
総合評価
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powered by ブクログ清々しい読了感を得られた!「真」心のある「言」葉を用いる裁判官「真言」(主人公名)の物語。短編集やけど、令和の多様な社会課題も扱われた長編小説としても読める。連ドラにもなりそうな予感。
4投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ3.5 社会問題をテーマにされていて面白かった。 特殊詐欺グループに関する裁判 少年犯罪に関する裁判 生成AIに関する裁判 不法滞在に関する裁判などなど 主人公は任官3年目の判事補 日向由衣 嘘が見抜けると噂される裁判官 紀伊真言 紀伊の洞察力が凄すぎる
0投稿日: 2025.09.04
powered by ブクログ読了、79点 裁判所の女性判事補が主人公で主に先輩判事の裁判を傍聴しながらその裁判で隠された謎が解き明かされるのを眺める形式の連作ミステリ。 良かった点 ・著者が弁護士ということで裁判の進行や関連する諸問題(無国籍問題や未成年犯罪など)が取り上げられており、加えてその描写が非常にわかりやすかった点 ・5編収録の短編で語られる事件に少しずつ繋がりがあり興味を以て読み進めることができる 悪かった点というか物足りなかった点として、 ・ミステリとしてのもう一捻り、二捻り欲しい ・せっかく傾向の違う先輩判事が二人いるのに一方しか判事役として描写されないこと 物足りない点は読んだ感想として確かに物足りないのですが、なら上記が解消されるような構成になると今度は良かった点が消えてしまいそうとも思うので正直悩ましいところ。 シリーズものとして続編が出れば読みたいかもとは思いました。
2投稿日: 2025.07.20
powered by ブクログ面白いな〜 毎度のことながら、見過ごされている様々な社会問題をテーマにしているのにめちゃくちゃ読みやすい
0投稿日: 2025.07.01
powered by ブクログ由衣と紀伊のやりとり、最初はハラハラしたけど、だんだんとお互いを認め合う関係性になっていくの良かった。 「嘘が見抜ける」裁判官、いてほしいね。
2投稿日: 2025.06.27
powered by ブクログ新米判事補目線で先輩が法廷で嘘を見破る方法を見極める短編集。ほとんど読んだことが無いシチュエーションのストーリーであったが、法廷を知らない人でも楽しめる読み易い作品だった。判事がクセ強系だと、竹野内豊さんのイチケイのカラスを少し思い出した。
0投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日向由衣は裁判官に任官して三年目。 念願がかなって志波地方裁判所の刑事部に配属された。 しかし、異動が決まった直後から、直近の先輩となる紀伊真言(まこと)裁判官にまつわるさまざまな噂が耳に入っていた。 しかも、そのほとんどが悪評である。 紀伊は、理系大学院出身の変わり種だが、プログラムを組むように淡々と裁判を進め、バグを処理するように有罪判決を宣告する、と言われている。 そしてもう一つの噂として、紀伊は「被告人の嘘が見抜ける」というのだ。 裁判所という場で、こんな非科学的な噂がどこから生まれてくるのか。 また志波地裁に赴任した由衣は、上司となる阿古部長から一つの課題を出されていた。 「紀伊真言が嘘を見抜けるか見抜け」 赴任したばかりの判事補には仕事がない。 それならば紀伊の裁判を傍聴して部長の〝課題〟に答えるしかない。 かくして由衣は紀伊が訴訟指揮をする、窃盗事件の第一回公判に臨む――。 志波市内で連続して起こる特殊詐欺事件、一見して無関係の事実を結び付けて新たな事実をあぶり出す裁判官、新任判事補の成長……裁判所の「中の人」から犯罪はどう見えているのか? (アマゾンより引用)
0投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログ[こんな人におすすめ] *「法廷遊戯」を読んで五十嵐律人さんの作風を知ったつもりになっている人 たしかに「法廷遊戯」は映画化もされた有名な小説ですが、それだけ読んで五十嵐さんとさよならするなんてもったいないです。 新作を読むたびに「この文章が好き」「この展開についてじっくり考えたい」と感じる部分が増えていき、こちらの想定を超えてきます。読まないなんてもったいない。
