
京に鬼の棲む里ありて(新潮文庫)
花房観音/新潮社
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総合評価
(3件)3.7
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powered by ブクログ3.9 官能小説につられて読んだが、歴史小説として面白い。村上春樹もそうだが、文体のリズムが読んでいて気持ちいい。才能ある作家だと思う。いろいろ読んでみたい。書きたいことがはっきりしてるんだろうな。
0投稿日: 2025.07.02
powered by ブクログ京都を舞台にした時代短編集 6編ある中で最も印象的だったのは「母たちの大奥」 それぞれ味わい深い作品でした。さすが、花房ワールド。
10投稿日: 2024.09.27
powered by ブクログいつものような直接的な表現はなく、カバーをよく見たら「時代小説」との事だった。ならば物足りないのかと言われると全くそんな事はなし。 基本短編集は軽い感じがしてあまり好きではないのですが、本書は一編一編どれもページ数以上の内容で、描かれている時代に共にいるような感覚になり、こういう花房ワールドもありだなぁと思いました。 京都という魅力的な土地に花房さん特有の女の情念、そして、すんなり終わらない展開など、とても面白く読めました。
5投稿日: 2024.09.01
