
総合評価
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powered by ブクログ最終章以外で紹介される事例の酷いこと。ベテラン教師による生徒イジメや中学受験へのストレスから学校で荒れる子どもたちの実態が悲惨で、そんな環境に放り込まれ傷ついている子どもを想像すると胸が痛い。小中一貫校への異動が島流しと揶揄されるほどハズレくじだったなんて。一概に言えないとは言え、衝撃が大きい。アタリかハズレかなんて実際に通わないとわからない部分があまりにも多く、親は祈るしかできないのか。都市部に住んでいなくて本当に良かった。中学受験がこんなに恐ろしいなんて。これぞ手段の目的化と言える。
3投稿日: 2025.05.20
powered by ブクログ本書は、公立小学校の現場で起きている極端な管理教育や受験偏重、義務教育学校への再編、不登校と通信教育の現状など、多様な実例を通じて教育の「いま」を鋭く描き出している。 子どもの個性よりも「普通」や「平均」が重んじられる教育現場では、少しの違いが「公立に合わない」とされ、排除につながる構造があることに驚かされる。 著者は、子どもの権利を尊重し、子どもが自分らしく学べる場として、世田谷区の桜丘中学校の取り組みを紹介しているが、そこに理想の教育の一端を見出す一方で、それが「学校教育」の枠内で本当に実現できるのか、私自身は疑問も感じた。 子どもたちにとっての「学校」とは何か、改めて考えさせられる一冊だった。
0投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログ都会の公立学校の大変さに驚きました。田舎でよかったー。あそこまでいったら、どう修復すればいいのか、もう分からん。
0投稿日: 2025.03.22
powered by ブクログ小学校教諭である立ち場から、前半は耳が痛かったり、そんな学校はほんの一握りではないかと思ったり読むのがしんどかった。だが、それも現実。筆者の取材をもとに書かれた事実がまとめており、目を背けるのではなく、この現実からどうしていくのが子どもや日本のためになるかを考えていこうと思える本でした。 いろいろな実践紹介では、構造問題を根本から見直している実践や根本の一人ひとりの安心や個性を大切にする実践などに出会えて、それぞれの共通する部分から今からの教育を考えることができた。 学校という型にはめようとすることで、ありのままの一人ひとりを受け入れられなくなり、子どもも教師も学校がつまらなくなっている。しかし、多くの公立学校では、教育財源の減少や教員の質の低下などの問題により、型にはめないと立ち行かない現状にある。だからこそ、一教員として、現状で出来うる限りの一人ひとりが安心してありのままで自己実現できる学級環境や学校環境を整えていきたいと思った。就学前の一人ひとりを大切にする保育での、一人ひとりの思いを汲み取った、あたたかい声かけを小学校でも行うよう意識して、丁寧な教育を行っていきたい。 教育課程やテストの点数、成績、行事などで忙殺され、忘れてしまう瞬間もあるが、全ての業務を一人ひとりへの丁寧な関わりのきっかけにしていくことで、自分の行動を変えていきたい。
0投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログ最近中学受験をテーマにした本を読み、掘り下げが足りないと感じていたが、 今回読んだこの本、タイトル以上に深かった。 読んでいて苦しかった。 子供が置かれた教育環境。 むろん、この本にあるような事例ばかりではなかろうが、 50年前の私自身の体験、20年前の子供の親としての体験からも、 さもありなん、というものだった。 小学校の教育現場は、改善されるどころか、どんどん悪化している、 そう思わざるを得ない。 1章は規格化がテーマ。型にはめる教育ってことだ。 そこからはみ出す子がいればすぐ発達障害を疑い、 学校を変えろという教師。 2章は中学受験。まさに前回読んだ本と同テーマ。 公教育に絶望して私立を選ぶ。 それはわかる。 しかし、御三家などの私立を目指すために、 大手有名塾に入らなければいけない。 ついていかなくてはいけない。 それができないと個別指導。 親の教育投資はかさむばかり。 そうまでして有名私立に入ってどうするのか、、 有名大学、大手企業、、、 そこに幸せがあると思っているのか。 そこに通う子、優秀な子は、学校はつまらなくなり、 出来ない子をばかにする。 こんなのがそのまま歳を重ねると 人の心がわからないただの偏差値エリートになるのだろう。 そしてそれが官僚に、大企業に、、、 いやだいやだ 3章は小中一貫校。 これは知識はないのだが、悲惨だ、、、 新しい取り組みは否定しないが、 一緒にするなら中高だろうと素朴に思う。 テストのための勉強など面白いわけもなく。 4章は新しい取り組み。 N高。そして見直される工業高校。 1章につながるが、投稿させて同じことをさせることにもはや意味はない。 そんなのはAIにやらせておけばいい。 人が人であることをはぐくむ教育。 これは模索するしかない。 あるいは北欧に学んでもよいだろう。 もちろん北欧とて失敗もあるようだが、 試行錯誤すればよいのだ。 子供のために。 国の教育予算が日本は最低レベルという。 