
お飾り妻アナベルの趣味三昧な日常 ~初夜の前に愛することはないって言われた? “前”なだけマシじゃない!~
重原水鳥、岡谷/KADOKAWA
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総合評価
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powered by ブクログ守りたいものがあるから、理不尽な扱いに抗議することができないアナベル。誰にも相談できない状況が続くのが辛くなってくる。そんな中で芸術鑑賞に出会えたのは本当によかった。その趣味のお陰で、自分を顧みない、それどころか傷つけることしかしない夫のことを思い出すことも少なくなったし。夫とその愛人が後悔することはあるのかな?と思ったけれど、正直その2人の未来にあまり興味が持てなかった。そんなことより、否定され続けて、自分に価値がないと思い込んでいるように見えるアナベルが、少しずつでも自信を取り戻せるといいな。味方になってくれる人たちに出会えたのは、アナベル本人に魅力があったからだと思うから。
0投稿日: 2025.05.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「君を愛することはない!」からの溺愛やざまぁではなく、言うならばスローライフ。ちょっと新鮮です。 舞台はファンタジー要素のあまりない中世ヨーロッパ風世界。幸せな結婚だと信じていたら、お飾り妻にされてしまった貴族の若奥様が主人公。傷心から徐々に立ち直り有閑マダムな暮らしを満喫するようになり……という展開であまり悲壮感が漂わないところも読み心地が良い。 原作第二章を途中まで読了。続きが楽しみ。
0投稿日: 2024.10.03
