを目にしこれは、まずは仕掛り中のシリーズものを片付けておかねばと今更ながらに取り寄せた一冊。 スコットランド北部に位置するシェトランド諸島。 緯度的にはノルウェーのオスロよりも北になり、白夜が続く夏が訪れる。 そんなシェトランド署の刑事ジミー・ペレスは、恋人フランと地域の有名人ベラが共同で開催する絵の展覧会のオープニングパーティーにフランと共に出席する。 そこに現れた黒い衣装で固めた芸術家風の謎の男。 絵を熱心に眺めていたかと思うと、突如泣き崩れる。 どうやら本土から単身来た人物なのか、知人もおらず、誰も声を掛けようとしないので、しぶしぶ自分の役目かとペレスがその男に声を掛ける。 落ち着きを取り戻した男に話を聞くが、自分が誰で何故ここに居るのか分からない。身分証明の類はおろか財布すら所持していない。 どうしたものかと思いながらちょっと席を外した隙に男は忽然と姿を消す。 という謎な出来事に遭遇した翌日、近くのボート小屋でその男と思われる人物の死体が発見される。 道化師の仮面を被り、首吊りの状態で。 自殺なのか、他殺なのか。 本土から来たテイラーのせっかちで高圧的な捜査方法による結果へのプレッシャーがある中、どちらかというとペレスの優しく律儀で思慮深い言動のペースでじわじわと真相に近づいていくのが、島のゆったりとした空気感を感じ面白い。 また、このシェトランド諸島もので凄く感じるのが事件に関わっている人以外の存在感がほとんどないところ。 捜査の過程で、島内の色んな場所に行くけど、出会うのは事件関係者達ばかりだし、雑多な人が集うような場面の描写もあるけれど、大抵知人(どこどこのだれそれで昔こんな関係だったが今はご無沙汰みたいな)だし、知らない人間は観光客なので、コミュニティとしての小ささを凄く感じる。 そんな小さなコミュニティで起きた事件だからこそ痛ましさが増し、”誰が、何故、何のために”の要素が強まる。 次は『野兎を悼む春』。 が、読了済なので『青雷の光る秋』。 北欧の四部作と言えば、ヨハン・テオリンのエーランド島四部作、ヨルン・リーエル・ホルストのコールドケース(未解決事件)カルテットも頭に浮かび、これらも読みかけのまま放置している、消化しきらねばと思う今日この頃。

    44
    投稿日: 2023.06.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シェトランドシリーズ第2巻。 前回と打って変わり、今回は夏のシェトランド諸島。描写が良い。 北極圏に近いからか、夏は白夜があるらしい。 いまいち距離感が掴めないけど、イギリス本島(と言っても良い?)の北の方でもそうなのだろうか? 2作目の今回も、事件自体は結構シンプル。 ペレスとフランの前で泣き崩れた記憶喪失の男が、翌日ボート小屋で死体となって発見される。しかもピエロの仮面を被って。シェトランド諸島の北側が舞台。夜でも明るいことによる不協和音と、前作以上に閉塞感のある人間関係。 今回も、最後の最後まで犯人がわかりません笑 2作目でようやく気付いたけど、伏線は張ってあれども、真相まで辿り着くには難易度高い張り方のような気がする。。。 次は春!

    4
    投稿日: 2023.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ2作目。 前作が良かったので期待して読んだが、残念ながらあまり好みではなかった。 ミステリというより人間関係に重点が置かれたドラマだと思った。 主人公は個人的な事で捜査が上の空だし、ある登場人物の視点からの情報で印象が誘導されているので、推理小説としてはあまりフェアではないのでは?とも思ったが、少ない登場人物の中で犯人がすぐ分かってしまわないためのテクニックなのかな。 でも、個人的には自作は捜査関係者の恋愛事情とかには左右されないストーリー展開にしてほしい。

