
総合評価
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powered by ブクログあまりに仕事が違うからかな?汎用的な内容やとは思いつつも、なんだかうまく合わなくて最後まで読まずに終わってしまった。とはいえ、サトミツさんのこと自体が嫌いになるわけでも合わない人とと思うわけではない。ささる人もいるはず。
0投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログ番組を支える裏方の人が、どのような仕事をしているのか気になって、この本を手に取りました。 著者は自分の仕事を「暗躍」と表現し、目立たず黙々と動くスタイルを貫いています。その「暗躍する仕事術」がとてもかっこよく感じられ、だからこそ仕事が途切れないんだろうな、と納得しました。 一部紹介 ・入ってくる情報が自然と何かに繋がる ・大切なのは「自分の希少価値」を高めること
0投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ創業をはじめ、新しいことを始めたいが不安という際に持っておきたいマインドを学べる本です。 相談窓口などで創業相談をよく受けますが、よく言われる「やりたいこと」を最初から持っている、実現できるというパターンは少ない気がします。 「完全に自分に合う好きなものを仕事にする」のは難しいと、お笑い芸人で、現在は放送作家、構成作家としての活動を広げる著者は言います。 やりたくないこと、苦手なことを消す消去法や、経験で見えることもあるといったことなど、自信の経験を踏まえて教えてくれます。 創業したいが不安、新規事業の企画が行き詰まっている、といった方などが読むと、今後、どう考えていくべきかのヒントが得られそうな1冊です。 【特に覚えておきたいと感じた内容の覚え書き】 「多くの仕事の中から『完全に自分に合う好きなものを仕事にする』のはなかなか難しい。無限にある可能性の中から選ぶことから視点を変え、『できることから消去法で選ぶ』考え方を試す。やりたくないこと、苦手なことを消していくだけで、少しでも視界を晴れやかにする。」 「『好きなものを見つけたい』と思っても、必ず見つかるものでもない。好きなことや興味のあることは流れに乗って勝手にやってくるので、見つからなくてもそんなに焦る必要はない。自分の日常を見つめ、好きなことのヒントを探ると、それが何かしら仕事に役立つこともあるはず。」 「『やりたいこと』『向いていること』『やるべきこと』はそれぞれ違い、絶妙にそれぞれのバランスを保ち、現実という形で人生にリアルを突きつけたりする。『やりたいこと』が必ずしもお金になるわけでもない。他人が判断する『向いていること』が『やるべきこと』というのもある。」 【もう少し詳しい内容の覚え書き】 ○諦めて見つけた自分の戦い方 ・多くの仕事の中から「完全に自分に合う好きなものを仕事にする」のはなかなか難しい。無限にある可能性の中から選ぶことから視点を変え、「できることから消去法で選ぶ」考え方を試す。やりたくないこと、苦手なことを消していくだけで、少しでも視界を晴れやかにする。 ・「好きなものを見つけたい」と思っても、必ず見つかるものでもない。好きなことや興味のあることは流れに乗って勝手にやってくるので、見つからなくてもそんなに焦る必要はない。自分の日常を見つめ、好きなことのヒントを探ると、それが何かしら仕事に役立つこともあるはず。 ・「やりたいこと」「向いていること」「やるべきこと」はそれぞれ違い、絶妙にそれぞれのバランスを保ち、現実という形で人生にリアルを突きつけたりする。「やりたいこと」が必ずしもお金になるわけでもない。他人が判断する「向いていること」が「やるべきこと」というのもある。 ・いろいろ試す、信頼する他者の評価を冷静に受け止める、手応えを感じたものを大事にする、様々なことにちゃんと絶望する、という経験で見えるものがある。好きなことを仕事にするのが幸せとは限らず、仕事が丸ごと人生である必要もなく、好きなことを仕事にしない道が正しいこともある。 ・自分のできないところをきちんと見つけて「才能がとても追いつかなかった」と冷静に言える人間のほうが強い。大事なのは「自分の実力や才能と冷静に向き合うこと」で、諦める部分があるなら、どうやってカバーするか、どういう方向に進むのか、自分に合う方法を考えればいい。 ・仕事の中身でジャッジされる前に、無意識に「見た目」によりジャッジされる。才能や実力を見せるステージにたどり着く前にネガなイメージを与えると、損しかない。オシャレになるのを諦めても、「マイナスにならない」点だけは気をつける。