4投稿日: 2025.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
判事補(裁判官の新人)として赴任した主人公が上司である紀伊が担当する事件を傍聴席から見学し、「紀伊が嘘を見抜けるかどうか」を見抜こうとするオムニバス形式の作品。 紀伊の機械的な質問とその裏に隠された心温まるような物語が対照的で心惹かれた。
0投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログ久々のがっつり法廷ものでした。 法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)において、検察官と弁護士はそれぞれ公益と依頼人の利益を守るのが仕事なので、そのためには都合の悪い事実をあえて明らかにしない(隠蔽する、と言ってしまうと語弊があるので)こともあるかと思うのですが、裁判官はそれらを見抜いて事実を明らかにし、法と自身の良心に従って判断を下すのが仕事なわけですから、そりゃすべてを疑ってかかっていてもおかしくはないなと思いました。
6投稿日: 2025.04.22
powered by ブクログ新任判事補と癖が強い裁判官が特殊詐欺事件に挑むリーガルミステリー。闇バイト、特殊詐欺、不法滞在、無戸籍などよくニュースやドラマのテーマになっている社会問題についての法的解釈なども描かれ興味深く、面白かった。この2人のコンビの物語、また続いてほしいなあ。
1投稿日: 2025.04.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【収録作品】 噓か真言か 喰うか騙るか 一か罰か 夢か現実か 幸か不幸か 窃盗、特殊詐欺、司法取引、無戸籍、AI使用の是非、著作権侵害、不法滞在、と現代の社会問題を取りあげている。裁判所というところは、裁判官を一人遊ばせておく余裕があるのか(上司たちも定時で帰っているというし、そんな暇な裁判所があるのか?)という語り手の存在意義に目をつぶれば、ありそうな話で興味深い。
4投稿日: 2025.03.15
powered by ブクログ少し変わったキレもの裁判官。 キャラ設定としては好みでございます。 検察、弁護士、裁判官、変わり者だけどキレもの、が許される職業だと思っています。 冷徹なようだが、実は全然そうではなく、犯人への思いやりが詰まっている、なんだあなたやるじゃない、っていう雰囲気の作品でした 2025.2.28 45
8投稿日: 2025.02.28
powered by ブクログ表紙含め、登場人物のキャラ設定もエンタメ風に持っていってるが、それが勿体ないほどの法廷劇5編。流石弁護士資格を持っている著者だからこその着眼点で、事件のウラを調書と証拠物件から炙り出していく様は、極上の謎解きを見ているよう。個人的にはもっと重厚な味わいで書いてほしかった。
0投稿日: 2025.02.12
powered by ブクログ地方裁判所に着任した新米判事補が、切れ者だが悪評も高い先輩判事の「嘘を見抜ける」という秘密に迫る。 闇バイト・特殊詐欺の事件を主軸として、戸籍の売買や「離婚後300日問題」、特定技能制度とオーバーステイ、「AIに仕事を奪われてしまうのか」、「chatGPTと著作権」など直近の社会課題・関心を事件に絡めた、裁判所を舞台にした法律論と感情論が織り成す法廷ミステリー。 扱っている内容が興味深く、うまく事件に絡められており、またそれらが鮮やかに解決される内容はとても楽しめた。法廷で裁判が繰り広げられる物語だが堅苦しくなく、法律や法的思考はキャラクターたちによって噛み砕いて解説されている。 著者の五十嵐律人さんの作品は、社会問題や司法の課題に対して作中のキャラクターに言及させているシーンが多々あるので、諸問題に関心が高く、また、危機感も感じているのかなと感じる。