    1
    投稿日: 2022.12.21
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    シェトランド島の夏。 ペレス警部に、記憶喪失らしいと打ち明けたよそ者の男が、翌日死体で発見される。 古き良き、といいたいのはなぜだろう…と考える。 小さな村での濃密な人間関係。表面的な事実は裏返る。誰が何を知っているのか。 現代だから携帯電話だって、DNA鑑定を初めとした科学捜査だってある。けれど、この話は、警部がひたすら話を聞いて知り得た事実で構成されている。効率的ではないかもしれないが、人々との対話を通して得られるのは言語情報のみならず、時にそれよりも雄弁な非言語情報 で、だから古き良きイメージがあるのかもしれない。

    6
    投稿日: 2022.02.15
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     アン・クリーヴスのシェトランド諸島を舞台とした4部作の2作目になります。  前作に引き続きシェトランド署のジミー・ペレスが登場します。  ペレスの恋人で画家のフランと地元有名人の著名画家のベラの共同個展が行われた会場でフランの作品を観て取乱した男が、翌朝首を吊って死んでいた。  男は、ジェレミー・ブース、俳優でイギリスの小さな劇団の代表だったが、失踪していた。死因は、他殺と断定され捜査が始まった矢先に、有名画家ベラ・シンクレアの甥のロディが海岸の洞穴で死んでいるのが発見されるが、更には洞穴奥深くに人骨が発見された。  海岸沿いの田舎街ビティスタに住む裕福で有名人の画家ベラ、ジェレミーの第一発見者でベラの幼馴染みの農場夫ケニーとその妻エディス、ケニーの実兄で失踪中のロレンス、彼等の過去に何か関係がありそうな流れで物語は進んで行く。  住民は全て顔馴染みの小さな世界で起きた過去を引きずった連続殺人事件は、些細な出来事だった。田舎町で風化され心の奥底にしまってあった過去が、都会で生きる飢えた1人によって蘇った。事件は、白夜の様に薄暗く照し出され隠

    0
    投稿日: 2021.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「大鴉の啼く冬」の続編。 季節は冬から夏へ。 白夜の時期を迎え、たくさんの観光客が船で訪れている シェットランド本島。 前作で少女の死体を発見したフレアは、 地元の有名な画家のと個展を開く。 見知らぬ男が現れ、フレアの絵を見て泣き出す。 ぺレス警部が男を部屋から連れ出すが、 姿を消し、死体をなって発見される。 自殺ではなく他殺だと判明して、 テイラー主任警部がまた島へやってきて、 ぺレス警部と捜査に当たる。 行方不明の男が殺されていたのは予想通りだったが、 死体のつけていた仮面とか、 有名な画家が酷評した素人の水彩画とか、 何か殺人と関係あるかと思ったが、肩透かしにあった。 でも、その肩透かし感が 地に足がついた事件、というとおかしいが、 猟奇的でも、過剰な演出や残虐性もなく、 いかにも実際に起りそうな事件に感じさせるのかもしれない。 テイラー主任警部は、 金のかかった優雅な家に住みたいと思ったり、 有名人になることにあこがれていたりと、 意外と人間臭い側面を出してきたので、 リヴァプールの重大犯罪捜査班に異動してしまうのが、 ちょっと残念だった。 そして、もちろんフレアとペレス警部の仲が 友人から恋人になったのは良かった。 日本人観光客の一団が、 がシェットランド島の空港にいたのには吹き出した。 もちろん、自分も行ってみたい。

    1
    投稿日: 2021.06.25
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    <シェトランド四重奏>シリーズ第二作目は、白夜が空を覆う夏の季節が舞台。前作は閉鎖的な孤島という地の利を活かした作品だったが、今作では外部からの来訪者によって事件が引き起こされる。登場人物の心情描写が前作以上に緻密なため、非常に焦ったさを感じさせる仕上がりだが、真相解明まで物語を牽引する筆力は今作も健在。登場人物の抱える多様な承認欲求が描かれているので、犯行動機に直結してくるかと思いきや、そこをスルーするのは意外だった。終盤ではペレスとテイラーのコンビ解消が匂わされるが、さて次作の捜査はどうなるのだろう?

