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母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―
母親になって後悔してる、といえたなら―語りはじめた日本の女性たち―
高橋歩唯、依田真由美/新潮社
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総合評価

29件)
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    「この社会で母親になって後悔してる」ということなのだと思う。 自分も出産後、理不尽とも言えるようないろいろな場面に遭遇した。産院のボロボロな体でスパルタ母乳合宿に突入、沐浴指導は母親だけ。夫は激務で連日フルワンオペ。抱っこ紐をつけながら急いで作ったご飯をかきこむ。夜泣きで慢性的な睡眠不足。 母親はみんなこんなものらしいと知り、なんだこの世界は、と。母親って無理ゲーすぎん? 母性という美徳、母は強しなんていう精神論だけではやってられない過酷な現実がある。全然強くないです。でもやるしかないんです。 ママじゃないとダメ、じゃない。子どもは一緒に過ごす時間が全て。だから必然的にママにべったりになる。(…と恨みつらみは書き出すと尽きない) そこを見て見ぬ振りして母親に過剰な責任を負わせてるのが今の社会。その方が男性中心の社会には都合が良いでしょうからね。 あの頃の自分をギリギリの所で支えてくれたのはTwitterのママ垢仲間だった。 それでも、第二子を育てていく中で少しずつ社会が変わってきたのを感じる。夫が育休をとった。児童館で見かける父親の姿が増えた。保護者会に夫婦で参加する家庭が増えた。 まだまだ過渡期ではある。でもその過程で「後悔してる」という声が少しずつ上げられるようになったことで、救われた母親は少なくないんじゃないかな。少なくとも私はそう。いい母親になんてなれない。それでも子どもと共に生きていくためにはどうすればいいか、模索の日々です。

    0
    投稿日: 2026.01.26
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    多くの人がこの本を読み、そこに描かれている「今の日本の構造が抱える課題」と向き合い、一つひとつ解決していけたら、子どもはもっと増え、子育てはもっとポジティブなものになるはず。息子には、高校生ぐらいになった時にこの本をクラスのみんなで読んで議論してほしい。 日々、家族と過ごしながら子育てをし、周囲の声を聞くたびに思うのは、「家族の形は本当に人それぞれで、それが当たり前だ」ということ。それなのに、これまでの価値観にもとづく“〜らしさ”が「当たり前」とされ、その枠に合わない人が声を上げることすらためらってしまう。この本には、そうした現実がさまざまな角度から描かれており、境遇は全く違っても共感したり、学びになったりする言葉がいくつもあった。 自分は、父親になれたことをとても嬉しく思っている。一方で、第二子の親にはならなかったという選択を、肯定的に受け止めてもいる。しかし、別の人生もあったはずで、そんな未来を羨ましく感じる瞬間もある。だからこそ、今ある人生をできる限り前向きに捉えて、ポジティブに歩んでいきたい。

    1
    投稿日: 2025.12.07
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    なかなか本にしづらい題材だったと思います。でも、それぞれの境遇の方の本音に共感できる部分もあり、私にとっては素晴らしいなと思う本でした。