仕事仲間、相手に好印象を与えるのは損にならない。 ・相手の気持ちを操作するのは無理なので、他人からの評価は気にしなくてよいが、他人と関わり合いながら進めていくのが仕事という現実があるので、「他人が自分に求めているもの」についてはできるだけ把握し、その上で「全力で取り組む」ことができれば、自分の仕事をしたと言える。 ○仕事の広げ方 ・人間の「経験値」が違うと、「アイデア」は同じでも、目に見えないが確実についてくる評価や実績が増えるので、賛同を得られるかが変わる。信頼は一気に勝ち取れるものではなく、地道に、ゆっくりと、確実に、自分のレベルも高めつつ、周囲との関係を築いていくことが、大変だが大事。 ・圧倒的なセンスや華、天才的な能力がない普通の人間が求められるには、希少価値・付加価値をつける。相手が依頼したくなる理由をつくる。どんな人間で何に熱を持てるか、自分の興味と世間的な需要の関連、学んだ先に得られそうな仕事、ライバルの有無、を意識してみると考えやすい。 ・希少性を高めると、オリジナリティが高まる、仕事の軸が複数できて安定する、自分の強みの見える化で把握できる、というメリットがある。好きではないことだと簡単に見透かされるので、熱のあるものを信じて進み、アウトプットできるまで形にすると、結果的に希少性が生まれ、武器になる。 ・自分のバリュー=価値となるものを見つけたら、それを続けてみる。他の人も同じようにやっていても、掛け合わせで自分のほうが強い手札になることもある。使える手札が1つでも多くあれば、働く上で気づくと役立っていることもあり、小さく見えても、数があれば戦えるシーンも増える。 ・苦手な分野で求められているものより一歩先の形を提供するのは難しいので、無理にしがみつく必要はないが、好きでも得意でもないジャンルでも、「依頼をしてくれる人の判断を信じている」と、引き受けることで自身の新たな魅力を浮き彫りにしてくれたりする。 ・成長することも大事だが、成長曲線が順調に伸びる時期を過ぎたとしても、そこまでに得た経験が揺るぎないものとなり、自分の支えとなるはず。どこかで得た経験は全く別のジャンル、フィールドでも役に立つことがあるのも面白いところ。 ○暗躍するということ ・承認欲求というワードはネガティブに語られがちだが、そのものが問題なのではなく、どうやって満たすのかに問題が潜んでいるのでは。価値基準を自分が握り、矢印を自分→自分、自分→作品へと向け、その結果として作る作品自体が望む結果になればいい、と考えれば、少し楽になるかも。 ・「向いていないがどうしよう」と思った時に、諦めるかどうかは個人の自由だが、「向いていない」ことにどういった背景が前提があるのか、少しだけ立ち止まって考えてもよいのでは。大きく考えると向いていないかもしれないが、条件が整えば力を発揮できる場所は必ずある。 ○企画・アイデア・仕事術 ・何かを続けていると、ある偏った特技が身につき、使える場所が限定されていそうでも、流用が可能だったりする。失敗や過去の経験が増えていくと、自分の直感を信じやすくなる。 ・時間をかければいいものができるとは限らない。1週間粘り抜いて2のアイデアを2+αにして形にするより、2のまま早い段階で渡して、相手とブレストして2を5にして形にするほうが建設的。かけたほうがよいかの嗅覚は、培ってきた経験に裏打ちされているのでは。 ・エラーが起きた時に大切なのは、次に起こらないようにシステムを整えること。たいていの場合は何か大きなエラーが起きてから対処法を考えたり、話し合いの場を設ける。それも大事だが、小さなエラーの積み重ねや、まだ表面化していないエラーと向き合う時間も同じくらい大切。
0投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ諦めた先に自分らしさがある。芸能の世界にいて打ち上げに行かない宣言をしているのは勇気をもらえる。社交性がないを理由にしてはいけないなとハッとさせられた。自分らしさを少し出しながら粛々と仕事をこなしていこうと思う。
0投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログ芸人兼放送作家、出役と裏方どちらも行うサトミツさんの仕事術の本でした。 売れっ子放送作家で、多くの人に評価されているはずなのに、自分に驕ることなく、冷静に自己を認識されているのが印象的でした。 その中の考え方の一つで、とても首肯したのが 他者に「承認」の基準をおかないという部分でした。 自分の価値基準は自分で握る。これからの自分の生き方を考えた時に、ベースにおきたいなと思う考え方になりました。 その結果周りの人に信頼されていくようになっていきたい。
0投稿日: 2025.05.12