    0
    投稿日: 2021.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「大鴉の啼く冬」はだいぶ前に読んでいた。 今回手に取ってみてシェトランド諸島の白夜の風景が美しそうでそれだけで旅心を刺激されそう。(前回は冬だったから寒い暗い一辺倒) 白夜は美しいけれど人の心を惑わす。 原作の題名が「White Nights」だったので、訳者の方の手腕がありがたい。

    0
    投稿日: 2020.03.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イギリス最北の島を舞台にした、シェトランド島シリーズ、2作目。    島出身の有名な画家、ベラ。ペレス刑事の恋人のフラン、二人の絵画展が開かれる。しかし、道化師に扮した男が配ったチラシによって邪魔される。その後、男の死体が見つかる。ベラは若いときから奔放だが、今は甥の音楽家がいるだけだ。過去にはローレンスという島の若者が傷心のあまり島を出て音信不通になった。残された弟ケニーとその妻エディスは農場を切り盛りしながら待つ。捜査には本土からせっかちなテイラー刑事がやってくる。その後、甥の音楽家も転落死で発見される。  相変わらず静かに進んでいくわー。今回は夏で、良い季節だけど白夜。人々のリズムが来るって調子がおかしくなる。十五年前の出来事も関係してくるけど、島ではあまりにも人と距離が近すぎるから、何か見ていてもあえて気づかないように暮らしている。それが今回の事件をわかりにくくさせている。全部の手がかりが薄いもやとか膜に覆われている感じだから、最後、ペレスが真相に気づいたときの足取りが速くてびっくりした。

    2
    投稿日: 2019.10.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シェトランド四重奏のシリーズ第二章。 とは言っても一作目は未読。 この前に読んだ、ヘレン・マクロイより断然読みやすく感じたのは何故なんだろう。そんなに疾走感のある展開ではないのに一気に読んだ。シェトランドの風景描写も素晴らしかったし、人物への共感度が高かったからか。 最後、思ってもみなかった犯人にかなり呆然となった。 三章、四章も読みたい。

    0
    投稿日: 2018.03.06
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    シリーズ2作目。1作目に続き、少し重苦しい雰囲気の中淡々と物語が進行していく。結末はやはり重いが、なかなか面白かった。次作に期待。

    0
    投稿日: 2016.06.28
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    シェトランド四重奏第2弾。これがいちばんミステリらしい仕立てに感じた。 白夜とお祭りと、夏らしい華やかさを感じる。

    1
    投稿日: 2015.12.14
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    シェトランド諸島を舞台にした第2弾。 1弾は何故か途中で挫折してしまったので、今回も最後まで辿り着けるか心配だったが無事に読了。 私の生まれ育った場所も割と地方の田舎なので、噂がすぐ広まるなんていうのは共感できた。 それに、今回も本土からやってきたテイラー刑事が田舎の人の行動やそれ以外の点で色々と苛立つ部分があるが、それも東京に出てきて十数年をこちらで過ごし、たまに実家に帰省するとふとした瞬間にテイラー刑事と同じ様な感じに陥る事がある。その部分も共感できる。 白夜は体験した事がないのでどんな感じが分からないけれど一晩中、外が明るいのはキツそう。。。絶対に睡眠不足になるし、本文でも"気がおかしくなる"と表現されていたけれどそれも納得。 ペレス刑事とシングルマザーのフラン、ちょっとぎこちないけれど良い関係になってきたんではないかと思う。 この2人、あとの春、秋のシリーズでどうなるんだろう。 そちらも含め、先が楽しみ。

    3
    投稿日: 2015.11.23
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    シェトランド四重奏シリーズ第二作目。季節は夏にかわる。観光客が多く訪れる夏に、地元の人間ではないイングランド人の死体が発見される。主人公のペレス警部と本土からのテイラー警部とのコンビが死体の身元を解明していくが、さらに死人が出て、それから過去の出来事も明るみになっていく。という展開。夜も暗くならない白夜の様子や、一作目に続き地元民とよそ者との距離感が伝わる。幼馴染同士が年をとっても身近にいることがいいことなのか居心地悪いことなのか考えさせられる。程良く読みやすくてミステリー要素も程良くていいシリーズかも。