    0
    投稿日: 2025.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結婚して子どもを持つことを考え始めて早3年くらい?私がずーーーっとモヤモヤしていたことに見事にフィットした本だった…! 絶対子育てって大変だし、自分が子ども第一優先で生きられる人間じゃないってなんか明確にわかるし、みんな母親になったら変わるの?まじで?と思い続けてきた。その答えがドンピシャで触れられていて、本当にすっきりした。 やはり母親になったことを後悔してる人はいる。 一般社会では、子どもを持つことのポジティブな面しかフォーカスされてないじゃんか!! 後悔する人もいるよって初めからわかっている方が、絶対にいいと思うんだよなー。期待値調整大事。 人を産むって不可逆すぎるので、後悔とかって本当にタブーなんだろうなぁとは思う。 後悔の仕方や要因は人それぞれだけど、社会のあり方もやはり大きな要因のひとつだ、よね。 子どもがいたら働き口が見つからないとか、旦那が全然子ども見ないのは会社から高いハードルを課されているとか。 自分の選択の結果でしょ、自分で責任とりなさいというのもわかるし、私自身自責で考えがちなタイプなのでそう思ってしまうけど、実は個人の責任だけにしきれないケースもたくさんあることが改めてわかった。 親が自分を産んで後悔してるって子どもが聞いたら悪影響なのはわかる。でも、だからってその声に蓋をするのはおかしくないか?その人たちの気持ちはどうなるの?そういう気持ちをオープンにできる場所、やり方、相手がいたらいいのかな。 今って子どもを産まない選択肢を選ぶ人もちょっとずつ増えてきて、だからこそ産んで後悔する人もいるんだろうなと思う。 逆に、産まないことを選ぶこともできたのに、自分で選んだんでしょ?という声が出てくるのもわかる。産まない選択は、それはそれで勇気がいるし、何かを諦めてることにはなるから。 そうなんだけど、後悔してる気持ちをオープンにする場はあってほしいし、そういう気持ちを受け入れる場所はあってほしいんだよなー。 結論、日本人はみんな優等生ぶりすぎだし、頑張りすぎでは???別にネガティブに思うことは普通で、だけどみんなで頑張ろうぜってなったらいいのになー。 正直、この本を読んですっきりクリアになったから前向きに妊活しようとはならないけど、もし万が一子どもができたら、この本をお守り代わりにするんだろうなぁと思う。 そして、今からでも、子どもがいるお母さんを助ける何かしらに携わりたいなぁと思ってしまった。

    2
    投稿日: 2025.10.19
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    「母親になって後悔している」よりもエピソードが詳細で悲痛なものが殆どで、読み進めるのがしんどかった。

    0
    投稿日: 2025.09.09
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    泣いてしまった。母親という役割に対する、社会からの期待や制約はあまりに大きい。仕事との向き合い方や、夫との関係性もガラリと変わる。ワンオペのエピソードが壮絶すぎた。そりゃ少子化にもなるよね、と思う一方で、社会が変わり始めていることに希望も感じる。取材と記述が丁寧。

    0
    投稿日: 2025.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    誰もが、程度の差はあれ、感じているのだろう。インタビューに答えている方々は、それでもみんな、乗り越えた人たちで、渦中にいる人から見ると、やはりどうしても、キラキラして見えるという、謎の症状を思う。

    0
    投稿日: 2025.08.31
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    仕事と育児と家事の両立に悩み辛かった時期を思い出し胸が苦しくなった。 子どもを産んでから、自分は母親に向いていなかったと何度も何度も思ったし、余裕がなさすぎて毎日を罰ゲームのように感じた時もあったけど、それは子どもを産むんじゃなかったということでは決してない。 万が一出産しない人生を進んでいれば、子どものいる人生を歩んでみたかったと必ず後悔していたと思う。なので産んだことに後悔はない。 ただ、母親になったことを後悔する気持ちはある。その気持ちが存在することを認めて良いと教えてくれるような本です。 以下、印象に残ったところ 母親になるべきじゃなかったって思うことは「子どもたちが生まれてこなければよかった」ということでは決してない。 お母さんたちはもっと気軽に後悔していい。後悔のない人生を生きる人はいないのに、母親になったという部分だけ後悔しちゃいけないということはないと思うので、嫌なことは嫌だと言って、そこから何ができるか考えられるようになればいい。 育児が得意で好きなお母さんばかりでなく、いろんなお母さんがいることを認めてくれる社会になれば生きやすいし産みやすい。お母さんがこうしないとだめって圧がなければ、もう少し気楽に過ごせるんじゃないか。産んだ後もいろんな選択肢があって、お母さんだって好きに過ごしていいという温かい目を周りが持ってくれるようになればいい。 子どもたちを産んだこと自体は後悔していない。母親という役割を演じ続けなければならないことがつらい。 「子どもがいなくなればいい」じゃなくて、「子どもを産まない人生もあったのかな」と仮定の話をしたかっただけ。その思いを口に出したからといって子どもが消えてしまうなんてことは絶対にありえないのに、そういうことを口にすることすらも許されない。母親になるということは、決して弱音を吐けない存在になるということ。 父親とのあいだの不均等な役割分担、母親が働きにくい環境、子育て中の人とそうでない人のあいだの軋轢、公的機関での母親を追い込むような言動、これらの背景にある制度や文化、どれもが母親を追い詰めている。

