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花散る里の病棟(新潮文庫)
花散る里の病棟(新潮文庫)
帚木蓬生/新潮社
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総合評価

5件)
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    病死した父の代まで代々続いた診療所を、主に経済的な理由で、閉じました。現代の開業医は様々な方向から叩かれます。父は夜中よく起こされて診療していたのを覚えています。そんな私がこの作品を読むと、私も耳が痛くなる作品でした。

    33
    投稿日: 2025.05.01
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    彦山ガラガラ 二○一○年/父の石 一九三六年/ 歩く死者 二○一五年/兵站病院 一九四三 ― 四五年/ 病歴 二○○三年/告知 二○一九年/ 胎を堕ろす 二○○七年/復員 一九四七年/ 二人三脚 一九九二年/パンデミック 二○一九 — 二一年 四代にわたる医師の家 働き方はそれぞれながら、治療するという立場は同じと思えば違うかもしれないとも思う。 戦争の時代、パンデミックの時 思いは乱れたかもしれない 自分が体験していないことは想像するしかないけれど、できるだけ心を寄せて想像しようと思う

    2
    投稿日: 2025.01.20
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    2024/12/31読了 北九州で四代続く医家、野北家……炭鉱町で回虫治療に尽力した初代、保造。軍医として南方戦線を彷徨った二代、宏一。内科医院を開業して地域医療に携わる三代、伸二。外科医として先端医療を学ぶもコロナ禍の最前線に立つことになる四代、健……の物語。但し、リレー方式で主役が替わる大河小説ではなく、短編集である。語手は二代〜四代(初代は二代の回想でしか登場しない)、時間軸も順番バラバラ。地域の家庭医として地元の人々と触れ合う三代のエピソードも良かったが、作者のメッセージ性が高いと思われたのが、二代の軍医経験のエピソードと、最後のエピソードである、三代、四代が語手の『パンデミック』だった。軍医といえば、帚木作品には他にも軍医に焦点を当てた小説で『蝿の帝国』『蛍の航跡』の〈軍医たちの黙示録〉があるが、これらも読みたくなった。『パンデミック』は……作中の健みたいに不眠不休の最前線に居た訳ではなかったが、それでも、あの見るだに役に立ちそうになかったマスクや、感染流行が一息ついたって時に好き好んで感染を広げようとしているとしか思えなかったGo toトラベルといった愚策の数々を思い出して、腹が立ってきた。‘24年末の今も、インフルが大流行の真っ只中。政治家の皆様には、医療従事者の(背中を撃つのは勿論、せめて)足を引っ張るマネはしないで頂きたい。 今年もキリ良く大晦日に読了。来たる’25年も沢山読書できる一年でありますように。

    16
    投稿日: 2024.12.31
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    最後の章のパンデミックは、フィクションのようだ。コロナ感染拡大の危機感が蘇った。これはこれでリアリティ画って良いのですが、もう少し恋愛的な要素が入っていても良いと思った。

    0
    投稿日: 2024.12.18
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    4世代にわたる町医者の物語。時代が前後するので少し混乱するが、全部読み応えがある。 中でも「二人三脚」は聖二とMの友情にホロリ。「パンデミック」では、コロナ禍当時の首相を裸の王様と切って捨てる・・・まさに自分もそう思っていたので痛快だ。

    1
    投稿日: 2024.12.09