    0
    投稿日: 2015.05.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恋人のフランと有名画家ベラ・シンクレアが開催する絵画展にやって来たペレス警部。ベラの自画像を見て泣き崩れる男。厨房でペレスが話を聞くと記憶がないと語る男。シェフのマーティンと男を残し会場に戻った隙に消えた男。翌日ピエロの仮面をつけケニーの所有する小屋で首を吊って死んでいた男。他殺と断定された遺体。ベラに失恋して失踪したケニーの兄ローレンスの可能性を示唆するマーティンの母親でケニーたちの友人のアギー。来場者の少なかった絵画展。何者かの妨害工作。ペレスがつかんだ男の正体。教育劇団のジェレミー。発見されたベラの甥ロディの遺体。。ローレンスの失踪に自分は関係ないと証言するベラ。ロディの遺体発見現場で見つかった古い人骨。ベラの屋敷の写真に写っていたジェレミー。ローレンスの失踪当時に島にやって来ていたジェレミー。ローレンスとケニーの妻エディスとの関係。

    0
    投稿日: 2015.05.05
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    シェトランド四重奏シリーズ第2作。 シェトランド島の小さな村で、道化師の仮面をつけた身元不明の他殺体が見つかる。 前作とは季節が一転。一日中、太陽が沈まない白夜の夏を迎えた島の描写が印象的。狭い島なので事件関係者のほとんどがペレス警部と顔馴染み、というのがこのシリーズの特徴。それぞれが抱える秘密をいかにして探りだすか――ペレスの穏やかな捜査手法が核心に迫っていく。

    0
    投稿日: 2013.11.03
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    前作「大鴉の啼く冬」に続いてシェトランドが舞台のミステリー。エキゾチックな雰囲気たっぷりで楽しい。「白夜」っていうのがなんとも魅惑的。こういうのが海外ミステリを読む醍醐味だなあと思う。みんながお互いのことを知っている小さなコミュニティだからこそ、誰もが秘密を持っている、というくだりにはうなった。春秋編もあって四部作らしい。楽しみだ。

    0
    投稿日: 2013.02.02
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    シェトランド諸島シリーズの2作目。原題はWhite Nightsで、夏の白夜の季節の出来事が書かれています。ペレス警部とフランは慎重になりながらも互いに抱いていた好意を大切にしながら付き合いを深めており、読みどころとなっている島の住人たちの人間関係の中で、ひとつの大きな流れになっています。前回ペレスとタイプは違いながら良好な協力関係を築いた本土の警部ロイ・テイラーも登場。今回は都会のペースで物事が進まないことにジレて自分を制御しきれないテイラーと、島の時間、島の感覚で地元を理解しながら捜査を進めたいペレスとの間がかなりギクシャク。仕事にやりがいと意義を認めつつも、フランとの関係も大切で、どちらにも優劣をつけられずに割り切れない悩みを抱えるペレスがとても人間くさくて好感が持てます。事件は、フランが島に住むカリスマ女性アーティストと一緒に開いた展示会のオープニングセレモニーに現れ突然泣き始めた謎の男が、翌朝死体となって発見されるという、島の日常とはかけ離れたもの。真相は過去に起こったことに端を発しており、ペレスの粘り強く根気のある聞き込みなどから、明らかになります。謎ときと同じくらい、島という濃密な小社会の人間関係が興味深く読み応えがあります。解説が丁寧でした。順番にあと2作も読むつもりです。

    3
    投稿日: 2012.09.19
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    面白かった。 地味な展開で、自分好み。 読み終わった後、暗い夜のシーンはなかったのだと思うと不思議な気がします。白夜は一度体験してみたいなぁ。 「大鴉の啼く冬」は以前読んだと思うのだけれど、なぜか思い出せない。もう一度読んでみようっと。

    0
    投稿日: 2012.08.29
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    前作のストーリー、登場人物、全く記憶なし。それはさておき、銃撃戦とかカーチェイスとかアクション的な要素はなく関係者への聞き込みのみで構成されていて落ち着いて読めます。次作は忘れないうちに読もう。

    0
    投稿日: 2012.03.18
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    読了できなかった。前作はとても良かったのに・・・。 登場人物の把握ができない、謎ときに至るまでの説明が長すぎる。 映像化にすれば、理解できて、もっと面白かったのだろうか? ミステリーは大好きなんだけど、ひさしぶりに途中でやめた。 残念・・・。

