
総合評価
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powered by ブクログ気持ちの良い話しではない。一人の女性の一生か半生を他人の視点を元に描いていて読み応えはある。読み応えでも・・ないか、人生を描いてる割には重くもない。終始、客観的なのだ。千春もやや子も、そして通り過ぎていった方々も。星々たちというタイトルの意味は分からなかった。
0投稿日: 2025.06.23
powered by ブクログ昭和から平成。 咲子 千春 やや子 最後の章がこの物語を語るのか、いや、そうではないのか。 登場人物の生きてきた道のりが、幸せが少ない。人生なんてそんなものかも知れない。 寒い北海道の地にあって、それは温もりが増すことはなくとにかく底冷えするような物語。 だからこそ一気に読んでしまった
13投稿日: 2024.12.30
powered by ブクログ連作短篇集9篇 母、娘3代にわたる物語。咲子の男運のなさ、千春の欠けた心と母への思慕、やや子のまっすぐな逞しさが出会う人たちと混ざり合う。最後の方の案山子の章で物語の二重構造に驚くが、登場人物がそれぞれ自分らしく生きたことが嬉しい。
1投稿日: 2024.12.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
予備知識なく読み始めて、あ、これ連作短編集だ、と気づいたときのお得感。 1話目で祖父母に預けられたまま母親と離れて暮らす、中学生の千春が登場する。いつまで経っても恋を追い求める母親から放っておかれた娘は、どんな大人になるのか。 読み進めても一向に感情を見せない千春。ただ、千春にかかわった人々は静かながら自分の来し方行く末をしっかりと見定める。 最後のやや子の話がいい。昭彦の目に「ふるふると涙が溢れ」るシーンが印象的だ。
0投稿日: 2024.12.08
powered by ブクログすごくリアルだったし、なんだか人生を追体験しているようで胸が苦しくなった。でも最後はこんなしんどい中でも救われるような作品だった。とても内容が濃く、印象深い作品。
0投稿日: 2024.12.05
powered by ブクログシングルマザーの娘として、自らも北海道内を放浪する主人公の孤独と愛と、そのまた娘が成人するまでの苦労を描く。そういう話ってあるのよ、と昔から聞くような内容ですが、最後まで読みましょう。
13投稿日: 2024.10.26
