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アレルギー―私たちの体は世界の激変についていけない
アレルギー―私たちの体は世界の激変についていけない
テリーサ・マクフェイル、坪子理美/東洋経済新報社
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総合評価

6件)
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    「何もわからない」が、どうも悪そう/良さそうなことはちょっとわかる気がする 今後の知見の進展への期待と環境悪化の絶望感がチキンレース

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    投稿日: 2025.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    子供が生まれたので知っておいていた方がいいと思い購入。 花粉症があったりFODMAP参考にしたりしながら漠然と過ごしていたけれど、きちんとアレルギーについて調べたこともなかったので、この本を読むことで基本的なことがわかるのがありがたかったです。 アレルギーのことを調べつくして、エビデンスベースのコミュニティを作った人が子供にスニッカーズ食べさせてるのは笑ったw

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    投稿日: 2025.07.19
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    私たちの体は世界の激変についていけない。増え続ける花粉症、小麦アレルギー、アトピー、喘息…。2030年には2人に1人が患者!犬や猫が人間に対してアレルギーを起こす/アレルギー患者がかかりにくい「がん」がある/ダニに咬まれて肉アレルギーになることがある。気鋭の医療人類学者だから書けたアレルギー研究の最前線。(e-hon)

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    投稿日: 2025.07.08
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    アレルギーに対する理解が深まった。アレルギーといっても人それぞれ様々に症例があり、発症する仕掛けも1つではなく、1人1人にカスタマイズされた病気というイメージをもった。 なぜ近代になってアレルギーが増えたかというと、腸内細菌などとの関わりが、共生細菌が対応できない加工品…人口的な添加物などで変わってきているのが一因、というところがとても納得感があった。ふと自分の周りを見渡すと、食べるものも肌に触れるものも自然のものはほとんどない事実に気付かされた。もちろん、それが原因と著者が断定しているわけではない。 きっと著者は誠実な人なのだろう。それゆえか、断定を避ける注釈が多く、また過去の誤りだと判明している事実も丁寧に並べていたりして、結局どこが言いたいことなのか分かりづらいところが多々あり少し読みづらかった。 とはいえ読んで有益な本であった。

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    投稿日: 2025.01.08
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    アレルギー研究の最先端をまとめたサイエンスドキュメンタリー。当初はアレルギーについて知りたいと思って読み始めたが、結果として「これでアレルギーを解決できる」という言説は全て科学的裏付けが薄いのだということがわかった

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    投稿日: 2024.12.22
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    投稿日: 2024.09.27