28投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログ嘘が見抜けるかどうかを気にしているけど、特殊能力ってわけでもなさそうだし、それほど重要視しなくても良さそう。(結果的に見抜いてはいるけれど。)シリーズが続くなら何か明らかになっていくなかな。
1投稿日: 2024.12.16
powered by ブクログ志波地裁に赴任した新米判事補・由衣は、先輩判事である紀伊が嘘を見抜けるのかを見抜くよう課題を出される。切れ者で人間味が足りないように思える紀伊。彼はいったいどのように関係者の嘘を見抜き、判決を下すのか。特殊詐欺グループの事件を中心に、さまざまな社会的事件の裏側をも描く連作リーガルミステリです。 「キカイ」とも称される紀伊と、やる気に溢れながらも仕事を与えられない由衣のやりとりがなかなかに楽しいです。いや、楽しいなんて言うと気の毒かも。まあ由衣もそんなことでめげるほどやわじゃないし、これからの彼女の活躍には期待できそうですが。いいコンビになりそうかも。 扱われる事件も現代の世相を反映しているというか、現実にある問題が多いです。無関係な者にはあまり認識されていないけれど、当事者にとっては深刻な問題の数々、そしてそこに絡む特殊詐欺。紀伊はあまり人情的という印象がないのですが、しかし公平で公正な見方ができているように思え、結果としてベストな解決にたどり着けるのかも。 お気に入りは「一か罰か」。執行官による明け渡し断行に同行し、事件に遭遇してしまった由衣。まさかそこにこのような事件が隠されていただなんて……! これは関連性がわかっていない状態で情報を見たって、なかなか気づけそうにありません。紀伊の凄さがとんでもないと実感させられる物語でした。
2投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログ※ 任官3年めの新任裁判官が、先輩裁判官の 嘘を見抜く目を見定めて法廷に立つまでの 成長物語。 一つひとつの事件はバラバラで繋がりなんて 感じさせないが、裁判が進んでいく過程で 徐々に繋がりがみえてきくる。 何がきっかけでそれぞれの事件が発生し どう関わっているのか、紐解いていく 過程が読んでいて楽しい。 事件が 特殊詐欺に少しずつ絡んだ事件が、次々に 裁判にかけられる。
10投稿日: 2024.11.23
powered by ブクログ面白かった。読了感もさわやか〜。登場人物がみんな個性的で続編に期待してしまう。弁護士とか裁判官がAIに変わって人がいらなくなるというニュースを見たことがあるが、そういう事態を忌避するのではなく、柔軟に受け入れようとする紀伊の姿勢は見習いたい。
15投稿日: 2024.11.16
powered by ブクログ裁判官モノだから堅苦しいかなと覚悟して読んだけれど、適所で適当な説明がされていて意外とスラスラ読めた。 裁判官の判決は、人の人生を大きく左右するから、紀伊さんのように最適な判断が出来る裁判官ばかりであれば良いなぁと思った。
2投稿日: 2024.11.13
powered by ブクログ裁判官を中心に据えて、久しぶりにどストレートな法律ものだった 部長の好々爺ぶりを表すエピソードがもう少しあると、より好み
0投稿日: 2024.11.11
powered by ブクログいずれもタイムリーな事件を素材に。ただ種明かしがクドクド長すぎるのと専門的すぎて理解が追いつかない部分も。情が感じられた後半は良かった。「裁判は嘘を見抜くための手続き」「裁判では少なくない人間が一世一代の嘘を貫き通そうとする。罪を軽くするため。誰かを守るため。恥を晒さないため」弁護士だからこその記述多々あり楽しめた。
3投稿日: 2024.11.11
powered by ブクログテンポよく読めた 1つのテーマを中心に関わった方の 心情、背景が書かれているが このくらいのやり取りが自分には合っていて よかった