    6
    投稿日: 2025.08.26
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    報道でやりたいことの道しるべになった気がする。実際にNHKでバリバリ取材する女性記者が書いているのもいい。全体的には、産婦人科や子育て支援をする行政において、まだまだ母性信仰が根強いし、育児・出産における男女不平等は解消されてないなという事実があり、結局一個人として重んじよということなんだけれども、なかなかそう割りきれず、役割を演じようとしてしまうのが人間であり…

    1
    投稿日: 2025.08.01
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    子供を持つことについて考えていたら巡り合った本。経験者たちの思い、気持ちを知りたくて読み始めた。 印象的だったのは、母親になるべきじゃなかった、と、子どもたちを産まなければよかった、は切り離して考えられるということ。「後悔」を分解していくと「理不尽に重い責任を背負わされることへの怒り、自分らしく生きられない悲しみ、キャリアを諦めなければいけない悔しさ、良い母親でいられない罪悪感」になる。これがクリアになっただけでも、語ってくれた女性たちに感謝したい。 と同時に、父親に課せられる負担と、親が共通して持つ困難にも焦点を当てなければならないとの記載にも頷いた。 将来、子を持つことができたとき、従来の「母親像」に囚われず、のびのびと子供とともに生きられたらいいなと思う。自分を追い詰めず、周囲の人・環境と肩を組みながら。

    2
    投稿日: 2025.07.23
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    国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→ https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11593089

    0
    投稿日: 2025.06.26
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    読んでてしんどいエピソードばかりで陰鬱な気持ちになる。 真面目すぎるよ、と言いたいがだいたいの人を「真面目でいなくては」と思わせるバイアスがあること実感した。

    1
    投稿日: 2025.06.17
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    8名の母親たちの想いを綴った本。共感しすぎて辛かった。でも、同時に自分の想いに気が付いたり、認められたりして少し心が軽くなった。 「仕事と家庭の両立」って、当然のようにそうあるべきだと思っていたけれど、そもそも両立って何だろうって考えた。まだまだ答えは出ないけれど、盲目的に両立を目指さなくてもいいかもしれないと思ったり。 以下メモ 特に共感したのは4章と2章 4章(働く母親) ・自由な時間を子育てに充てるのではなく、自分の時間を削って子育てにあてている。 ・仕事を通じて自己実現を果たしたかった一方で、子どもへの申し訳なさ。 ・子どもを持ったことに後悔はないけれど、この社会で母になったことに公開がある。 5章(ぬぐえない罪悪感) ・罪悪感:良い母親になれないことへの/育児に負の感情を抱くことへの ・母親は育児をすることが喜びで、子どもに尽くすもの、という固定観念。 2章(理想のお母さんとのギャップ) ・何のために「後悔」を認めるのか⇒子どもに伝えるためではない、今の自分を受け入れるため、共感するため。 ・ほかのお母さんを見ると感じる子どもへの愛着が自分にないように感じる。スキンシップが苦手。母性がないのではと不安になる。 ・人によって母になることに充実感を感じる人もいれば、そうでない人(仕事により充実感を感じる)もいる。 最後に、少し長いけれど2章(村田さん)の言葉を引用 「お母さんならみんな育児が得意で好きだと思う人もいるかもしれませんが、私はすごく苦手です。お母さんは全員同じじゃなくて、仕事が好きなお母さんも、しゃべるのが大嫌いなお母さんもいるし、子どもといつもギュッとしていたいお母さんも、そうでないお母さんもいる。色々なお母さんがいることを認めてくれる社会になれば生きやすいし産みやすい。お母さんが抱きしめてあげないと満たされないとか、お母さんがこうしないとダメなんだよっていう圧がなければ、もう少し気楽に過ごせていたんじゃないかなとは思います。産んだ後にもいろんな選択肢があって、お母さんだって好きに過ごしていいっていう温かい目を周りが持ってくれるようになればいいなって思います。」