powered by ブクログ著者は、放送作家として多くの番組に関わり、数多くのイベントの構成も担当している。当初は、お笑い芸人として働くことを目指したが、才能がないと諦め、ラジオの放送関係の仕事をしていたら、いつの間にか放送作家兼芸人とトイレと掃除の専門家となったというユニークな存在である。 その経験から、苦手なことは積極的に諦めること、消去法で生きていくという選択をして、「やりたいこと」「向いているもの」「やるべきこと」は、それぞれ違うものかもしれないと指摘する。 その目標設定は正しいのか? 「頑張れば必ず夢が叶う。目標まで諦めずに頑張ろう」「努力は必ず報われる」「好きなことを仕事にして、努力を忘れるくらい夢中になろう」という耳馴染みのよいかけごえに、「そんなわけねえだろ」と思って生きてきたと著者はいう。「好きだけど自分に向いていない」という現実があり、それを無理に仕事にするのはキツくなる。だから、諦めるのが最善なのだ。 好きなことを仕事にするのが幸せとは限らない。仕事が丸ごと人生である必要はないし、好きなことを仕事にしない道もそれは正しい。自分のできないところをきちんと見つけて、「才能がとても追いつかなかった」と冷静に言える人間の方が強いなと著者は思っている。 あくまでも、自分基準で考えることだ。他人からの評価を基準にすると疲れちゃうのだ。「他人からの評価」は気にしていないが、「他人が自分に求めているもの」については、できるだけ把握する。 オードリーと一緒にやることで、仕事が評価され、周りから信頼されるようになった。「番組企画書」を作り続ける。その中で仕事ができる喜び、自分のスケジュールが埋まっていく喜び、頼られる喜びが、生きていく上での燃料だった。 自分がどんな人間で、何に熱を持てるのか。自分の興味があることは、世間的に需要があることなのか。それを学んだ先に、どういう仕事が得られそうか。他にライバルがいないかと考えるのが、凡人の戦略となるのだ。そこから、どう幅を広げていくのか?そして、信頼関係が深まると、信頼関係のループが生まれる。集中と選択。そして、どうユニークなポジションを作り上げるかにある。
3投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログ誰もが特別な才能を持って生きている訳ではない。 その中でどのように生きていくのか。 諦めることもあって良いことを知って、 心が軽くなりました。
0投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログ放送作家さんの本をあんまり読んだことがなかったので手に取ってみました。なんと芸人さんなのですね。 完全に自分に合う好きなものを仕事にするなんてなかなか難しいから、できることから消去法で選ぶ。 服はサイズだけ合っていればシンプルでOK。靴にだけお金をかけてください。スニーカー好きが認めるスニーカーを履いてください。 日向坂のメンバーの名前もめちゃくちゃ出てきて嬉しかった。松田好花のインタビューや潮紗理菜との対談まで載っています。潮が卒業のタイミングでサトミツさんと話してなかったらこの世界に残っていなかったと言っていて、驚きました。 daydayについては毎朝6時に日テレ入りするそう。テロップの確認までされるとは。 ヒルナンデスの月曜日に、キョコロヒー NHKの子ども向け番組まで。 仕事が減るというのは点で見たらキツイことかもしれないが線で見たら、自分の適性に近づいたということ。
12投稿日: 2025.02.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第1章 諦めて見つけた自分の戦い方 「自分に合う好きなものを仕事にする」 は難しいからこそ、 視点を変えて「できることから消去法で選ぶ」という考え方もある。 とても共感した。 自分らしく仕事を進めるには、何を諦めて、諦めた部分をどうカバーするのかが大切。 大事なのは、自分の実力や才能と冷静に向き合うこと。 第2章 仕事の広げ方 p81 やりたいことはやる、ただ、それをやった見返りに「幸せ」を求めることはしない。その瞬間、やってよかった!で、終わり。 p98 目の前にこの仕事しかないんだったらやるか、というのを積み重ねた結果今がある。その上で、自分の強みが見えてくる。 この本を読んで、希望なんてなくても夢なんてなくても生きてるだけで尊いと思えた。
0投稿日: 2024.11.22
powered by ブクログ本当に冷静に自己分析されていて、人生において自分を知るというテーマの本として読みました。素敵な語り口のビジネス書です。
0投稿日: 2024.11.20