17投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログ任官3年目の新人判事補と「嘘を見抜ける」と噂の先輩裁判官。先輩裁判官の裁判を傍聴しながら成長していく5話短編。大規模な特殊詐欺グループが少しづつ関係しながら、不法滞在や無戸籍問題、生成AIを使った著作権法違反など現代ならではの犯罪を扱っていく。どれもコンパクトにまとまって面白かった。リーガル小説は好きだし、裁判官目線で展開していくのも、また趣があってよかった。
1投稿日: 2024.11.01
powered by ブクログ連作短篇5篇 法廷もの。任官3年目の新米裁判官の成長物語。キカイと言われている紀伊真言葉裁判官の論理的思考、裁判の進め方がクール。
1投稿日: 2024.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
裁判官側からの視点で淡々と進むイメージでした。連作短編で詐欺集団が繋がっていますが、結局大元を壊滅できたとかではないようで。 シリーズ化されそうな気もします。やっと新米(3年目)裁判官が事件に関われそうですし。
3投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログ噓を見破れると言われる裁判官と、本当に噓を見破れるのかを検証する新米判事補 特殊詐欺を軸に短編が繰り広げられます。 わかりやすく読みやすいですが、五十嵐さんの長編そろそろ読みたいなぁー
7投稿日: 2024.10.16
powered by ブクログ法律用語が難しかったが、話自体はテンポよく進んでいくので読みやすかった。 短編集なのだが、最初の特殊詐欺事件がどの話にも関係しているのが面白かった。 任官3年目で希望が叶って刑事部に異動した主人公の由衣。一癖も二癖もある先輩紀伊と部長の阿古と関わりの中で判事補として成長していく。 最後ようやく紀伊に認められた由衣。今後の成長も見てみたいので続編に期待。
9投稿日: 2024.10.16
powered by ブクログ五十嵐さんのリーガルミステリーシリーズの中でも、本作は割とライトかつ安楽椅子探偵っぽさがある作品だったかなと思います。 本作の構成としては、連作短編で主人公は判事の補佐をする判事補。その判事補がキレ物の先輩判事とともに、いろいろな裁判を担当するというお話。 これまでの五十嵐さんといえば、学園リーガルミステリーの印象が強かっただけに本作の判事という主人公設定は、リーガルミステリーど真ん中の設定だったのかなと思います。しかし五十嵐さんのリーガル系は割とライトな作風なので、そこまで堅苦しい感じはないのですが、個人的には少し物足りなかったかなという印象でした。
52投稿日: 2024.10.13
powered by ブクログとある事件がきっかけで裁判官を目指した由衣。やっとの思いで刑事部へ異動したが、そこで出会った「嘘が見抜ける」裁判官・紀伊との相性は最悪で… 感情で動く由衣と理系の紀伊。正反対の2人だけど、回を重ねる毎に少しだけ変化していった気がします。 テンポよく読めて読みやすかったです。続編希望です。
5投稿日: 2024.10.10
powered by ブクログ勉強になる! 裁判官という職務の現実と難しさをエンタメたっぷりに描いた法廷ミステリー #嘘か真言か ■あらすじ 志波地方裁判所の判事補の日向由衣、念願の刑事裁判に着任し、新たな人生をスタートを切る。同地裁の裁判官、紀伊真言は人のウソを見抜いてしまうという噂があった。日々刑事事件の裁判を扱っていく中、由衣は一人前の刑事裁判官になることができるのか… ■きっと読みたくなるレビュー 裁判官からの目線で綴る法廷ミステリー、全5編の連作短編集です。弁護士でもある五十嵐先生の作品、今回も法律をベースにしたミステリーを堪能させていただきました。 これまで法廷ミステリーは数あれど、裁判官を主眼にした作品は初めてでしたね。弁護士や検察官からの目線だとストーリーが想像できるんですが、双方のバランスをとる裁判官だとどういう筋立てのお話になるのか楽しみだったんです。 これが上手く書かれてるんですよ~、さすがですね。各章の初めに事件のとっかかりを語り、その後はすべて裁判所内で物語が進行する。裁判をとおして少しずつ事件の裏側が見えてくるんですが、これが想像以上に深くて読み応えがあるんすよ。 