    3
    投稿日: 2025.06.10
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    子どもが嫌いなわけじゃない 母親の役割が大変すぎるだけ これはほんとに重要な視点だと思う これを改善しないと いくらお金配っても子どもは増えない

    2
    投稿日: 2025.06.07
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    3年前、「母親になって後悔してる」という衝撃的なタイトルの本を、言い訳しながら家に持ち込んで、読まずにはいられなかった。 私自身は、女の子は将来結婚して母親になるのが当たり前とされた最後の世代(?)で、母親にならないという選択肢は頭になく、当然、後悔もありえない。 それでも、私が母親として経験してきたなんともいえないもやもやを、整理してくれるかもしれないと期待した。 でも、そう期待したにもかかわらず、3年前に読んだイスラエルの本では、私の実感とはあまり響きあうところがなかった。 書かれているのがイスラエルの事例であったことも、ピンとこなかった理由の一つかもしれない。日本の事例ならもっと身につまされるかも、と思った記憶がある。 なのに、日本の事例で構成した「母親になって後悔してる、と言えたなら」という本が出版されたと知った時、正直、私はうっとおしいな、と思った。 あれから3年、私自身が経験してきたまさに怒涛の育児生活は、日に日に遠いものになりつつある。 未熟な(と年を経た私は思ってしまう)若い母親たちの、子ども以前に自分が一番大事、みたいな「母親としてあるまじき」身勝手な言葉を読まされるのはたまらないな、って。 時間は経験をセピア色の甘美な記憶に変える。 私は、いつの間にか、母親当事者ではなく、母親経験者に変わってしまっていたようだ。 でも、実際にこの本を読み始めると、またたくまに心は当事者だった時代に戻り、とても揺さぶられたし、今も心に燻るもやもやが少し整理できるような気がする。 「母親」という社会的役割について、イスラエルの事例では今ひとつ響いてこなかった内容が、この本ではビンビン伝わってきて、自分が感じていた苦しさはそういうことだったのか、と自分なりに納得できる点が多かったです。 この本を出してくれたことがありがたく、出会えたことに感謝です。ありがとうございます。

    9
    投稿日: 2025.05.28
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    子どものいない未婚中年の自分が読んでみて当事者からはほんとに分かってるの!と言われそうだけれど社会構造やガンコな考えの一方的で偏屈な価値観や悪意はないがある種、それゆえにたちの悪い行動や発言に傷つけられ、傷ついたことすら口にするなと言われてきた人たちの発言を読めてよかった。3章の消えてゆく自分に登場した女性の高校時代の体験は自分もまさに感じた気持ちで、働いて家にお金をもたらしさらに母という名前で家事育児を一人で担わされる女性を生産することに加担する学校のやり方に反発を感じた。また5章の女性は後悔という言葉の先に進んでいるような印象だった。属性で人を見るのではなく誰に対しても見方がフラットで後悔という状況を理性的に捉えて、進んでいるのが一人の人としてすてきだなと感じた。私の職場は母を手にした女性のほうが多くを得られる構造ではあるけれど。役割、肩書でカテゴライズされ個性を抑圧される、属性によって個性や能力が否定される構造が変わるといいと思う。

