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敗北からの芸人論(新潮文庫)
敗北からの芸人論(新潮文庫)
徳井健太/新潮社
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総合評価

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    失礼ながら自分でも書いてる通り「じゃない方芸人」と思ってた。あとは「ドキュメント72時間」の特番に出てる人。 まぁ好きだったりおもしろいと思ってる芸人を取り上げとるから褒めが基調になるんやろうけど、もうちょっと毒あっても良かったかな。5GAPに「相方の闘病中に記録として文章を書け」って勧めたけど書かんかった話とオズワルドに改名勧めたけど従わんかった話、自身が言うこと聞いてもらえへん先輩としてマイナスの割に後輩にプラスになるわけでもない、何で書いてん?と思いながら妙にそこがおもしろかったり。 コウテイ、ジャンポケ…時の流れは残酷やなぁ、とか。

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    投稿日: 2025.01.11
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    けっこううまく書いていると思うけど、東野幸治の同種の本に比べて、パワーがちょっと不足しているかなあと思いました。あと、この本からは、論評の対象となっている芸人のことをほめながら、そういう分析をしている自分ってすごいでしょというような自己顕示が見え隠れするように感じました。もちろん、それが悪いわけではないんですけど…【2024年11月30日読了】

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    投稿日: 2024.12.25