裁判って一般人には縁遠い世界だし、どんなものか垣間見たいという欲求もあって、思った以上に読んでて楽しい。登場人物もひとりひとり愛着があるし、想像以上にエンタメまとまってます。 生成AI、不法滞在外国人、古くなった法律問題など、扱われるテーマが今の法律界隈で課題になっているものばかり。また全話通じて特殊詐欺という流行犯罪をベースに書かれているから、連作集としても面白いんです。法律という難しい題材なんですが、切り取ってる部分が現代的なので、興味関心を持たずにはいられないんですよね~ しかしどの事件も優しくない社会の隙間からこぼれ落ちた人たちの苦悩が染み出ていて、読むのがつらい… 裁判官という仕事はしんどそうだなぁ。自身の心情をゼロにして、他人の人生を決めなきゃいけない。それでも機械のような四角四面な判断では真の意味で人を救うことができないし、裁く人のほうが苦悩が多そうでした… 新しい知識や社会課題を学べる一冊、これからの展開も気になる作品でした! ■ぜっさん推しポイント 今日のお昼のニュースで、カンボジアで特殊詐欺グループが逮捕されたという報道をみました。いつまでたっても根絶されない特殊詐欺、本書に書かれているような様々な犯罪スキームがあるんでしょうね。 詐欺に加担するのはダメってことくらい誰でもわかるんですが、その背景には様々な事情がある。そして騙された人は、さらに不幸になるという負のスパイラルになってしまう。 この社会問題を解決するためにはどうすればよいのか?自分に関係ないと思わず、我々ひとりひとりが「考える」ということが重要なんでしょう。
95投稿日: 2024.10.03
powered by ブクログ裁判官の紀伊真言が如何にして被告人の嘘を暴いていくのかを、判事補の日向由衣が紀伊の裁判を通じて紀伊の謎を探っていく。 特殊詐欺絡みの事件を5話の小説に通底させながら、それぞれの被告に隠された事情を僅かな調書から紀伊が解く様は、裁判所という審判の場における「正義」を具現するようで心強く好ましい。 日向結衣が幼いのはご愛嬌か…。
2投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログ作者の作品の感想を書くたびにどうしても同じ言葉からスタートしてしまう。「多才」。これもまたこれまでの作品とは全く違う角度から法廷作品を作り上げた。紀伊さんのファンになってしまうわ。これまでの作品にも登場したようなちょっとうざい女性キャラの由衣が主人公だが、この連作ではそのうざさがワリと早く解消されて好感を覚えた。続編を読みたい作品
2投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログ主人公の日向由衣は任官3年目の判事補。裁判官としての研鑽を積むため特例判事補である紀伊真言(きいまこと)が「嘘を見抜けるかを見抜け」と指示されてしまう…。紀伊の裁判を傍聴して、紀伊が被告人の嘘を見抜き事件の裏側に隠されていた真相まで裁判の中で明らかにしていくのを肌で感じ取る由衣。紀伊の裁判での有り様は素人からすると異端にも思えるが法律の範囲内の事らしい。5話収録の連作短編集。全話通して特殊詐欺グループ事件が絡んでいて危機感を覚えたし考えさせられるエピソードもあった。
2投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログこの作家の小説は法律用語が飛び交って、作品に同化できなるなる傾向にある。ただし、この作品は読みやすい。現在の特殊詐欺事案も踏まえながら、新米判事の立場で読み進めることができる。 短編集でありながら、裁判官の目利きに焦点を当てた珠玉の作品だと思った。
2投稿日: 2024.09.05
powered by ブクログ感想 他人の嘘が見える。どれだけ楽でどれだけ辛いことか。けれども人間はそんなふうにできていない。だから証拠を集め、論理を駆使する。
1投稿日: 2024.08.28
powered by ブクログ【裁判所の「中の人」から犯罪はどう見えているのか?】新任判事補と癖が強すぎる裁判官が、市内で起こる特殊詐欺事件に挑む。現代の姿を「司法」であぶりだす社会派リーガルミステリー。
1投稿日: 2024.07.08