    0
    投稿日: 2025.05.24
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    家族にタイトルを見られないように、こっそり読んでみた。ドーナト氏の「母親になって後悔してる」を読み、感想を寄せた人への取材で出来た本。 予想以上に共感することがあった。やっぱり私も母親になって後悔してるんだわ。 子どもを持った途端に脇役になって、自分の人生を歩めなくなった気がすること。やって当たり前、やらなかったらマイナス評価。全部自己責任だから愚痴も言えない。 他にも共感ポイントはあったけど、どれも家族や友達には話せそうにない気持ち。 こちらの本を先に読んだけど、実はドーナト氏の本は未読なので早く読まなくては。

    63
    投稿日: 2025.03.17
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    母親になって後悔してる は、子供がいなくなって欲しいではない。29歳現在、子どもは持ちたくないが、その理由がここに詰まっている気がしている。仕事ややりたいことが制限される、母親としての責任が伴う、父親は努力義務なのに母親は絶対義務…不満が爆発しそうな気がするし、絶対産後うつになる、そして行政を信じ切ることができない。

    3
    投稿日: 2025.03.14
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    この本の元となった「母親になって後悔してる」を読んでいたので、手に取った。 日本の母親から聞こえる声はより一層リアルだった。 私は、元となった本の「関係としての母」という言葉にものすごく救われたので、この本で新しく得たものは少なかったけど、「子どものファンになる」という言葉で救われた方の紹介がされていて、ああこれは、まさに「関係としての母」の解釈に合致するなと思った。元の本を読んでいない方には、こちらの本をおすすめしたい。日本の現状に合っていてわかりやすい。 私は2017年に第一子を産んだのだけど、IT業界の総合職ということもあって、産休育休は当たり前の環境にあったため、恵まれていた方だと思う。それでも復帰後は、長時間労働できないことによる皺寄せを肌で感じ、子を持つ母が能力を発揮することの難しさに唇を噛む生活をしていた。 私としては、長時間労働の是正が急務だと考える。「なぜ男女の賃金に格差があるのか」という本でも焦点になっていたが、女性は一時間あたりの給料でも男性に劣る。それは、男性が、長時間労働ないしオンコールに応えられるという点で重宝されているからだった。 長時間労働がなくなれば、みんなも私と同じだけしか働けない。母親であるデメリットがなくなる。家に父親が帰ってくる。家族団欒。良いじゃないか。 それをかなえるために、まず、私が職場復帰したらなにをするか。なにができるか。少しずつで良いから、半径10mから変えていきたい。

    2
    投稿日: 2025.03.07
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    “もう夢はないし、輝かなくていいと思うんです。自分にできる仕事があればするし、子どもだけではなくて私の存在を求めてくれている人もいるから、生きられる間はとりあえず生きていこう、それくらいの気持ちです。” “今はそれなりに楽しく過ごしています。だからといって、社会への怒りみたいなものが消えることはありません。” (p.47)

    2
    投稿日: 2025.01.27
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    母親になって後悔してる なんてひどい言葉なんだと思う人もいると思う ただこの言葉を間違って捉えられたくない 子供がいなくなればいい とは言ってない  子供が生まれた瞬間から、〇〇さんではなく 母親として生きることになる それから解放されたいと思っている、でも解放されないジレンマを表した言葉なのに、少しでも母親らしくない事を言うと非難される ・母親はやって当然 ・母親ってなんで都合のいい言葉なんだろう ・できなければ任せればいい父親、必ず問題を解決しなければいけない母親 ・この社会で母親になったことに後悔がある ・男性は努力義務  この本の中に出てきた言葉です わたしも子供が1歳から仕事を再開しました 久しぶりに一人で歩いた時に、一人ってこんなに身軽だったんだ!と思ったのは忘れないと思います そして、子供が熱を出して仕事を休むのはいつも私なのは不公平だと思っていたし 子供の前で「もう私ばっかり仕事休めないよ、困る!!」と言ってしまったこともある 2人の子供なのに、わたしばっかりと不満が溜まっていたことも多かった 子供は大切だし、宝物だけど 子供の母親としてだけの人生は嫌だし 子供にもそうなってもらいたくない 自分のためだけに生きる人生は長すぎると思う だからこそ、人に貢献する 育てることで自分が成長できる子育ては人間にとってとても良いことだと思う ただ孤独の子育てはしんどい 私は恵まれた環境で子育てできたけど、それでももう無理!!って思うことたくさんあったし 素直に子供が可愛いと思って子育てできない時期もあった なんの修行なの 私悪いことしたの って何度思ったことか だから、2人目は考えられなかった 今いる子供だけで、わたしのキャパはいっぱいだと 周りになんて言われようと、私は「そんなに子供好きじゃないんで、、一人で十分です」と言える性格だったから良かったけど 言えない人、気にしちゃう人は堪えると思う もっと感想書けるけど、長くなるのでもうやめます 母親をしながら、自分に戻れる時間を過ごせる居場所を作れたらいいなと思っています そして子供のことはとても大切で、宝人だと言う気持ちは本物です!