今の教育システムのまま金を増やしてもろくなことに使わないだろうが、 少なくとも教師の給与を増やして、複数担任制にして相互監視して、 子供のための教育をよくしてあげたい。 終章、、、 私は小5のときに先生が酷かった。子供たちもそういう思いをした。 よりましな先生がいるであろう中学受験をした。 無理はさせなかった。下の子は失業中の私が教えた。 千葉県内の進学校に入り、GMARCH、早慶に入ることができた。 就職から先は本人次第。 そしていま2歳の孫がいる。 彼女の天真爛漫さを失いたくない。 下手をすればADHDと言われかねない活発さ。 これをルールだらけの公教育にしばられたいくない。教師ガチャが怖い。 といって中学受験に呑まれるのも違う。。。 これだけITが進んだ世の中、仕組みをうまく考えれば、 子供の可能性を伸ばす教育はできるはずだ。 自主性を持って、自律した子供にすることが。 暗記させる、教え込むことが教育ではないのだ。 孫のため、いや、子供たちのために、 何等か力になりたいと思う。 はじめに 第1章 規格化される教育現場 “右へ倣え”と同じ絵を描かされる 学校が嫌、先生が怖い ボイスレコーダーで判明した事実 人材不足で放置される不適切指導 子どもたちの拒絶が意味するもの 「皆と同じ」を求められる子どもたち 指示通りにできない子は「発達障がい」? 子どもの良さを見ることから逃げる 公立に合わないという烙印 「普通」でないと追いやられる クラスで3人が支援を必要とする現実 「皆と一斉に同じことを」が苦しい 子どもが教育を受ける権利は守られているか 第2章 はき違えた“教育投資” 教員の主観で内申点が左右され中学受験 “課金地獄”の沼にはまる 中学受験で儲ける塾業界 役所は私立学校に介入できない 親の収入ランキングと受験率 地方でも中学受験が過熱 あえて受験しないという選択 保育園から早期教育 ストレスで荒れる小学生 教員からみた中学受験 教員も学校がつまらない 第3章 小学校が消えていく 沈没寸前の“タイタニック校” 小中一貫校化の弊害 他人に無関心になっていく 発達段階に合わない教育体制 全国で毎年180校が消えている 国家予算の1.4%しかない義務教育費 政治家のための教育改革 政治家から競わされる学力テスト 第4章 あるべき小学校を取り戻すために 改めて問う教員の労働環境 教室にもう一人の大人を 教育の本質を問う現場、N中・N高の取り組み 「自由」を活用して得る学び 一人ひとり違っていい 新しい私立校の挑戦 工業高校で道を見出す 公立でも柔軟な教育は実現できる 夢みる校長先生 子どもたちが幸せでいるかどうか 終 章 子どもが子どもらしくあるために 仕事モード、親モード 子どもにも人権がある 子どもが子どもでいられる遊びの場を そのままの自分でいい 夢中になれる経験を持てるか 今を生き、わが道をゆく おわりに
1投稿日: 2025.02.12
powered by ブクログ配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10281756
0投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログ立ち読みしました。 近年設立されている、小中一貫の「義務教育学校」の負の側面を知ることができ興味深かったです。 共同生活までもいかないが、同じ校舎にいる人数が多く、ある意味都会的な、干渉しないが思いやりにかける人間関係が築かれていくそうです。児童期における生活環境でなにが大切なのか考えさせられました。
0投稿日: 2025.01.12
powered by ブクログ教員の質の低下は 採用倍率から見ても進んでいるだろうし、 実際とんでもない方はいるだろうけど、 でも一を聞いて十を知るみたいに 書かないで欲しい。 ほとんどの教師は誠意をもって 子どもたちと向き合っているのだろうから。 センセーショナルな事例を冒頭に据えて 無闇に扇動しないで欲しい。 その後の文中で 「でもいい教育をしたい教師ばかりです」 と言ったところで後の祭りでしょう。 配慮が誤解を生み疑念に変わる。 教育界はなんて息苦しい世界なのだろう 「管理職に相談する時間もなく、 教員が『ま、いっか』となる」って 書いてあるけれど本当なのか? どれほどの事例からそう書いているのか。 全体的に東京の事例が多いけれど、 東京は地方とはまた違うのかな? 決めつけと偏りを大いに感じる。
0投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログ不登校が増え続けるのはなぜか。私立受験と格差、いじめ、疲弊する教員、時代錯誤の学校ルール…本書の前半は読むと気分が悪くなるような暗澹とした現実が並ぶ。後半は新しい学校のスタイルを提示している点が救いか。少子化の今、親世代は読むべき本だ。
10投稿日: 2024.12.28
powered by ブクログ小学生の不登校の数が増え続けている。型にはめ込む管理型の教育現場では、少しでも「普通」から外れると「公立に合わない」「普通の学級に合わない」と「烙印」が押される・・・。教員たちも過酷な労働環境のもとで疲弊していく・・・。格差の再生産のような全国の公立小学校の実態を明らかにし、あるべき教育の原点を問う。 小学校だけでなく、中学校、高校の話題も盛り込まれていることに注意。
7投稿日: 2024.12.11