    0
    投稿日: 2011.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    島の探偵シリーズとしては第2弾だそうです。今回も、人が二人死んで、発見者が同じ人物というのは、前回と同じでした。登場人物にも慣れてきたので、読みやすかったです。

    0
    投稿日: 2011.06.18
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    シェトランド島に夏がやってきた。人びとを浮き足立たせる白夜の季節が。地元警察のペレス警部が絵画展で出会った男は、次の日、桟橋近くの小屋で道化師の仮面をつけた首吊り死体となって発見された。身元不明の男を、だれがなぜ殺したのか。ペレスとテイラー主任警部の、島と本土をまたにかけた捜査行の果てに待つ真実とは?現代英国ミステリの精華“シェトランド四重奏”第二章。 シェトランドというとイアン・ランキンの「黒と青」でも舞台の一つとして登場していた記憶があります。人口二万六千人の島の架空の集落を舞台に起こる殺人事件の謎を追うペレス警部とテイラー主任警部の活躍、というよりも、今回もペレス警部と恋人フランをはじめとしたごく限られた範囲での人間模様に重点が置かれています。次回作の翻訳は来年でしょうか?

    0
    投稿日: 2010.09.21
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    シェトランド島の小さな村を舞台にしたミステリ。謎解きより、丁寧に描かれた登場人物ひとりひとりの背景や経歴がおもしろかった。みなが子どものころから一緒に育ち、互いをよく知っているような小さな村、ってきくと、家族みたいな助け合う関係、なんて思えるけど、そうじゃあなくて、みなが知り合いだからこそ、かえって踏み込みすぎないようにいろいろ見てみないふりをする、みたいな感じがこわかった。 謎解きが、えーなんだあれはあんまり関係なかったのかー、と思うことがあって いまひとつしっくりこなかった気が。(たぶんわたしだけだけど)。

    0
    投稿日: 2010.08.05
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    シェトランド島を舞台にしたミステリ。「大鴉の啼く冬」に続く2作目。4作でまとまるそうです。 地元の名士で成功した女性画家ベラの開いたパーティ。 ベラの甥で有名なミュージシャンのロディも花を添える催しだったが、画廊のある豪華な邸宅に集まった人数は意外に少なめで、これが最初の展示だったフランは内心がっかり。 絵を見て泣き出した男性がいて、地元警官のペレスが話を聞くと、記憶がないようなことを口走る。 翌日、無人の建物でピエロの仮面をかぶった死体で発見され… パーティは取りやめになったという偽のチラシが配られていたこともわかります。 夜も暗くならない、そんな時期にはおかしな事も起こるという荒涼とした村。 地元の人々の暮らしがわかりやすく描かれ、いい感じです。 同じ小学校に通った幼なじみがほとんどそのまま暮らしている村。何も秘密はないようでいて、少しずつ秘密があった‥ 主に地元警官のジミー・ペレスの視点で描かれます。 スペイン人が漂着した子孫で、黒髪で肌の色も濃い、英国最北で北欧に近い気候の村では異色の存在。 前作のヒロイン、フラン・ハンターとしだいに仲が深まっていくのも微笑ましい。 前作でも登場したスコットランド本土のインヴァネス警察のテイラー主任警部も、ペレスとは対照的にプライドが高く、本当は理詰めで力づくで押すタイプ。ペレスのやり方が合う場合と認めつつもなかなか思うように動けなくて内心イライラしているのが、おかしい。 これが2作目なら上手すぎるけど、実はベテラン。前作でCWA最優秀長篇賞を受賞しています。

    0
    投稿日: 2010.05.04
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    シリーズ2作目、前回から引き続いて主人公の刑事の捜査と恋愛が中心。恋愛といっても甘いものではなく、中年?の落ち着いた現実的なものでした。 地域に根ざした小コミュニティーでの殺人で、こういう冷静な描写はイギリスの女性作家ならではと感じた。2作目ということでだんだん判ってきましたが、もう少しこの地域の描写などしてもらえたら嬉しいかも。

    0
    投稿日: 2009.12.18