    88
    投稿日: 2025.01.24
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    図書館でタイトルを見て読みたい!となった一冊。 母親になって後悔してるか、と聞かれたらすぐには答えられない。でも、もし今ひとりの時間を過ごすことができたら。自分軸で動けたら。自分の荷物だけ持って誰に遠慮するでもなく出かけられたら。そういうことは良く考える、かなあ。 成長と共に負担は減るかもしれない、でも死ぬまで責任は続くと語っている方がいて本当にそうだよな、と。親って本当に想像していたよりも責任重大なことを日々やってるよなあ、と。それでも母親か何か発信したらケチをつけてくる輩はいるし何をしても生きづらさはある。 こんな感想を書いたら望んで妊娠出産したんじゃないですか?とか言われそうだけど、なんて言うかそういう次元じゃなくて。子育ても、母親でいることも、見えてる部分だけが全てじゃない。見えない部分で傷付いたり疲れたりやめたくなったり後悔したりしてる。 それを誰かに言っていいことなのか分からないし、言ったとして共感してもらえるとも限らない。手元に置いて都度読み返したいな。自分の心の状態によって感想も違ってきそう。 ドーナトさんの本は未読なのでこれから読もうと思います。

    1
    投稿日: 2025.01.21
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    衝撃的なタイトルと思うでしょうが、三人三様に育っている我が子を見ているので、どの方の気持ちも『わかるな〜』と。 だって、子どもッてビックリする位、思い通りにはならないし、つくづく人間って動物なんだなぁと、日々実感するもの。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    オルナ・ドーナト氏「母親になって後悔してる」の読了後、 ついにこのようなことを世界で表明する人が出てきたかと衝撃でしたが正直、日本ではその意見の表明は難しいのではと思っていました。 ドーナト氏の著作読了後2年半で、日本でも意見が取りまとめられ本が出るとはこれもまた衝撃でした。 しかも、本書になる以前にNHKの番組でこのテーマをとりあげていたということもさらに驚き。 かなりの人が実はあからさまにできなかっただけでそう思っていたということが判明したということですね。 ドーナト氏の著作に登場されたお母さんたちと同じように、本書に登場する お母さんたちも「母親になったことへの後悔と子どもへの愛情は関係ない」 とはっきりと言っておられます。 母親になることへの疑問を持ったことのない人には(老若男女問わず)この 区分けが理解できないんだろうなと思いました。また、他人に理解を求め られないほど苦しんで子育てをされた母親である人の中でもそれを乗り越え自分を明るく肯定してくることができた人の中には、後悔する人がいるということを認めると乗り越えてきた自分を否定されるように感じ、「後悔してるなんて言っていいと思うな!」という怒りを感じる人もおられるんではと想像。(ややこしい言い回しでわかりにくいですね) 「母親が話していい言葉(p267)」という表現がそういう人の感情についてきっと的を射ていると思うと同時に大変痛い。 どの章に登場される方も本当に辛い。読んでいて胸が苦しくなりました。 どれほど辛かったか、どれほど孤独を感じていたかと想像すると言葉をなくしてしまいます。そして夫のいる人には「夫!(怒)」とも。 第1章に登場する方のお子さんの答え(p40)がすごかった。子どもってすごいなと思わされた言葉でした。子どもに生かされる、ということをたまに聞きますがこのお母さんはこの子のこの言葉で生き延びることができたのだなと感じました。 P236お姉さんに守られて子供時代を乗り切ったお母さんの話が壮絶。 自分がお母さんになる前に自分が自分のお母さんにされたことというのも、 自分の人生を決めるうえでかなり大きなものがあるのは確かですね。 どんな母親になりたいか、母親になりたくないか、自分の母親の影響は生き方に 影響します。 私は悩んだ末、子どもを持つことをしない方を選びましたが持たない人は持たないなりにまた全然違う悩みがあります。(わがままだねとか、大人になってないね、とか気楽だねとか平気で傷つけてくる人がたくさん) そして持てないと持たないの違いもこれまた断絶感があるほど大きい。 子どもを生んで「いい経験したなぁ」で終われるんだったら自分も一度くらい体験してみたかったなと思いますが、子どもを生むって生んで終わりではなくてむしろそこから永遠に始まるものだから「経験してみたい」では済まされない。 そのことで悩み続ける人生でしたがもう産むことはありえないので「産まない」が確定してからかなり楽になりました。 第9章に登場されるお子さん二人がすごいです。達観しているというか大人というか。 このように育つような子育てをされたお母さんを尊敬しました。 しかしこれはかなり例外の方のお子さんだと思います。なかなかこんな風に考える子どもは育たなくて普通なのではと思いました。 p251「発想がすごすぎて逆にイノベーティブだと思う」その発言が出ることがすごい。 このお二人のお子さんがどんな大人になるのか見てみたい気がしました。 こんなにも責任の重い母親という立場をもっとどうにかして社会問題 としてみんなで支えられないものかと切実に思います。 (p168 行政に頼っても仕方ないという諦めの気持ちを抱くことにつながっていった。) 「このような気持ちを世の中の表明してしまう人が増えたら、もっと少子化が加速していくのではないか」というような意見が本書の中に出てきましたが、私は逆だと思いました。 正直な気持ちを表明できず心を押し殺して生きる母親たちの辛そうな姿を見て育つ子供たちが、子どもを持ちたいと将来思えるわけがない。 楽しそうで心も行動もオープンで、困ったときには助けを求めやすい人や場所があり辛いときには辛いとはっきり受け止めてもらえる人や場所がある社会を子どもに見せることが、少子化の打開策になるかもしれないとさえ今は思います。

    11
    投稿日: 2025.01.09
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    母親になって後悔している なんて難しいテーマなんだ。私はとっくに母親を 終えていていいはずなのに、未だに母親から祖母にジャンブアップできないままだ。今更ながら、好きな仕事を退職まで続け、私なりの人生を歩んで来られたことを周囲のたくさんの方々に感謝したい。

    1
    投稿日: 2024.12.26
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    2024年12月22日、グラビティの読書の星で紹介してる人がいた。私自身が子育てを経験しない人生を選択した理由付けとして読めたら。 「イスラエルの社会学者ドーナト氏が執筆した「母親になって後悔してる」を発として、日本の母親たちに取材して配信したNHKの番組とその後を書籍化したもの。 それぞれ後悔の仕方は違うが、母親になったことで失い、それが二度と手に入らない状態になったことが後悔の共通項。母親が子育てするという価値観のまま社会労働力の負担が増え、今後、父親にも負担を押し付けていくのが子育てだとしたら、あまりに理不尽。 子育てに自己犠牲の気持ちが必要なら、それをを選ぶ人々は居なくなるだろう。子育てが自己責任なら、少子化も社会の自己責任だね。#読書 」

    1
    投稿日: 2024.12.22
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    神聖な母性愛、で母親に全てを担わせることに疑問を投じたルポ。感情を排して伝える事が難しい、母親の苦悩を、最大限淡々としたレポートにまとめたことに大きな意義がある。 出産行為は、「鼻からスイカを出すようなものだ」と聞いて娘時代は恐怖を感じていた。この表現は、当事者になりうる女性にはリアルに、なりえない男性には「関係なくてよかった、こわ〜」としか感じないフレーズだと思う。私自身現在母親だが、実際は出産行為そのものでなく、その後が大変だ。その部分をリアルに書いたのが本作。だが、受け止め方は「スイカ」のフレーズと同じになるのではないかとは思う。著者、登場する人々全てが女性で完結する。それはそれで、大変意味がある(とても意義がある!一人一人、普通の女性がにっちもさっちも行かない状況である事がリアルに取材できていて素晴らしかった。当事者だけでは声を上げられない。よく抽出したと思う)し、まずはそれを意図されていると思う。しかし、そこで完結していては解決できないことが考察されており、今後男性にリアルに響く切り口での続編を期待する。

    2
    投稿日: 2024.12.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2022年3月、オルナ・ドーナト氏による『母親になって後悔してる』が日本でも刊行された。 衝撃を受けてさっそく手に取ったのだけれど、どうしてか途中で挫折してしまって、自分の中ではわだかまりというか、なんとなく消化不良になっていた。 本作はその『母親になって後悔してる』を受け、日本国内で同様の思いを抱えている母親を対象に、本歌取りともいえる形でまとめられたノンフィクションである。 全編を通して、彼女らの後悔につながってしまう大きな要因は「ワンオペ育児」のようだった。社会から取り残されていくかのような焦燥感と、自由を失い縛り付けられたかのような絶望感、思い出すだけでも酸素が薄くなったような息苦しさを感じる。 他にも「責任、役割、業務量」「固定化された母親イメージ」「アイデンティティの喪失」「キャリアへのマイナス影響」「子育てしにくい社会環境」「父親との不均等さ」など、子育て中の母親を取り巻く環境は厳しさであふれている。 どこかで暮らしている母親たちの、心当たりがある悲痛な言葉に共感しているうちにあっというまに読み切っていた。そして、私はずっと誰かとこういう話をしたかった、この気持ちを誰かに聞いてもらいたかったのだと気づいた。 娘たちを愛していて、娘たちの笑顔のために、娘たちを立派な大人にするために、身を粉にして必死で子育てをしている。だけど、それでも、母親になって後悔してる。 ここ数年はその気持ちも落ち着いて(長い長い産後うつだったのだとも思う)、ゆっくり自分の人生を取り戻しつつあると感じる日々が送れているけれど、その気持ちは依然としてこびりついたままだ。 もっともっと時間が経って、子どもが成長して、そのときにどう思うのかはわからない。 でも一度母親になってしまえば、これまでもこれからもその事実からは逃れられず、つまりその気持ちを一生抱えていかなければならないのかもしれない。 作中でインタビューを受けた母親たちも述べていたことだが、それを認めることはある種のスタートでもあり、そこから考えていけること、歩んでいける先があるのだとわかって、初めて自分を認めてあげることができるような気がした。誰よりも自分自身が、「母親」というペルソナの呪縛に囚われていたのだと思う。 本作が出版され、母親のこうした後悔が広く知られていくことには、大きな意義があると信じたい。少なくとも「母性」なんていうあやふやなものよりも、現実の問題として理解され受け入れられていってほしいと強く願う。

    6
    投稿日: 2024.12.05
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    世の中には母になったことを後悔している人がいる。ただ決して子どもを産まない方が良かったと言っているのではない。必ずしも母親が母性があると思わないこと、世の中にはさまざまな価値観があるということ、価値観の正しさではなく否定しないことを学びました。

    1
    投稿日: 2024.12.01